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 今朝のNHK-FM「名曲リサイタル」は、フルート奏者の渡邊玲奈さんと、ヴァイオリンの石田泰尚さんが登場です!
 石田さんのヴァイオリンを存分に堪能できる!となれば、聴かないわけにはいかないでしょう!ということで、朝からラジオの前に正座致しました(笑)。
 本日の曲目は、以下の通りです。

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「名曲リサイタル」~渡邊玲奈(フルート)、石田泰尚(ヴァイオリン)

モーツァルト作曲:「ロンド ニ長調」
武満徹作曲:「ヴォイス」
ヴィドール作曲:「フルートとピアノのための組曲」
 (フルート)渡邊玲奈
 (ピアノ)田中玲奈

ファリャ作曲:「スペイン民謡組曲」
ピアソラ作曲:「来るべきもの」
       「忘却(オブリビオン)」
       「ル・グラン・タンゴ」
 (ヴァイオリン)石田泰尚
 (ピアノ)中岡太志

司会:加羽沢美濃、曽田孝
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 本日のお目当ては、ヴァイオリンの石田泰尚さんです。
 2005年の倉敷音楽祭に参加されて、その演奏を聴いて、すっかりファンになってしまった方です(笑)。井上道義さん指揮による、あのストラヴィンスキー作曲の「兵士の物語」。前半の真面目一直線な室内楽から一転、大爆笑&萌え満載なステージは、一生忘れられないコンサートの一つに数えてもいいと思います(笑)

 その時以来、生の演奏にお目にかかる機会がなかなかないのですが、こうしてラジオに出演していただけるのは、地方に住んでいるファンにとっては嬉しいことこの上ないことでございます♪
 しかも、演奏されるのはファリャにピアソラ。民俗音楽の要素が強い曲も大好き。ピアソラも、ヨーヨー・マさんが演奏してブームになる少し前からハマって、一時期ピアソラばかり聴いていたこともあって、大好きなのです♪

 というワケで、感想が後半に集中しておりますこと、お許しくださいませ。

 番組の前半は、現役の芸大大学院生だという渡邊玲奈さん。
 モーツァルトの「ロンドニ長調」は、朝イチで聴くに相応しく、爽やかで軽やかでした。
 2曲目に演奏されたのが、武満徹さん作曲の「ヴォイス」
 演奏前の渡邊さんのお話によれば、この曲はタイトルとおり、声とフルートの融合。フランス語や英語の歌詞があって、声を出す→吹く、という場面があれば、歌詞を言いながら吹く所もあって、楽譜にはかなり細かい指示がされているのだそうです。
 聴いた感じは、フルートなんだけれど、どこか能管のような響きでして。随所に渡邊さんの少し張ったような、鋭い声が入って。幻想的な世界が展開されていたように思います。
 自分から進んでCDを購入したり、演奏会に行ったり……と積極的に聴くタイプの曲ではなくてですね。こういう番組だからこそ聴ける曲だったんだろうなぁ、と。
 声を出しながら吹く曲なので、男性が吹くとまた違った印象で聴こえると思います。
 3曲目に演奏されたヴィドールの「フルートとピアノのための組曲」は、細かい音符も多くて、前の2曲と比べると情熱的でドラマティックなイメージの曲でした。

 前半と後半の間には、ゲストとのトークコーナーがありまして。
 「恋に落ちるもの」というテーマで、ハマっているものなどなどのお話がありました。
 石田さんは、やはりといいますか、長渕剛さんでした(笑)
 いつも右耳につけていらっしゃるイヤーカフの理由も、明らかになりましたね(笑)
 そこからさらに影響を受けて、イヤーカフを愛用するようになったアホなファンが、ここに1名おりますが(笑)

 後半は、いよいよ石田さんの登場です!
 ハーモニクスとピチカートで始まるファリャの「スペイン民謡組曲」
 1曲目は鋭いピチカートの音色と、まろやかでしっとりしたヴィブラートで奏でるメロディとの対比が面白い曲だなぁ、と思いながら聴いておりました。
 2曲目は、不思議な浮遊感のあるピアノの分散和音に、囁きかけるような石田さんのメロディが乗って。高音の響きもとても綺麗で、静かに奏でられる曲に聴き入ってしまいました。
 3曲目は、明るい陽光が降り注ぐような、心弾むような、リズミカルで軽やかで明るい曲です。ハーモニクスで奏でられる超高音域のメロディも、重音のメロディも綺麗で、ステキでした。
 4曲目は、激しく打ち付けるピアノの和音がガンガン響いてくる激しい曲。情熱的なメロディにも、低音の響きにもゾクゾク致しました。
 5曲目は、また静かな曲調に戻ります。半月ほどの月が、やや西の空に傾きかけて静かに地面を照らすような夜の光景を思い浮かべました。
 6曲目は、ヴァイオリンの超絶技巧炸裂!なテンポの速い舞曲と、緩やかなテンポでメロディアスな部分が折り重なったような明るい曲。静かな月夜から、太陽が照りつける真昼へと瞬間移動したような気持ちでした。

 ファリャの後にはオケのぶっちゃけトーク的なお話も聴けました(笑)
 石田さんの場合、アイコンタクト取らなくても、弾いてる様子を見れば一目瞭然な気が(笑)
 某指揮者さんのファンとしましては、神奈フィル的に「イマイチ」な指揮者さんって、どなたなのか気になりますよね。

 そんなぶっちゃけトークの後は、雰囲気を一変してピアソラです。
 時に激しく、情熱的に、すすり泣くように歌い上げられるメロディ。独特のリズムとコード進行、やっぱり好きです♪ 
 「来るべきもの」では、途中で石田さんのカデンツァといいますか、長いソロを楽しむことができました。
 「オブリビオン」も終わりを告げた一つの恋を振り返るような、密やかに始まるメロディが印象的で、大好きな曲です。石田さんの音色で聴くと、スマートでスタイリッシュで感傷的で、本当にステキでした。聴いているのは初夏の陽光が降り注ぐ明るい午前中なんですが、一気にお酒と恋が似合う夜の雰囲気に誘われたような気が致しました。

 この曲の後に、石田さんがピアソラを演奏するようになった経緯をお話してくださいました。中岡さんとの男の友情も垣間見られて(笑)楽しかったです。

 最後は、ピアソラがチェリスト・ロストロポーヴィチさんのために作曲した「ル・グラン・タンゴ」。この曲もハマりました。どうしても、献呈されたロストロさんの音で聴きたくてCD買ったり。マさんのチェロでも聴いたり。ヴァイオリンに編曲されたものは、ギドン・クレーメルさんの演奏でよく聴きました。
 今日演奏されたのは、また新たに編曲されたものだったようです。原曲をそのまま演奏するというわけでなく、所々オリジナルなソロが入ったり。メロディの繋ぎになる部分とか、細かいニュアンスが違っていたりしましたから。
 石田さんの演奏は、テンポは少しゆっくりめ。重音をたっぷり響かせて、メロディをしっとりと聴かせているように感じました。ピアノのロマンティックなオブリガードもステキですし、石田さんの音色は上品な中にも隠せない色香が漂っていて、聴いていて鳥肌立ちました。
 石田さんの音で聴くとやはり、洗練されていて、オシャレで、頽廃的な香りも漂っていて、お酒と大人の恋が似合う都会の夜の雰囲気だなぁ、と感じます。

 番組の途中、石田さんの演奏の感想を訊かれた紳士が「コンマスじゃなくて、ソリストとして活動されたら……」なんてことも仰っていましたけれど。神奈川フィルのコンマス席でオケを振り回すお姿も好きな(って、テレビでしか見たことないですが;)ファンとしてましては。
 やはり、両立していただきたいなぁ、と思います。

 まだ午前中なんですけど。
 モーツァルトを聴いて朝を迎えて、ピアソラでしっとりと夜を迎えて。
 1日終わったような気分です(笑)
 堪能させていただきました(^^)
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【情報をありがとう。】
こんにちは。最近石田様にすっかりはまってしまい、過去の情報がとっても嬉しい乙女です NHK-FMではとても沢山話されたという事で、内容を少しでも覚えていらしたら、お教えください。最近の石田様はアダルトになられて、ますます素敵ですよ~

【>石田様ファン子さん】
こんにちは、ようこそお越し下さいました。
ちょっと遠方に出ていたもので、お返事が遅くなりまして申し訳ありません。

最近イシダ様にハマってしまわれたのですね(^^)
この放送ではいろんな話をしたはずなんですが、申し訳ありません。詳しくは覚えてなくてですね。。。
感想を書いたのは放送直後だったので、録音していた番組をこれから聴く方に向けてあまりネタバレにならない程度に…とこれくらいの記述にしたのです。

最近のイシダ様、髪が黒くなってまたステキですよね~♪
23日にみなとみらいへ伺うんですが、その時にコンマス席にいらっしゃるといいなぁ、と思います。
……と言いましても、今の神奈フィルさんの場合、私はマエストロ一点集中型の鑑賞になってしまうんですが(笑)

余計なことを申しました。
イシダ様も大好きなので、よろしければまたお越し下さいませ(礼)
【定期演奏会】
返信ありがとうございます。昨夜はトヨタクラウン・クラシックコンサートがあり、聖響氏指揮による「ブラームス一番」が大盛況でした。コンマス石田氏のソロの際には聴衆がウットリ!
定期演奏会にいらっしゃるのですね。楽しみですよね。
【Re: 定期演奏会】
>ファン子さん

トヨタクラウン・クラシックコンサート、聴きに行かれたのですね(^^)
チケット獲得の倍率がかなり高かったのだとか。聴けて良かったですね~

ブラ1、聖響さんの指揮ではかなりテンポが速いので、オケの皆さんは苦労なさったようですが(汗;)
第2楽章、イシダ様のソロは素晴らしかったでしょうね♪
1月のミサソレでも、彼のソロが始まった時には極上の調べが流れて、聖響さんも指揮棒を置いて聴き入るように振っておられましたから。。。
来週の定期演奏会、本当に楽しみです♪
【】
石田様「ミサソレ」は大絶賛で、いまだに(今日でちょうど3ヶ月経ちましたが)皆さんがあの曲を引きずってるほどです。そして昨夜の「ブラ1」のソロも引きずって・・ファンは相当感動を受け取っております
では、定期演奏会で!
【いよいよ定期演奏会】
明日の定期演奏会、晴れますように
昨日のリハーサル、凄い迫力で、皆さん「のりのり」でした
【Re: いよいよ定期演奏会】
>ファンコさん
リハ、ご覧になったんですね♪

マエストロがかなり張り切っておられるので、明日は寒くて雨が降ると思います。
あの方、寒いのが大好きな悪天候を呼ぶ指揮者なので(爆)
去年の常任指揮者就任披露コンサートも、朝から大雨&気温低下でしたし。
以前、別の楽団を振った時には「ああ、今日は爆演だなぁ」と思いながらホワイエに出たら、みなとみらいが吹雪いてましたもの(笑)

まぁ、聖響さんが悪天候を呼ぶ=爆演の確率が高いので。
明日の演奏、期待したいと思います♪
【熱くなってきました!】
はい!私も必ず雨だと思います聖響氏はリハの際に、とびっきりの笑顔?でご挨拶をしてくださいます。明日はどんな悪天候でも、「ブラボー」を叫びに参りま~す
【素晴らしかったですね[i:63733]】
わぁ~。大感激! 全曲聴くと凄い迫力。休憩なしで異常に集中しちゃいました。
聖響様も石田様も表情までうかがえるとても良い席でした。私にとっては
ではまたご一緒しましょう~。
P.S.やはり雨模様でしたネ!
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結月秋絵

Author:結月秋絵
ようこそお越し下さいました(礼)
音楽の原点はG-CLEF。
好きな指揮者は金聖響さん、佐渡裕さん、下野竜也さん。
好きなヴァイオリニストは落合徹也さん、古澤巌さん、神奈川フィルのソロ・コンマス石田泰尚さん。
好きなピアニストは榊原大さん。
好きなチェリストは柏木広樹さん、ヨーヨー・マさん。
などなど、挙げ始めるときりが無いです(笑)
ピアノ、パーカッション(吹奏楽部にて)、ヴァイオリンの楽器経験があります。
ちなみに、この写真は倉敷市民会館のステージにて。中学時代の定位置(=鍵盤楽器系パーカッション)からの隠し撮りです(爆)

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