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 聖響さん×シエナさんが地元の近くに来る!ということで、福山まで公開リハ&本番と2日連続で出かけて行ったのが、昨年11月末のこと。
 あれから半年。
 再び聖響さん×シエナさんが地元の近くに来てくれました~!!!
 というワケで、行ってきました。
 シエナ・ウインド・オーケストラ姫路公演です。

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シエナ・ウインド・オーケストラ 姫路公演

<第1部>
G.ガーシュウィン作曲:キューバ序曲
藤代敏裕:マーチ「青空と太陽」(2009年度 第57回全日本吹奏楽コンクール課題曲Ⅳ)
諏訪雅彦:16世紀のシャンソンによる変奏曲(2009年度 第57回全日本吹奏楽コンクール課題曲Ⅰ)
J.マッキー作曲:レッドライン・タンゴ

<第2部>
~Takeshi Ito with Siena!!~
ピックアップ ピーセス
フォゴットン サガ
マーシー、マーシー、マーシー
T-SQUAREメドレー(オーメンズ・オブ・ラブ~宝島~トゥルース)

<第3部>
パリのアメリカ人:G.ガーシュウィン作曲

指揮:金聖響
サックス、EWI:伊東たけし
吹奏楽:シエナ・ウインド・オーケストラ

姫路市文化センター大ホール 14:00~
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 この時期のシエナさんのツアーは、コンクールの課題曲がプログラムの中に入っているためなのか。客席は中学or高校の吹奏楽部の面々でほぼ埋まっておりました。私のような一般客の方が珍しかったんじゃないかしら?という(笑)
 午前中に部活をやって、午後からシエナ公演……という学校も多かったんじゃないかと思います。ホールのロビーに楽器をまとめて置いている学校もあったようなので。

 そんな今日の公演。
 聖響さんは、黒いネクタイでスーツ、というお姿で登場されました。
 冒頭に演奏されたのは、去年の聖響×シエナツアーでも演奏され、CDにも収録されている「キューバ序曲」です。
 う~ん、やっぱりあのラテン系のリズムとか、途中で入ってくるティンパニとか、カッコいいのです~♪ 今日の演奏は、去年聴いた時よりも弾けていたような気がします。
 曲の冒頭部分で、オーボエさんが微妙に音を外されてですね。
聖響さん:「(視線で)メッ」
オーボエさん:「……スンマセン」

 みたいなやり取りがあったとか、なかったとか……(笑)

 お次は、先月のNOW2009in大阪でも聴くことのできた、今年の課題曲。
 全部で5曲あるうち、2曲どれか挙げなさい、と言われたら、曲の完成度とか演奏効果の高さとか、いろいろ考えて私ならこの2曲を挙げるだろうなぁ、と思っていた選曲になっておりました。
 マーチ「青空と太陽」は、NOW2009でも2回聴いたのでかなり記憶に残っている曲だったのですが……
 あの時に聴いた「青空と太陽」と、全く別物のように聴こえる演奏でした。もちろん、いい意味で、です。
 冒頭のメロディはとても軽やかでちょっと音量控えめ。でも金管楽器とか人数が増えてくると、音量もアップして元気度が増すのですよ。あの軽やかでちょっとしなやかな感じのする、木管主体の部分が「青空」で。皆が参加して元気になる部分が「太陽」みたいな。そういう意味でも、本当に「青空と太陽」なんだわ、この曲って!と思った今日の聖さま×シエナさんでした。

 そして、NOWで聴いた時に今年の課題曲5曲の中で一番好きだなぁ、と思った「16世紀のシャンソンによる変奏曲」
 こちらも、こんな曲だったっけ?と思うくらい、抑揚がついていて表情が豊かで。鍵盤をコントラバスの弓で弾くというヴィブラフォンの特殊奏法も、楽器が最前列に置かれていたのでよく聞こえてきました。この曲、メロディやハーモニーが古い教会音楽という感じで、変奏で繰り返されていく中でいろんな工夫が凝らされていて、やっぱり好きだなぁ、と思いながらしみじみと聴かせていただきました。

 というかね。
 聖響さんとシエナさんがどの曲を選ぶのか、楽しみだったんですけど。
 私だったらこの2曲はやるな、と思った2曲がドンピシャで当たったので、嬉しかったです♪
 聖響さんが絡むと、私の勘は相当冴えるらしいですよ(笑)

 第1部の最後は、初聴きだったんですけどめちゃめちゃカッコいい、これぞオトナの魅力満載っ!!!といった感じの「レッドライン・タンゴ」
 マリンバやヴィブラフォンも交えて叩き出される打楽器のリズムがとても複雑に絡み合っていて、しかもそれが変拍子。それだけでもう、聴きながらワクワクしてしまうのですけれど、そこに絡んでくる他のパートのリズムとか、メロディがこれまたカッコ良くてですね。コンマス・新井さんの「哭きのSAX」とでも言いましょうか、グリッサンド満載で演奏されるメロディがまたカッコいい♪
 全体として、1本のスパイ映画を見ているような気分でした。スピーディな部分は、ストイックに与えられたフクザツで難しい任務をこなしている感じで。サックスや他の楽器で奏でられる、グリッサンドを随所に効かせたメロディは任務の合間にぐでぐでに酔っぱらって、ベロベロになっているような……という(笑)
 この曲は変拍子でリズムが複雑に絡み合っていることもあって、合わせるべきところできっちりカッチリ合わせられるように、と振っておられるような聖響さんが印象的でした。

 第2部は、スペシャル・ゲストの伊東たけしさんを迎えてのステージです。ステージにはPAがセッティングされて、伊東さんのサックスやソロで吹く方の音をマイクで拾う、という形になっておりました。
 1曲目の「ピックアップ ピーセス」は、ノリのいい曲。ホントは最初から手拍子したかったんですけど、客席はシーンとしていてですね。うう、なんかやりづらいぞ……
 と思っておりましたら、途中で団員さんがソロに立たれてステージ前方のマイクで吹いてくれまして。その後で短く拍手するついでに、伊東さんがそれとなく先導して下さったので、遠慮なく手拍子を開始。しましたら、結構ついてくる方が出てきましてですね。1曲目からノリノリでした♪

 2曲目は、しっとりとしたバラード。伊東さんと新井さんのサックス協演がとても美しくてですね、うっとりと聴き入ってしまいました。今日座っていた席が、ちょうど伊東さんの正面だったこともありまして。情熱的に歌い上げる伊東さんのカッコイイお姿を満喫致しました♪
 3曲目は、またノリのいい1曲。なんだけど、このノリは中学生や高校生のお子様には難しかったかしら?なんて思ってしまったお姉さんでありました(笑)

 3曲を終えたところで、聖響さんと伊東さんがマイクを持って、トークコーナーが始まりました。
 聖響さんと伊東さんは、7~8年前にも一度共演したことがあって、それ以来のお付き合いなのだとか。来年はシエナさんも創設20周年を迎えるということで、その時もまたぜひ、伊東さんとシエナさんと聖響さんで何かやりたいよね~、というお話になっておりました。
 そして、聖響さんのブログでもこのツアーをかなり楽しんでいる様子が綴られておりましたが。聖響さんがツアーで8公演もあちこちを回って同じプログラムを演奏するのは、これが初めてなのだそうです。通常、クラシックの演奏会では公演は1回で終わりのことも多く。聖響さんご自身も、5公演が最高だったのだそうです(多分、去年のシエナツアーだと思うのですが……)
聖響さん:「8回もやったら飽きるやろうな、と思ったんですけどね。全然そんなことなくて」
 各ホールによって音響が違うし、今回はPAを使うこともあって、毎回かなり念入りに響きのチェックをしたそうなのです。聖響さんも、ステージと客席を行ったり来たりしながら、響き方を聴いておられたようで。
聖響さん:「毎回、新しい発見があった」
 と仰ってました。そんなツアーも今日の姫路が最後かと思うと、寂しくて……とむせび泣く真似をされるのが、とても微笑ましかったりして(笑)

 またトークの中で、伊東さんが最近CDをリリースされた、という告知がされました。負けじと、「僕たちも伊東さんと同じ日にCDを出したんですよ」と宣伝する聖響さん(笑) でも、発売日は覚えてなくて、コンマスの新井さんから5月27日に出ました、と教えてもらうという(笑)
 ホールのロビーの販売コーナーで、私もそれを入手したのですけれどね。
聖響さん:「ロビーにもあると思うんで。ってありました?」
私:「ありました!」
聖響さん:「あっただけで、買ってはいないと……」
私:「買いましたっ!!」
 客席に尋ねられると、反応せずにはいられないファンの哀しい性でありました(苦笑)
 てか、聖響さんとシエナさんのCDですよ? 買わないわけがないじゃないですかっ!と言いそうになったんですけどね、ホントは(笑)

 そして、伊東さんがこれから演奏する楽器EWIについての説明がありました。シンセサイザーが内蔵されているこの楽器。マウスピースを噛むとヴィブラートがかかったり、後ろのスイッチでグリッサンドを調整したり、息の吹き込み方や勢いで音色が変わったり……と面白い楽器でした。そして、音域が低いところから高いところまで、相当広いんですよね。
 そんな楽器の解説があって、T-SQUAREメドレーに突入。これまた、冒頭からノリノリなのです♪
 1曲目が終わって、2曲目の「宝島」に突入した時にですね。気付いたのですよ。この曲、私はかなり詳細に思い出すことができる、と。
「高校時代にやったよね!?」
 思わず、隣にいた友人に確認してしまいました(苦笑)
 確か文化祭で演奏しましたよ、この曲!
 そうか、あの「宝島」かっ! うっわー、懐かしい~~♪
 と思ったのでありました。
 メドレーの最後は、F1の番組で皆さん聴いたことがあるであろう、T-SQUAREの代表曲「トゥルース」です。この曲も演りましたよ~。吹奏楽ではなく、高校の時に音楽の授業で組んだバンドで。合同クラスを組んでいた別のクラスの友人にスカウトされて、ドラム叩きましたよ~♪
 皆の前でご披露する本番の時、右足で蹴っていたバスドラムがどんどん遠くなって。いざソロ!となった時にタムが遠くなっていて叩きづらかった、という苦い思い出もありますが(笑)

 そんなあれやこれを思い出しつつですね。
 伊東さんご本人の演奏で、シエナさんで、聖響さんの指揮で聴くことができたこと、本当に幸せでした♪

 第3部は、数日前の公演で聖響さんが楽屋の入口に「ぱりあめ はじけてや~」とお書きになったという「パリのアメリカ人」(笑)
 この曲、昨年のコープランド&ガーシュウィンプログラムには入っていなくて。でも大好きで、聴きたい曲の一つだったので、嬉しい選曲でありました♪ しかも、今日のプラグラム。ガーシュウィンで始まって、ガーシュウィンで終わる、という(笑)
 シエナのパリアメは弾けます、ということだったのですが、はてさて……
 と思っておりましたら。
 ホントに弾けてましたっ!!
 かなり弾けてましたよ~♪
 聖響さんの指揮も、ラストに向けてどんどん大きくなっていくし。皆さん爆っ!!!でした。もともと大好きな曲ではありますが、聴いていてメチャメチャ気持ちのいい「パリアメ」でありました。

 アンコールでは再び伊東さんがサックスを手に登場されました。
 そして1曲演奏されて、シエナさんでは毎回恒例の「星条旗よ永遠なれ」全員演奏です。
聖響さん:「楽器持ってきた人~?」
 問いかけられて、「は~い!」と手を挙げる良い子な私(←コラコラ;)
 今回は久方ぶりに聖響さんの指揮に合わせて叩きたいっ!!!
 と思っておりましたので、小さなタンバリンを持ってステージへ。上がりましたらですね。
「もっといい音するのがありますから、こちらをどうぞ♪」
 と枠のみのタンバリンを貸していただけたのですよっ!!!(感涙)
 なので、実際にシエナの団員さんが使っておられた楽器をお借りして、「星条旗」に参加しました。
 もちろん、聖響さんの指揮にガッツリ食らいつくワタクシ♪
 スネアだけでも4~5人いる、という大迫力な「星条旗」でした。
 コーダの部分は聖響さんにメチャメチャ煽られましたが、それもまた気持ちよくてですね。楽しすぎました、今日の「星条旗」♪

 いろんな意味で、完全燃焼した聖響さん×シエナさん+伊東さんの姫路公演でありました♪
 今日もまた、素晴らしい演奏を聴かせて下さった聖響さんに。
 目の前でカッコいい演奏を満喫させて下さった伊東さんに。
 素晴らしい演奏を聞かせて下さっただけでなく、「星条旗」でも温かいお心づかいをいただいたシエナの皆様に。
 心より、感謝致します。

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結月秋絵

Author:結月秋絵
ようこそお越し下さいました(礼)
音楽の原点はG-CLEF。
好きな指揮者は金聖響さん、佐渡裕さん、下野竜也さん。
好きなヴァイオリニストは落合徹也さん、古澤巌さん、神奈川フィルのソロ・コンマス石田泰尚さん。
好きなピアニストは榊原大さん。
好きなチェリストは柏木広樹さん、ヨーヨー・マさん。
などなど、挙げ始めるときりが無いです(笑)
ピアノ、パーカッション(吹奏楽部にて)、ヴァイオリンの楽器経験があります。
ちなみに、この写真は倉敷市民会館のステージにて。中学時代の定位置(=鍵盤楽器系パーカッション)からの隠し撮りです(爆)

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