2008/08/30 22:54:53
漫画やドラマ、アニメ。
それぞれでブレイクした「のだめカンタービレ」
その「のだめ」に出てくるクラシック音楽を、実際にコンサートとしてやってみよう!
という企画があることは知ってました。が、なかなか地元でやってくれなくてですね(苦笑) 本日、ようやく聴きに行くことができました。
--------------------------------
茂木大輔の 生で聴く「のだめカンタービレ」の音楽会
ロッシーニ作曲:歌劇「ウィリアム・テル」序曲より スイス独立軍の行進
モーツァルト作曲:2台のピアノのためのソナタ ニ長調 より第1楽章
モーツァルト作曲:オーボエ協奏曲 ハ長調 より第1楽章
ジョリヴェ作曲:バソン協奏曲 第2楽章より ラルゴ・カンタービレ
ガーシュウィン作曲 倉田典明編曲:ラプソディ・イン・ブルー
<オーボエ・アンコール>
テレマン作曲:無伴奏幻想(曲?) 第6番 よりラルゴ
<ピアノ・アンコール>
ストラヴィンスキー作曲:ペトルーシュカ〜今日の料理バージョン
(休憩)
ブラームス作曲:交響曲第1番 ハ短調
<アンコール>
ベートーヴェン作曲:交響曲第7番 イ長調 より第1楽章&第4楽章 一部抜粋
ピアノ・デュオ:プリムローズ・マジック(石岡久乃&安宅薫)
オーボエ:古部賢一
バソン:小山清
指揮&お話:茂木大輔
管弦楽:広島交響楽団
倉敷市民会館 15:30〜
--------------------------------
さすがに「のだめ」に出てきた曲がナマで聴ける!
ということもありまして、客席は満員御礼。年齢層も、幼児から年配の方まで、幅広〜い方々が来られてました。
茂木さんは、去年の聖さまN響デビューコンサート以来。ですが、指揮者としての茂木さんはお初♪
広響さんは、一昨年に聖さまと福山での演奏会以来でございました。
バソン協奏曲以外は全て日頃から聴きなれている曲だったのですが、演奏者や指揮者が変われば曲も全く違って聞こえる(というか、同じ組み合わせでも同じ演奏は二度とありませんから;)
ということで、どうなるのかしら?
とワクワクしつつ。
「さあ、楽しい音楽の時間デス」
コンサートの冒頭に演奏されたのは、「ウィリアム・テル」序曲。
千秋がマルレ・オケで演奏して、以前ガタガタのボロボロに崩れた管楽器が、鬼の形相で睨みつける千秋からのプレッシャー絶大な中で見事なファンファーレを鳴らす、あの曲からでした(笑)
しかも、原作のその場面がステージに設けられたスクリーンに映し出されているので、原作を知っている人間からはつい笑いが漏れてしまいます(笑)
そして私が笑ってしまったのはそれだけではなくて、ですね。
広響の第1ヴァイオリンの第3プルトのインサイドに座っていた眼鏡のヴァイオリン奏者さん。とても表情が豊かで、拝見していて楽しいのですよ(笑) インサイドの方は、客席に体が向いているので、余計にわかりやすくてですね(^^)
最初から楽しませていただきました♪
本日は指揮とお話が茂木さん、ということで。1曲終わったら、茂木さんのトークです。
今日のオケの広響さんが紹介された、と思ったら、その広響さんたちはいきなり退場(笑)
次の曲が「2台のピアノのためのソナタ」なので、オケは必要ないんですよね(苦笑)
ということで、ドラマで千秋役の玉木さんと、のだめ役の上野さんに楽器指導もされた、というピアノ・デュオ、プリム・ローズのお二人が登場です。
この「2台の〜」は、「のだめ」の中で千秋とのだめが初めて共演した曲。
というワケで、お二人はですね。
開始2小節でいきなりのだめが間違える
バージョンも演奏して下さいました(笑)
聴いてて思わず「ぎゃぼーん!」って感じでした(笑)
で、気を取り直して、今度はちゃんとしたバージョンでの演奏です。
……この曲、ドラマで聴いていた時にも思いましたけど。生で聴いていると、改めて感じました。
合わせるの、難しそう。。。
モーツァルトって無駄がないと言いますか、書かれている音が一つでも抜けると曲が成り立たなくなるような気がするのですよ。で、この曲はと言えば、第1ピアノと第2ピアノが掛け合ったり、ハモったり、ユニゾンになったりしながら進んでいくワケでして。
一歩間違えたら走ってしまいそうだし、少しでもタイミングがズレたら掛け合いにならなくなりそうだし。
加えて、この曲はテンポが速い。
プリム・ローズのお二人はその辺りも見事に合わせておられまして、素晴らしい演奏を聴かせていただきました♪
続きまして、オーボエの登場です。
新日フィルのオーボエ奏者、古部さんです。
「のだめ」でキャラの人気投票をしたら、上位に来るのがいぶし銀なオーボエ奏者、武士・黒木くんです♪ かく言う私も、一番好きなのは黒木クンなのですけれど(^^)
その黒木クンがのだめを想って演奏したら「ピンクのモーツァルト」になっちゃった、あのオーボエ協奏曲です。
今日のお席は、座った場所が場所だったので、オーボエのキーを操作する音まで聞こえてくる、というかぶりつきな場所でして(笑) この曲も大好きな曲なんですが、そういう位置で聴けたのはラッキーでありました♪
古部さんの音色、とてもまろやかでステキでした♪
アンコールのテレマンまで、満喫致しました。
続いて登場するのは、「のだめ」に出てくるまでは私も存在すら知らなかった、バソンです。ファゴットの親戚みたいな楽器なんですけど、音色は……う〜ん、ファゴットよりもちょっとハスキーで、でも柔らかくて綺麗なのです(^^)
ジョリヴェという作曲家も初めて聴きましたし、もちろんバソン協奏曲も初めて。
でも、ステージセッティングを見ると、弦楽合奏を主体にして、下手側にハープがいて、上手側にはピアノ。この編成から考えて、現代音楽系かな?
と想像しておりましたら……
その通りでした。
冒頭から、いきなり弦楽器の不協和音。
拍を刻む低音、ぶつかり合う音。
時折合奏の中から飛び出てくる、ヴァイオリンとヴィオラ+第2ヴァイオリンのトリオ。
そして、切なげに奏でられるバソンのメロディ。
とってもオトナな雰囲気の、ちょっと淫蕩な香りのするセクシーな曲でした。
まさに、この「のだめ音楽会」じゃないと聴く機会はなかっただろうなぁ、と思える1曲。数少ない貴重なバソン奏者である小山さんの演奏が聴けたのも、幸せでした♪
第1部の最後は、ドラマのエンディング・テーマにもなっていた「ラプソディ・イン・ブルー」
初演時のようなジャズ色の濃さを生かしつつ、ピアノ・デュオバージョンに編曲されたものを聴かせていただきました。
冒頭はクラリネットソロ……のはずなんですが、ここは「のだめ音楽会」
「のだめ」で「ラプソディ〜」と言えば、Sオケですよ〜(^^)
オケのチューニングと、冒頭のソロは、マングースの着ぐるみちゃんがピアニカで♪ですよ〜(^^)
もちろん、その通りに再現して下さってました♪
曲はね、もう言わずもがな。
これも大好きな曲であります♪ 途中、スライドではオトコマエなガーシュウィンさんの姿も映されてました♪
ピアノの超絶技巧も見られて。
曲の最後は茂木さんが指揮台の上でジャンプしてキメてくれました(^^)
そして第1部のアンコールは、ストラヴィンスキー作曲の「ペトルーシュカ」の「今日の料理バージョン」をピアノ・デュオで聴かせていただきました。
そう、コンクールの本戦に挑むのだめちゃんが、張り切りすぎ(?)で体調を崩し。ラストに演奏するはずの「ペトルーシュカ」だけ全然練習できなくて。行きのバスの中で、必死で楽譜と睨めっこして音符を追いかけていたら、途中で鳴り響く「今日の料理」の着メロ。
で、実際のコンクール本番でも、曲が混ざってしまって……
という、アレです。
今日も、出だしはちゃんと「ペトルーシュカ」で。シドレ・ミレドシラ・ラーシ・シーシドレミレードシラ・ラ・シー…♪と楽しげな曲で始まるんですけど。途中でいきなり、壮大かつ華麗なアレンジで「ソ・ドミソラソミファ・ファ・レー ソ・シレファラソファミ・レ・ドー♪」
今日の料理かよっ!?
という(笑)
ドラマで聴いた時も「オイオイ、マジかよ!?」と思うくらいインパクトありましたけど、今日もあちこちから思わず笑いが出てしまうくらいのインパクトがありました(笑)
なんて具合で、盛り沢山で楽しくて、あっという間に終わってしまったような第1部でした♪
休憩を挟んで第2部は、ガッツリブラ1です。
去年は3回もナマで聴いた曲ですが、また今年も聴けるとは♪
休憩時間中も、オーボエやフルート奏者さんが気になるソロをステージ上で熱心にさらっている様子が見られました。
そのブラ1。
どれを取っても外れなし、というくらい素晴らしく完成度の高い交響曲を9曲残してこの世を去ったベートーヴェン。
そのベトベンさん亡き後、まともに交響曲に向き合う作曲家が少ない中、ブラームスさんが20年以上の月日をかけてようやく完成させた交響曲第1番。
そんな曲の解説がスライドで映し出されて、曲名が紹介されてから演奏が始まりました。
ティンパニによるC音の強打。
強烈な和音。
その荘厳な序奏が、実は交響曲完成後に付け加えられたものだった、というのは、今日の音楽会で初めて得た知識でした。
第1主題、第2主題。
出口の見えない苦悩や、見え隠れするベートーヴェンさんの巨大な影。
光が見えかけたかと思いきや、また深い悩みの中に迷い込んで、なかなか進んでいかないように思える曲。
実際、この曲ってベートーヴェンさんの交響曲第5番と同じハ短調で書かれていますし、随所に「ダダダダン」の所謂「運命の動機」が出てくるんですよね。第4楽章の主題は「第九」のメロディによく似てますし。
けれど、全楽章を通じて登場してくるのは、愛するクララ・シューマンの姿。
なるほど、そういう見方もできるのね。
とか。
第1楽章でガラッと急に雰囲気が変わる部分で、バッハの「マタイ受難曲」に出てくるコラールが使われている、とか。
曲の進行に合わせて映し出されるスライドをチラ見しながら聴いてました。
というかね、曲に集中しちゃうと見えないんですよ、スライド(苦笑)
スライドに曰く、クララとブラームスが語り合うような第2楽章はとても美しかったです♪
コンミスさんのソロも、堪能致しました。
第3楽章の冒頭に出てくるクラリネットソロも、とても綺麗でした♪
そして第4楽章。
あの混沌とした中のギリギリの緊張感は、何度聴いてもたまりません♪
アルペン・ホルンの旋律で、山際から朝日が差してきて。
山から山へと吹き抜ける爽やかな風のようなフルートのソロ。本日の広響さんのフルート奏者さんの演奏は、本当に素晴らしい妙なる音色を聴かせていただきました(^^)
歓喜の渦に叩き込まれるようなラストのコーダも、迫力満点♪
ただ、そのコーダで最後の最後に再現されるコラール。テンポを落とす指揮者が多いんですが、茂木さんもやはり、一度テンポを落としてからまたフィナーレに向けて追い上げる、という形を取っていました。
あそこを、そのままの勢いでぶっちぎったのは、今のところ金聖響さんただお一人であります(^^)
私はブラームスの交響曲を生で聴くと、必ずどこかで泣いてしまうんですけど。
今日は最後の最後でキました。
いい演奏を聴かせていただきました♪
……とブラームスさんの余韻に浸っていましたら、アンコールのサービスがありました。
何だろう?
と思っていましたら、フルートさんとオーボエさんがE音のやり取りを始めまして……
おっ!?
これは、ベト7の第1楽章で序章が終わった後のVivaceに入ったトコでは!?
と思っていましたら、ビンゴ!
ドラマのオープニングにもなりました、ベト7の第1楽章でした。
……と思いきや、途中でいきなり第4楽章の最後の部分にジャンプ!(笑)
結構な力技でしたが、ベト7のオイシイ所も聴くことができて、最後の最後まで楽しませていただきました♪
それぞれでブレイクした「のだめカンタービレ」
その「のだめ」に出てくるクラシック音楽を、実際にコンサートとしてやってみよう!
という企画があることは知ってました。が、なかなか地元でやってくれなくてですね(苦笑) 本日、ようやく聴きに行くことができました。
--------------------------------
茂木大輔の 生で聴く「のだめカンタービレ」の音楽会
ロッシーニ作曲:歌劇「ウィリアム・テル」序曲より スイス独立軍の行進
モーツァルト作曲:2台のピアノのためのソナタ ニ長調 より第1楽章
モーツァルト作曲:オーボエ協奏曲 ハ長調 より第1楽章
ジョリヴェ作曲:バソン協奏曲 第2楽章より ラルゴ・カンタービレ
ガーシュウィン作曲 倉田典明編曲:ラプソディ・イン・ブルー
<オーボエ・アンコール>
テレマン作曲:無伴奏幻想(曲?) 第6番 よりラルゴ
<ピアノ・アンコール>
ストラヴィンスキー作曲:ペトルーシュカ〜今日の料理バージョン
(休憩)
ブラームス作曲:交響曲第1番 ハ短調
<アンコール>
ベートーヴェン作曲:交響曲第7番 イ長調 より第1楽章&第4楽章 一部抜粋
ピアノ・デュオ:プリムローズ・マジック(石岡久乃&安宅薫)
オーボエ:古部賢一
バソン:小山清
指揮&お話:茂木大輔
管弦楽:広島交響楽団
倉敷市民会館 15:30〜
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さすがに「のだめ」に出てきた曲がナマで聴ける!
ということもありまして、客席は満員御礼。年齢層も、幼児から年配の方まで、幅広〜い方々が来られてました。
茂木さんは、去年の聖さまN響デビューコンサート以来。ですが、指揮者としての茂木さんはお初♪
広響さんは、一昨年に聖さまと福山での演奏会以来でございました。
バソン協奏曲以外は全て日頃から聴きなれている曲だったのですが、演奏者や指揮者が変われば曲も全く違って聞こえる(というか、同じ組み合わせでも同じ演奏は二度とありませんから;)
ということで、どうなるのかしら?
とワクワクしつつ。
「さあ、楽しい音楽の時間デス」
コンサートの冒頭に演奏されたのは、「ウィリアム・テル」序曲。
千秋がマルレ・オケで演奏して、以前ガタガタのボロボロに崩れた管楽器が、鬼の形相で睨みつける千秋からのプレッシャー絶大な中で見事なファンファーレを鳴らす、あの曲からでした(笑)
しかも、原作のその場面がステージに設けられたスクリーンに映し出されているので、原作を知っている人間からはつい笑いが漏れてしまいます(笑)
そして私が笑ってしまったのはそれだけではなくて、ですね。
広響の第1ヴァイオリンの第3プルトのインサイドに座っていた眼鏡のヴァイオリン奏者さん。とても表情が豊かで、拝見していて楽しいのですよ(笑) インサイドの方は、客席に体が向いているので、余計にわかりやすくてですね(^^)
最初から楽しませていただきました♪
本日は指揮とお話が茂木さん、ということで。1曲終わったら、茂木さんのトークです。
今日のオケの広響さんが紹介された、と思ったら、その広響さんたちはいきなり退場(笑)
次の曲が「2台のピアノのためのソナタ」なので、オケは必要ないんですよね(苦笑)
ということで、ドラマで千秋役の玉木さんと、のだめ役の上野さんに楽器指導もされた、というピアノ・デュオ、プリム・ローズのお二人が登場です。
この「2台の〜」は、「のだめ」の中で千秋とのだめが初めて共演した曲。
というワケで、お二人はですね。
開始2小節でいきなりのだめが間違える
バージョンも演奏して下さいました(笑)
聴いてて思わず「ぎゃぼーん!」って感じでした(笑)
で、気を取り直して、今度はちゃんとしたバージョンでの演奏です。
……この曲、ドラマで聴いていた時にも思いましたけど。生で聴いていると、改めて感じました。
合わせるの、難しそう。。。
モーツァルトって無駄がないと言いますか、書かれている音が一つでも抜けると曲が成り立たなくなるような気がするのですよ。で、この曲はと言えば、第1ピアノと第2ピアノが掛け合ったり、ハモったり、ユニゾンになったりしながら進んでいくワケでして。
一歩間違えたら走ってしまいそうだし、少しでもタイミングがズレたら掛け合いにならなくなりそうだし。
加えて、この曲はテンポが速い。
プリム・ローズのお二人はその辺りも見事に合わせておられまして、素晴らしい演奏を聴かせていただきました♪
続きまして、オーボエの登場です。
新日フィルのオーボエ奏者、古部さんです。
「のだめ」でキャラの人気投票をしたら、上位に来るのがいぶし銀なオーボエ奏者、武士・黒木くんです♪ かく言う私も、一番好きなのは黒木クンなのですけれど(^^)
その黒木クンがのだめを想って演奏したら「ピンクのモーツァルト」になっちゃった、あのオーボエ協奏曲です。
今日のお席は、座った場所が場所だったので、オーボエのキーを操作する音まで聞こえてくる、というかぶりつきな場所でして(笑) この曲も大好きな曲なんですが、そういう位置で聴けたのはラッキーでありました♪
古部さんの音色、とてもまろやかでステキでした♪
アンコールのテレマンまで、満喫致しました。
続いて登場するのは、「のだめ」に出てくるまでは私も存在すら知らなかった、バソンです。ファゴットの親戚みたいな楽器なんですけど、音色は……う〜ん、ファゴットよりもちょっとハスキーで、でも柔らかくて綺麗なのです(^^)
ジョリヴェという作曲家も初めて聴きましたし、もちろんバソン協奏曲も初めて。
でも、ステージセッティングを見ると、弦楽合奏を主体にして、下手側にハープがいて、上手側にはピアノ。この編成から考えて、現代音楽系かな?
と想像しておりましたら……
その通りでした。
冒頭から、いきなり弦楽器の不協和音。
拍を刻む低音、ぶつかり合う音。
時折合奏の中から飛び出てくる、ヴァイオリンとヴィオラ+第2ヴァイオリンのトリオ。
そして、切なげに奏でられるバソンのメロディ。
とってもオトナな雰囲気の、ちょっと淫蕩な香りのするセクシーな曲でした。
まさに、この「のだめ音楽会」じゃないと聴く機会はなかっただろうなぁ、と思える1曲。数少ない貴重なバソン奏者である小山さんの演奏が聴けたのも、幸せでした♪
第1部の最後は、ドラマのエンディング・テーマにもなっていた「ラプソディ・イン・ブルー」
初演時のようなジャズ色の濃さを生かしつつ、ピアノ・デュオバージョンに編曲されたものを聴かせていただきました。
冒頭はクラリネットソロ……のはずなんですが、ここは「のだめ音楽会」
「のだめ」で「ラプソディ〜」と言えば、Sオケですよ〜(^^)
オケのチューニングと、冒頭のソロは、マングースの着ぐるみちゃんがピアニカで♪ですよ〜(^^)
もちろん、その通りに再現して下さってました♪
曲はね、もう言わずもがな。
これも大好きな曲であります♪ 途中、スライドではオトコマエなガーシュウィンさんの姿も映されてました♪
ピアノの超絶技巧も見られて。
曲の最後は茂木さんが指揮台の上でジャンプしてキメてくれました(^^)
そして第1部のアンコールは、ストラヴィンスキー作曲の「ペトルーシュカ」の「今日の料理バージョン」をピアノ・デュオで聴かせていただきました。
そう、コンクールの本戦に挑むのだめちゃんが、張り切りすぎ(?)で体調を崩し。ラストに演奏するはずの「ペトルーシュカ」だけ全然練習できなくて。行きのバスの中で、必死で楽譜と睨めっこして音符を追いかけていたら、途中で鳴り響く「今日の料理」の着メロ。
で、実際のコンクール本番でも、曲が混ざってしまって……
という、アレです。
今日も、出だしはちゃんと「ペトルーシュカ」で。シドレ・ミレドシラ・ラーシ・シーシドレミレードシラ・ラ・シー…♪と楽しげな曲で始まるんですけど。途中でいきなり、壮大かつ華麗なアレンジで「ソ・ドミソラソミファ・ファ・レー ソ・シレファラソファミ・レ・ドー♪」
今日の料理かよっ!?
という(笑)
ドラマで聴いた時も「オイオイ、マジかよ!?」と思うくらいインパクトありましたけど、今日もあちこちから思わず笑いが出てしまうくらいのインパクトがありました(笑)
なんて具合で、盛り沢山で楽しくて、あっという間に終わってしまったような第1部でした♪
休憩を挟んで第2部は、ガッツリブラ1です。
去年は3回もナマで聴いた曲ですが、また今年も聴けるとは♪
休憩時間中も、オーボエやフルート奏者さんが気になるソロをステージ上で熱心にさらっている様子が見られました。
そのブラ1。
どれを取っても外れなし、というくらい素晴らしく完成度の高い交響曲を9曲残してこの世を去ったベートーヴェン。
そのベトベンさん亡き後、まともに交響曲に向き合う作曲家が少ない中、ブラームスさんが20年以上の月日をかけてようやく完成させた交響曲第1番。
そんな曲の解説がスライドで映し出されて、曲名が紹介されてから演奏が始まりました。
ティンパニによるC音の強打。
強烈な和音。
その荘厳な序奏が、実は交響曲完成後に付け加えられたものだった、というのは、今日の音楽会で初めて得た知識でした。
第1主題、第2主題。
出口の見えない苦悩や、見え隠れするベートーヴェンさんの巨大な影。
光が見えかけたかと思いきや、また深い悩みの中に迷い込んで、なかなか進んでいかないように思える曲。
実際、この曲ってベートーヴェンさんの交響曲第5番と同じハ短調で書かれていますし、随所に「ダダダダン」の所謂「運命の動機」が出てくるんですよね。第4楽章の主題は「第九」のメロディによく似てますし。
けれど、全楽章を通じて登場してくるのは、愛するクララ・シューマンの姿。
なるほど、そういう見方もできるのね。
とか。
第1楽章でガラッと急に雰囲気が変わる部分で、バッハの「マタイ受難曲」に出てくるコラールが使われている、とか。
曲の進行に合わせて映し出されるスライドをチラ見しながら聴いてました。
というかね、曲に集中しちゃうと見えないんですよ、スライド(苦笑)
スライドに曰く、クララとブラームスが語り合うような第2楽章はとても美しかったです♪
コンミスさんのソロも、堪能致しました。
第3楽章の冒頭に出てくるクラリネットソロも、とても綺麗でした♪
そして第4楽章。
あの混沌とした中のギリギリの緊張感は、何度聴いてもたまりません♪
アルペン・ホルンの旋律で、山際から朝日が差してきて。
山から山へと吹き抜ける爽やかな風のようなフルートのソロ。本日の広響さんのフルート奏者さんの演奏は、本当に素晴らしい妙なる音色を聴かせていただきました(^^)
歓喜の渦に叩き込まれるようなラストのコーダも、迫力満点♪
ただ、そのコーダで最後の最後に再現されるコラール。テンポを落とす指揮者が多いんですが、茂木さんもやはり、一度テンポを落としてからまたフィナーレに向けて追い上げる、という形を取っていました。
あそこを、そのままの勢いでぶっちぎったのは、今のところ金聖響さんただお一人であります(^^)
私はブラームスの交響曲を生で聴くと、必ずどこかで泣いてしまうんですけど。
今日は最後の最後でキました。
いい演奏を聴かせていただきました♪
……とブラームスさんの余韻に浸っていましたら、アンコールのサービスがありました。
何だろう?
と思っていましたら、フルートさんとオーボエさんがE音のやり取りを始めまして……
おっ!?
これは、ベト7の第1楽章で序章が終わった後のVivaceに入ったトコでは!?
と思っていましたら、ビンゴ!
ドラマのオープニングにもなりました、ベト7の第1楽章でした。
……と思いきや、途中でいきなり第4楽章の最後の部分にジャンプ!(笑)
結構な力技でしたが、ベト7のオイシイ所も聴くことができて、最後の最後まで楽しませていただきました♪
結月さん、こんばんは^^
私も去年のだめ音楽会行きましたよ〜。当時はマンガにもドラマにもどっぷりハマってたんで。しかも、スペシャルの時はエキストラしにミューザ川崎まで行ってしまいましたよ^^;
私が聴いた演奏会は正直……でした。前半の2台ピアノやジョリヴェ、ラプソディ…はいいんですよ。だけど後半、肝心のベト7が…。茂木さんとOEKって合わないですね。あんなに音の汚いOEKって初めて聴きました。私拍手できませんでしたもの。
なわけで今年の演奏会は見送らせていただきました^^;
今年はブラ1だったんですね。良い演奏だったようでなによりです。そうですよね〜、やっぱ聖響さん思い出しちゃいますよね^^あのハイパーブラームス、1度聞くとクセになりますよね。私はブラ2が特に印象深いです。
昨日、クレメラータ・バルティカ&OEKの演奏会行ってきました。曲目はベトベン「レオノーレ序曲第3番」、カンチェリ「ロンサム(孤軍)〜偉大なスラヴァ2(に)、2人のGKから」(日本初演)、ベトベン第9です。
もー最初から最後まで渡邉さん大活躍ですよ。渡邉さんのティンパニってなんて心躍るんでしょ。彼が舞台にいると「よし!今日はもらった!」って気になりますもんね(笑)
久しぶりに来ると長くなりました^^; ではまた結月さんの素敵なレヴューお待ちしてます♪
私も去年のだめ音楽会行きましたよ〜。当時はマンガにもドラマにもどっぷりハマってたんで。しかも、スペシャルの時はエキストラしにミューザ川崎まで行ってしまいましたよ^^;
私が聴いた演奏会は正直……でした。前半の2台ピアノやジョリヴェ、ラプソディ…はいいんですよ。だけど後半、肝心のベト7が…。茂木さんとOEKって合わないですね。あんなに音の汚いOEKって初めて聴きました。私拍手できませんでしたもの。
なわけで今年の演奏会は見送らせていただきました^^;
今年はブラ1だったんですね。良い演奏だったようでなによりです。そうですよね〜、やっぱ聖響さん思い出しちゃいますよね^^あのハイパーブラームス、1度聞くとクセになりますよね。私はブラ2が特に印象深いです。
昨日、クレメラータ・バルティカ&OEKの演奏会行ってきました。曲目はベトベン「レオノーレ序曲第3番」、カンチェリ「ロンサム(孤軍)〜偉大なスラヴァ2(に)、2人のGKから」(日本初演)、ベトベン第9です。
もー最初から最後まで渡邉さん大活躍ですよ。渡邉さんのティンパニってなんて心躍るんでしょ。彼が舞台にいると「よし!今日はもらった!」って気になりますもんね(笑)
久しぶりに来ると長くなりました^^; ではまた結月さんの素敵なレヴューお待ちしてます♪
ようこそお越し下さいました(^^)
9月はコンサートがご無沙汰なので、更新できてなくて…(汗)
コメントありがとうございます(礼)
そうですか、tikiさんが行かれたのだめ演奏会は“外れ”(というと語弊があるかも、ですが…)だったのですね。広響さんとは相性が良かったみたいなんですが、
>音の汚いOEK
……う、それはガッカリです。
OEKさんって弦も管もとても綺麗で、打楽器は渡邉さんがガツン!と行ってくれますものね(^^)
クレメラータ・バルティカ×OEKの演奏会、行かれたのですね。いいなぁ、クレメラータ・バルティカは一度聴いてみたいのですよ。
カンチェリの曲は、タイトルからして面白そうな……(笑)
仰る通り、渡邉さんのティンパニって心躍りますよね(^^)
あの方のティンパニは、音の処理の仕方もマレットの選び方も音量も、何もかも全てツボにハマるのですよ。
渡邉さんにお会いできるのは西宮での聖さま×OEKの演奏会なんですが(って、すでに来られるものだと断定している人;)、あのブラ4のティンパニを再び聴けるのが楽しみです♪
と、私のお返事も長くなってしまいました(苦笑)
9月はコンサートがご無沙汰なので、更新できてなくて…(汗)
コメントありがとうございます(礼)
そうですか、tikiさんが行かれたのだめ演奏会は“外れ”(というと語弊があるかも、ですが…)だったのですね。広響さんとは相性が良かったみたいなんですが、
>音の汚いOEK
……う、それはガッカリです。
OEKさんって弦も管もとても綺麗で、打楽器は渡邉さんがガツン!と行ってくれますものね(^^)
クレメラータ・バルティカ×OEKの演奏会、行かれたのですね。いいなぁ、クレメラータ・バルティカは一度聴いてみたいのですよ。
カンチェリの曲は、タイトルからして面白そうな……(笑)
仰る通り、渡邉さんのティンパニって心躍りますよね(^^)
あの方のティンパニは、音の処理の仕方もマレットの選び方も音量も、何もかも全てツボにハマるのですよ。
渡邉さんにお会いできるのは西宮での聖さま×OEKの演奏会なんですが(って、すでに来られるものだと断定している人;)、あのブラ4のティンパニを再び聴けるのが楽しみです♪
と、私のお返事も長くなってしまいました(苦笑)
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