Sun
08/24
2008
ゴーイング・マイ・ホーム?
今夜の「名曲探偵アマデウス」のお題は、ドヴォルザーク作曲の交響曲第9番「新世界より」
……ここ3年ほど、私的には年明けにはこれを聴かなきゃ始まらない、という1曲であります。だって、金聖響さんが毎年年明けにやるんですもの「21世紀の新世界」(^^)
なんて余談はいいとして。
アマデウスです。
今夜のゲストは、山崎樹範さんです。
彼の名前を聞いて、「Dr.コトー」などなどのドラマを思い浮かべた方は普通だと思うんですが、テニス歴2年のカモメ眉毛でダミ声の少年を思い浮かべた方は、私と同類です(爆)
彼が、外国企業に買収された元日本茶の老舗会社の社員で、会社を辞めて実家に帰って農業を継ごうか、と悩む男を演じておりました。
で、その話と「新世界より」がどう絡むか、と言いますと…
買収先から来ている外国人社員は、この曲を聴いて「イッショニガンバリマショウ」と言出だした。でも、自分はこの曲を聴くと実家に帰りたくなる。
どうして?
ということでありました。
この曲。
私はどの楽章も大好きなんですが、特に有名なのは第2楽章。
「家路」とか何とか、単独でタイトルがつけられて、冒頭部分のメロディがキャンプファイヤーで歌われたり、お別れの音楽としてデパートや商店街で流されたりする、あの曲です。
このメロディ、日本の民謡にも通じる「ヨナ抜き音階」(つまり、ファとシの音がない音階)で作られている、というのは有名なお話で。実際に、コンサートで聴いても、ついしみじみと聴き入ってしまうのであります。
故郷へ帰りたいけど、でも帰れない。
そんな郷愁の念と切なさが込められている、という。
この第2楽章。
ラストの方で、メロディが途切れ途切れになる部分が出てくるんですよね。弦楽器の、最前列の皆さんだけで演奏される部分で。
そっか、この曲のスコアを見たことはないんですが、あの途切れる部分。スコアには四分休符にフェルマータ(適度な長さに伸ばす、という意味です)が書かれているんですね。
……伸ばすタイミングが演奏者に(というか主に指揮者さん)に委ねられる、というワケですか。ふむふむ。
続きまして、楽章は戻って第1楽章の第2主題。
フルートで演奏される明るい爽やかなメロディは、黒人霊歌を取り入れている、なんてこともそういえばどこかで聞いたような……
その黒人霊歌の旋律を、チェコの民俗音楽独特のリズムに乗せて書いている、とのことでした。そういえば、長短短長の「ターンタンタンターン」ってリズムはこの交響曲の中で随所に散りばめられていましたっけ。
番組では、お話の流れ上第3楽章を飛ばして、第4楽章へ。
(うう、あの躍動感にあふれる第3楽章、大好きなのに……;;)
でもまぁ、この第4楽章には他の楽章の主題が次々と出てきますからねぇ。
単独で出てくる部分もあれば、同時に鳴ってる部分もあったりして。
……今年の聖さまの「21世紀の新世界」で聴いた時は、「新世界だろうが何だろうが、かかってこいやーっ!」的な勢いのある、アグレッシブな曲になってましたが(笑)
一見バラバラに思える各楽章のメロディやリズムが混然一体となって、最後の最後に一つにまとまっていく、という。
そういう結論に至って、シゲちゃん演じるサラリーマンさんは希望に満ちた表情で帰っていくわけでありました(笑)
そして番組最後の演奏は、第4楽章でした。
……そういえば、小学生の時に学年演奏でこの第4楽章をやりましたっけねぇ。リコーダーとピアニカと、鍵盤系打楽器とピアノの伴奏がついて。
そしてN響さんの演奏は……
やっぱり、落ち着いてはりますわ(笑)
いや、悪い意味ではないんです。いい意味で、なんですよ。
だって、聖さまの指揮で聴いたら、毎年容赦ないテンポで、容赦ない追い上げが来るんですもの(笑) オケの皆様、聖さまに振り落とされないように必死でついて行くんですもの。聴いてる方も思わず「頑張れ!」って思ってしまうんですもの(笑)
それが楽しくて、聴いててワクワクしてしまうんですけど(←鬼;)
でもって、この楽章の最大の見所(?)となるのが、全楽章を通じてたった1発だけ鳴らされるシンバル。それも、「一発入魂!」なフォルティッシモじゃなくて、ピアノ……(ピアニシモだったかな?)
大きな音をジャーン!と響かせるのは割と簡単なんですが、あの重いシンバルを絶妙にコントロールしながらピアノで、シャーンと綺麗な音で鳴らすのは、至難の業です。ちょっとでも角度が狂って、当たる角度が悪くなるとたちまち雑音が入るんですもの。
元打楽器奏者として、ここを雑音を入れずに「シャーン」と綺麗に鳴らしてくれる方には、なかなかお目にかかれません。
……と、毎年チェックしてる人(苦笑)
某タレント知事さんのおかげで、存続の危機にある大阪センチュリーさんですが。
来年もまた、年明けに聖さまの指揮で「21世紀の新世界」をやっていただけることを、心より期待しています。……佐渡兄ちゃんの「21世紀の第九」は年末にやるようなので、こっちも大丈夫かな?と思うんですけど。
私は聖さまの指揮でこの曲のラストを聴くと「よし、今年も1年頑張るぞ!」と気合いが入るんですよね。
また来年も聴きたいものであります(^^)
ちなみに。
シゲちゃん演じるサラリーマンが務めている会社が、起死回生の1品として発売する「緑茶コーヒー」
……やっぱ、微妙いですよね、それ(笑)
……ここ3年ほど、私的には年明けにはこれを聴かなきゃ始まらない、という1曲であります。だって、金聖響さんが毎年年明けにやるんですもの「21世紀の新世界」(^^)
なんて余談はいいとして。
アマデウスです。
今夜のゲストは、山崎樹範さんです。
彼の名前を聞いて、「Dr.コトー」などなどのドラマを思い浮かべた方は普通だと思うんですが、テニス歴2年のカモメ眉毛でダミ声の少年を思い浮かべた方は、私と同類です(爆)
彼が、外国企業に買収された元日本茶の老舗会社の社員で、会社を辞めて実家に帰って農業を継ごうか、と悩む男を演じておりました。
で、その話と「新世界より」がどう絡むか、と言いますと…
買収先から来ている外国人社員は、この曲を聴いて「イッショニガンバリマショウ」と言出だした。でも、自分はこの曲を聴くと実家に帰りたくなる。
どうして?
ということでありました。
この曲。
私はどの楽章も大好きなんですが、特に有名なのは第2楽章。
「家路」とか何とか、単独でタイトルがつけられて、冒頭部分のメロディがキャンプファイヤーで歌われたり、お別れの音楽としてデパートや商店街で流されたりする、あの曲です。
このメロディ、日本の民謡にも通じる「ヨナ抜き音階」(つまり、ファとシの音がない音階)で作られている、というのは有名なお話で。実際に、コンサートで聴いても、ついしみじみと聴き入ってしまうのであります。
故郷へ帰りたいけど、でも帰れない。
そんな郷愁の念と切なさが込められている、という。
この第2楽章。
ラストの方で、メロディが途切れ途切れになる部分が出てくるんですよね。弦楽器の、最前列の皆さんだけで演奏される部分で。
そっか、この曲のスコアを見たことはないんですが、あの途切れる部分。スコアには四分休符にフェルマータ(適度な長さに伸ばす、という意味です)が書かれているんですね。
……伸ばすタイミングが演奏者に(というか主に指揮者さん)に委ねられる、というワケですか。ふむふむ。
続きまして、楽章は戻って第1楽章の第2主題。
フルートで演奏される明るい爽やかなメロディは、黒人霊歌を取り入れている、なんてこともそういえばどこかで聞いたような……
その黒人霊歌の旋律を、チェコの民俗音楽独特のリズムに乗せて書いている、とのことでした。そういえば、長短短長の「ターンタンタンターン」ってリズムはこの交響曲の中で随所に散りばめられていましたっけ。
番組では、お話の流れ上第3楽章を飛ばして、第4楽章へ。
(うう、あの躍動感にあふれる第3楽章、大好きなのに……;;)
でもまぁ、この第4楽章には他の楽章の主題が次々と出てきますからねぇ。
単独で出てくる部分もあれば、同時に鳴ってる部分もあったりして。
……今年の聖さまの「21世紀の新世界」で聴いた時は、「新世界だろうが何だろうが、かかってこいやーっ!」的な勢いのある、アグレッシブな曲になってましたが(笑)
一見バラバラに思える各楽章のメロディやリズムが混然一体となって、最後の最後に一つにまとまっていく、という。
そういう結論に至って、シゲちゃん演じるサラリーマンさんは希望に満ちた表情で帰っていくわけでありました(笑)
そして番組最後の演奏は、第4楽章でした。
……そういえば、小学生の時に学年演奏でこの第4楽章をやりましたっけねぇ。リコーダーとピアニカと、鍵盤系打楽器とピアノの伴奏がついて。
そしてN響さんの演奏は……
やっぱり、落ち着いてはりますわ(笑)
いや、悪い意味ではないんです。いい意味で、なんですよ。
だって、聖さまの指揮で聴いたら、毎年容赦ないテンポで、容赦ない追い上げが来るんですもの(笑) オケの皆様、聖さまに振り落とされないように必死でついて行くんですもの。聴いてる方も思わず「頑張れ!」って思ってしまうんですもの(笑)
それが楽しくて、聴いててワクワクしてしまうんですけど(←鬼;)
でもって、この楽章の最大の見所(?)となるのが、全楽章を通じてたった1発だけ鳴らされるシンバル。それも、「一発入魂!」なフォルティッシモじゃなくて、ピアノ……(ピアニシモだったかな?)
大きな音をジャーン!と響かせるのは割と簡単なんですが、あの重いシンバルを絶妙にコントロールしながらピアノで、シャーンと綺麗な音で鳴らすのは、至難の業です。ちょっとでも角度が狂って、当たる角度が悪くなるとたちまち雑音が入るんですもの。
元打楽器奏者として、ここを雑音を入れずに「シャーン」と綺麗に鳴らしてくれる方には、なかなかお目にかかれません。
……と、毎年チェックしてる人(苦笑)
某タレント知事さんのおかげで、存続の危機にある大阪センチュリーさんですが。
来年もまた、年明けに聖さまの指揮で「21世紀の新世界」をやっていただけることを、心より期待しています。……佐渡兄ちゃんの「21世紀の第九」は年末にやるようなので、こっちも大丈夫かな?と思うんですけど。
私は聖さまの指揮でこの曲のラストを聴くと「よし、今年も1年頑張るぞ!」と気合いが入るんですよね。
また来年も聴きたいものであります(^^)
ちなみに。
シゲちゃん演じるサラリーマンが務めている会社が、起死回生の1品として発売する「緑茶コーヒー」
……やっぱ、微妙いですよね、それ(笑)

