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 今日は、金聖響さんの聴き初めでした♪
 「21世紀の新世界」を聴くのは、今年で3度目。
 聖響さんの聴き初めは、やっぱり「新世界」!と思ってしまうくらい、自分の中ですでに定着してしまった感じがします。

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21世紀の新世界

ベートーヴェン:歌劇「フィデリオ」序曲
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調 「皇帝」 op.73
(休憩)
ドヴォルザーク:交響曲 第9番 ホ短調 「新世界より」 op.95

指揮:金聖響
ピアノ:佐藤卓史
管弦楽:大阪センチュリー交響楽団

ザ・シンフォニーホール 14:00~
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 今日は、朝から聖響さんでした。
 ABC朝日放送で毎週日曜日の朝にOAされている「ザ・シンフォニーホールアワー」で流れたのが、去年行われた「聖響×OEK ブラームス・チクルス第3回」で演奏されたピアノ協奏曲第2番だったのです。
 日曜日の目覚めのひと時を、聖響さんの音楽で過ごす幸せを噛みしめ、番組の最後で今日の「21世紀の新世界」の告知を聴いて、気合いが入りました。

 今日のプログラムは、前半がベートーヴェンさんで後半がドヴォルザークさんの「新世界より」
 大阪センチュリー交響楽団さんの演奏は久方ぶりで、ヴァイオリンは第1と第2が指揮者を挟んで向かい合う形の対向配置。トランペットやトロンボーンなどホルン以外の金管楽器はステージの上手側に、コントラバスは第1ヴァイオリンの後ろでステージの下手側に位置する、というオケの配置になっていました。
 ティンパニはバロック・ティンパニと通常のペダル式ティンパニの2台用意されていました。多分、ベートーヴェンはバロック・ティンパニで、ドヴォルザークはペダル式を使うんだろうなぁ、と思っておりましたら、予想通りでありました。

 オケの皆さんが入ってこられて、学ラン型のスーツに身を包んだ聖響さんがステージに登場して、「楽しい音楽の時間」の始まりです(^^)
 コンサートの最初に演奏されるのは「フィデリオ」序曲。
 新年の幕開けに相応しい、明るくて華やかな感じのする曲です(^^)
 途中、ちょっとホルンが「あら?」的な部分もありましたが……(汗;)

 続きましては、ピアノ協奏曲「皇帝」です。
 生で聴くのは久方ぶり、でも曲そのものは某石油会社のCMで毎週日曜日の朝耳にしている曲です(笑)
 冒頭から、一つ一つの音がキラキラと輝くような、佐藤さんの素敵なピアノが光ってました。
 全体的にテンポは速め、ヴィブラートもちょっと抑えめ。
 バロック・ティンパニの硬い音色がピリリと効いて、メリハリのある演奏でした。
 穏やかで美しい第2楽章は、あまりの心地よさに途中で意識が……(滝汗;)
 音量が落ちた中、主題の断片がチラリと見えて、ドン!と突入した第3楽章。
 きらびやかと言いますか、典雅な響きといいますか。ピアノとオケの絡みが絶妙で、楽しんで聴かせていただきました(^^)

 ピアノ協奏曲「皇帝」は、今年の聖響さんのシリーズ「音楽至上主義」でも演奏されるのですよね(^^)
 指揮とオケは同じですが、ソリストが変わるとまた違って聞こえると思うので、楽しみであります♪

 休憩を挟んだ後半は、本日のメインである1年ぶりの「新世界より」です。
 この「新世界より」が凄かった!!!
 前半の感想が薄いのは、後半が凄すぎて印象がぶっ飛んだから、というのが理由なんですが……(苦笑)
 第1楽章から、過去2回聴いた「新世界より」とはまるで違っていました。
 ためる所はためる。
 メロディをじっくり聴かせたい所はテンポを落として、たっぷり歌わせる。
 デクレッシェンドやクレッシェンド、アッチェレランドを巧みに使って曲にメリハリをつける。
 力強い第1主題と、柔らかい第2主題の対比も、スタッカートやスラーやアクセントも強調されていて、「こんな曲だったかしら?」と、新鮮な発見や驚きと共に聴きました。

 第2楽章も、過去2回に聴いた時よりもずっと落ち着いたテンポで始まりました。
 朗々と響くイングリッシュ・ホルンの「家路」のメロディに、酔わせていただきました。
 この楽章も、最初は遅めのテンポで始まって、途中で出てくる木管楽器の軽やかなメロディはとことん軽やかでリズミカルで、トリルはちょっと鋭い感じ。しかも、ちょっとアッチェレランドがかかっておりました。
 時々顔を見せる第1楽章の第1主題が「故郷への思いを忘れるな」という感じに聞こえるんですが……望郷の思いに浸る、というよりももっと前向きでアグレッシブな感じだなぁ、と思っておりました。
 最後の方で「家路」の主題が切れ切れに出てくる所は、弦楽器の最前列にいる8人のみでの演奏でした。全体の音量を絞るのではなくて、明らかに人数を減らしてコンマス&チェロの二重奏につなげるこの演出、今年が初めてなのか、去年もやってたのか、記憶が定かではなかったんですが(汗;)

 ティンパニとトライアングルが大活躍で、パーカッショニストとしては嬉しい第3楽章。
 こちらも、最初のメロディはとことんリズミカルでテンポも速くて。
 宴の様子を思わせる民謡風のメロディが出てくる部分では、拍の頭を強調するアクセントが効いていて、メロディアスなんだけど全体としてとてもリズミカルな印象だなぁ、と思いつつ聴きました。

 第3楽章から、あまり間を置かずに突入した第4楽章。
 もう、キターーーッ!!!という感じでした。
 カチッとキリッとした音で、「パーンパンパンパーンパパーン!」と金管のメロディも全開。それを受ける弦楽器はとことん歌い上げる、という感じでした。
 テンポはかなり容赦なく速かったです。
 静と動、陰と陽の対比がとことん強調されている、とでも言いましょうか。
 振っている聖響さんの集中力も相当高まっている感じでしたし、オケの皆さんもかなり必死で食いついておられる感じでした。
 失礼を承知であえて申し上げますと、久方ぶりにあそこまでオーラ全開で「俺様」な聖響さんを見たなぁ、と(笑)
 「のだめ」風に言えば、聖響さんの周りにホントに「黒い羽がぶわっ!」みたいな感じでして。
 COOさんを振る聖響さんを見るのも久方ぶりだったんですが。
 途中、「容赦ないわ、この方!Σ ̄□ ̄;」と思うくらい、煽ってましたものね、オケを(^_^;)
 「ちゃんと目を合わせて!」的に、何度も何度も左の人差し指で左目を指す指示を出しておられましたし。
 あっちにもこっちにも、鋭い指差し指示が飛んでましたし。
 ある意味で、専任指揮者を務めたこともあるCOOさんが相手だからこそ、あそこまで遠慮なく指示が出せるんだろうなぁ、なんてことも思ってしまいました。
 「21世紀の新世界」だけでなく、今までに何度もこの曲を聴きましたが。
 聴いていて、ワクワクして楽しくて仕方なくて、笑いが止まらなくなったのは、下野竜也さん×PACオケでこの曲を聴いて以来のことでした。
 それはもう、「新世界だろうが、新天地だろうが、かかってこいやぁ! 俺の未来はこの手で切り開いてやる!」くらいの勢いのある、気迫溢れて圧倒される、大興奮の第4楽章でした。
 爆演でございました(^^)

 去年の12月、急性腰痛症で倒れたとお聞きした時は本当に心配したのですけれど。
 鍼灸治療で回復したと聞いて安堵していたものの、やはりこの目で見るまでは……と思う部分も正直あったのですが。
 が、今日のあの爆演を見て、完全復活!という感じだなぁ、と思いました(^^)
 2008年の聖響さんの聴き初めで、もの凄い演奏を聴かせていただきました。
 今年1年も何だかイイコトがありそうな予感がするなぁ、とテンション↑↑↑で前向きな気持ちになれるコンサートでした。
 聖響さんと、COOの皆さんと、ピアノの佐藤さんに心から感謝致します。

 今年は3月にOEKさんとのブラームス・チクルス最終回があるのですけれど。
 COOさんと組む、4月からの「音楽至上主義」が本当に楽しみです(^^)
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【】
さすがお姉さま、完璧ですわっ♪
TBじゃなくて、文中リンクさせていただきました(笑)
【新世界聴いてきました】
結月さん、こんばんは
12/3の午前0時12分にコメントした方こと、Yukiと申します。
あの日はコウフン=3し過ぎて名乗るのも忘れてました。。
今日もコウフン覚め遣らぬまま、blog拝読させて頂きましたm(_ _)m
私が色々言うのもヤボなくらい完璧☆なレビューですね。いつも感心させられます(>_<)

今日は2ndVlnのド前で聴いてたせいか、あんまりホルンの音が聞こえませんでした。残念。。
コンチェルトの出だしは多少乱れ気味;)でしたが、アダージョはすごい良かったですね(*^_^*)
第2楽章が始まったとたん、なんだか幸せな気持ちに包まれました☆*:・°

同じ第2楽章ですが、シンフォニーのほうもすごい良かったです×2
それにしてもコーラングレが、、強い!!あんなに明瞭でどっしりとした主題、初めて聴きました(*'o'*)

最後も余韻を残して…とはいきませんでしたが(拍手が早い;>_<)o×3
今年初めのコンサートを堪能させて頂きました。。

川崎行ったらなぜかDH君が指揮台に、、なんてこともあったんですが、無事に指揮されてる姿を見て安心しました(*^_^*)

【】
おはようございます。

昨日の「新世界から」、よかったんですね。
初聖響さんが上々の出来で何よりでした!

バロック・ティンパニを使った「皇帝」は、ちょっと聴いてみたかったです。
フレディさんとの競演を楽しみにしたいです。
演奏が聞こえてきそうなエントリ、ありがとうございました。
【】
>つとさん♪
昨日はお疲れ様でした。
文中リンク、ありがとうなのです(^^)
完璧だなんて、そんな……(照;)
聖さまの爆っぷりをお伝えするには、まだまだですわ(苦笑)
【】
>Yukiさん♪
改めまして、いらっしゃいませ(^^)

聖響さんの演奏を聴いて、コーフンしちゃうのはよぉくわかります(^^)
昨日も凄かったですよね。
まだ頭の中を「新世界」が回ってますもの(笑)

ピアノ協奏曲は、仰る通り、第1楽章はちょっと「あら?」と思う部分があったんですが、第2楽章以降は本当に素晴らしかったと思います。
圧倒されたのは「新世界」だったんですけど、終演後に頭の中で回っていたのは「皇帝」の方でした(^_^;)

「新世界」の第2楽章、テンポをあそこまで落としたのは、ホールの響きが良くて、コールアングレのメロディをじっくりと聴かせたいからなのかな?なんて、実は思っていたのです。
聴かせ所を確実につかんで、最高の形で聴かせる聖響さんには、いつもノックアウトされてしまいます(笑)

去年は健康面でハラハラ致しましたが、今年は無事に乗り切っていただきたいですね(^^)
最後になりましたが、コメントありがとうございました(礼)
【】
>親父りゅうさん♪
こんばんはです。

昨日の「今年初聖さま」、サイコーでございました(^^)
今まで聴いた中では、最高の「新世界から」でした。初めて聖響さんの指揮で聴いた時よりも、ずっと興奮しましたもの(*^_^*)
昨日聴いたあの感動が、聴きに来られなかった方に少しでも伝われば……と思って書きましたので、
>演奏が聞こえてきそうなエントリ
と仰っていただけて、嬉しいです(^^)

4月以降の「音楽至上主義」でも、きっと聖さまのことですから、バロック・ティンパニを使用するのではないかと思います。
楽しみに致しましょう(^^)
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結月秋絵

Author:結月秋絵
ようこそお越し下さいました(礼)
音楽の原点はG-CLEF。
好きな指揮者は金聖響さん、佐渡裕さん、下野竜也さん。
好きなヴァイオリニストは落合徹也さん、古澤巌さん、神奈川フィルのソロ・コンマス石田泰尚さん。
好きなピアニストは榊原大さん。
好きなチェリストは柏木広樹さん、ヨーヨー・マさん。
などなど、挙げ始めるときりが無いです(笑)
ピアノ、パーカッション(吹奏楽部にて)、ヴァイオリンの楽器経験があります。
ちなみに、この写真は倉敷市民会館のステージにて。中学時代の定位置(=鍵盤楽器系パーカッション)からの隠し撮りです(爆)

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