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 2009年の年末。
 指揮者・金聖響さんがオーケストラ・アンサンブル金沢のアーティスティック・パートナーに就任!というお知らせを聴いた時から、もしかしたら2010年のLFJ金沢にも登場しちゃったりする?と思っておりました。
 そうしたら、案の定。
 LFJ金沢2010の初日、5月3日に2本立てでご登場!ということで、金沢へ旅行したがっていた母をそそのかし、チケット発売日当日が私の卒業式と重なったために母にチケット獲得に参戦してもらい。出発前にひと波乱あったものの、何とか無事に出発できることになって、行ってきました。

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ラ・フォル・ジュルネ金沢「熱狂の日」音楽祭2010
 ~ショパン、ジェネラシオン1810~ 

公演:5月3日 112
メンデルスゾーン:劇音楽「真夏の夜の夢」序曲
メンデルスゾーン:交響曲第4番 イ長調 「イタリア」

指揮:金聖響
管弦楽:オーケストラ・アンサンブル金沢

石川県立音楽堂コンサートホール 12:15~
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ラ・フォル・ジュルネ金沢「熱狂の日」音楽祭2010
 ~ショパン、ジェネラシオン1810~

公演:5月3日 114
シューマン:歌劇「ゲノヴェーヴァ」序曲 ハ短調
シューマン:交響曲第3番 変ホ長調「ライン」

指揮:金聖響
管弦楽:オーケストラ・アンサンブル金沢

石川県立音楽堂コンサートホール 12:15~
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 音楽祭そのものは、4月29日のオープニングから始まって、プレ・イベントやコンサート、そして3日からは本格始動ということで5日まで3日間、駅のコンコースや駅前広場、地下広場などなど、音楽堂以外の場所でも様々なコンサートが開かれていて、金沢駅前は音楽三昧でした。

 が、私の目的はあくまでも金聖響さん(コラコラ;)

 以前、東京のLFJにも行ったことがあるのですが、1公演が1時間程度と短いとはいえ、コンサートのハシゴは結構キツくてですね。せいぜい2公演が限度ということで、ピンポイントで聖響さん狙いにしました。
 東京国際フォーラムで開催されるLFJもいいんですけど、個人的には金沢で行われているLFJKの方が好きかなぁ、と思います。クラシック専用ホールでガッツリ聴けますし、音楽堂の交流ホールも窓のブラインドが開けられて1階の通路から見下ろせるようになってますし、駅とか地下とか、いろんな場所で聴ける無料コンサートも充実していますし。。。

 で、そのLFJK初登場の聖響さん。
 12:15開始の公演112では、メンデルスゾーンが演奏されました。取り上げた曲目が有名な2曲だったことと、開演時間が昼間だったこともあって、チケットは早々に完売。当日券としてステージ後方に設けられるキャスト席や、立見席も売り出されるという超満員なコンサートでした。
 ギッシリ埋まった客席。
 ステージ後方の席まで埋め尽くされた観客に、嫌でもテンションが上がります。
 そして始まったメンデルスゾーンは……

 超ハイテンションでした(笑)

 まずは、「真夏の夜の夢」序曲。この劇、結婚行進曲は誰でも聞いたことがあると思います。悪戯好きな妖精の仕業で、恋人たちがすったもんだの上に最終的にはハッピーエンドになる、というストーリーを知って聞いてみると、この序曲。冒頭の弦楽器の細かい刻みは、夜の森の中で木々の葉っぱが擦れ合ってザワザワしていて。そこへ悪戯好きの妖精パックが登場してくる様子が見えるような展開です。
 そしてやっぱり、テンポが速い(笑)
 公演予定時間45分以内に収めようとしたのか、それとも聖響さんのテンションが上がっていたのか、その両方なのか。こんなテンポの曲だっけ!?と思うほど、爽快感溢れる展開でした。

 そして、続く「イタリア」
 イタリアのカラッとして明るい雰囲気に加え、ちょうどお天気に恵まれた連休の快晴をもそのまま音にしたかのような、パリッとした明るくて爽やかな音色でした、OEKさん♪
 有名な出だしの第1楽章から、パリッと感抜群な音色にワクワクです。
 続く第2楽章は、バロックな感じの展開。他の指揮者さんが振ったら、もうちょっとテンポが遅いんだろうなぁ、と思うんですけど。結構速めのテンポで展開されるので、チェロやコントラバスの通奏低音が絶妙なビート感で、それに乗っかるメロディも心地よくて。ステキでした♪
 そしてメヌエットな第3楽章。ここでは、OEKが誇る木管さんたちのステキな妙なるソロを満喫できました。
 で、ラストの第4楽章。。。
 前日に、チラッとスコアを見た時にですね。速度記号がかなり速く指定されてるなぁ、と。てことは、聖響さんが振ったら、メトロノームの最も速い部分で設定されるんだろうなぁ、と予想はしておりました。
 開演前に、ゲネプロの様子を音楽堂の2階にあるテレビ画面で拝見することができまして。お昼を軽く食べながら、そこでゲネプロを拝見した時も、やっぱり「テンポ速っ!」と思ったのですけれど。
 本番のテンションは、ダテじゃなかったです。

 テンポ速すぎっ!!
 そのテンポ、木管さんが死ぬから!
 ていうか、ティンパニさんが置いて行かれているからっ!


 と、聖響さんの快速テンポに慣れている私でも思ったほど(笑)
 OEKさんだからこそできる、破たんしないギリギリの快速テンポでした。とにかく楽しくて、楽しすぎて、笑いが止まらない勢いでした(笑)
 だって、ゲネプロより速かったですよ、あの最終楽章。
 漢字で「ぶっちぎり!!!」と書かれた文字が見えるような、爆走っぷり。
 まさに「イタリア大爆走!!!」という感じの「イタリア」でした。
 指揮者の位置ではインテンポだったのかもしれませんけど、客席で私が座っていた位置で聴くと、ティンパニさんが微妙に遅れて聞こえました。
 でも、この「イタリア」
 全体的にカラッとしてパリッとした音色で、明るくて爽やかで、歌う所はとことん歌ってくれて。1番フルートさん&1番ファゴットさんのソロが美事で、聴き惚れてしまいました♪

 そして、夕方にもう1公演あるというのに、そのペース配分を全く考えていない様子の聖響さん。
 4月23日のマーラーも、物凄いテンションと集中力で振っておられましたが、その勢いのままに金沢に乗り込んで来られたような振りっぷりでした。
 だって。
 「イタリア」を振り終わって、指揮台を降りてから「よっしゃ!」て感じでガッツポーズが出てましたもの(笑)
 第1ラウンド終了!
 とか。
 時間内に終わらせたったで!
 とか。そういうお声が聞こえてきそうでした(笑)

 超ハイテンションでとんでもないメンデルスゾーンを聴いて、すっかり満足してしまった私なのですが。
 夕方からはシューマンです。
 こちらは、客席にも余裕がありまして、ステージ後方のキャスト席も撤去。
 さすがにハシゴするのはキツかったのか、若干疲れも出てしまってあんまり覚えてないです(汗;)

 というか交響曲第3番の「ライン」があんまり心地よくてですね。
 「イタリア」とは雰囲気が変わって、しっとり感のある音色がこれまたステキでして。第2楽章や第3楽章は、船でライン川下りを楽しんで、さざ波に揺られているような絶妙な横揺れ感が何とも心地よくて。
 第4楽章では、古い大聖堂を川から見上げて荘厳な雰囲気に包まれる光景が目に浮かぶようで。
 第5楽章も躍動感があって、フィナーレを飾るラストの盛り上げ方というか、追い上げ方がやっぱり聖響さん!という感じで。本当にステキでした♪

 この公演を聴き終えてから駅構内のレストラン街で夕食を取って、音楽堂へ戻ったら。
 交流ホールに設けられた八角形のステージの上で、2公演を終えたOEKさんが翌日のコンサートに向けてのリハーサルをされてました。
20100503_lfjk OEKリハ
 4月下旬からリハーサルや移動→本番、東京で行われているLFJにも出演されて、金沢では1日2公演という殺人的スケジュールをこなしておられる上に、この日は聖響さんが昼の公演で「イタリア大爆走!!!」だったので、大変だったと思うんですけど。
 交流ホールにコンサートが終わってから、20時スタートで翌朝の公演に向けたリハーサルに臨んでおられました。

 で、LFJKでは限定アイテムが販売されていたのはもちろんのこと、限定のお菓子も満載でした。
G-CLEFプレッツェル
 こちら、ト音記号のプレッツェルです♪ 帰りのサンダーバードの中で、おやつとしていただきました。カリッとしてパリッとして、美味でした。
 他にも限定スイーツとして「ノクターン」と名付けられたマカロンとか、「マズルカ」と名付けられたケーキとかが販売されてました。音楽堂前で提供されていた野点のお茶&お菓子でも、ト音記号が描かれた限定和菓子が提供されていたのだとか。

 耳だけでなく、限定グッズや限定スイーツなど、買い物欲や食欲も満たしてくれるLFJK。
 有料コンサートは聖響さんピンポイントで、翌日以降は金沢市内観光のついでに駅前の無料コンサートをつまみ食いする程度でしたが、楽しませていただきました♪
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結月秋絵

Author:結月秋絵
ようこそお越し下さいました(礼)
音楽の原点はG-CLEF。
好きな指揮者は金聖響さん、佐渡裕さん、下野竜也さん。
好きなヴァイオリニストは落合徹也さん、古澤巌さん、神奈川フィルのソロ・コンマス石田泰尚さん。
好きなピアニストは榊原大さん。
好きなチェリストは柏木広樹さん、ヨーヨー・マさん。
などなど、挙げ始めるときりが無いです(笑)
ピアノ、パーカッション(吹奏楽部にて)、ヴァイオリンの楽器経験があります。
ちなみに、この写真は倉敷市民会館のステージにて。中学時代の定位置(=鍵盤楽器系パーカッション)からの隠し撮りです(爆)

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