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 ルド様、ありえへん。

 この10日間、いや、正確には音楽祭企画への出演を決めて、先取りして市販のミニスコアを読み始めてから、約ひと月。
 この言葉を、もう何度呟いたことでしょう。

 速いテンポに。
 詰め込まれた音符に。
 弦を1つまたいで飛んでいく音に。
 未熟であるが故に、とても指と弓が追いつかない私は、ついつい楽譜に向かって呟いてしまいます。

 ルド様、ありえへん。

 今日もまた、呟いてしまいました。
 交響曲第5番がそれなりに弾けるようになってきたので、昨日から第7番の譜読みを始めました。
 曲を聴いている限り、とても難しそうに聞こえる第4楽章。
 ……あれ? 初見なのに、最後までスムーズに音が拾えるよ?
 すごく弾きやすく書いてあるよ?
 第2ヴァイオリンの見せ場に命かければ、OKかも。
 スケルツォの第3楽章。
 2つのブロックを行ったり来たりする上に、音も詰まっていないので、これも難しくない。
 不滅のアレグレット、第2楽章。
 ……いけるじゃん。

 が、この曲で最も大変なのは、しょっぱなの第1楽章でした。

 冒頭のPoco sostenutoはまだ良いのです。その壮大さに比例するように、テンポもゆっくりなので。
 が、問題はその後。Vivaceでテンポが上がってからです。
 楽譜に書かれているテンポは、付点四分音符=104。1分間に104回叩く、というテンポで8分の6拍子。1小節2拍振りです。

 ……ムリです(号泣)

 プロでさえも、その速さで演奏することはないんじゃないか、と正直思うくらい、速いです。電車で言えば、新幹線クラスの速さです。
 死ぬほど聴いている、金聖響さん指揮&OEKさんによる7番も、かなりテンポ速いですけれど。それでも、まだ楽譜に書かれているテンポより、若干遅めです。

 付点四分音符=52くらいのテンポなら、まだ何とかなるかしら?と思ったのですが、やはりそう甘くはないようです。
 私、こんなにリズム感悪かったかしら?と思ってしまいましたです。
 当たり前ですが、片手に1本ずつのスティックを持ってリズムを叩くのと、ヴァイオリンの弓でリズムを刻むのとでは、全然勝手が違います。頭の中ではきっちりリズムが取れていても、手がついてこないのです。
 今日は、曲を練習するというよりも、ひたすらメトロノームをカチカチ言わせながらのリズム練習と、音階練習でした。
 ヴァイオリンなのに、打楽器のごときリズム部隊です。
 さすがは、ワーグナーが「舞踏の聖化」と呼び、リストが「リズムの神化」と言った、という交響曲です。

 ベートーヴェンの交響曲第7番の第1楽章。
 エネルギーの塊が音となって、畳み掛けるように、息をつく暇もなく次々と押し寄せてくるような、パワー溢れる曲だなぁ、と常々思うのですけれど。
 自分の演奏が、少しでもそれに迫ることができたら、幸せだと思います。
 にしましても。
 2月5日放送分の「題名のない音楽会21」で、この曲を取り上げた金聖響さんが
「ベートーヴェンってすごいキッツイこと書いてるあるんですよね」
 と、1小節クレッシェンドを差して仰っていましたけれど。
 ホントにキツイです(涙)
 でもファンとしては、そのキツさを身をもって実感できることもまた、幸せだったりするのですが(笑)
 この番組で、彼が第1ヴァイオリンさんに「もうちょっと我慢して…」と指示しておられた、ランパティンティティラ~♪の部分。第2ヴァイオリン以下、本当に忙しいです(苦笑)

 練習初日なので、上手く弾けるはずがないのですが、それでも。
 根を上げてしまいたくなるほど、私にとっては超難関です。
 楽譜から、ベートーヴェンさんに「自分に挑むなんて100年早い!」と言われているような心地でした。
 私、本当にこの曲を弾けるようになるのかしら?と、これまた何度目になるかわからない不安に襲われました。
 聴くのは快速テンポの「新進気鋭版」が好みですが、演奏するのは「往年の巨匠版」でお願いします、と心底思います(笑)

 はぁ、でも。
 第5番も、いつも詰まっていたところがスムーズに弾けるようになっていたり。(音程はまだ怪しいですが;)
 指が届かなかった音が、ピタッと決まるようになっていたり。
 と、上達の兆しが見えているので。
 頑張ろう、と改めて自分に言い聞かせました。

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結月秋絵

Author:結月秋絵
ようこそお越し下さいました(礼)
音楽の原点はG-CLEF。
好きな指揮者は金聖響さん、佐渡裕さん、下野竜也さん。
好きなヴァイオリニストは落合徹也さん、古澤巌さん、神奈川フィルのソロ・コンマス石田泰尚さん。
好きなピアニストは榊原大さん。
好きなチェリストは柏木広樹さん、ヨーヨー・マさん。
などなど、挙げ始めるときりが無いです(笑)
ピアノ、パーカッション(吹奏楽部にて)、ヴァイオリンの楽器経験があります。
ちなみに、この写真は倉敷市民会館のステージにて。中学時代の定位置(=鍵盤楽器系パーカッション)からの隠し撮りです(爆)

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