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20071103_kurashiki


 生まれ育った倉敷の街で、地元出身の音楽家たちが一堂に会する演奏会がある。
 ということを知ったのは、岡フィルさんの定期演奏会を聴きに行ったとき、お昼を食べに入ったカフェに掲示されていたポスターを偶然目にしたためでした。
 出演者の中には、注目している音楽家もいらっしゃる、ということもありまして、会計をする際にチケットも衝動買いしてしまったのでありました(笑)
 で、今日はそのコンサートを聴いてきました。

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倉敷ライオンズクラブ50周年記念 チャリティコンサート
~帰ってきた世界の音楽家たち~

J.S.バッハ作曲:2つのヴァイオリンのための協奏曲
 ヴァイオリン:守屋剛志、黒川侑
ドヴォルザーク作曲:ロマンス
ジョン・ウィリアムズ作曲:シンドラーのリスト
 ヴァイオリン:岩崎潤
ショスタコーヴィチ作曲:ピアノ協奏曲第1番
 ピアノ:松本和将
 トランペット:高見信行
(休憩)
ベートーヴェン作曲:三重協奏曲から 第1楽章
 ピアノ:岩崎淑
 ヴァイオリン:岩崎潤
 チェロ:岩崎洸
プッチーニ作曲:ある晴れた日に(歌劇「蝶々夫人」より)
プッチーニ作曲:私の名はミミ(歌劇「ラ・ボエーム」より)
プッチーニ作曲:間奏曲(歌劇「マノンレスコー」より)
レ ハール作曲:私の熱い口づけ(歌劇「ジュディッタ」より)
ワーグナー作曲:この広き殿堂(歌劇「タンホイザー」より)
 独唱:横山恵子

アンコール:川の流れのように

指揮:中島良史、石坂宏
管弦楽:岡山フィルハーモニック管弦楽団

倉敷市民会館 15:30~
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 今日のお目当ては、もう何度も演奏会に行ったことのあるピアニスト・松本和将さんと、初めて生で拝見するヴァイオリンの黒川侑さんでした。
 黒川さんは去年、日本音楽コンクールで優勝した高校3年生。某国営放送の地元局で、松本さんと共演しているのを偶然テレビで見て、「演奏が好みだなぁ」と思って以来注目している方です。
 その黒川さんが1曲目から登場♪
 曲も、大好きなバッハということで、最初からテンション上がりました(^^)
 久方ぶりに聴くドッペル・コンチェルト。
 黒川さんは2ndのソロを担当していたので、出だしから活躍しておられました。テレビ番組でも「いい音だなぁ」と感じましたが、生で聴くと音の美しさがよぉくわかります。
 この曲、私も1st、2ndをどちらも練習したことがありますが、その気になれば第1楽章は初心者でも弾ける(実際スズキのヴァイオリンメソッドにも入ってますし)曲なんですけど、ヴァイオリン同士の掛け合いとか、バックの弦楽合奏との掛け合いとか、とても精密に構築されていてごまかしのきかない曲、というイメージも持っています。
 自分が弾いたことのある曲でもありますし、大好きな曲でもある。
 ということで弾き方チェックも含め、ガッツリとノリノリで聴いてしまいました(汗;)
 第2楽章の黒川さんのソロ、とても綺麗でした♪

 続いて登場したのは、倉敷生まれではありますがアメリカで育っておられる岩崎潤さん。お父さんの岩崎洸さんは、倉敷音楽祭などなどでよく拝見するのですが、息子さんは初めてでした。実際、倉敷で演奏するのは今日が初めて、とのこと。日頃英語で会話しておられるためか、「ワタシ、ニホンゴワカリマセン」といった感じで。それでも片言の日本語で司会進行を務める地方テレビ局のアナウンサーに応えていたのが微笑ましかったです。
 岩崎さんはオレゴン交響楽団でコンマスを務めておられるそうで。
 「ロマンス」も「シンドラーのリスト」もステキでした。

 前半の最後は、ショスタコーヴィチのピアノ協奏曲。
 ピアノ協奏曲なのに、何故かトランペットのソリストがいます。
 ショスタコさんということで、てっきり大編成で大がかりなピアノ協奏曲なのかと思いきや、意外にもオケは弦楽合奏のみ。
 どんな曲なんだろう!?
 とワクワク感がありました。
 ピアノは地元ではすっかりおなじみの松本さん。ショスタコーヴィチを演奏するのは初めて聴くのですが、やはり素晴らしかったです♪
 そしてこの曲、とても面白かったんですよね~
 ピアノ&弦楽合奏の中で、トランペットだけ浮いてしまうような気がしていたんですが、全然そんなことはなくて。むしろいいスパイスのようになっていて、曲が刺激的になっていたように思います。
 作曲したのがショスタコさんなので、不協和音もバリバリなんですけど、その音のぶつかり具合がなんとも面白く感じられまして。
 弦楽器の特殊奏法も拝見できましたし、ピアノやトランペットの絡みも楽しかったですし。
 遊び心満載、という気がしました。

 休憩を挟みまして、後半はベトベンさんの三重協奏曲とオペラのアリア。
 正直、前半で本命はすべて聴き終えたので、帰ろうかなぁ…なんて思ったのですが(爆)
 三重協奏曲も大好きな曲なので、続けて聴くことにしました。
 今日の三重協奏曲のソリストは、地元倉敷が生んだ大ベテランの岩崎淑&洸さん姉弟。
 ……正直申し上げて、淑さんは10年近く前の倉敷音楽祭の室内楽コンサートで、お一人だけ突っ走ってしまい、チェロ&ヴィオラの方が顔を見合せて「おいおい、走ってるで(-_-;)」「とりあえず、次の短調に入るところでテンポ落そう」とアイコンタクトを取っているのをバッチリ見てしまい(←昔からチェック細かい人;)
 以来、彼女を見るたびに「今日は走らないで下さいね」なんて思ってしまう方であります。
 そして洸さんも、お話されると面白いオジサマなんですが、弾いている時はずっと気難しいお顔をされているので、ちょっとニガテなのです。
 そのお二人に加えて、ヴァイオリンが前半でも登場された潤さん。岩崎ファミリーがトリオを組んでおりました。
 潤さんと伯母さまの淑さんは初共演だったそうで。
 第1楽章のみの演奏でしたが、何度聴いても楽しいステキな曲なのであります(^^)

 最後は、横山恵子さんの独唱によるオペラのアリアをいろいろ。
 指揮の石坂さんとはご夫婦でいらっしゃって、夫婦初共演だったそうです。
 日頃から石坂さんがピアノで伴奏しておられるとのことで、息がぴったりと合った演奏を聴かせていただきました。
 ……そういえば、指揮者と歌手の組み合わせというご夫婦、結構いらっしゃいますよね。
 某GさまとSさんとか、某Sさんとか。。。
 オペラ好きな指揮者さんって、自然とそういうお相手を選んでしまうのかしら?なんてことも、聴きながら思ってしまいました。

 今日のコンサートはライオンズクラブの記念コンサートということもあり、地元テレビ局のアナウンサーが司会進行を務めていて、曲の間に出演者へのインタビューをする(その間、後ろでは楽器の配置転換が行われる、という;)コーナーがありました。
 そこでお話がありましたが、ピアノの松本さん、半年前にご結婚されたんですね~(*^_^*)
 新婚ほやほやだったんですね~(*^_^*)
 おめでとうございます~♪
 と、開演前に知っていれば、開演前の駐車場でお見かけした時にお祝いのお言葉の一つでもかけられたのになぁ、とちょっと残念でした(←コラコラ;)

 また、今日の岡フィルさんは定期演奏会ではないためでしょうか。
 ティンパニが渡邉さんではありませんでした(実は、ちょこっとだけ「ひょっとしたらひょっとするかも?」と期待していた人;)
 女性のティンパニストさんだったんですけど、彼女のティンパニの音の処理の粗さがちょっと気になりました。特にベトベンさんで。。。

 アンコールは、ソリストさん全員による「川の流れのように」でした。
 ヴァイオリンの黒川さん、ヴァイオリニスト3人の中で最年少だったということもあって、あまり前面に出ずに控えめな演奏だったのがちょっと残念だったかも(^_^;)
 途中で出演者へのインタビューなども入っていたので、3時間の長丁場なコンサートではありましたが、楽しませていただきました(^.^)

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結月秋絵

Author:結月秋絵
ようこそお越し下さいました(礼)
音楽の原点はG-CLEF。
好きな指揮者は金聖響さん、佐渡裕さん、下野竜也さん。
好きなヴァイオリニストは落合徹也さん、古澤巌さん、神奈川フィルのソロ・コンマス石田泰尚さん。
好きなピアニストは榊原大さん。
好きなチェリストは柏木広樹さん、ヨーヨー・マさん。
などなど、挙げ始めるときりが無いです(笑)
ピアノ、パーカッション(吹奏楽部にて)、ヴァイオリンの楽器経験があります。
ちなみに、この写真は倉敷市民会館のステージにて。中学時代の定位置(=鍵盤楽器系パーカッション)からの隠し撮りです(爆)

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