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 お正月と言えば、ウィーン・フィルのニューイヤー・コンサート♪
 毎年、これを聴かねば年が明けた、という気が致しません。
 今年はマリス・ヤンソンスさん指揮ということで、どんな曲目が飛び出すのか、どんなコンサートになるのか、と楽しみにしておりました。

 番組HPによれば、今年の曲目は、以下の通りです。

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- ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
    ニューイヤー・コンサート 2006  -
[ 第1部 ]
行進曲「狙いをつけろ」 作品478 ( ヨハン・シュトラウス作曲 )
ワルツ「春の声」 作品410 ( ヨハン・シュトラウス作曲 )
ポルカ「外交官」 作品448 ( ヨハン・シュトラウス作曲 )
ポルカ「ことづて」 作品240 ( ヨーゼフ・シュトラウス作曲 )
ポルカ「女性賛美」 作品315 ( ヨハン・シュトラウス作曲 )
ワルツ「芸術家の生活」作品316 ( ヨハン・シュトラウス作曲 )
ポルカ「憂いもなく」 作品271 ( ヨーゼフ・シュトラウス作曲 )
 
[ 第2部 ]
喜歌劇「ジプシー男爵」 から 入場行進曲 ( ヨハン・シュトラウス作曲 )
歌劇「フィガロの結婚」 序曲 ( モーツァルト作曲 )
ワルツ「モーツァルト党」 作品196 ( ヨーゼフ・ランナー作曲 )
ギャロップ「愛のたより」 ( ヨハン・シュトラウス作曲 )
新ピチカート・ポルカ 作品449 ( ヨハン・シュトラウス作曲 )
芸術家のカドリーユ 作品201 ( ヨハン・シュトラウス作曲 )
スペイン行進曲 作品433 ( ヨハン・シュトラウス作曲 )
ワルツ「親しい仲」作品367 ( ヨハン・シュトラウス作曲 )
ポルカ「クラップフェンの森で」 作品336 ( ヨハン・シュトラウス作曲 )
狂乱のポルカ 作品260 ( ヨハン・シュトラウス作曲 )
ポルカ「電話」 作品165 ( エドゥアルト・シュトラウス作曲 )
入り江のワルツ 作品411 ( ヨハン・シュトラウス作曲 )
ポルカ「ハンガリー万歳」 作品332 ( ヨハン・シュトラウス作曲 )

[ アンコール ]
山賊のギャロップ 作品378 ( ヨハン・シュトラウス作曲 )
ワルツ「美しく青きドナウ」 作品314 ( ヨハン・シュトラウス作曲 )
ラデツキー行進曲 作品228 ( ヨハン・シュトラウス父 作曲 )

管弦楽 : ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指 揮 : マリス・ヤンソンス

[ 2006年1月1日, ウィーン楽友協会大ホール ]

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 今年のラインナップ。なかなか心憎い、と申しましょうか。一ひねり、二ひねりほどしたようなプログラムだなぁ、とニヤリとしてしまいました。

 冒頭から、行進曲「狙いをつけろ」。タイトルがいいですよね。新年の念頭標語とか、目標を決めて、それに向けて突っ走れ!という感じで。
 その行進曲以降は、第1部はポルカとワルツのオンパレード。ポルカにしても、ワルツにしても。拍の間の微妙にして絶妙な間は、やはりウィーンフィル独特のリズム感なのかなぁ、と。聴きながら毎年思います。

 第1部は、まぁ無難にワルツやポルカを……といった感じでしたが、第2部は面白い曲が満載で楽しかったです。
 2006年はモールァルト生誕250年ということで、今年は特別にモーツァルトの曲がニューイヤーのプログラムに入っていたようです。
 その曲が「フィガロの結婚 序曲」。
 クルクル回るような曲は、新年のお祭り騒ぎに相応しいような気がしました。
 そんな「フィガロ」の後に持ってくる曲が「モーツァルト党」。心憎い演出でございます。曲名は「モーツァルト党」なのに、冒頭に出てくるのがメンデルスゾーン作曲の「結婚行進曲」。聴きながら思わず、テレビに向かって「なんでやねん!?」と裏手で突っ込み入れたくなったのは、私だけでございましょうか(笑)。この曲、メンデルスゾーンに始まって、パガニーニとかモーツァルトとか。いろいろな作曲家の有名なメロディが入れ替わり立ち代り、時には交互に出てきたり……と、まるでクラシックのオムニバス盤を凝縮したような印象を受けました。そんなバラエティとユーモアに満ちた曲の締めくくりは、ベートーヴェンの「トルコ行進曲」。曲名は「モーツァルト党ですよね?」と、最後の最後まで突っ込み入れたくなりました(笑)。

 個人的に面白いなぁ、と思ったのは。打楽器さんが大活躍な曲です。やはり、三つ子の魂百まで。パーカッショニストとしての血が騒ぐようです(笑)。
 ポルカ「クラップフェンの森で」は、水鳥の音を2~3種類吹き分けて、打楽器さんが頑張っておられて(サンバホイッスルとか、水鳥の笛とか。そういうのも、打楽器に含まれるのです)。曲が終わったら、打楽器さんに拍手、でした。

 演出で楽しませて下さったのが、ポルカ「電話」。
 曲の途中で電話の着信音が鳴って。曲の最後でも、客席で携帯が鳴ったのか、と一瞬思ってしまうような着信音が鳴りました。おや?という顔をして、ポケットを探ったのは、指揮台におられるマリス・ヤンソンスさん。少し照れくさそうに携帯電話を取り出して、プチッと着信を切っておられたのが、微笑ましかったです。
 そういう演出を見せられると、思い出してしまうのは。去年の11月。ハイドン作曲の交響曲「告別」で、楽しい演出を施し、嬉々としてステージから去って行かれた金聖響さんです(笑)。もし、彼がこの曲を振ったら、堂々と悪戯するんじゃないかなぁ、と。ついつい思ってしまいました(笑)。

 NHK音楽祭2005では堂々たるベートーヴェンを聴かせて下さったマリス・ヤンソンスさん。このニューイヤー・コンサートでは指揮台の上でとても楽しそうに振っておられたのが、とても印象的でした。演奏しているオーケストラも、指揮者も。聴いている観客も、テレビの前にいる私も。皆楽しくお祭り騒ぎ♪といった雰囲気は大好きです。

 アンコールで演奏されるのは、「美しく青きドナウ」と「ラデツキー行進曲」。
 これを聴くと、「ああ、新しい1年が始まるんだ」という気持ちになります。
 今年の初コンサートは、1月8日。金聖響さん指揮によるブラームス&ドヴォルザークです。「新世界より」です。
 今年もたくさんいい音楽を聴いて、いっぱい楽しんで、感動して。幸せな1年でありますように。
 そして、素晴らしい演奏を届けて下さる、大好きな音楽家の皆さんが、充実したステキな1年を送って下さいますように。
 一人でも多くの方に、この幸せが伝わるといいなぁ、なんてことを思う、今年のニューイヤー・コンサートでした。
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結月秋絵

Author:結月秋絵
ようこそお越し下さいました(礼)
音楽の原点はG-CLEF。
好きな指揮者は金聖響さん、佐渡裕さん、下野竜也さん。
好きなヴァイオリニストは落合徹也さん、古澤巌さん、神奈川フィルのソロ・コンマス石田泰尚さん。
好きなピアニストは榊原大さん。
好きなチェリストは柏木広樹さん、ヨーヨー・マさん。
などなど、挙げ始めるときりが無いです(笑)
ピアノ、パーカッション(吹奏楽部にて)、ヴァイオリンの楽器経験があります。
ちなみに、この写真は倉敷市民会館のステージにて。中学時代の定位置(=鍵盤楽器系パーカッション)からの隠し撮りです(爆)

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