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柏木広樹 『航海記』
       (2004年リリース HUCD-10007)
<曲目>
  1.航海記
  2.Ilha de Esperanca
  3.na alameda da Fotuna
  4.Gostou? Goutei!
  5.Lagoa Misteriosa
  6.Vento Novo
  7.Don't Know Why?
  8.Respiracao
  9.7th Lock
  10.Voz da Floresta
  11.CASA FELIZ~Jazztronik Remix

<サポートメンバー>
 Piano:榊原大
 Violin:NAOTO
 Guitars:越田太郎丸 他
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 チェリスト、柏木広樹さんの3枚目のアルバムです。

 『航海記』というタイトルどおり、旅立ちのワクワク感やウキウキ感を表現したような、爽やかで明るい曲からスタートです。これから、どんな旅に連れて行ってくれるのかな?なんて思ってしまいます。この曲、アコーディオンがとてもいい味を出しております。

 続く『イーリャ・ヂ・エスペランサ』は、ボサノバチックで、参加メンバーによる、個々に微妙に音程のズレたコーラスが何ともいい味を出している(笑)1曲。メロディも、コードも、ちょっと不思議な感じを受けます。フルートソロがとても爽やかでして、ちょっとしたハプニングはあるけれど、旅路は順調、ってトコでしょうか。

 『ナ・アラメーダ・ダ・フォルトゥーナ』は、爽やかで明るい前2曲とは変わって、落ち着いた感じのゆったりした曲です。チェロとフルートとギターとパーカッション、というシンプルな編成で、リズミカルなんだけど、しっとりした感じを受けました。

 『ゴストゥ? ゴスティ!』は、柏木さんのHPに掲載されている曲目解説によると、「美味しい?」「美味しいよ!」という意味なのだそうです。とても楽しくて、可愛らしい曲です。途中で入るあの音は、クイーカだったかな? 明るいラテン系で、クラリネットがピリリと効いたステキ曲でございます。ラブラブなカップルが、明るい日差しがさすベランダのテーブルで向かい合って、ブランチを楽しんでいる感じを受けました。

 『ラゴア・ミステリオーサ』は、冒頭で奏でられる大さんのソロがステキな1曲。一見リズムが掴めない、不思議な浮遊感のある、ゆったりとした曲でして。低音で奏でられるチェロのメロディがグッときます。
 
 『ヴェント・ノーヴォ』は打楽器と、『ドント・ノウ・ホワイ』はギターと、1対1で
がっつりかみ合う曲が2曲続きます。
 パンデイロという打楽器とぶつかり合う『ヴェント・ノーヴォ』は柏木さんの妙技がたっぷりと堪能できます。
 『ドント・ノウ・ホワイ』は、躍動的な『ヴェント・ノーヴォ』とは打って変わって、しっとりと柏木さんの音色を聴かせてくれる1曲。

 『ヘスピラサォン』は、ピアノとギターとチェロの三重奏。ギターが刻むボサノバのリズムが心地よくて、ピアノもチェロも、フワリと柔らかく包み込んでくれるような、優しい曲です。

 『ゼブンス・ロック』はアップテンポでノリノリな1曲。ヴァイオリンとチェロがオクターブ違いのユニゾンで奏でるメロディが、ちょっと攻撃的な感じに聴こえてステキです。チェロだけだと、同じメロディを聴いても甘い印象を受けるんだろうなぁ、なんてことを思いました。ピアノではなく、フェンダーローズを弾いている大さんのプレイも、途中から重なってくるボーカルも、とてもカッコよくて好きです♪

 『ヴォス・ダ・フローレスタ』は、これまたしっとりと聴かせてくれる1曲。旅の最終日を前に盛り上がった夜が明けて、楽しかったたびもこれで終わりなのね~的な、ちょっとした寂しさも感じさせてくれる曲です。

 ラストの『カーザ・フェリース』は先のアルバムに収録された曲のジャズトロニック・リミックス。リズム感と爽やかな明るさはそのままに、また一味違った楽しみ方ができる1曲でした。

 先のアルバム『CASA FELIZ』に続いて、爽やかなブラジル系の曲が印象深いこの『航海記』。チェロの音色が持つ甘さや深みのためなのでしょうか。チェロでブラジル系の曲をやったら、こんなに気持ちいいんだ~♪と、心地よく音楽の旅に連れて行っていただきました。

 なお、このアルバム。
 柏木広樹さんのHPに、ご本人による詳しい曲目紹介が掲載されています。読みながら聴くと、また「ああ、なるほど~」となります。
 また、フォントの都合で、一部ポルトガル語の表記が正しくできていない単語がありますが、ご了承下さいませ。2曲目と8曲目、本当はcの下にぺロッと付いてるんですよね……。
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結月秋絵

Author:結月秋絵
ようこそお越し下さいました(礼)
音楽の原点はG-CLEF。
好きな指揮者は金聖響さん、佐渡裕さん、下野竜也さん。
好きなヴァイオリニストは落合徹也さん、古澤巌さん、神奈川フィルのソロ・コンマス石田泰尚さん。
好きなピアニストは榊原大さん。
好きなチェリストは柏木広樹さん、ヨーヨー・マさん。
などなど、挙げ始めるときりが無いです(笑)
ピアノ、パーカッション(吹奏楽部にて)、ヴァイオリンの楽器経験があります。
ちなみに、この写真は倉敷市民会館のステージにて。中学時代の定位置(=鍵盤楽器系パーカッション)からの隠し撮りです(爆)

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