2017 / 08
≪ 2017 / 07   - - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 - -  2017 / 09 ≫

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


 いつもは映画が放送される、日本テレビ系の午後9時からの番組枠。
 今夜は生誕250年を迎えたモーツァルトさんの特番でした。
 その特番にご出演なさったのが、指揮者の金聖響さん♪
 ファンとしては、見逃すわけにはいかないでしょう!ということで、鑑賞致しました。

 モーツァルトさんといえば、金聖響さんと大阪センチュリー響さんのシリーズでも取り上げられ。
 生誕250年目ということで、耳にすることも多い作曲家さんです。
 もちろん、映画「アマデウス」も鑑賞しました。高校の音楽の授業で見たのが最初で、DVDも購入してます。
 非の打ち所が無い音楽の完成度とは裏腹に、私生活は……(大汗;)な方ですが。。。
(「のだめ」でも下ネタ爆裂な手紙とか、スカトロ好きだったとか、出てきましたよね/笑)
 モーツァルトさんの人生を追いかけつつ、現在に生きる天才の頭の中身を覗いてみよう、というなかなか興味深い番組でした。

---------------------------------------
文化庁芸術祭参加
 モーツァルト生誕250年目の真実

<演奏曲目>
モーツァルト作曲
・ディヴェルティメント ニ長調 K.136 第1楽章
・交響曲第31番 ニ長調「パリ」 K.297 第1楽章
・ピアノ協奏曲第27番 変ロ長調 K.593 第3楽章

指揮:金聖響
管弦楽:東京シティ・フィルハーモニー管弦楽団
ピアノ:仲道佑子

司会:関口宏
出演:雨宮塔子、東山紀之、茂木健一郎、金聖響、森久美子
ナレーション:寺尾總
---------------------------------------

 モーツァルトさんが生涯で作曲したのは約800曲。
 1年に60曲書いた年もあって、まさに週1曲のペース。手紙を書くより楽譜を書く方が速いって、凄いですよね。今のようにパソコンがあるわけでなく、全て手書きなんですもの。吹奏楽団にいた頃に写譜をしたことがありますが、1ページ書くのに何十分かかったことか(苦笑)
 それを思えば、もの凄いスピードで楽譜書いてたってことですよね。
 聖響さん曰く「ご飯を食べるより、寝るより、曲を書いてる方が楽だった」ということですけど。
 やはり常人では「ありえへん」人だなぁ、と。そういうエピソードを聞くにつけ思います。

 モーツァルトさんが天才ぶりを発揮できたその要因として、徹底した現場主義と周囲からの賞賛が大きかった、と茂木さんが脳の発達という観点からお話されていたのは、とても興味深かったです。
 森久美子さんも「100回の練習より1回の本番」と仰ってましたが。。。
 音楽に限らず、何事も現場で叩かれて成長する、ということなのかなぁ、と思ってしまいました。
 その天才ぶりはどのように開花したのか、と現代の天才を追いかけていましたが。。。
 凄いですね、マット少年。
 6歳でピアノを弾きこなし、7歳で作曲を始め、8歳でプロデビューして、今14歳。
 一度聴いただけの「アイネク」を軽々とピアノで、それも転調して弾いてました(戦慄;)
 作曲する時も、ピアノで確かめることもなくパソコンで次々に音符を打ち込んでいってましたし。
 まさに、現代に生きるモーツァルトと言っても過言ではない天才でございました。

 すぐれた音楽家は右脳と左脳を連絡する脳梁が発達している、というのも興味深い研究報告でした。なるほど、左右の脳の特性を考えると、聴いた音楽を音符に変換するのも、それを楽譜に書き起こすのも、頭の中で音楽を自動再生するのも、左右が連動していないとできないのかも。と納得してしまいました。
 また音楽家の脳は、側頭葉の中で聴覚をつかさどっている部分が左右非対称になっている、というのも面白かったです。

 旅から旅へと目まぐるしく変わる環境や、さまざまな人との出会いと別れ。
 言葉も違う、見ず知らずの人々の中で認められなければ、という重圧。
 月並みな言い方かもしれませんし、茂木さんも仰ってましたけど、まさに脳みそフル回転で常に全力で挑んでいかねばならない、という厳しい状況。
 持って生まれた才能と、育った環境と、優れた師匠と、厳しい現場。
 天才は人との出会いによっても作られるのかも、と思いながら番組見てました。

 BGMにもいろいろな曲が流れていましたね♪
 ピアノ協奏曲第20番とか、アイネクとか、交響曲もいろいろ。
 聖響さんの指揮で聴いた曲がかかると、萌え♪モード入ってしまっていけません(苦笑)
 というか、番組構成上仕方ないのかも、なのですが。
 聖響さんがせっかく曲を振り始めたというのに、1分経たないうちに次のコーナー映像を差し挟むのはいかがなものでしょう(涙)
 1楽章だけならそんなに長いものではないのですから、最後まで聴かせていただきたかったです。
 ディヴェルティメントも、「パリ」も、ピアノ協奏曲も(涙)
 1曲くらい、最後までノーカットで聴かせてくれてもいいじゃないかぁ、と思ってしまいました。

 途中、ピアニストの内田光子さんのコメントが入っていましたが、語るお言葉が深いです。
 モーツァルトの音楽は人生そのもの。
 経験の全てを音にすることができた作曲家。
 その一つ一つに、深々と頷いてしまいました。 

 また、この番組。
 間のCMも第●生命がいかにモーツァルトさんの生家や過ごした家の復元や維持に貢献しているか、という宣伝だったため、どこからがCMでどこからが番組の内容なのか、ちょっとわかりづらかったです。番組の続き?と思ったらCMだった、という(苦笑)

 今年に入ってコンサートで拝見する機会が多かったネクタイスーツ姿で、聖響さんが指揮棒を持たずに曲を振り始めた、と思ったらすぐにカットされてしまうのはとても残念でしたけど(涙)
 番組の内容としては、興味深いものがありました。
 自分がある程度解剖学や生理学を勉強して、脳の局在や発達についての知識があるから、というのも理由の一つなのかもしれませんけど。。。
 茂木さんの脳科学者としてのコメントも、内田さんや聖響さん、森久美子さんの音楽家としてのコメントも、それぞれに説得力があったように思います。
 今でも世界中の人に愛される音楽を書いたモーツァルトさん。
 番組を見ていて、まさに最強というか、無敵じゃん、と思ったのですけど(笑)
 今月は26日に聖響さんの指揮で、モーツァルトさんの交響曲ラスト3曲ぶっちぎり!なコンサートを聴くのがますます楽しみになりました。

▼続きを読む▼


この記事へコメントする















結月秋絵

Author:結月秋絵
ようこそお越し下さいました(礼)
音楽の原点はG-CLEF。
好きな指揮者は金聖響さん、佐渡裕さん、下野竜也さん。
好きなヴァイオリニストは落合徹也さん、古澤巌さん、神奈川フィルのソロ・コンマス石田泰尚さん。
好きなピアニストは榊原大さん。
好きなチェリストは柏木広樹さん、ヨーヨー・マさん。
などなど、挙げ始めるときりが無いです(笑)
ピアノ、パーカッション(吹奏楽部にて)、ヴァイオリンの楽器経験があります。
ちなみに、この写真は倉敷市民会館のステージにて。中学時代の定位置(=鍵盤楽器系パーカッション)からの隠し撮りです(爆)

07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。