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 4月に入って、日曜日の午後からのNHK-FM放送は「サンデークラシックワイド」として新装開店。
 今日の放送は、飯森範親さん指揮による、東フィルさんのベートーヴェン・プログラムということで聴いてみました。

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サンデークラシックワイド
  -シンフォニーコンサート-

ベートーヴェン作曲:「“エグモント”序曲 作品84」
ベートーヴェン作曲:
 「ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調 作品73“皇帝”」
 ピアノ:迫昭嘉
ベートーヴェン作曲:「交響曲 第3番 変ホ長調 作品55“英雄”」
モーツァルト作曲:「“セレナード ト長調 K.525”から 第1楽章」
 管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
 指揮:飯森範親
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 ベトベンさんのプログラムは3曲とも名曲中の名曲。
 そして大好きな曲が揃っていて、とても嬉しい日曜の午後のひと時でした♪

 まずは、「エグモント序曲」
 前半のどっしりとした重厚さも、後半のロックのごとくテンション高くぶっ飛ばす感じも、その対比も大好きです♪
 飯森さんの指揮で聴く「エグモント」は、とても丁寧に演奏しているなぁ、という印象を受けました。しっとりすぎず、飛ばしすぎず、程よくバランスを保ったオトナな演奏、といいますか。テンションは高いんですけど、はしゃぎすぎない感じだなぁ、と思いました。

 続きましては、「皇帝」
 CMなどでかいつまんで聴くことは多いのですが、通して聴くのは久しぶりです。
 第1楽章の、煌びやかなピアノの音色。
 それを支えるオーケストラ。
 豪華絢爛なシェーンブルン宮殿の光景が音で浮かび上がるという感じです♪
 迫さんのピアノは、一つ一つの音がキラキラと輝くようで、「皇帝」という曲にピッタリだなぁ、と感じました。
 ゆったりとして美しい第2楽章は、毎週日曜日の朝に放送されている某音楽番組を見ていると必ず目にするCMでBGMとして使用されている、アレです(笑)
 今更ながら改めて、そういえばあのCMのBGMって「皇帝」の第2楽章だったんだよなぁ、と気づくという(苦笑) それくらい久しぶりに聴いた、ってことですね。
 そっと静かに優しく囁きかけるようなメロディ。
 力強さが際立つことが多いのですが、こういう繊細なメロディも書く方なんですよね、ベートーヴェンさんって。
 思わずしんみりと聴き入ってしまいました。
 そんな第2楽章から続いて、弾けるような第3楽章。
 華やかな舞踏会のように音が踊っているようで、ステキでした♪

 協奏曲の後は、交響曲。
 「皇帝」に続いて「英雄」です。
 変ホ長調というのは明るくて華やかな印象を受けるためでしょうか。皇帝とか英雄とか、偉大なことを成し遂げる人物をモチーフにした曲に使われやすい調性なんだなぁ、と常々思います。
 で、その「英雄」
 ベートーヴェンさんがナポレオンにドン引きしはった、という誰かさんが語ったエピソードはさておいて(笑)

 「エグモント」も「皇帝」も落ち着いたテンポで振っておられた飯森さん。
 「英雄」も、少しゆっくりめのテンポでした。
 第1楽章は繰り返しアリでの演奏。最近はアップテンポで聴くことが多かったので、余計にそう感じたのかもしれませんが、飯森さん×東フィルさんのこの演奏は力強さと華やかさの中に、エレガントさが加わっているように感じました。
 葬送行進曲と言われる第2楽章も、ゆったりとした落ち着いたテンポでした。ハ長調に転じる部分は堂々たる典雅な響きだなぁ、と。
 私の泣きポイントであるフーガの部分も重厚さがたまらない、グッとくる演奏でした。演奏の合間に飯森さんのお声が聞こえてきました
 ジョージ・セルさんも、金聖響さんもそうでしたが、飯森さんも例外ではなかったようです。あそこは振っている指揮者さんも気が入ってしまうのですね。私があそこで決まって泣いてしまうのは、曲そのものに加えて指揮者さんや演奏している皆さんの気や想いをキャッチしてしまうからかもしれません。
 どっしりとしたテンポ、重厚な音色。
 短調と長調の対比、フォルテの後にやってくるピアノの静けさ。
 好き嫌いメーターが「大好き♪」へと大きく振れる演奏でございました。
 堪能させていただきました(^^)

 第3楽章は、コース料理でちょっと重い料理を食べた後にシャーベットで口直しをする感じ、と言いましょうか。
 ホルンパートのソリの部分もサラッとリズミカルに流す感じでした。
 第3楽章からはほぼノンストップで第4楽章「プロメテウス変奏曲」(←勝手に命名;)に突入です。
 最近は変奏曲ごとにテンポを変える演奏もよく聴きますが、飯森さんは一定のテンポを保っておられました。細かい部分でアッチェレランドしたり、ちょっと緩めたり…と揺らす部分はもちろんあったんですけどね。
 第1楽章のエレガントな感じはここでも健在でして、ブラボー♪でございました。

 アンコールはモーツァルトさん。アイネクの第1楽章でした。
 こちらはちょっとテンポ速めで、東フィルさんの弦の美しさを堪能させていただきました♪

 ちなみに、今日の放送。
 この後の時間はチョン・ミョンフンさん指揮によるメシアンが流れたのですが。。。
 凄い曲だし面白いなぁとは思うのですが、不協和音の応酬はちょっとツライものがあります。
 現代音楽系はまだニガテなようです(大汗;)
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結月秋絵

Author:結月秋絵
ようこそお越し下さいました(礼)
音楽の原点はG-CLEF。
好きな指揮者は金聖響さん、佐渡裕さん、下野竜也さん。
好きなヴァイオリニストは落合徹也さん、古澤巌さん、神奈川フィルのソロ・コンマス石田泰尚さん。
好きなピアニストは榊原大さん。
好きなチェリストは柏木広樹さん、ヨーヨー・マさん。
などなど、挙げ始めるときりが無いです(笑)
ピアノ、パーカッション(吹奏楽部にて)、ヴァイオリンの楽器経験があります。
ちなみに、この写真は倉敷市民会館のステージにて。中学時代の定位置(=鍵盤楽器系パーカッション)からの隠し撮りです(爆)

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