2017 / 08
≪ 2017 / 07   - - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 - -  2017 / 09 ≫

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


 今夜のNHK-FM『ベストオブクラシック』は、来日中のリッカルド・ムーティ指揮&ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の日本公演生中継でした。
 番組HPによれば、本日の演目は以下の通りです。

-------------------------------------------------------
- ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団日本公演 -

「“ロザムンデ”序曲」           シューベルト作曲
「交響曲 第35番 ニ長調 K.385“ハフナー”」
                      モーツァルト作曲
「スペイン狂詩曲」               ラヴェル作曲
「バレエ組曲“三角帽子”第2部」        ファリャ作曲

        (管弦楽)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
                (指揮)リッカルド・ムーティ
  ~東京・サントリーホールから中継~
--------------------------------------------------------

 リッカルド・ムーティ指揮&ウィーンフィルといえば、8日は地元岡山で公演がありました。が、チケット代高いなぁ。これだけのお金があったら、他の人のコンサートに何回行けるんだろう?と換算してしまいまして(苦笑) 先行予約の段階でチケットが完売(だったと思います)してしまったこともあって、諦めました。
 でも、今夜こうして、サントリーホールでの公演を中継で聴くことができて、何だかトクした気分です。

 加えて、今夜のゲストがなんと、指揮者の下野竜也さん。お友達の金聖響さんと合わせて、私が今最も注目している指揮者さんでした。ステージに上がる前の心境や、ウィーン留学時代のお話など、普段はあまり聞けない貴重なお話にも、感激しました。

 演奏の方は、自宅でFM放送を聴くと、若干雑音が入ってしまうのですけれど、それでも素晴らしい演奏でした。1曲終わるごとに、一緒に拍手してしまうほど。

 前半では、モーツァルトの交響曲第35番が、特にいいなぁ、と感じました。
 第1楽章は気持ちテンポが速めかなぁ、と思ったのですけれど。冒頭の部分を聴いて、「ああ、こんな曲だったなぁ」と思い出しました。この曲を聴いたのは、何年ぶりでございましょうか(笑)
 全体として、明るく優雅な響きに聞き惚れて。今日1日の疲れを、音楽が吸い取ってくれるような。そんな清々しい気持ちになりました。
 作曲家の青島広志さんが、「モーツァルトは和声の流れがとても自然。自然なことを、当たり前のようにやっていた人なんじゃないか」といったことを、某番組で仰っていたのを聞きましたけれど。こうして、ゆったりと曲に身を任せていると、安心して聴いていられると言いますか。なるほど、確かにとても自然な感じで聴けるなぁ、と納得してしまいました。
 以前、モーツァルトの交響曲を聴くと、必ず寝てしまう。というジンクスが、私の中にはあったのですけれど。その辺りのことが、関係しているのかもしれません。
 ……今夜は、寝ないでちゃんと最後まで聴きました(笑) 第4楽章は細かい動きが多くて、小動物があっちこっちに動き回っているようで、聴いていて楽しかったです。

 後半は、ラヴェルもファリャも、どちらも楽しみにしていた曲です。

 ラヴェルは、先日の大野和士さん&モネ劇場でも思ったのですけれど。聴いていると、中身の見えない、おまけ付きのお菓子を手に取って、「この中には何が入っているんだろう?」と思いながら箱を開けるような。そして箱を開けてみたらとても面白いものが入っていて、次々に開けてみたくなる。そんなワクワク感があるような気がします。
 次にどんな音が鳴るのか、ある程度予測がつくのがモーツァルトだとしたら。ラヴェルは、全く先が読めない作曲家だと思います。
 ……なんてことを書いていて、思い出しました。
 そういえば、9月下旬の大野さん&モネ劇場でも、モーツァルト→ラヴェルの順で曲を聴いたのでした。面白い偶然が重なったものだなぁ、と気づいて、また楽しくなってしまいました(笑)

 ファリャの『三角帽子』は、吹奏楽をやっていた頃からとても好きな曲です。
 というのはですね、この曲。吹奏楽コンクールの自由曲として選ばれることが多いのです。ですので、現役時代は毎年、この曲を演奏する団体がないか。あったら、それを聴けるかどうか、と楽しみにしておりました。残念ながら自分で演奏する機会はありませんでしたが、今でもこの曲を聴くたびに、そうやって楽しみにしていた感覚を思い出します。
 今夜も、聴きながら「ここ好き♪ あそこも好き♪」といった具合で、楽しませていただきました♪
 好きなんですよぉ。カスタネットが連打する所とか、特に。そして、思うのですよ。いいなぁ、私も叩きたい!と(笑) この曲を聴くと、元打楽器奏者としての血が騒ぎます。曲に合わせて身体を揺らしながら、ノリノリで聴いてしまいました。
 あれを生で聴いたら、さぞかし興奮することでございましょう。拍手が鳴り止まないのも、納得です。

 そして、サプライズがアンコールで待っていました。
 私が十数年前に、地元倉敷で、ムーティさんの指揮で聴いた(オケはフィラデルフィア管弦楽団でした)、ヴェルディ作曲の『歌劇 運命の力 序曲』を演奏してくださいました! 冒頭のEの音を聞いた瞬間に、思わず歓声を上げてしまいました。
 今夜の演奏は、CDでよく聴いていてる、ミラノ・スカラ座管弦楽団との演奏と比べると、かなりテンポアップしていました。
 そういえば、今夜のゲスト下野竜也さんは先月、神奈川フィルとの共演でこの『運命の力』を指揮されたんですよね。そういう意味でも、とてもタイムリーで素晴らしい組み合わせでございました♪
 それにしても、この『ウンリキ』
 中学時代、吹奏楽コンクールの自由曲で演奏したのですけれど。こうしてオーケストラの演奏で聴くたびに思うのが。私、あの時によくぞ、あのハープのパートをヴィブラフォンで叩けたなぁ、という(笑) ノーミスで叩けたのは、本番のただ一度きりでございましたが、それもまた、とてもいい思い出です。
 そして聴くたびに、あの金管のコラールの美しさに感動し。実際に演じられるストーリーとは裏腹に、最後はとても爽快感があって、聴いていて気持ちのいい曲だなぁ、と思います。
 最後の最後まで、本当にブラボー!な演奏でした。

 今夜の合言葉は、「燃える男 リッカルド・ムーティ」(by 下野竜也さん)ということで。
 アンコールのヴェルディは、暴れておられたのですね、ムーティさん(笑)
 あの足音らしき音は、やっぱりムーティさんの足音だったのですね、後半(笑)
 生で聴く音には遠く及ばないかもしれませんが、その一部でも味わうことができて、大好きな曲も堪能できて、ゲスト様の楽しいトークも聴くことができて。
 楽しませていただきました。

 ちなみに、今夜のこの演奏会。
 この先、BS2やハイビジョンなどで放送されるようです。
 聞き逃した!と仰る方は、新聞のテレビ欄をチェックしてみてはいかがでしょうか?
スポンサーサイト


この記事へコメントする















結月秋絵

Author:結月秋絵
ようこそお越し下さいました(礼)
音楽の原点はG-CLEF。
好きな指揮者は金聖響さん、佐渡裕さん、下野竜也さん。
好きなヴァイオリニストは落合徹也さん、古澤巌さん、神奈川フィルのソロ・コンマス石田泰尚さん。
好きなピアニストは榊原大さん。
好きなチェリストは柏木広樹さん、ヨーヨー・マさん。
などなど、挙げ始めるときりが無いです(笑)
ピアノ、パーカッション(吹奏楽部にて)、ヴァイオリンの楽器経験があります。
ちなみに、この写真は倉敷市民会館のステージにて。中学時代の定位置(=鍵盤楽器系パーカッション)からの隠し撮りです(爆)

07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。