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 NHK-FM放送の「20世紀の名演奏」にて、ベートーヴェンの交響曲第2番と第8番が放送されるというので、たまには金聖響さん以外の方の演奏で聴いてみよう、みよう。と思いまして。

 朝からベートーヴェンさんです。
 番組欄によりますと、今日の演奏は……

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ベートーヴェン作曲「交響曲 第2番 ニ長調 作品36」
ベートーヴェン作曲「交響曲 第8番 ヘ長調 作品93」
 (管弦楽)NHK交響楽団
 (指揮)ヨーゼフ・カイルベルト

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 残念ながら、第2番の方は途中からになってしまいました。
 そういえば、今日はベートーヴェンさんの28プログラムじゃないか!と気づいてラジオをつけたら、第2楽章の終止音が鳴って、第3楽章に入ってしまったのですね(苦笑)
 ということで、途中から聴きました。

 この第2番と第8番。
 個人的な印象で申し訳ないのですが、それぞれ、後に書かれた第3番《英雄》や第9番《合唱つき》という超有名な交響曲の前ということで、地味な存在ではないかと思うのですね。
 実際、私も今年に入るまでそういう印象を持っておりまして。ベートーヴェンの交響曲は一通り全部聴いているはずなのに、どちらもCDを持っているので聴いているはずなのに、全くといっていいほど記憶に残っていなかったのです。
 で、5月以降。
 金聖響さんのCDやBSで放送された映像で聴いて「こんなステキな曲だったのか!」と目からウロコだったわけなのです。
 彼のおかげで、この2曲。とても好きな交響曲になりました。改めて、感謝です。

 聖響さんの指揮で聴くベートーヴェンは、「楽譜に立ち返れ」ということで、全体的にテンポは速めなのですね。
 ベートーヴェンさんが「このテンポで弾いてね」と楽譜に書いているテンポに、できるだけ近い速さで演奏しているわけです。
 で、その速いテンポで耳がすっかり慣れてしまっているのでしょう。
 第2番の第3楽章はまだそうでもなかったのですが、第4楽章が……。

 お、重い(汗;)
 こんなに重苦しい曲だったか?と思ってしまったのです。
 聖響さんのCDで聴くと、軽やかで可愛らしくて、心弾むような(というか、実際振っているところを見るとかなり弾けておられるようですが/笑)曲なのですけれど。
 今朝聴いた演奏は、まるでお相撲さんが縄跳びをしているような重たさを感じました。

 どちらがいいとか、悪いとか。そういう問題ではなくて。
 指揮者が違うと、書かれている音符は同じで、流れてくるメロディやハーモニーは同じでも、受ける印象が全く違うというのは本当に面白いと思いました。
 だから、余計に深みにはまってしまうんですよねぇ、クラシック道楽って。
 この指揮者はこうだったから、あの指揮者はどうかな?とか。
 この人の音でこの曲を聴いたら、どうなるんだろう?とか。
 そういう興味が尽きなくて、あれもこれも聴いてみたくなるのです。

 そして続く第8番。
 こちらは第1楽章がとても優雅で、と思えば激しくなって、最後は静かに終わる曲です。3拍子が何とも心地よい曲です。
 でも……8月21日のコンサートで、あのトークを聴いてからはやっぱり。
 「ああ、この辺は木管さんキッツイんだろうなぁ」と思ったり、第1楽章のラストは「あ~くたびれた♪」としか聴こえなかったりするワケです(笑) それを思い出して、ついつい「クスッ」となってしまうワケなのです(笑)
 ああもう、どうしてくれよう(笑)

 この第1楽章をはじめ、他の楽章もやはり、全体的にテンポは気持ちゆっくりめだなぁ、と感じました。
 あのテンポでトータル26分強ということは……先週の演奏は、トータル22~3分くらいだった、ということなんでしょうか?
 それでも、聖響さん曰く
「楽譜に書かれている第4楽章のテンポは、さっき演奏したよりまだ速い」
 のだそうで。
 まぁ、ベートーヴェンさんが生きておられた頃の楽器、今で言う古楽器は、今の弦楽器よりも小回りが利いたそうで。だから、彼が振るより更に速いテンポでも対応できたのでは、というのがトークでのお話だったのですけれど。
 それでも「あれより速いの? ありえへん」と思わず呟いてしまったのですが(苦笑)
 今朝、改めて第8番を聴いてみて。
 あの快速テンポより更に速いテンポで、しかも初演のオーケストラは第1ヴァイオリンが16人だった(ということは、定石どおりの編成だと仮定すると、第2ヴァイオリンが14人、ヴィオラが12人、チェロが10人、コントラバスが8人。弦楽器だけで60人という大編成オーケストラっすよ?)、なんてありえへん!
 って、思います。
 先週、そのお話を聞いた時も「ありえへん」と小声で突っ込み入れてしまいましたけど(笑)

 やっぱり、たまに違う方の演奏で聴くと、また違った聴き方ができて面白いなぁ。
 と。
 今年に入って再燃したクラシック熱は、ますます過熱してしまうのでした。

(2005.8.28「べっさつ結月堂」投稿記事より 一部加筆・修正)
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結月秋絵

Author:結月秋絵
ようこそお越し下さいました(礼)
音楽の原点はG-CLEF。
好きな指揮者は金聖響さん、佐渡裕さん、下野竜也さん。
好きなヴァイオリニストは落合徹也さん、古澤巌さん、神奈川フィルのソロ・コンマス石田泰尚さん。
好きなピアニストは榊原大さん。
好きなチェリストは柏木広樹さん、ヨーヨー・マさん。
などなど、挙げ始めるときりが無いです(笑)
ピアノ、パーカッション(吹奏楽部にて)、ヴァイオリンの楽器経験があります。
ちなみに、この写真は倉敷市民会館のステージにて。中学時代の定位置(=鍵盤楽器系パーカッション)からの隠し撮りです(爆)

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