2014/03/20 22:16:44
金聖響さんが神奈川フィルの常任指揮者に就任するということで、就任披露公演を聴きに行ったのが、2009年4月25日。
あれから5年経ち、聖響さんの常任指揮者退任披露公演が開かれるということで、久しぶりに横浜へ駆けつけました。
思えば、就任披露公演も雨。
神奈川フィルの創立40周年記念公演も、雨で傘を持参した記憶があります。
そして退任公演の日も、また雨。
大事なコンサートの時は、必ず雨が降る。
ご自身でもそう仰る通りの「雨男」ぶりを、最後まで発揮してくださったように思います(笑)
今回のこの公演については、いろいろと思うこともあるのですが、それは後でお話しするとして。
ひとまず本題に入ります。
--------------------------------------------
神奈川フィルハーモニー管弦楽団 第297回定期演奏会
藤倉大/アトム
(休憩)
マーラー/交響曲第6番 イ短調「悲劇的」
指揮:金聖響
ソロ・コンサートマスター:石田泰尚
管弦楽:神奈川フィルハーモニー管弦楽団
横浜みなとみらいホール 大ホール 19:00~
--------------------------------------------
2013年度最後の定期演奏会ということで、聖響さんをはじめ、3月末日で退団される方にとって、これが最後の定期演奏会でした。
だからなのか、開演前のロビーコンサートの顔ぶれは。
コンマスの石田さん、ヴィオラの柳瀬さん、トロンボーンの倉田さん。
柳瀬さんと倉田さんは、この日が最後の定期演奏会ということでした。
そのロビーコンサート。
石田さん&柳瀬さんによるモーツァルトの二重奏に始まって、倉田さんの演奏&歌が続きました。
開演前から美しい音楽の数々にテンション上がる♪感じでありました。
ホワイエに集まった方々のアンコールの声に応えてくださったのか?
おもむろに石田さんと柳瀬さんが奏で始めたメロディが。
ミーミーソミー ミレドレドレミー♪
うん? このメロディは?
ファーファーソファー ファミレミレー♪
おおっ、これはやはりっ!!
ソーソソー ソソソドーラァァーーー♪
やっぱりそうだ!
(倉田さん)
しょおおおおぉぉぉぉぉーーーー
しゅううぅぅぅぅぅぅぅーーーー
りぃきいいいいいいいいぃぃぃぃぃぃぃぃぃーーーーーー!!!
キターーーーーーッ!!!!(爆笑)
ご本家であるミゲル君&西川アニキに勝るとも劣らない美声で、見事歌い上げてくださいました(笑)
なお、この後。
もう一度石田さんと柳瀬さんが同じメロディを奏で始めまして。
もう一回クルの?消臭力!?
と思いましたら、今度は。
(倉田さん)
カァァァナァァァ
フィィルゥゥゥゥゥゥゥゥーーーーーーー!!!
そうキましたか(笑)
開演前からブラボォォーーーーッ!!(絶叫)な勢いで、かなりテンション上がりました(笑)
こうして突入した、この日の定期演奏会。
聖響さんは就任披露公演と同じく、燕尾服でのご登場です。
前半はバリバリ現代音楽で藤倉大さん作曲の「アトム」です。
ステージ上には、ズラリと並んだ打楽器群。元打楽器担当としては、これまたかなりテンションが上がります。
2009年に作曲され、下野竜也さん指揮で初演されたこの曲。初演以来、この日が5回目の演奏ということだったのですが……
これだけの楽器を揃えるだけでもかなり大変だと思われ……
曲そのものも、「こんな音の組み合わせがあるんだ!」と感心するほど、初めて聴くような音色が満載。イコール、各パートは特殊奏法が満載。
虫の鳴き声がだんだん広がって、宇宙が広がっていくような。
不協和音なんだけど、どこか調和しているような。
そして、弦楽器も管楽器も打楽器的な要素が多く、オーケストラ曲なのに打楽器アンサンブルを聴いているような感じを受けました。
総合して、面白い曲だな、という印象でした。
休憩を挟んで、後半はマーラーの交響曲第6番。
3年前、東日本大震災の翌日に演奏されたのと、同じ曲です。
その場に居合わせた方も、来られなかった方も。
いろいろな思いが交錯する中で演奏された6番は。
結論を先に申し上げるならば、素晴らしすぎて言葉を失うほどの演奏でした。
激しさと荒々しさと鋭さを内包したような、第1楽章の冒頭。
低音が刻むリズムに乗って奏でられるメロディは、受刑者が刑場へ引かれていくファンファーレのようにも、葬送行進曲のようにも取れて、一気に緊張が高まると同時に引き込まれました。
猛々しく鳴る金管も、本当に見事で。
対照的に優美な第2主題も綺麗で、時々遠くからカウベルの音が聞こえてきて、現実と夢の境目がなくなっていくような感覚でした。
第1楽章、息をするのも忘れるほどに没頭して聴いていました。
続く第2楽章。
あの美しさは、もう反則レベルです。
激しく鋭い第1楽章から一転して、そうでなくても美しいメロディを、これ以上ないほどに美しく歌い上げてくださる神奈川フィルの皆様。
永遠にこの音に包まれていたい、と思うほどの陶酔。
そして夢のような甘美さ。
けれどその奥に漂う不穏な空気。
マーラーが生み出したメロディの美しさを、極限まで再現されていたように感じました。
聖響さんの指揮は、ともすればテンポが速く、歯切れがよく、鋭く……という面が目立ちますが。
緩徐楽章を本当に美しく、うっとりと陶酔するように再現してくださる手腕の素晴らしさに惹かれることが、ここ最近の自分には多いように思います。
そして3年前には、この楽章がこれほどまでに美しいということに。
こんなにも光と救いに満ちていたということに、私は気づけずにいました。
そして第3楽章。
スケルツォということで、コロコロと曲の表情が変わり、テンポも変わる展開。
脈絡がなくて、唐突に訪れる展開を聴いていると、夢を見ているような、現実感が薄れていくような感覚になります。
メルヘン、じゃなくて「メルヒェン」と表記したくなるような、そんな感じ(笑)
遊び心、というのともちょっと違うかな?
でもあんな風にコロコロ変わっていく曲を追いかけていくのは、とても楽しいです。
そんな夢の世界から一気に現実へと引き戻されるような、第4楽章。
第1楽章の振りだしに戻ったような、厳しい現実を突きつけられるような心地になって、また引き込まれます。
逃げ出したいけれど、目を背けたいけれど、何度も何度も突きつけられる厳しい現実、避けられない試練。
それを象徴するかのような、圧倒的な音量でフルで鳴るオーケストラと共に振り下ろされるハンマーの重厚な音。
長い長い楽章の中で、ただただ、目の前で展開される音楽に没頭していました。
そして、死を意味するような音と共に曲が終わりを告げた後に訪れた、長い沈黙。
指揮者も、オーケストラも、観客も。
誰一人動かない、というか動けないでいたあの時間。
3年前は、圧倒的な絶望を絵に描いたような。
「未曽有の災害」とか「壊滅」とか。
ただの文字列ではなくて、現実に起きたものとして目の当たりにし、犠牲者が刻々と増えていく中、一人でも多くの方に助かってほしいという祈り、亡くなられた方への追悼と鎮魂の祈りなど、いろいろな思いが去来して涙が止まらない時間でしたが。
今回の演奏もまた、その時のことも思い出しつつ。
あの時ほどの絶望感はないけれど、息もできないほどの緊張に包まれた静寂でした。
長い静寂の後、ようやく動いた聖響さん。
そして沸き起こった拍手とブラボーの声。
そこまで全部含めて、GM6でした。
拍手しながら、もう手が震えてて。
涙が溢れてきて、号泣モード。でも嗚咽は何とかこらえました。
それほどまでに緊張して、集中して聴いていたんだと思います。
このGM6。
ステージの反響板の扉が開いて、袖からカウベルの音が聞こえてくる=打楽器奏者が途中でステージから袖へ移動する、とか。
各パートの首席奏者による見事なソロが聴ける、とか。
ホルンやクラリネットがここぞ!という時に一斉にベルアップ!とか。
ティンパニも2セット用意されていて、ここぞ!という時にはWティンパニでガツン!と一発、とか。
第4楽章では、平尾さんが大きく振りかぶって一気にハンマーを振り下ろす、とか。
視覚的にも見どころ満載、聴覚的にも大満足♪な曲です。
そういう理由もあって、聖響さんの指揮でもマーラーはP席に座らない(注:ザ・シンフォニーホールを除いて/苦笑)主義なのですが。
ステージのみならず、時には客席まで。
ホール内をフル活用して音楽を奏でるマーラーの交響曲を満喫しました。
音がやんでからの静寂が明けてからは熱狂的な拍手が続き、カテコで何度もステージに呼び戻された聖響さんだったのですが。
途中、コンマスの石田さんが突然席を立って、舞台の袖にスタスタと歩いて行かれました。
これは、もしや……?でも、まさか?
と思っていましたら、石田さんが大きな花束とマイクを持って再びステージへ。
聖響さんに花束贈呈&握手、そしてマイクを手渡して一言ご挨拶を…と相成りました。
常任指揮者就任コンサートの場にも、今回の退任コンサートにも居合わせた者としましては。
聖響さんも石田さんも、どちらも好きなファンとしましては。
その光景は本当に感無量と言いますか、あの場にいて良かった、と思いました。
開演前のロビーコンサートも。
定期演奏会の、凄すぎて言葉も出ないほどの素晴らしい演奏も。
カテコでの光景も、その後ホワイエで行われた乾杯式も。
全部ひっくるめて、あれほどの演奏会にしてくださった金聖響さんと神奈川フィルの皆様に、心からお礼申し上げます。
あれから5年経ち、聖響さんの常任指揮者退任披露公演が開かれるということで、久しぶりに横浜へ駆けつけました。
思えば、就任披露公演も雨。
神奈川フィルの創立40周年記念公演も、雨で傘を持参した記憶があります。
そして退任公演の日も、また雨。
大事なコンサートの時は、必ず雨が降る。
ご自身でもそう仰る通りの「雨男」ぶりを、最後まで発揮してくださったように思います(笑)
今回のこの公演については、いろいろと思うこともあるのですが、それは後でお話しするとして。
ひとまず本題に入ります。
--------------------------------------------
神奈川フィルハーモニー管弦楽団 第297回定期演奏会
藤倉大/アトム
(休憩)
マーラー/交響曲第6番 イ短調「悲劇的」
指揮:金聖響
ソロ・コンサートマスター:石田泰尚
管弦楽:神奈川フィルハーモニー管弦楽団
横浜みなとみらいホール 大ホール 19:00~
--------------------------------------------
2013年度最後の定期演奏会ということで、聖響さんをはじめ、3月末日で退団される方にとって、これが最後の定期演奏会でした。
だからなのか、開演前のロビーコンサートの顔ぶれは。
コンマスの石田さん、ヴィオラの柳瀬さん、トロンボーンの倉田さん。
柳瀬さんと倉田さんは、この日が最後の定期演奏会ということでした。
そのロビーコンサート。
石田さん&柳瀬さんによるモーツァルトの二重奏に始まって、倉田さんの演奏&歌が続きました。
開演前から美しい音楽の数々にテンション上がる♪感じでありました。
ホワイエに集まった方々のアンコールの声に応えてくださったのか?
おもむろに石田さんと柳瀬さんが奏で始めたメロディが。
ミーミーソミー ミレドレドレミー♪
うん? このメロディは?
ファーファーソファー ファミレミレー♪
おおっ、これはやはりっ!!
ソーソソー ソソソドーラァァーーー♪
やっぱりそうだ!
(倉田さん)
しょおおおおぉぉぉぉぉーーーー
しゅううぅぅぅぅぅぅぅーーーー
りぃきいいいいいいいいぃぃぃぃぃぃぃぃぃーーーーーー!!!
キターーーーーーッ!!!!(爆笑)
ご本家であるミゲル君&西川アニキに勝るとも劣らない美声で、見事歌い上げてくださいました(笑)
なお、この後。
もう一度石田さんと柳瀬さんが同じメロディを奏で始めまして。
もう一回クルの?消臭力!?
と思いましたら、今度は。
(倉田さん)
カァァァナァァァ
フィィルゥゥゥゥゥゥゥゥーーーーーーー!!!
そうキましたか(笑)
開演前からブラボォォーーーーッ!!(絶叫)な勢いで、かなりテンション上がりました(笑)
こうして突入した、この日の定期演奏会。
聖響さんは就任披露公演と同じく、燕尾服でのご登場です。
前半はバリバリ現代音楽で藤倉大さん作曲の「アトム」です。
ステージ上には、ズラリと並んだ打楽器群。元打楽器担当としては、これまたかなりテンションが上がります。
2009年に作曲され、下野竜也さん指揮で初演されたこの曲。初演以来、この日が5回目の演奏ということだったのですが……
これだけの楽器を揃えるだけでもかなり大変だと思われ……
曲そのものも、「こんな音の組み合わせがあるんだ!」と感心するほど、初めて聴くような音色が満載。イコール、各パートは特殊奏法が満載。
虫の鳴き声がだんだん広がって、宇宙が広がっていくような。
不協和音なんだけど、どこか調和しているような。
そして、弦楽器も管楽器も打楽器的な要素が多く、オーケストラ曲なのに打楽器アンサンブルを聴いているような感じを受けました。
総合して、面白い曲だな、という印象でした。
休憩を挟んで、後半はマーラーの交響曲第6番。
3年前、東日本大震災の翌日に演奏されたのと、同じ曲です。
その場に居合わせた方も、来られなかった方も。
いろいろな思いが交錯する中で演奏された6番は。
結論を先に申し上げるならば、素晴らしすぎて言葉を失うほどの演奏でした。
激しさと荒々しさと鋭さを内包したような、第1楽章の冒頭。
低音が刻むリズムに乗って奏でられるメロディは、受刑者が刑場へ引かれていくファンファーレのようにも、葬送行進曲のようにも取れて、一気に緊張が高まると同時に引き込まれました。
猛々しく鳴る金管も、本当に見事で。
対照的に優美な第2主題も綺麗で、時々遠くからカウベルの音が聞こえてきて、現実と夢の境目がなくなっていくような感覚でした。
第1楽章、息をするのも忘れるほどに没頭して聴いていました。
続く第2楽章。
あの美しさは、もう反則レベルです。
激しく鋭い第1楽章から一転して、そうでなくても美しいメロディを、これ以上ないほどに美しく歌い上げてくださる神奈川フィルの皆様。
永遠にこの音に包まれていたい、と思うほどの陶酔。
そして夢のような甘美さ。
けれどその奥に漂う不穏な空気。
マーラーが生み出したメロディの美しさを、極限まで再現されていたように感じました。
聖響さんの指揮は、ともすればテンポが速く、歯切れがよく、鋭く……という面が目立ちますが。
緩徐楽章を本当に美しく、うっとりと陶酔するように再現してくださる手腕の素晴らしさに惹かれることが、ここ最近の自分には多いように思います。
そして3年前には、この楽章がこれほどまでに美しいということに。
こんなにも光と救いに満ちていたということに、私は気づけずにいました。
そして第3楽章。
スケルツォということで、コロコロと曲の表情が変わり、テンポも変わる展開。
脈絡がなくて、唐突に訪れる展開を聴いていると、夢を見ているような、現実感が薄れていくような感覚になります。
メルヘン、じゃなくて「メルヒェン」と表記したくなるような、そんな感じ(笑)
遊び心、というのともちょっと違うかな?
でもあんな風にコロコロ変わっていく曲を追いかけていくのは、とても楽しいです。
そんな夢の世界から一気に現実へと引き戻されるような、第4楽章。
第1楽章の振りだしに戻ったような、厳しい現実を突きつけられるような心地になって、また引き込まれます。
逃げ出したいけれど、目を背けたいけれど、何度も何度も突きつけられる厳しい現実、避けられない試練。
それを象徴するかのような、圧倒的な音量でフルで鳴るオーケストラと共に振り下ろされるハンマーの重厚な音。
長い長い楽章の中で、ただただ、目の前で展開される音楽に没頭していました。
そして、死を意味するような音と共に曲が終わりを告げた後に訪れた、長い沈黙。
指揮者も、オーケストラも、観客も。
誰一人動かない、というか動けないでいたあの時間。
3年前は、圧倒的な絶望を絵に描いたような。
「未曽有の災害」とか「壊滅」とか。
ただの文字列ではなくて、現実に起きたものとして目の当たりにし、犠牲者が刻々と増えていく中、一人でも多くの方に助かってほしいという祈り、亡くなられた方への追悼と鎮魂の祈りなど、いろいろな思いが去来して涙が止まらない時間でしたが。
今回の演奏もまた、その時のことも思い出しつつ。
あの時ほどの絶望感はないけれど、息もできないほどの緊張に包まれた静寂でした。
長い静寂の後、ようやく動いた聖響さん。
そして沸き起こった拍手とブラボーの声。
そこまで全部含めて、GM6でした。
拍手しながら、もう手が震えてて。
涙が溢れてきて、号泣モード。でも嗚咽は何とかこらえました。
それほどまでに緊張して、集中して聴いていたんだと思います。
このGM6。
ステージの反響板の扉が開いて、袖からカウベルの音が聞こえてくる=打楽器奏者が途中でステージから袖へ移動する、とか。
各パートの首席奏者による見事なソロが聴ける、とか。
ホルンやクラリネットがここぞ!という時に一斉にベルアップ!とか。
ティンパニも2セット用意されていて、ここぞ!という時にはWティンパニでガツン!と一発、とか。
第4楽章では、平尾さんが大きく振りかぶって一気にハンマーを振り下ろす、とか。
視覚的にも見どころ満載、聴覚的にも大満足♪な曲です。
そういう理由もあって、聖響さんの指揮でもマーラーはP席に座らない(注:ザ・シンフォニーホールを除いて/苦笑)主義なのですが。
ステージのみならず、時には客席まで。
ホール内をフル活用して音楽を奏でるマーラーの交響曲を満喫しました。
音がやんでからの静寂が明けてからは熱狂的な拍手が続き、カテコで何度もステージに呼び戻された聖響さんだったのですが。
途中、コンマスの石田さんが突然席を立って、舞台の袖にスタスタと歩いて行かれました。
これは、もしや……?でも、まさか?
と思っていましたら、石田さんが大きな花束とマイクを持って再びステージへ。
聖響さんに花束贈呈&握手、そしてマイクを手渡して一言ご挨拶を…と相成りました。
常任指揮者就任コンサートの場にも、今回の退任コンサートにも居合わせた者としましては。
聖響さんも石田さんも、どちらも好きなファンとしましては。
その光景は本当に感無量と言いますか、あの場にいて良かった、と思いました。
開演前のロビーコンサートも。
定期演奏会の、凄すぎて言葉も出ないほどの素晴らしい演奏も。
カテコでの光景も、その後ホワイエで行われた乾杯式も。
全部ひっくるめて、あれほどの演奏会にしてくださった金聖響さんと神奈川フィルの皆様に、心からお礼申し上げます。