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榊原大 『転/移-Trans』
       2001年リリース
<曲目>
  1.Children’s Song 
  2.花ノ咲ク頃 
  3.Feliz(フェリーズ)
  4.Hybrid Dance
  5.君と僕の月 
  6.帰り道
  7.The Chase -Out Doors- 
  8.坂道のおじさん
  9.陸王Ⅱ 
  10.カラミテス

<参加ミュージシャン>
 弦一徹ストリングス 
 天野清継(Guitar) 
 野呂一生(Guitar)
 樋沢達彦(Bass) 
 スティーヴ・エトウ(Metal Junk Precussions)  他
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 都会の、大人の雰囲気が漂うアルバム、といった感じの1枚です。メーカーがこのアルバムに対して付けたコメントも、「人と物と気が交じり合い、錯綜する~アグレッシヴな都会と共存するサウンドが詰まっている。」というもの。
 「活性する都市のサウンドトラック」。う~ん、まさしく。ちょっと乾いた感じや、もの哀しい感じ。でも、どこか優しさを感じるのも、やはり榊原氏ならではなのでしょう。

 「Children’s Song」は、口笛のメロディから始まって、次第にピアノのメロディが乗っていく1曲。クールなリズムにキレのいいピアノ、哀愁を感じる口笛。ジャズ風のサウンドが、これまたクールな曲です。

 「花ノ咲ク頃」は、弦一徹こと落合氏率いるストリングスが奏でる切ないメロディから始まる1曲。ストリングスが、歯切れのいい、弾むようなピアノにバトンタッチされ、これまた切ないメロディへとつながっていきます。…そういえば、クレフ時代に「男の哀愁」を編曲なさったのは、榊原氏でした(笑)。

 「Feliz」はラップがとても渋くてカッコイイ1曲。オクターヴで奏でられるメロディがとても綺麗で、そのメロディにラップがかかるとこれまたステキなのです。

 「帰り道」は、トロンボーンとチューバをフィーチャーした、とても爽やかな1曲。どちらかというと、切ないメロディとか、暗くて力強い印象を受ける曲が多い榊原氏なのですが、この曲は明るくて軽やかで爽やか。全体的にクールな印象をうけるこのアルバムの中にあって、ひときわ異彩を放つ1曲になっています。

 「The Chase」は、パーカッショニストのスティーヴ・エトウさんと共演したデュオ曲。ピアノと、金属系のパーカッションが激しくぶつかり合うこの曲は、なんと、バルトーク作曲。それを榊原氏的にアレンジしたものです。ピアノとパーカッションが火花を散らしあっているような1曲です。

 「坂道のおじさん」は、タイトルからちょっと想像できない系の1曲。このタイトルから、打ち込み系のハードなフュージョンなんて、思い浮かびます?(笑) キレのいい弦一徹氏のストリングスが、ベースやピアノと絶妙に絡み合う、カッコイイ曲です。榊原氏が好きな、「暗くて力強い」感じが垣間見られる1曲でもあります。

 「カラミテス」は、ピアノソロによる1曲。クラッシックのピアノの小品を思わせるような、静かで優しい曲です。普段はキレのいい印象が強い榊原氏のピアノなのですが、この曲に関しては、とても繊細で優しい感じを受けました。

 榊原氏といえば、ピアノを弾く時にクイ、と肩が上がるクセを思い出すのですが、このアルバムを弾く時もそうだったんでしょうか?
 そんな彼の手から奏でられるピアノは、歯切れが良くてスッキリしていて、時にクールで時に優しくて。やっぱり、いいなぁ~♪と思ってしまうのです。パーカッションとのデュオというのは、やはりソロでなければ聴けない、貴重な1曲だと思います。

(結月堂Musicコンテンツ掲載記事より 一部加筆・修正)
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結月秋絵

Author:結月秋絵
ようこそお越し下さいました(礼)
音楽の原点はG-CLEF。
好きな指揮者は金聖響さん、佐渡裕さん、下野竜也さん。
好きなヴァイオリニストは落合徹也さん、古澤巌さん、神奈川フィルのソロ・コンマス石田泰尚さん。
好きなピアニストは榊原大さん。
好きなチェリストは柏木広樹さん、ヨーヨー・マさん。
などなど、挙げ始めるときりが無いです(笑)
ピアノ、パーカッション(吹奏楽部にて)、ヴァイオリンの楽器経験があります。
ちなみに、この写真は倉敷市民会館のステージにて。中学時代の定位置(=鍵盤楽器系パーカッション)からの隠し撮りです(爆)

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