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 今夜NHK-FMで放送された「ベストオブクラシック」は、ウォルフガング・サヴァリッシュ指揮によるウィーン交響楽団の演奏会でした。
 解説は、“のだめ”ファンには“もぎぎ”の愛称で親しまれているN響のオーボエ首席奏者、茂木大輔さん。ということで、解説込みで楽しませていただきました♪
 番組HPによれば、本日の演目は以下の通りです。

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 -ウィーンの演奏会から-(2)
▽ウォルフガング・サヴァリッシュ指揮
                ウィーン交響楽団演奏会

チャイコフスキー作曲:「ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調 作品23」
 (ピアノ)ルドルフ・ブフビンダー
ベートーヴェン作曲:「交響曲 第7番 イ長調 作品92」

  ~オーストリア・ウィーン楽友協会で収録~
  (オーストリア放送協会提供)

ヨハン・シュトラウス作曲:「ワルツ“春の声”」
 (管弦楽)ウィーン交響楽団
 (指揮)ウォルフガング・サヴァリッシュ
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 まずは、おチャイコさんのピアノ協奏曲から。
 壮麗な出だしから始まって、ブフビンダーさんのキラキラと輝くようなピアノが入ってきて、最初から思わず歓声を上げてしまいました。オーケストラの響きもとても豊かで、ステキです。
 にしても、10年ほど前。
 ワハハ本舗さんによる「赤塚不二夫合唱団」を拝見し、この曲も取り上げられていて、それを聴いてからというもの。この曲の出だしが「ホエホエホエホエー♪ ベシッ!」と聴こえてしまうのは、きっと気のせいです(笑)
 第1楽章からとても充実した演奏で、終わり方も華やかなので、ついつい拍手してしまいそうになりました。

 フルートによるとても美しいメロディで始まる第2楽章。丁寧に歌い上げるようなピアノと、オーケストラのリリカルな響きにうっとりと聴き入ってしまいました。
 途中で一転して、軽やかでリズミカルになった部分も、オーケストラとピアノがピタリと寄り添って一緒に楽しんでいるように感じました。

 続いて、ピアノのキラキラした音の粒が舞って、オーケストラが踊るような、心沸き立つ第3楽章に突入です。ピアノのメロディに、こんな風にクラリネットやフルートが絡む場面もあったんだなぁ、と今まで聞き流していた部分に新たな発見もありました。
 速めのテンポでノリノリな演奏に、聴きながら体が揺れておりました。

 この曲、全体として壮麗で劇的で美しくて。いつもうっとりと聞き惚れてしまうのですけれど。今日も、ラジオから流れてくる響きに身を任せて、心地よいひと時を過ごさせていただきました♪

 続きますのは、またまたベト7こと、ベートーヴェンの交響曲第7番です。
 もぎぎさんでベト7と言えば、思い出されるのが“のだめ”のCDブックでの解説。出だしのオーボエソロをクリ●タル・キングの「大都会」になぞらえての解説に、大爆笑させていただきました。
 ……が、NHK-FMでそのような解説が聞かれるはずもなく。
 今年11月に来日される予定だったものの、健康上の理由でキャンセルになってしまったサヴァリッシュさんのことや、以前共演した時にこのベト7を演奏したことなど、語っておられました。

 そして、曲ですが……。
 一昨日に聴いたバイエルン放送交響楽団の響きとはまた全然違う、でも素晴らしい響きです。迫力に圧倒されるというよりは、鮮やかさを強く感じて、思わず歓声を上げました。
 本当に、クラシックって面白いです。だって、再現している音は同じなのに、オーケストラや指揮者によって、響きが全然違うんですもの。それを、最初の1音から感じて、歓声になって出てしまいました。
 第1楽章の序奏はかなりテンポを落としていて、堂々と、たっぷりとオーケストラが鳴っている感じでした。
 続くヴィヴァーチェからのテンポが上がる部分は、速すぎず、遅すぎず、といったテンポでした。もちろん、聴き慣れている金聖響さんのテンポと比べたら遅いのですけれど、「重いな」と思わなかったのは、音が全体的に明るい感じだったからかもしれません。

 第2楽章は、若干早めのテンポで、ちょっとあっさりした印象でした。小さい音から始まって、だんだんクレッシェンドしていくという始まり方をするのですが、その音量差がかなりあったように思います。……と言いましても、ラジオでほどほどの音量で聴いているのですが(笑)
 ほどよく理性を保って、感情的になりすぎない葬送風行進曲、という感じでした。

 第3楽章は、プレストということですが、あまり急速ではないテンポでした。最初の部分は、繰り返しなしで先へ進んでいました。
 途中、テンポが緩んだ部分のクラリネットをはじめとする木管楽器のメロディが、とても綺麗で思わずうっとりです。でもその後の、音量が上がった部分の突き抜ける感は、一昨日のバイエルン放送交響楽団の方が上かな?と思います。

 第4楽章は、やはりちょっと遅めのテンポでした。もう少し、全体的に暴れてくれた方が好みではありますが、第2楽章同様、ほどよく理性を保ちつつも楽しんでいる、といった感じでした。途中でちょっと、テンポを落として響きを保たせる部分があったように思います。
 スッキリ爽快っ!とまではいかないですが、ちょっとノリノリで気持ちのいい終わり方でございました。

 しかし、こうして3日連続で、それぞれ特色の違うベートーヴェンの7番を聴く機会も、そうないのではないかと思います。
 (実は日曜日の昼間、聖響さんの指揮による7番をCDで聴いていたのです;)
 例えば「青」の色を塗っても、黒っぽい青があったり、鮮やかな原色の青があったり、ちょっと薄めの青があったりすると思うのですけれど。
 それと同じように、各オーケストラの音色の違い、各指揮者の色のつけ方などなど、楽しませていただきました。

 放送時間が余ったから……ということで、ヨハン・シュトラウスのワルツ「春の声」も聞かせていただいたのですけれど。
 ベートーヴェンを聴いて「鮮やかな感じだなぁ」と思ったのと同様、華やかで明るくて色鮮やかな演奏で、楽しかったです。
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結月秋絵

Author:結月秋絵
ようこそお越し下さいました(礼)
音楽の原点はG-CLEF。
好きな指揮者は金聖響さん、佐渡裕さん、下野竜也さん。
好きなヴァイオリニストは落合徹也さん、古澤巌さん、神奈川フィルのソロ・コンマス石田泰尚さん。
好きなピアニストは榊原大さん。
好きなチェリストは柏木広樹さん、ヨーヨー・マさん。
などなど、挙げ始めるときりが無いです(笑)
ピアノ、パーカッション(吹奏楽部にて)、ヴァイオリンの楽器経験があります。
ちなみに、この写真は倉敷市民会館のステージにて。中学時代の定位置(=鍵盤楽器系パーカッション)からの隠し撮りです(爆)

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