2017 / 08
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 左手の薬指が動きません(涙)

 連日の練習で、疲れが出てきているせいもあると思うのですけれど、どうも左手の薬指だけ、動きが悪いんですよね。
 特に、16分音符でスラーのついている音階やフレーズは、薬指で押さえるべき音だけ、微妙に早かったり遅かったり……と、タイミングが合わないんですね。小指や中指につられてしまっているワケです。
 はて、どうしてだろう?

 考えようとして、すぐに気がつきました。
 当たり前なんですよね、人間の体がそうできているのですから(苦笑)
 理由を話せば、マーラーやブルックナーの交響曲並みに長くなるので、割愛しますけど……。薬指には、その指だけを動かす筋肉が存在しないことが主な原因ではないかなぁ、と考えます。

 ここで、ちょっとした実験です。気が向いたらやってみて下さいませ。
 まず、両手の掌を向かい合わせにします。
 親指、人差し指、薬指、小指の指先をくっつけます。
 中指は、第2関節で折り曲げて、背中同士でくっつけます。
 これで、準備は完了。
 実験開始です。
 まず、他の指はそのままで、くっつけている親指同士を離してみてください。
 離れますね?
 同じように、人差し指や小指もやってみましょう。きっと、簡単に離れるはずです。
 じゃぁ、最後に薬指。やってみましょう。
 ………
 薬指だけを動かそうとすると、きっと小指や中指がつられそうになるはずです。私は、そうなります。まぁ、中には動かせる方もおられるようなのですけれど、大半の方は動かせないのではないか、と。

 全身の関節を動かす筋肉は、随意筋、つまり自分の意思で動かせる筋肉です。
 「動け」と思ったら動かせるはずなのに、動かない。
 つまり、親指・人差し指・小指は個々に動かせるような筋肉が存在するけれど、薬指はそれだけを動かすことができないような仕組みになっている、というわけなんです。
 ってなことを、一瞬で思い出して、すぐに合点がいったわけです。
 が、それで納得しているようでは、曲は弾けません。構造上そうなっているのは仕方ないにしても、訓練して、中指や小指につられないように動かせるようにならなければならないワケです。
 これはもう、練習あるのみだなぁ、と。
 頑張ろう、とまたまた、何度目になるかわからないんですが、自分に言い聞かせました。

 で、何をそんなに苦労しているかと言えば、ベト7です。
 第4楽章で出てくる16分音符の嵐の中で、あるんですねぇ、所々スラーになっているフレーズ。それが、きっちり等分した16分音符にならない、という(苦笑)
 その原因が、薬指だったというわけです。
 つくづく、プロの方々はとんでもなく凄いことをやっているんだなぁ、と。これまた、何度目になるかわかりませんが、改めて感心してしまいました。

 とまぁ、ベト7には大変苦労しております。
 指回らないし、弓ついていかないし、テンポ速いし、楽器鳴らないし(←これはまぁ、サイレント楽器を使っているので当たり前なんですが;)
 プライベートでの出来事も重なって、ちょっと気持ちがささくれ立っておりました。
 そんな今朝。
 車で通勤する途中、ずーっとエンドレスでかけっ放しにしているCD、聖響さん×OEKさんによる「運命」とベト7を自分でCD-Rに焼いたものなのですが、5番が終わって、7番に変わりました。
 今、一番苦労している曲です。
 強いアタックで最初の音が鳴って。
 高揚する気分を表すような上行音階が続いていきます。
 で、フォルティッシモが決まった後の、上行音階を聴いた時に、強烈に感じたんですね。
 ああ、なんて綺麗なんだろう、と。
 そう思ったら、涙が出てきました。
 あそこができないとか、ここができないとか。そんなことにこだわったり、自分の未熟さに苛立ったりしてる場合じゃないだろう、と(苦笑)
 ベートーヴェンさんはこんな綺麗な曲を書いているんだから。その一部になれるだけでも、幸せじゃないか。綺麗な曲を綺麗に聞かせられるように努力する、それだけじゃないか、と。
 朝の通勤ラッシュの中で、車を運転しながら泣くアホな女が約1名いたわけです(笑)

 音楽が好き。
 ベートーヴェンが大好き。
 この曲、好きやろ?
 それでええやんか。

 と、どこかで聞いたような声とお言葉が、ちょっと修正されて曲の向こうから聞こえたような気が致しました。
 ホントに、軽く落ち込んでいた気持ちを一気に浮上させてしまうなんて、もう何度目になるのでしょう(笑)
 やるだけのことをやって、ダメだったら仕方ない。でも、やるだけのことは、ちゃんとやらなきゃね、と思い直して、また楽器を構えて楽譜と向き合いました。
 今日から3月。
 本番まで、練習できるのは10日。
 落ち込んだり、立ち直ったり…と何度繰り返すのやら(苦笑)
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結月秋絵

Author:結月秋絵
ようこそお越し下さいました(礼)
音楽の原点はG-CLEF。
好きな指揮者は金聖響さん、佐渡裕さん、下野竜也さん。
好きなヴァイオリニストは落合徹也さん、古澤巌さん、神奈川フィルのソロ・コンマス石田泰尚さん。
好きなピアニストは榊原大さん。
好きなチェリストは柏木広樹さん、ヨーヨー・マさん。
などなど、挙げ始めるときりが無いです(笑)
ピアノ、パーカッション(吹奏楽部にて)、ヴァイオリンの楽器経験があります。
ちなみに、この写真は倉敷市民会館のステージにて。中学時代の定位置(=鍵盤楽器系パーカッション)からの隠し撮りです(爆)

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