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 今年は、生で第九を聴く機会に恵まれなかったのですけれど。
 せめて、音だけでも聴いて、ちょこっと年末気分を味わおうかなぁ、ということで、今夜はNHK-BS2で放送されたN響の「第9演奏会」を聴きました。
 番組のHPによれば、本日のソリスト陣は以下の通りです。

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 -N響“第9”演奏会-
ベートーヴェン作曲
「交響曲 第9番 ニ短調 作品125“合唱つき”」
 (ソプラノ)森麻季
 (メゾ・ソプラノ)シャルロット・ヘルカント
 (テノール)ミカ・ポホヨネン
 (バリトン)セルゲイ・レイフェルクス
 (合唱)二期会合唱団
 (管弦楽)NHK交響楽団
 (指揮)ウラディーミル・アシュケナージ
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 第1楽章。ピアニッシモで、ホルンのロングトーンと、第2ヴァイオリンとチェロのトレモロで始まって、次第に楽器が増えて、動きが増えて音が厚くなっていく様子は、さながら暗闇に弱い光が差し込んできて、次第に明るくなっていくようなイメージがわきます。今日の演奏では、特にそれを強く感じました。

 続く第2楽章。速いテンポで、軽快で激しい感じがたまりませんです。
 今日の演奏では、第1楽章で闇の中に光が差し始めたものの、まだ闇が強くて、光と闇がせめぎ合っているようなイメージがありました。
 激しくて荒々しい冒頭部分は闇を。途中で木管楽器やホルンで演奏される「レーーミーファ#ーーソラソ・ソ・ファ#・ファ・#ミ・レー…♪」の部分が光をイメージさせてくれました。
 この日のN響オーボエ首席は、茂木大輔さんだったようでして。茂木さんのソロも、ステキでした。

 第2楽章の後で、4人のソリストがステージに登場して、第3楽章へ。
 Adagio molto e cantabile。
 ゆったりとしたテンポで、歌い上げる冒頭部分がとても美しかったです。続いてちょっとだけテンポを上げて、転調するAndante moderato。ヴィオラと第2ヴァイオリンの響きがとても綺麗で、うっとりしながら聴き入ってしまいます。
 そして、8分の12拍子になってからの、ヴァイオリンの16分音符でしなやかなメロディが、これまた美しい♪ まさに、清らかな光が闇を払うようなイメージです。
 いつも、第2楽章は好き好き~♪状態で聴くのですけれど、今日はこの第3楽章に強く惹かれてしまいました。ティンパニ以外の全ての楽器がフォルテで鳴った後で訪れる一瞬の静寂も、とても心地よかったです。

 そんな心地よい第3楽章が終わって、息をつく間もなく、すぐに第4楽章へ勢いよく突入です。Prestoという速度指定がありますが、かなりテンポ速かったです。
 チェロとコントラバスが大活躍する最初の辺り、重厚な響きと迫力に心打たれました。
 そして、低音から始まって次第に盛り上がっていく歓喜の主題。弦楽器を伴奏に従えて、高らかに歌い上げる管楽器のメロディに、聴いている気持ちまで引っ張り上げられそうな気がしました。
 オーケストラだけの演奏が終わると、いよいよ合唱の登場です。
 ソプラノソロの森麻季さんの声がとても綺麗で清らかで、聴き入ってしまいました。裾の長い、ヒラヒラな白いドレスもとてもステキです♪
 また、合唱も4声のうちどこか一つのパートが突出するわけでなく、全体的にとてもいいバランスで満遍なく聴こえてくるように思いました。
 330小節目の「vor Gott」のフォルティシモの部分でのティンパニは……、一人だけデクレッシェンドしておりました。
 その後、拍子が変わって音量が落ちて、また盛り上がっていく部分のピッコロが、とても攻撃的な音だったのがちょっと……という感じで少しいただけなかったです。Allegro assai vivaceで8分の6拍子ということですが、ほどほどに速いテンポでして、「うわ、テンポ速っ!」というほどではありませんでした。こうして聴いてみると、『この胸いっぱいの愛を』のサントラでちょこっとだけ聴いた、金聖響さん指揮の第九は、やっぱりアップテンポなのだなぁ、と別のところに意識を飛ばしてしまう、という(笑)。
 最後はもう、行け行け突っ走れーーーっ!という感じで、突き抜けてしまうようなスッキリ爽快感がありました。思わず、終わった瞬間にテレビの前で「ブラボー!」です♪

 生で聴いていたら、さぞかし気持ちよかったことでございましょう。
 なかなか拍手が止まなかったのも納得な、いい第九を聴かせていただきました♪
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結月秋絵

Author:結月秋絵
ようこそお越し下さいました(礼)
音楽の原点はG-CLEF。
好きな指揮者は金聖響さん、佐渡裕さん、下野竜也さん。
好きなヴァイオリニストは落合徹也さん、古澤巌さん、神奈川フィルのソロ・コンマス石田泰尚さん。
好きなピアニストは榊原大さん。
好きなチェリストは柏木広樹さん、ヨーヨー・マさん。
などなど、挙げ始めるときりが無いです(笑)
ピアノ、パーカッション(吹奏楽部にて)、ヴァイオリンの楽器経験があります。
ちなみに、この写真は倉敷市民会館のステージにて。中学時代の定位置(=鍵盤楽器系パーカッション)からの隠し撮りです(爆)

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