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 今夜のNHK-FMベストオブクラシックは、寺神戸亮さん(Vin)とヴォデニチャロフさん(フォルテピアノ)のデュオ・リサイタルでした。
 番組HPによれば、曲目は以下の通りです。

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- 寺神戸亮&ヴォデニチャロフ デュオ・リサイタル -

「バイオリンとピアノのためのソナチネ 第1番 ニ長調
                D.384」シューベルト作曲
「バイオリン・ソナタ 第9番 イ長調 作品47
             “クロイツェル”」ベートーベン作曲
「バイオリン・ソナタ 第10番 ト長調 作品96」
                      ベートーベン作曲
「“バイオリンとピアノのためのソナチネ 第3番 ト短調
  D.408”から 第3楽章 メヌエット」シューベルト作曲

 バイオリン:寺神戸亮
 フォルテピアノ:ボヤン・ヴォデニチャロフ
  ~東京・浜離宮朝日ホールで収録~

「“無伴奏バイオリン・ソナタ 第1番 ト短調
     BWV1001”から 第3楽章“シチリアーナ”」
                         バッハ作曲
 バイオリン:寺神戸亮

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 番組の解説によれば、寺神戸さんは、ピリオド楽器アンサンブルのコンサートマスターを務めている方なのだそうです。
 寺神戸さんが使用していたのは、18世紀に作られたオリジナル楽器。ヴォデニチャロフさんが使用しているのも、‘ピアノ’ではなく‘フォルテピアノ’。
 古楽器での演奏だからでしょうか。
 ピッチも低めで、柔らかく、少しこもったような音に聴こえました。

 21世紀の今を生きる私には、18世紀。ベートーヴェンさんが生きておられた頃の音、というのは当然ながら聴くことはできません。
 でも、こうして古楽器の演奏を聴くと、彼が生きていた頃は、これに近い音を人々は聴いていたんだろうなぁ、と。耳が聞こえなくなってからの、ベートーヴェンさんの頭の中で鳴り響いていたであろう音は、こんな音だったのかなぁ、と。200年以上前の時代へと思いを馳せてしまいます。

 そうして聴いてみると、CDやリサイタルなどで聴き慣れているはずの「クロイツェル・ソナタ」も何やら違った雰囲気で聴こえてきます。
 特にフォルテピアノが速い動きになる辺りなど、ちょっと調律の狂った古いピアノがガンガン鳴っているように聴こえます。そしてヴァイオリンは、高い音が上がりきらずに“頑張って鳴ってます~!”というように聴こえます。高音の“頑張って鳴っている”感じが、とても愛しいです♪
 その、どこか“古臭い”響きがじわーっと心に沁みてきて。高めのピッチで、明るく華やかに鳴り響くベートーヴェンもいいけれど。何となく温かみのあるこんな音もいいなぁ、と思いながら楽しみました。

 オリジナル楽器による演奏というのは、十数年前から興味を持っていまして。
 地元で開催される倉敷音楽祭で、古楽器によるバッハやテレマンといったバロック音楽のコンサートが開かれると、せっせと足を運びました。
 フルートやクラリネットは文字通り“木管楽器”で、ヴァイオリンもヴィオラもチェロも、とても柔らかくてまろやかな響きで。いつも聴いている音とは違う音色に、心地よさを感じると同時に。昔の人たちは、こんな感じの響きや音色で音楽を楽しんでいたんだろうなぁ、と思いを馳せるのが好きでした。
 歴史好き&音楽好きが、こういうところで結びついていたのかもしれません(笑)。
 クラシック好きな、少し年齢層の高い方々に囲まれて、古楽器のコンサートを聴く高校or大学生でした(笑)。

 モダン楽器によるピリオド・アプローチを実践しておられる某指揮者様に強く心惹かれたのも。古楽器の響きや、オリジナルにより近い音色に興味を持っていたことが、理由の一つだったのかも。
 なんてことを、今日の放送を聴きながら思ってしまいました。
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結月秋絵

Author:結月秋絵
ようこそお越し下さいました(礼)
音楽の原点はG-CLEF。
好きな指揮者は金聖響さん、佐渡裕さん、下野竜也さん。
好きなヴァイオリニストは落合徹也さん、古澤巌さん、神奈川フィルのソロ・コンマス石田泰尚さん。
好きなピアニストは榊原大さん。
好きなチェリストは柏木広樹さん、ヨーヨー・マさん。
などなど、挙げ始めるときりが無いです(笑)
ピアノ、パーカッション(吹奏楽部にて)、ヴァイオリンの楽器経験があります。
ちなみに、この写真は倉敷市民会館のステージにて。中学時代の定位置(=鍵盤楽器系パーカッション)からの隠し撮りです(爆)

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