2017 / 06
≪ 2017 / 05   - - - - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 -  2017 / 07 ≫

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


こどもの日コンサート2006

 東京国際フォーラムで、下野さん指揮×ブルターニュ管弦楽団の演奏を聴いた後。もう少しLFJを味わいたい気持ちをぐっと堪えて、サントリーホールへ移動しました。
 合計特殊出生率の上昇に全く貢献していないため、小さい子供連れではありませんが、一応親子で参りました。
 開場時間少し前にホールに着きましたら、ホール前の広場にはすでに、ズラリと長い行列ができていました。小さいお子さんも、たくさんいらっしゃいます。会場前から並んでいたお子さんたちのお目当ては、小ホールやリハーサル室、通路などで行われていた「楽器たんけんコーナー」だったようでして。あちこちに行列ができていて、いろいろな楽器の音が聴こえてきていました。ちょっと覗いてみた小ホールでは、ヴァイオリンの演奏ができるようになってました。ちゃんと身長別に並ぶようになっていたのが、何だか楽しかったです♪

 午前と午後、2回公演だったこの日のコンサート。
 演奏された曲目は以下の通りです。

----------------------------------------
サントリーホール「こどもの日」コンサート

ジョン・ウィリアムズ:『スター・ウォーズ』組曲から「メイン・タイトル」
ジョン・ウィリアムズ:『ハリー・ポッターと賢者の石』から「ヘドウィグのテーマ」
リムスキー=コルサコフ:オペラ『皇帝サルタンの物語』から「熊蜂の飛行」
メンケン/D.トループ編曲:『アラジン』組曲
  Ⅰ.アラビアンナイト
  Ⅱ.フレンド・ライク・ミー
  Ⅲ.ホール・ニュー・ワールド
  Ⅳ.アリ王子のお通り
フランス民謡/南安雄編曲:キラキラ星
モリコーネ/和田薫編曲:ニュー・シネマ・パラダイス
ワーグナー:楽劇『ワルキューレ』から「ワルキューレの騎行」
エルガー:行進曲「威風堂々」第1番 ニ長調

<アンコール>
久石譲:『となりのトトロ』から「さんぽ」

指揮・おはなし:金聖響
オーケストラ:日本フィルハーモニー交響楽団
マイム:沢のえみ
司会:土居裕子

サントリーホール 15:00~
----------------------------------------

 今日はこどもの日のコンサートだからでしょうか。
 オーケストラのチューニングが終わって、ステージに登場なさった指揮&おはなしの金聖響さん。黒のネクタイスーツでした。
 ネクタイ姿、初めて拝見致しましたですよっ!

 彼が指揮棒を振り上げる前から、テンションは一気に最高潮でした(笑)。
 そんな最高潮のテンションにピッタリの1曲目は『スター・ウォーズ』。金管のカッコいいメロディに聖響さんも最初から飛ばしている感じでした。そういえば、着ているジャケットの前身ごろが指揮をするのに邪魔なのか。振りながら、途中でボタンを外しておられました。
(注:この日、当方はステージ後方、指揮者真正面のP席に陣取っておりました;)
 ミラーボールが回ったり、曲に合わせてライトの色が変わったり……と、ライティングにも凝っておりました。

 曲が終わった後は、赤いドレス姿の土居さんがステージに登場して、曲や出演者の皆さんの紹介がありました。お話の間に、ステージにはチェレスタが登場。
 そう、2曲目の『ハリポタ』、「ヘドウィグのテーマ」はチェレスタから始まるのです♪
 そして「ハリー・ポッター」ということで、聖響さん&日フィルの皆さん、全員眼鏡姿に(笑)。ハリーは眼鏡かけてますものね♪ 加えて、聖響さんは譜面台の側に置いている箱から、何やらごそごそと……。おおっ、そのマフラーはっ!! 赤と黄色が交互に並ぶグリフィンドール・カラーのマフラーを首に巻いて、ハリーのコスプレをなさってました。一瞬、手にしている指揮棒が魔法の杖に見えました(笑)。
 眼鏡&マフラー姿に崩壊寸前(笑)の私をよそに、聖響さんが眼鏡を外して(ちょっと残念でした。もう少し拝見していたかったです…)、曲へ。
 チェレスタのメロディが流れると、嬉しそうな子供の歓声が聞こえてきて、微笑ましかったです。そして私も、同じような気持ちでした(笑)。ハリポタ好きにはたまらない選曲です(^^)。
 この曲では、やはりハリーの格好をして、ヘドウィグを連れた沢さんがステージに登場。マイムで楽しませてくださいました。

 続く、「熊蜂の飛行」では、オーケストラのヴァイオリンとヴィオラの女性4~5人が、蜂のついたカチューシャを装着(笑)。
 この曲、ヴァイオリンやチェロなどの独奏で聴くことは多いのですが、フルオーケストラで聴いたのは初めてでした。独奏で聴くのもいいのですけれど、オーケストラで聴くと、より一層、蜂がブンブン唸る様子が引き立つように思いました。

 「アラジン」は、劇中に登場する有名な曲をメドレーで。ハリポタ、熊蜂の飛行に続いて、3曲連続で沢さんのマイムを楽しむことができました。それぞれの曲に合わせての衣装や演技、ステキでした♪

 「キラキラ星」では、事前に応募して、抽選で選ばれたお子さんたちが楽器を持ってステージに上がっていました。客席でも、音大生のお兄さん・お姉さんたちがフルートやヴァイオリン、トランペットなど、さまざまな楽器を手に通路に立ったり、ステージには上がれないものの自分の楽器を持ってきた子供たちが楽器を手にして、オーケストラと一緒に演奏しました。
 私は楽器は持っていませんでしたが、手拍子&歌でしっかり参加させていただきました。聖響さんの指揮で演奏し、歌うという、楽しいひと時でした。

 ステージに上がった子供たちが、自分の席に戻るまでの時間を利用して、開演前に集められたアンケートに聖響さんが答えるコーナーがありました。
 最初の質問は、「何歳のときに指揮者になりたいと思ったか。また、どうやったら指揮者になれるか」というもの。
 指揮者になりたいと思ったのは15歳の時、というのは即答だったのですけれど。その後は少し考えて、「しっかり楽譜を読むこと。いろんな音楽を聴くこと。楽器を何か一つでいいから、弾けるようになること」といったことを、真剣に答えておられました。
 続く質問も、似たような内容だったのですが、女の子でも指揮者になれますか?という問いには「数は少ないけど、いらっしゃいますよ」といったお答えをしておられた、と記憶しています。
 そういえば、客席に向かって「指揮者になりたい人?」と問われて、グルリと客席を見回して、パイプオルガンの前の席を振り返った時に、ワタクシ、調子に乗って「はーい」と手を挙げたおバカさん状態でございました(笑)。
 最後の質問は、楽器を習わされているけれど楽しくないので、どうしたらいいでしょうか?といった内容でした。いわゆる「スランプ」というものなのですが、野球を例え話に出してこられるのはさすがだなぁ、と思いました。
 これは自分よりも、実際に演奏している方に……と、お話をコンマスさんに振って、結論としては「音楽は楽しむものだから、楽しいと思えるまで少し休んだり、別の曲を弾いてみたりすること」というお答えでした。

 質問コーナーの後は、しっとりした「ニュー・シネマ・パラダイス」。コンマスさんのソロがとてもステキで、一瞬夢の世界に誘われそうになりました。

 しっとりとした後は、ワーグナーの「ワルキューレ」。一度、聖響さんの指揮でワーグナーも聴いてみたいなぁ、と思っておりましたので、この選曲はとても嬉しいものでした。
 土居さんが曲を紹介する間、それまでにこやかにしておられた聖響さんが、指揮棒を顔の前に構えて、曲に向けて集中しておられるお姿がとても印象的でした。指揮棒を振る瞬間、顔つきが変わっておられました。
 柔らかく、滑らかな指揮をしていた「ニュー・シネマ・パラダイス」から一転。「ワルキューレの騎行」では、カッチリとした、切れのいい振り方をしておられました。金管のリズミカルなメロディがビシビシ決まっているなぁ、という印象を受けました。
 この曲でも、沢さんが登場。白馬に乗った騎士姿、ならぬ白馬の絵を持った日フィルの男性メンバーを数人従えて、勇ましいマイムを見ることができました。

 コンサートの最後は、エルガー作曲の「威風堂々」。この曲では、座席後方のパイプオルガンも加わりました。
 この曲、高校時代に吹奏楽で演奏したことがありまして。聴きながら、自分が叩いていたスネアドラムのパートを思い出してしまいました。ついつい、聖響さんの指揮に合わせて手が動いてしまいました。
 そして、イギリスでは第2の国歌といわれ、歌詞もついているというメロディ。パイプオルガンの音が後ろから、オーケストラの音が前から、とサンドイッチ状態で聞こえてきて、自分もオーケストラの一員になったような気分になって、思わず落涙してしまいました。素晴らしかったです。

 アンコールでは、『となりのトトロ』の「さんぽ」を。土居さんや会場の子供たちと一緒に、私も歌いました。聖響さんも、時々振りながら歌っておられたような……(笑)。

 子供向けのコンサートは本当に久しぶりで。
 聖響さんの指揮では初めての体験でした。
 いつもの、ガッツリ交響曲なコンサートはもちろん素晴らしいですし、ステキなのですけれど。こういったコンサートも、ホール一体となって楽しめて、日頃クラシックに馴染みのない方でも気軽に聞けて。でも、しっかりとクラシックを堪能することもできて。
 隅々まで楽しませていただいたように思います。
 また、こういったコンサートがあれば、足を運んでみたいと思います。

 なお、これは余談なのですけれど。
 近くに座っていた、子供連れのお母様方。
 コンサートが終わる頃には口々に「あの指揮者さん、ステキね」と仰ってました♪

▼続きを読む▼


この記事へコメントする















結月秋絵

Author:結月秋絵
ようこそお越し下さいました(礼)
音楽の原点はG-CLEF。
好きな指揮者は金聖響さん、佐渡裕さん、下野竜也さん。
好きなヴァイオリニストは落合徹也さん、古澤巌さん、神奈川フィルのソロ・コンマス石田泰尚さん。
好きなピアニストは榊原大さん。
好きなチェリストは柏木広樹さん、ヨーヨー・マさん。
などなど、挙げ始めるときりが無いです(笑)
ピアノ、パーカッション(吹奏楽部にて)、ヴァイオリンの楽器経験があります。
ちなみに、この写真は倉敷市民会館のステージにて。中学時代の定位置(=鍵盤楽器系パーカッション)からの隠し撮りです(爆)

05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。