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20071102_brazyk3

 4月から始まった、金聖響さんとOEKさんによるブラームス・チクルスも第3回目。
 先月第1番の交響曲のCDが発売されてから約10日。
 その興奮も冷めやらぬまま大阪まで足を運び、第3番を聴いてきました。

 聖響さんがブログでこの第3番の録音のことや、金沢での定演ことなどを書かれておりましたし。
 折しも昨日、わが地元岡山で発行されている新聞で、金聖響さんの話題が出ておりました。そちらはブラームスではなくて、ベートーヴェンの「第九」に関する話題だったんですけどね。やはり先月発売された著書「ベートーヴェンの交響曲」で第九について語っておられる一節が取り上げられて、紹介されておりました。
 おかげさまで、前日からテンション上がっておりました(笑)

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聖響×OEKブラームス・チクルス 第3回

ヨハネス・ブラームス

ハイドンの主題による変奏曲 作品56a
交響曲第3番 ヘ長調 作品90
(休憩)
ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 作品83
 ピアノ独奏:清水和音

指揮:金聖響
管弦楽:オーケストラ・アンサンブル金沢

ザ・シンフォニーホール 15:00~
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 今日のコンサートは、前半からいきなり交響曲でした。
 それに先駆けて演奏されたのが、「ハイドンの主題による変奏曲」
 えーと、どんな曲だったっけ?
 と記憶の引き出しを探していたんですが、曲の冒頭「レーミ♭レ・レ・ミ♭ーレー♪」を聴いた瞬間、「これかぁっ!!」と思い出しました。
 懐かしいですねぇ、「聖アントニー・コラール」(^^)
 中学時代、選択授業で音楽を選択した人ばかりが集まる授業で、この曲をリコーダー四重奏で演奏したことを思い出しました。あの時はバス・リコーダーを初めて吹いて、楽器の重さとボーと出てくる音の低さに戸惑ったものです(笑)
 なんて思い出話は置いておいて。
 冒頭のシンプルなコラールが、次々と曲調を変えて変奏されていく曲です。
 柔らかい音色で奏でられたかと思えば、カチッとしたアップテンポになったり、壮大な曲調になったり、短調になったり……
 もう12月ですが、変わりやすいものの例えとして「女心と秋の空」(個人的に、男心の方がハマってるんじゃない?と思いますけど;)なんて言いますが。
 この曲もそんな感じかしら?と思いつつ、楽しませていただきました。

 続きまして、先日レコーディングも素晴らしかったらしい、交響曲第3番です。
 ……さすがに、「ハイドンの~」とは音がまるで違います。
 調はヘ長調だけど、「え? これって短調なの?」と誤解してしまいそうな、いきなり激情が爆発するような冒頭から、圧倒されました。
 硬質のバチを使用したティンパニがガンガン鳴って、迫力倍増であります。
 第1楽章の主題の1回目よりも、繰り返しをした2回目、そしてさらに曲が進んでいくにつれて、聖響さんもオケの皆さんもどんどんテンションが上がっていくように感じました。
 ここが聞かせどころなの!という要所を除いて、全体的にビブラートを抑えめにしている弦楽器(特にヴァイオリン)のしなやかな音色も健在です。
 第2楽章は美しかったです~(^^)
 美しい曲を、どこかほんわかと温かくなるような音色で奏でられてですね。小春日和に日向ぼっこをしているような心地で、とても気持ち良くて。肉体的にも精神的にもかなり蓄積されている(と思うです;)疲れにじんわりと沁みこんで、夢の中へ誘われそうになりました(汗;)
 第3楽章は、本日もっとも楽しみにしておりました曲です。
 大大大大好きな楽章です♪
 あの哀愁漂うメロディ、拍子にきっちりハマりきらない感が絶妙なあのメロディ、大好きなんですよ。
 それを今日の金聖響さんとOEKさんはですね。絶妙に音を膨らませて、抜いて……と、掴んだと思ったら離れていくような、ちょっともどかしさを感じつつ、だからこそもっと求めたい。みたいな(相変わらずワケわからない例えですな;)演奏だったんですよ。
 まぁ、簡単に言えば。
 ストレートで真ん中射抜かれた、たまらんスマッシュな演奏だったわけでございます。
 ここぞ!と今まで抑えていたビブラートをかけて演奏する弦楽器さんたちも、ホルンのソロも。
 泣かせてくれました。
 ああもう、大好きだ、チクショー!
 なんて、ちょっと口汚く心の中で叫んでしまいました(笑)
 ブラームスさんって、ロマンチストな方?
 と思うような、ちょっと女性的な面を見せていただいたような第3楽章から一転、激しさを見せる第4楽章も素晴らしかったです。
 オーケストラがフルで鳴る部分など、さらなる高みへと引き上げられるような、天の高いところへ連れて行かれそうなあの感覚を味わいました。
 そんな激しさや高揚感を見せながらも、最後は静かに終わりを迎えて、静寂の中に余韻を聴き……たいところだったんですけど。
 拍手のタイミングがちょっと早かったような……(涙)
 CDでは音が鳴りやんだ瞬間=曲の終わりですけど。
 生では指揮者が手を下ろした時が曲の終りなんだよぉ。
 もう少し辛抱してよぉ、とちょっと残念な気持ちでございました。

 交響曲第3番、堪能させていただきました。
 これで、今年1年でブラームスの交響曲全4曲を、全て生で聴くことができました。
 願わくば、聖響さんの指揮でコンプリートしたかったんですけどね。
 まぁ、何もかも自分の思い通りにはいきませんから、仕方ないです。
 来年の3月には第4回が控えてますからね(^^)

 休憩を挟んだ後半は、ピアノ協奏曲第2番です。
 ホルンとピアノの掛け合いで静かに始まる協奏曲なんですが…協奏曲というより、ピアノ付きの管弦楽曲という感じ(というか、構成から考えたらむしろ交響曲?)の曲でした。
 清水さんのピアノ、とても綺麗でした。
 そして交響曲第3番でも魅せてくれた、1stホルンさん。本当に美しい音色でありました。
 清水さんと聖響さんも、だんだんヒートアップしていく感じでして。
 ああ、楽しそうだな~、と拝見しておりました。
 第2楽章は……スミマセン、日頃の疲れが出たのか、集中力を交響曲で使い果たしてしまったのか。ほとんど夢心地で聴いておりました(滝汗;)
 第3楽章では、チェロの独奏に酔わせていただきました(^.^)
 全体的にビブラート抑えめにしていると、ここぞ!という聞かせどころでのビブラートがより一層活きてくるんだなぁ、と改めて感じさせられました。
 リズミカルな第4楽章も、聴いていてとても楽しかったです。
 全体的にとても楽しくて、気持ち良くて、音色が心地よくて。
 気持ち良すぎて、心地よすぎて、睡魔さんの誘惑に負けないように戦いつつの鑑賞となってしまいました(大汗;)

 演奏が終わった後、カテコでの清水さんと聖響さんのやりとりが微笑ましかったです(^^)
 失礼とは思いましたが、「君も前に出てこようよ」「君も一緒に頭下げようね」的なやり取りを拝見し、我慢できずに笑ってしまいました。ホントに微笑ましかったんですよ~。
 楽しく、素晴らしい演奏を聴かせていただいた清水さん、聖響さん、OEKさん。
 心より、感謝申し上げます(礼)
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【】
こんにちは-☆初めてコメントします

私も今日、聖響さんのコンサートを聴かせて戴きました。。
いゃもぅよかったですね(*^_^*)メロメロです。
前から3列目っていうこともあって、息遣いまで堪能しました。
(休止の「スッハッ」がよく聞こえましたよ)笑)

真面目に、ハイドン~のフィナーレはすごく感動しました。
弦が少なくてどうなるのかなって思いましたが杞憂でした。
音の厚みがクリアに良く出てましたね。
(前もコントラバスが後ろでしたっけ?)
シンフォニーの余韻は確かにちょっぴり…早かったです。
腕が降りてから脱力↓ホッ(_ _;)…拍手喝采!ですかね。

ま、喜喜楽楽&涙、良いコンサートでしたね。
聖響さんありがとうございました!me too!
川崎もよろしくお願いします(早!!)

好き勝手変なコメントでごめんなさいm(_ _)m
最後の4回目が早くも楽しみですね。
私も行く予定(絶対行く)笑)なのでまた寄らしてもらいますね。
【】
こんばんは。
一夜明けて、あらためて昨日のコンサートの余韻がまだ脳内、体内で響いている私です。

秋絵さん、さすがチェック・ポイントが詳しいですねぇ。
同じコンサートを聴いて、これだけ楽しめればいいですよねぇ。
私も、実はP協では睡魔と格闘する場面が2回ありました。
なにしろ両隣の方が交代で「こっくりこっくり」とされますので、つい・・・(他人のせいにするなって突っ込まれそうですね)。
だいたいブラームスの緩叙楽章って眠気誘発効果強いですよね。

「新世界」は行けませんが、どうぞ、目一杯楽しんできて下さいね。
【】
結月さん、こんばんは^^

私も一足お先に聴いてきましたよー。今回は私も初コメの方同様、前から2列目という席だったのでガッツリと聖響さんを堪能できました。本当はこんな前の席、しかも舞台向かって左端という音が偏って聴こえそうな場所は不安だったんですけどね。だけどそれは杞憂に終わりました。

私思うんですが、聖響さんとOEKってホント相性いいと思うんですよ。聖響さんとだとOEKの実力が遺憾なく発揮できるというか。先日ある指揮者との演奏があまりにも酷かったので余計にそう思うのかもしれませんが(汗)正直言うと私OEKの金管(特にホルン)には少し不安があるんですよね。だけど今回はよかった! 泣かせてくれました。これも聖響マジックなのかと。そして渡邉さん! ティンパニーはやっぱり彼でないと! ビシッと演奏が締まりますよね。 

ええ、ワタクシも近くの席ですから聖響さんの激しい息遣い(鼻息)が聞こえました。いやビックリしました。あんなにするもんなんですね~。そしてオケの皆さんや清水さんとのアイコンタクトに萌えてしまいました^^

演奏後、なんと聖響さん、清水さん、1stホルンのティモキヌさん、チェロの大澤さんのサイン会があったんですよー!! もちろん並ばせていただきました。聖響さんのサインはニコっと笑った顔マークみたいのが書いてあって可愛いです。そして握手もしていただきました!
厚みのある温かなお手でございました。未だその感触が残っております。幸せな時を過ごさせていただきました。
【】
>12/3の午前0時12分にコメントいただいた方へ♪

ようこそお越しくださいました。
初めまして(^^)

前の方で聴くと、足音とか鼻息とか唸り声とか(←・・;)よく聞こえますよね(笑)
OEKさん、ホントに素晴らしいですよね。
あの人数で鳴らしているとはとても思えない迫力がありますもの。
友人ともよく話しているのですが、ホントに少数精鋭って感じですよね。
拍手のタイミングについても、賛同していただきまして、ありがとうございます。
あのタイミングで拍手がきたためか、指揮棒を置いた次の瞬間に聖響さんがビミョーな表情しておられました(苦笑)

第4回は来年の3月まで待たなければなりませんけど、楽しみですね(^^)
(その前に、第2番のCDとか出たりして;)

ついしん
コントラバスは、前回も最後列だったと記憶しております(^^)
【】
>親父りゅうさん♪

TBとコメントをありがとうございます(礼)
2日のコンサートの余韻、未だにふとした瞬間にあの第3楽章のメロディが浮かんできて、ウルッとしてしまいます(笑)

にしても、コックリさんの間に挟まれるのはツライですね(^_^;)
仰る通り、ブラームスさんの緩徐楽章って、どうしてあんなにも催眠効果が高いんでしょう?
今年のブラチクでは、毎回どこかで睡魔さんが誘惑してくるので困ります(汗;)
聖さまとOEKさんが奏でる音色があまりに心地よすぎるので、余計に強力な睡魔さんが登場してしまうんですよね(苦笑)

年明けの「新世界」は、りゅうさんの分までガッツリ聴いて、レポ致します(^^)
【】
>tikiさん♪

こんばんはです。
今回は前から2列目で堪能なさったのですね(^^)
私も、5列目より前はクラシックで座る席じゃないだろう、と思っていたんですが。気がつけば、初ナマ聖響さんのコンサート以来、5列目より前に座る確率が高いです(汗)
少しでもお傍に…とか、少しでもよく拝見できる位置に…とか思ってしまって、いけません(大汗;)
というか、今気づいたのですが、私は今年行った聖響さんのコンサート、全て最前列で聴いておりました(滝汗;)
実はこのブラチクで私が座る席、オケの後ろで指揮者の真正面の最前列なのです(^_^;)

聖響さんをはじめとする指揮者さんの息遣いですが、書いて字の如く「息を合わせる」ためにわざと聞かせることもあるようです。
ブレスの必要ない弦楽器や打楽器などでも、同じタイミングで息を吸うことで、出のタイミングを合わせていきますので。。。

>聖響さんとOEKさんの相性
私も、相思相愛だなぁ、と思います(笑)
たまに、聖響さんの棒にオケが応えきれていないと感じるシーンに遭遇することがあるのですが、OEKさんではそれを感じませんもの…
金沢でのコンサートでは、ティンパニが渡邉さんだったんですね。
大阪ではティムさんが叩いてました。彼のティンパニも素晴らしかったですよ(^^)
硬質のマレットを使用することで、スネアドラムのようにトレモロの細かい粒が一つ一つ全部クリアに聞こえてきてました。バロックティンパニだからこそ、そういうことができるんだろうなぁ、なんて思いつつ聴いていたんですけど。

そちらではサイン会もあったのですね(^^)
大阪では、練習→録音→連続本番でお疲れだったのか。あるいは、野球の日本代表戦が気になっておられたのか(爆)
早めに帰られたようです。
サインに笑顔マークが入っていたということは、コンサートがそれだけ充実していた、という表れかも、なのです(^^)
【】
出遅れたっ(汗)
お姉さまのレポが素晴らしいので感嘆いたす次第であります。

演奏会の感想を一言だけ。
感動したっ!(←おい)
【】
>つとさん♪

出遅れたって。。。(笑)
まぁ、いろいろと書かせていただきましたが(後から読み返すと、よくもまぁこんな言葉が出てきたものだ、と思うことが多いんですが;)、要するに「感動した」ということで(^^)

今年の聖さまはこれで見納め。
来年以降も楽しみですわね♪
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結月秋絵

Author:結月秋絵
ようこそお越し下さいました(礼)
音楽の原点はG-CLEF。
好きな指揮者は金聖響さん、佐渡裕さん、下野竜也さん。
好きなヴァイオリニストは落合徹也さん、古澤巌さん、神奈川フィルのソロ・コンマス石田泰尚さん。
好きなピアニストは榊原大さん。
好きなチェリストは柏木広樹さん、ヨーヨー・マさん。
などなど、挙げ始めるときりが無いです(笑)
ピアノ、パーカッション(吹奏楽部にて)、ヴァイオリンの楽器経験があります。
ちなみに、この写真は倉敷市民会館のステージにて。中学時代の定位置(=鍵盤楽器系パーカッション)からの隠し撮りです(爆)

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