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 今夜は、NHK-FMで放送された、ベストオブクラシックを聴きました。
 夏に鹿児島で行われた、第26回霧島国際音楽祭で収録された、室内楽コンサートでした。
 番組HPによれば、本日の放送内容は以下の通りでした。

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ベストオブクラシック
  -第26回霧島国際音楽祭-

ヴィニャフスキ作曲:「華麗なポロネーズ 第1番 ニ長調 作品4」
ヴィニャフスキ作曲:「華麗なポロネーズ 第2番 イ長調 作品21」
 (バイオリン)藤原 浜雄
 (ピアノ)小森谷裕子

ショパン作曲:「チェロ・ソナタ ト短調 作品65」
 (チェロ)堤   剛
 (ピアノ)練木 繁夫

ショスタコーヴィチ作曲:「ビオラ・ソナタ ハ長調 作品147」
 (ビオラ)店村 眞積
 (ピアノ)迫  昭嘉

ボロディン作曲:
「“弦楽四重奏曲 第2番 ニ長調”から 第3楽章“ノクターン”」
 (バイオリン)藤原 浜雄
    〃   鈴木理恵子
 (ビオラ)馬渕 昌子
 (チェロ)パク・キュンゴク
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 この室内楽コンサートのテーマは、サンクトペテルブルクとワルシャワ、という二つの街だったそうです。その二つの街をテーマに、それぞれに縁のある作曲家の曲を……ということでございましょうか。

 ヴィニャフスキ作曲作曲の「華麗なポロネーズ 第2番 イ長調」から聴いたのですが、明るくて華やかで、ステキな曲だなぁ、と思いました。藤原浜雄さんのヴァイオリンも久しぶりに聴きましたが、伸びやかで透き通った音色だったように思います。

 ショパン作曲のチェロ・ソナタは……まず、ショパンと言えばピアノ曲、という印象が強いためなのか。チェロ・ソナタを遺していたということが、何だか不思議な気持ちが致しました。主役のチェロはもちろんのこと、ピアノも大いに活躍する部分があって、楽しい曲でございました。

 そして、本日のお目当てだったのが、店村眞積さんが演奏する、ショスタコーヴィチのヴィオラ・ソナタです。店村さんのヴィオラが大好きな私としましては、何としても今日の放送は聴きたい!と思っておりました。
 で、ショスタコーヴィチのソナタです。
 番組内で流れた曲紹介によれば、この曲。ショスタコーヴィチの遺作となった曲なのだそうです。
 第1楽章はゆったりとしていて、とても不思議な音が並んでいて。この音からこの音に来たから、次はこの音かな?と思っていたら、意外な音が聴こえてきて、軽く裏切られる。ハ長調、とあるのですけれど……いったい、どこがハ長調なんだろう?と思う、不思議な和声で綴られた曲は、さすがショスタコーヴィチ、といったところなのでしょうか。
 何となくなのですけれど。
 以前聴いたことのあるヴァイオリン・ソナタに似たような印象を受けました。
 第2楽章はテンポが速く、一歩間違えば雑音になってしまうような音も多用して、ヴィオラの美技にたっぷり酔えるように思いました。
 そして、再び遅いテンポで展開される第3楽章。
 カデンツァのような、長いヴィオラ・ソロで、たっぷりと店村さんの音色を堪能することができて、幸せでございました♪
 前に演奏されたヴィニャフスキやショパンと比べてみたら、決して聴きやすい曲ではないと思うのです。このショスタコーヴィチのソナタって。短調か長調かもはっきりしない、不思議な感じの曲なので。
 でも、何だか病みつきになってしまいそうな、クセになってしまいそうな味わいがあったように思います。

 ヴァイオリンほど明るく衝きぬける音ではなく、チェロほど甘さと深みがあるわけでなく。
 程よく張りがあって、深みがあって、甘さもあるのだけれどほろ苦さがあるような。
 私的に、ヴィオラは酸いも甘いもかみ分けて、いいバランス感を身につけた、包容力のあるオトナのオジサマ、というイメージがあります。恐らく、店村さんの音に影響されてのことではないか、とショスタコーヴィチのソナタを聴きながら思いました。
 ここ数年、彼の音に生で触れる機会がないのですけれど。
 またいつか、ホールでじっくり味わいたいなぁ、と思います。

 最後に聴いたボロディン作曲の弦楽四重奏曲 第2番の第3楽章“ノクターン”は……これ、かなり有名な曲でございますね。はっきりと「これがボロディンの弦楽四重奏曲で…」と意識せず、今までに何度か聴いたことがあるように思いました。
 美しいメロディに、4人の奏者たちの澄んだ音色に、吸い込まれるように聴いてしまいました。とても清々しく、心地よくて。ちょっと体調を崩し気味で、不定愁訴な気分が軽くなるような、気持ちのいい曲でした。
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結月秋絵

Author:結月秋絵
ようこそお越し下さいました(礼)
音楽の原点はG-CLEF。
好きな指揮者は金聖響さん、佐渡裕さん、下野竜也さん。
好きなヴァイオリニストは落合徹也さん、古澤巌さん、神奈川フィルのソロ・コンマス石田泰尚さん。
好きなピアニストは榊原大さん。
好きなチェリストは柏木広樹さん、ヨーヨー・マさん。
などなど、挙げ始めるときりが無いです(笑)
ピアノ、パーカッション(吹奏楽部にて)、ヴァイオリンの楽器経験があります。
ちなみに、この写真は倉敷市民会館のステージにて。中学時代の定位置(=鍵盤楽器系パーカッション)からの隠し撮りです(爆)

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