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 今日は、大阪の高石にありますアプラホールで、「いずみのくに音楽祭」の一環として開かれた、金聖響さん&大阪シンフォニカー交響楽団による「金聖響の世界」を聴きました。
 今日のコンサートは、全席自由。
 開場直後から、座席を巡る熱い戦いが繰り広げられ(!?)
 ステージも暑そうでしたが、客席も暑く(笑)
 演奏は熱くて、大興奮!でございました。

 そんな本日の演目は、以下の通りです。

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いずみのくに音楽祭~金聖響の世界

ハイドン作曲:交響曲第88番 ト長調
ベルリオーズ作曲:幻想交響曲

アンコール
 ……曲目確認中;

指揮:金聖響
管弦楽:大阪シンフォニカー交響楽団

たかいし市民文化会館アプラ 大ホール 15:00~
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 今日のコンサートは、開演前に聖響さんによるプレトークがありました。
 ホールの館長さんのご紹介で、ノーネクタイ&シャツ開襟といった出で立ちの聖響さんがステージへ♪
 かいつまんで内容をお話しますと。
 ハイドンさんの交響曲第88番については、「V字」と言われてますが、ご自分では普通に88番、と呼んでいる、とか。
(そういえば、「びっくり交響曲」こと「驚愕」は94番でした。←調べた人;)
 2日連続の大阪シンフォニカーさんとのコンサートなんだけど、2プログラムになった理由については、ホールの館長さんが「幻想交響曲」大好きで。音響のいいアプラホールで演奏されるのを聴きたかったから、ということとか(笑)
 プログラムには曲の解説が書いてあるけれど、ご自分ではコンサートでそういった解説はあまりお読みにならない、とか。
 これから演奏する「幻想」は「幻想らしく」演奏したい、といったことをお話されていました。
 館長さんがどんな質問をされるのか……と、じっと見つめておられる聖響さんの様子が、とても印象に残りました(笑)

 プレトークが終了して、オケの皆様が登場して、聖響さんが今度はネクタイを締めて登場されて、ハイドンさんです。
 プレトークで「繰り返しを全部やっても、25分くらいの曲」と仰っていたこの曲。
 聴いていて、思わず椅子の上で飛び跳ねてしまいそうになるような、笑顔が止まらない楽しい演奏でした♪
 ゆったりとした序奏から始まる第1楽章。テンポが上がる所からは、一気に弾けるような感じでして。聖響さんも、オケの皆様も楽しんで演奏しておられるようで、聴いていてもとても楽しかったです。
 開場前の行列で2番手につけていたこともあって、今日の席は最前列真ん中ブロックの下手寄り、という位置でしたので、正面は第1ヴァイオリンでした。
 第2楽章では思わず、指使いなど、まじまじと観察してしまいました。
 第3楽章のメヌエットは、とても勢いの良い感じで、これまたノリノリです(^^)
 トリオの部分は、一転して滑らかな感じ。繰り返される音型の最後をちょこっと変えていたり。メロディと伴奏の和音がちょこっとぶつかって、不協和音一歩手前だったり。ハイドンさんの茶目っ気が垣間見られるような気がして、クスッとなってしまいました。
 第4楽章は、速いメロディに、追い立てられるような伴奏。疾走感バツグンな楽章で、聴いていて何となく。乗馬をしている人が、馬車とかけっこをしているような光景が思い浮かびました。途中、ちょっと疲れてしまう所もあるけれど、“さぁ、どちらが勝つかな?”とワクワクする気持ちがわいてきて。
 もう、楽しくて楽しくて、笑顔が止まらない!といった状態で、ノリノリで聴いてしまいました(笑)

 この曲、去年、聖響さん&大阪センチュリーさんによる「ウィーン古典派 第3章」でも聴いているんですが。その時も、第4楽章は楽しくて……と感じたようなんですが(笑) 
 こんなに楽しい曲だったんだ!と、今日の演奏を聴いて改めて感じることができました(^^♪

 休憩を挟んで、続いては「幻想交響曲」です。
 この曲は、曲に施された演出が凝ってますから…やはり、生で聴かなきゃダメだなぁ、と思う1曲です。
 また、この曲。各楽章に、ベルリオーズさんが付けた副題と、彼が書いた説明があります。プログラムにはそれが書かれていたんですが、「幻想らしい幻想」を、あるがままに受け止めるべく、あえて読まず、忘れ気味のうろ覚え状態で聴きました。

 想い人にこっぴどく振られて、失意の中でやっと眠りについた作曲家の、一夜の長く奇妙な夢物語。その始まりを静かに告げるような第1楽章。さながら、レム睡眠1回目、ってトコでしょうか(笑)
 次第に周囲の景色が明るくなって、そこへ登場するのが作曲家の想い人。可憐で清らかな感じで、想い人を象徴するメロディが奏でられます。
 続いて、レム睡眠2回目。ちょっと過剰な、絢爛豪華な舞踏会へと舞台が移動して、次から次へとパートナーを変えながら踊る様子が浮かんで、まさに“享楽の宴”といった雰囲気のように聴こえました。それでもやはり、一番踊りたいと思う相手は、想い人なんですよね(^^)
 レム睡眠3回目は、のどかな田園風景といった様子です。あれはコールアングレでしょうか。オーボエダモーレかしら? ちょっと木管楽器には疎いので、イマイチ区別がつかなかったんですが、その音色に応えるこだまのように、舞台の袖から聴こえてくるオーボエの音色。生ならではの音響効果の面白さを味わうことのできる楽章でした。
 レム睡眠4回目は、待ってました! 実は、今日一番楽しみにしておりました「断頭台への行進」(^^)
 大好きなんです、この楽章♪
 と申し上げると、何だか怪しい人?と思われそうなんですが(汗)
 断頭台へ向かう張本人の心境は置いておいて……と言った様子で、異様な熱気で盛り上がる周囲。断頭台に首を入れて、今まさに綱が切られて、刃が落ちてくる!というその瞬間に頭を過ぎる、想い人の面影。転がる首。処刑の終了を告げる打楽器群。
 音楽を聴いていて、そういうストーリーが目の前に浮かぶ……と言いますか、そういうストーリーを音楽で表現してしまうベルリオーズさんは、やはり、只者ではない!と思います。
 レム睡眠5回目は、奇奇怪怪な死後の世界。想い人も現れるものの、やはり奇怪でいやらしくて、第1楽章の可憐さや清らかさの欠片もない、といった感じです。
 けれど、レム睡眠5回目ともなると、さすがに時間も朝になって、目覚めが近くなるんですよね。それを象徴するかのような、鐘の音。手元にある解説によれば、あの鐘は弔いの鐘らしいので、ちょっと観点がズレているかも、なのですが(汗)

 今日聴いた「幻想交響曲」は、一人の作曲家が見ている夢を、彼の夢の中に入って、時間を追って一緒に見ているような。そんな感覚でした。

 そういえば、「幻想交響曲」といえば、打楽器奏者としても要注目!な曲なんですよね。
 スネアドラムもバスドラムもティンパニも2台用意されていて。
 プレトークで「うるさいですよ」と聖響さんが仰っていましたが、久しぶりにバスドラムの音がお腹に響く体験を致しました(笑)
 今日は最前列に座ってしまったので、ティンパニ4人叩きの様子を目で見ることはできませんでした(涙) これは、また別の機会に楽しもうと思います。
 でもでも、最前列に座ったおかげで、弦楽器の特殊奏法《コル・レーニョ》をはっきり見ることができました♪ 弓の毛の部分ではなく、木の部分で弦を叩くようにする奏法なんですが……かなり大変そうでした(汗)

 ハイドンさんもベルリオーズさんも、本当に楽しませていただきました。
 暑いステージで熱く、素晴らしい演奏を聴かせていただいた大阪シンフォニカー交響楽団の皆様に。
 暑いステージで、「幻想~」が終わった後でネクタイが歪んでしまうほど、熱い指揮を見せていただいた金聖響さんに。
 心から、感謝申し上げます(礼)
 実は今日、開演前は頭痛が酷くて調子が悪かったんですが……コンサートが終わる頃には、すっかり元気になっておりました(嬉)
 きっと、大阪シンフォニカーの皆様や聖響さんに、パワーを分けていただいたんだと思います。

 また、今日は終演後に抽選で選ばれた約40名の観客と、聖響さんや数名のオケ団員さんとのミニ交流会が開かれていました。
 残念ながら、そちらの抽選には漏れてしまったのですが(涙)
 こういう企画、またどこかで開かれたらいいなぁ、と思います。

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結月秋絵

Author:結月秋絵
ようこそお越し下さいました(礼)
音楽の原点はG-CLEF。
好きな指揮者は金聖響さん、佐渡裕さん、下野竜也さん。
好きなヴァイオリニストは落合徹也さん、古澤巌さん、神奈川フィルのソロ・コンマス石田泰尚さん。
好きなピアニストは榊原大さん。
好きなチェリストは柏木広樹さん、ヨーヨー・マさん。
などなど、挙げ始めるときりが無いです(笑)
ピアノ、パーカッション(吹奏楽部にて)、ヴァイオリンの楽器経験があります。
ちなみに、この写真は倉敷市民会館のステージにて。中学時代の定位置(=鍵盤楽器系パーカッション)からの隠し撮りです(爆)

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