2010 / 05
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 大好きな指揮者さんと、私的注目度No.1なオーケストラが結びついてから1年と少し。
 そのオーケストラが創立40周年を迎えるということで、その記念コンサートには何が何でも行かねばなるまいっ!!!ということで、行って参りました。
 ……まぁ、今年~来年にかけてのマーラー・イヤーなコンサートをコンプリートするのだ!という決意もあったわけですが(笑)
 4月に引き続き、2ヵ月連続でとんでもなく素晴らしいマーラーを聴くことができました♪

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神奈川フィルハーモニー管弦楽団 創立40周年記念演奏会

マーラー作曲:交響曲第2番 ハ短調「復活」

指揮:金聖響
ソプラノ:澤畑恵美
メゾ・ソプラノ:竹本節子
合唱:神奈川フィル合唱団
合唱団音楽監督:近藤政伸
ソロ・コンサートマスター:石田泰尚
管弦楽:神奈川フィルハーモニー管弦楽団

神奈川県民ホール大ホール 15:00~
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 聖響さんの指揮で「復活」を聴くのは、これが2度目。数年前に、大フィルさんとの共演で聴いて以来です。あの時は、オケピが出るのを考慮せずにチケットを取ってみたら、なんと最前列でコンマスさんの足元の席で、後ろが全く見えず……という苦い経験をしたもので。今回は座席表とかいろいろ考慮して、座席を確保したんですが……このホール、1階席の音響が良くないということを後から知りました(苦笑)
 どーりで、第3楽章で打楽器パートがズレて聴こえたはずだ、と(汗;)

 なんて前置きはいいとして。
 死から蘇って「不死の生」への復活を遂げる、といった感じの壮大な交響曲。
 編成もかなり大がかりです。
 ステージ後方には合唱団がズラリ。その前には所狭しと楽器がひしめいています。聖響さんが「ウチのオケ」で演奏するマーラーなので、弦楽器は当然対向配置。コントラバスは下手側にいて、下手側から第1ヴァイオリン→チェロ→ヴィオラ→第2ヴァイオリンという配置です。で、上手側にハープが2台とオルガン、そしてそのお隣に打楽器陣がズラリ。その打楽器も、音の高さが違う銅鑼が2台あったり、ティンパニーが2セットあったり……と大がかりなわけでして。金管楽器も、スコアにはホルン10本、トランペットは8本用意しろ、とか結構凄いことが書かれています(笑)
 加えて、ステージ裏にもバンダ隊が上手、下手それぞれにスタンバイする、という。。。
 先月聴いた3番とか、前に聴いたことのある「千人」とか。
 マーラーはホールのあちこちから音が聞こえてきて、ホール全体がステージのような感じなので、やはり生で聴かねば!と思う曲の一つだったりします。

 今回のコンサートは定期演奏会とは違うので、団員さんの衣装もちょっとカジュアル。男性は薄いグレーのスーツに色とりどりのネクタイという装いで、聖響さんも燕尾服ではなくて襟元がちょっと開いてる学ラン型スーツでした。

 人間に限らず、あらゆる生命は生まれたその瞬間から「死」に向かっていくわけでありまして。全ての者に平等に訪れる「死」。その厳しさや圧倒的な烈しさを描くような第1楽章。
 冒頭のチェロとコントラバスの烈しいメロディが、鋭い音と相まって一気に緊張感を高めてくれるようでした。某漫画の影響を大いに受けているためか「ここに入る者、一切の希望を捨てよ」と宣告されて、地獄の門をくぐったような感じだなぁ、と毎度思います。
 血の池地獄とか、タール地獄とか、いろいろな光景が現れては消えるように目まぐるしく展開する音楽と共に、地獄めぐりをしているような心境です。
 そういえば、神奈川フィルさんのブログを拝見していましたら、「復活」好きな団員さんが「ここは鬼太郎!」な部分が第1楽章に登場する、なんてお話されておりまして。
 途中、聴きながらここかーっ!!!と思わず笑ってしまいました(笑)
 確かに、ゲゲゲの鬼太郎というか、墓場の鬼太郎って感じの部分がありました(コラコラ;)
 地獄の底で死者が行進していたり、もがき苦しんだり、「希望を捨てよ」と言われても救いの希望を持ってしまったり……なんて。音楽でそういう光景を表現して、聴き手に想像させるマーラーさんは本当にスゴイ、と思います。

 第1楽章からかなり圧倒されて、引きこまれて聴いていたわけなのでありますが。
 この楽章のあと、少なくとも5分の休みを置くように……とスコアには書かれておりまして。聖響さんも、そのスコアの指示に従って、後から登場してくるソリスト用に置かれている椅子に腰かけて、ちょっと一休み。そして第1楽章に間に合わなかったお客さんたちも席に着く余裕がありました。
 ……でも、せっかちなマエストロのことですから。5分も待てずに次の楽章へGo!(笑)

 第2楽章は一転して、優雅な3拍子。
 コンマスの石田氏を筆頭とした、神奈川フィルの弦楽器部隊がまろやかで美麗な音を響かせて下さって、これまたうっとりと聞き入ってしまいます。
 というか、前にも「復活」を聴いているはずなんですが、第1楽章と第5楽章の圧倒的なパワーにかき消されて、どうも第2楽章~第3楽章の印象がぶっ飛んでいるらしく。。。
 改めて「こういう曲があったんだなぁ」と思ってしまいました。
 この第2楽章は、聖響さんは指揮棒を持たずに振っておられました。

 続く第3楽章も、プログラムによればこの世の出来事を回想する曲とのこと。
 音が切れることなく淀みなく流れていく音楽は、聖人が魚を相手に説教する様子を描いているとのことですが、途切れることなく脈を打ち続けて体内を流れる血液とか、日々の生活とか。そういったことにも通じるような気がするな、と聞きながら思いました。
 でも、一筋縄ではいかないのがマーラーさんのスケルツォ、と言いますか(笑)
 冒頭のティンパニーは「何事が起きるの!?」という感じですし、途中で出てくる鞭の音に追い立てられるような気もするし。ヴァイオリンは弓の背で弦を弾く「コル・レーニョ」なんて特殊奏法を見せてくれるし。
 場面展開が早くて、置いて行かれないように必死で聴いてしまいました。
 ……途中、私の座っていた席からは鞭の人が置いて行かれたように聞こえましたが(汗;)
 そして打楽器パートで何やら小さな事故があったらしく、何かが落ちたり当たったり、シンバルがカツンと椅子か何かに当たったりしたような音が聞こえてきておりました(汗;)

 第3楽章が終わったところで、ソリストの竹本さんと澤畑さんがご登場。竹本さんは鮮やかな青のドレス、澤畑さんはレースのローブを羽織ったような白のドレスでした。
 その竹本さんの独唱で綴られる、短い第4楽章。
 先月の3番でも、メゾ・ソプラノ波多野さんのお声に、心をわしづかみにされたんですけれど。この日の竹本さんの歌声も、ズンと心の深い所に飛び込んでくるようで、素敵でした。
 「復活」への願いを歌う第4楽章から続いて、最終楽章へ突入です。

 この最終楽章もまた、第1楽章と同様にドラマティックと言いますか。コンサートを聴いているんだけれど、音楽劇を見ているような気分になります。
 復活を望む死者が次々に審判者(日本人なもので、閻魔大王の前に引き出される様子を思い描いてしまうわけですが;)の前に進み出てきて、最後の審判がどういうものか、時々恫喝されながら、審判者にお仕えするお偉いさんから延々とお説教を聴くような心地です。
 そうこうしているうちに、ステージの下手側の裏からホルンのファンファーレが聴こえてきて、いよいよ審判者がご登場です。そうかと思えば、今度は上手側の裏からトランペットやティンパニのファンファーレが聴こえてきて、審判を受ける建物の外で復活の儀式の開始を高らかに歌い上げるようにも聞こえて。自分がこれから審判を受ける死者の一人になったかのような臨場感を味わっておりました。

 そう、ここから先は、何と言いますか。
 聖響さんがオーケストラで熱狂の渦を巻き起こしながら左手をヒラヒラさせて、合唱団を立たせたり。
 ソプラノの澤畑さんの歌声に泣きそうになったり。
 目の前で展開される音楽にただただ没頭していたように思います。

 オーケストラのテンションも、半端なかったですし(石田さんも、時々椅子から腰を浮かせてましたっけ;)
 それを煽る聖響さんも「どこまで行っちゃうんだろう!?」と思うくらい、迫力ありましたし。
 途中でステージ裏にいたホルンさん達が戻ってきて。
 バンダだったトランペットさんも、ハープの横で吹きまくって(なので、音が前面にバーン!と飛び出てくる感じで聞こえました)いて。
 合唱も、オーケストラもテンションMAXでガンガンに鳴っていて。でも、ハーモニーが崩れるなんてことはなくて。
 フィナーレ近くに指揮棒を置いて両手で降り始めた聖響さんが、拳を高々と突き上げたり、両手を大きく広げたり。
 そんな彼を中心として、ステージの上で大きくて烈しいエネルギーの塊が凝縮して、極限まで行ったところで一気に爆発して、ビッグバンが起きたような感覚でした。
 ステージで爆発して、ホール中を席巻する音のエネルギーに巻き込まれて、自分も一緒に「トコトンまで行っちゃった」心地でした。

 4月の3番もとんでもなくスゴイ演奏でしたけれど。
 まさか、2ヵ月連続でとてつもないマーラーを体感することになるとは、嬉しい「想定外の出来事」でした。
 もちろん、曲自体がスゴ過ぎる曲なんだと思いますが。
 それをあんな形で再現して体感させて下さった聖響さんと、ソリストのお二人と、合唱団の皆さんと、神奈川フィルの皆様に心から感謝です。
 聴きながら、笑うとか、泣くとか。そういう感情も超越してしまった感じでして。拍手しながらやっと泣けてきましたから、この日のコンサート(笑)
 あの最後の5分間くらい、何も覚えていないようで、全てがスローモーションのように見える感じ、とでも言いましょうか。演奏しておられる皆さんと一緒に熱狂して、何とも言えない充実感を味わいました。
 コンサートを聴いたんだけど、舞台を1公演見たような気分でした。
 なんか、魂を持って行かれたような感じです(笑)

 聖響さんと神奈川フィルさんが紡ぎ出すマーラー。
 最初の2公演がコレですから。来年の4番以降、どうなっちゃうんだろう!?とますます楽しみになりました♪ 
 万難を排して何が何でも横浜へ駆けつけて、コンプリートしなきゃ!と改めて思いました。

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 そのニュース自体は、GW中から聞いておりましたが。
 昨日正式に発表があったようで、昨夜から新聞やテレビで報道されているようです。

 指揮者の佐渡裕さん、来年5月のベルリン・フィル定期に登場!!
http://ticket-news.pia.jp/pia/news.do?newsCd=201005130004

 金聖響さんのフランダース交響楽団首席指揮者就任に続いて、今度は佐渡さんのおめでたいお話です。大好きな指揮者さんの活躍の場が広がるのは、ファンとしては嬉しい限りです♪
 佐渡さんが卒業文集に「ベルリン・フィルの指揮者になる」と書いておられたそうですが、それがついに実現することになるのですね(感涙)
 本当に、おめでとうございます。

 加えて、今日は佐渡さんのお誕生日♪
 そしてさらに、今朝某民放の報道番組に電話で生出演された時に、お子さんが生まれる(生まれた?)というお話もあったそうで。

 トリプルでおめでとうございますっ!!!

 ということで、今日は佐渡Dayです。
 手持ちのCD、おチャイコさんとマーラーの交響曲第5番を聴いて午後のひと時を過ごしました。

 交響曲第5番。

 とてもインパクトの強い曲が多い気がするのは、やはりベートーヴェンさんの「運命」の影響でしょうか。
 ベートーヴェンさんの5番は、剛速球のストレートをど真ん中に投げ込まれる感じなんですけど。
 おチャイコさんは、目の前でテーブルをバンバン叩きながらor両肩をがっしりと掴まれてブンブン揺さぶられながら力説される感じで。
 マーラーさんは、どことなくひねくれている…というか、直球かと思ったらカーブが来たよ!みたいな感じで。でも最後は落ちるべき所にちゃんと落ちてくる、という感じがします。

 今年は今のところ、おチャイコさん&マーラーさん、それぞれの交響曲第5番の生演奏に触れる機会があります。
 そちらも楽しみです(^^)

 なんだけど。
 肝心の佐渡裕さんは、ここ数年ご縁がなくて。
 なかなか生演奏にお目にかかれません(涙)
 ……て、私がちゃんとPACに行けばいいんですけど。今年PACに行く予定は12月なんですよねぇ。。。(←指揮:金聖響さん;)

 2009年の年末。
 指揮者・金聖響さんがオーケストラ・アンサンブル金沢のアーティスティック・パートナーに就任!というお知らせを聴いた時から、もしかしたら2010年のLFJ金沢にも登場しちゃったりする?と思っておりました。
 そうしたら、案の定。
 LFJ金沢2010の初日、5月3日に2本立てでご登場!ということで、金沢へ旅行したがっていた母をそそのかし、チケット発売日当日が私の卒業式と重なったために母にチケット獲得に参戦してもらい。出発前にひと波乱あったものの、何とか無事に出発できることになって、行ってきました。

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ラ・フォル・ジュルネ金沢「熱狂の日」音楽祭2010
 ~ショパン、ジェネラシオン1810~ 

公演:5月3日 112
メンデルスゾーン:劇音楽「真夏の夜の夢」序曲
メンデルスゾーン:交響曲第4番 イ長調 「イタリア」

指揮:金聖響
管弦楽:オーケストラ・アンサンブル金沢

石川県立音楽堂コンサートホール 12:15~
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ラ・フォル・ジュルネ金沢「熱狂の日」音楽祭2010
 ~ショパン、ジェネラシオン1810~

公演:5月3日 114
シューマン:歌劇「ゲノヴェーヴァ」序曲 ハ短調
シューマン:交響曲第3番 変ホ長調「ライン」

指揮:金聖響
管弦楽:オーケストラ・アンサンブル金沢

石川県立音楽堂コンサートホール 12:15~
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 音楽祭そのものは、4月29日のオープニングから始まって、プレ・イベントやコンサート、そして3日からは本格始動ということで5日まで3日間、駅のコンコースや駅前広場、地下広場などなど、音楽堂以外の場所でも様々なコンサートが開かれていて、金沢駅前は音楽三昧でした。

 が、私の目的はあくまでも金聖響さん(コラコラ;)

 以前、東京のLFJにも行ったことがあるのですが、1公演が1時間程度と短いとはいえ、コンサートのハシゴは結構キツくてですね。せいぜい2公演が限度ということで、ピンポイントで聖響さん狙いにしました。
 東京国際フォーラムで開催されるLFJもいいんですけど、個人的には金沢で行われているLFJKの方が好きかなぁ、と思います。クラシック専用ホールでガッツリ聴けますし、音楽堂の交流ホールも窓のブラインドが開けられて1階の通路から見下ろせるようになってますし、駅とか地下とか、いろんな場所で聴ける無料コンサートも充実していますし。。。

 で、そのLFJK初登場の聖響さん。
 12:15開始の公演112では、メンデルスゾーンが演奏されました。取り上げた曲目が有名な2曲だったことと、開演時間が昼間だったこともあって、チケットは早々に完売。当日券としてステージ後方に設けられるキャスト席や、立見席も売り出されるという超満員なコンサートでした。
 ギッシリ埋まった客席。
 ステージ後方の席まで埋め尽くされた観客に、嫌でもテンションが上がります。
 そして始まったメンデルスゾーンは……

 超ハイテンションでした(笑)

 まずは、「真夏の夜の夢」序曲。この劇、結婚行進曲は誰でも聞いたことがあると思います。悪戯好きな妖精の仕業で、恋人たちがすったもんだの上に最終的にはハッピーエンドになる、というストーリーを知って聞いてみると、この序曲。冒頭の弦楽器の細かい刻みは、夜の森の中で木々の葉っぱが擦れ合ってザワザワしていて。そこへ悪戯好きの妖精パックが登場してくる様子が見えるような展開です。
 そしてやっぱり、テンポが速い(笑)
 公演予定時間45分以内に収めようとしたのか、それとも聖響さんのテンションが上がっていたのか、その両方なのか。こんなテンポの曲だっけ!?と思うほど、爽快感溢れる展開でした。

 そして、続く「イタリア」
 イタリアのカラッとして明るい雰囲気に加え、ちょうどお天気に恵まれた連休の快晴をもそのまま音にしたかのような、パリッとした明るくて爽やかな音色でした、OEKさん♪
 有名な出だしの第1楽章から、パリッと感抜群な音色にワクワクです。
 続く第2楽章は、バロックな感じの展開。他の指揮者さんが振ったら、もうちょっとテンポが遅いんだろうなぁ、と思うんですけど。結構速めのテンポで展開されるので、チェロやコントラバスの通奏低音が絶妙なビート感で、それに乗っかるメロディも心地よくて。ステキでした♪
 そしてメヌエットな第3楽章。ここでは、OEKが誇る木管さんたちのステキな妙なるソロを満喫できました。
 で、ラストの第4楽章。。。
 前日に、チラッとスコアを見た時にですね。速度記号がかなり速く指定されてるなぁ、と。てことは、聖響さんが振ったら、メトロノームの最も速い部分で設定されるんだろうなぁ、と予想はしておりました。
 開演前に、ゲネプロの様子を音楽堂の2階にあるテレビ画面で拝見することができまして。お昼を軽く食べながら、そこでゲネプロを拝見した時も、やっぱり「テンポ速っ!」と思ったのですけれど。
 本番のテンションは、ダテじゃなかったです。

 テンポ速すぎっ!!
 そのテンポ、木管さんが死ぬから!
 ていうか、ティンパニさんが置いて行かれているからっ!


 と、聖響さんの快速テンポに慣れている私でも思ったほど(笑)
 OEKさんだからこそできる、破たんしないギリギリの快速テンポでした。とにかく楽しくて、楽しすぎて、笑いが止まらない勢いでした(笑)
 だって、ゲネプロより速かったですよ、あの最終楽章。
 漢字で「ぶっちぎり!!!」と書かれた文字が見えるような、爆走っぷり。
 まさに「イタリア大爆走!!!」という感じの「イタリア」でした。
 指揮者の位置ではインテンポだったのかもしれませんけど、客席で私が座っていた位置で聴くと、ティンパニさんが微妙に遅れて聞こえました。
 でも、この「イタリア」
 全体的にカラッとしてパリッとした音色で、明るくて爽やかで、歌う所はとことん歌ってくれて。1番フルートさん&1番ファゴットさんのソロが美事で、聴き惚れてしまいました♪

 そして、夕方にもう1公演あるというのに、そのペース配分を全く考えていない様子の聖響さん。
 4月23日のマーラーも、物凄いテンションと集中力で振っておられましたが、その勢いのままに金沢に乗り込んで来られたような振りっぷりでした。
 だって。
 「イタリア」を振り終わって、指揮台を降りてから「よっしゃ!」て感じでガッツポーズが出てましたもの(笑)
 第1ラウンド終了!
 とか。
 時間内に終わらせたったで!
 とか。そういうお声が聞こえてきそうでした(笑)

 超ハイテンションでとんでもないメンデルスゾーンを聴いて、すっかり満足してしまった私なのですが。
 夕方からはシューマンです。
 こちらは、客席にも余裕がありまして、ステージ後方のキャスト席も撤去。
 さすがにハシゴするのはキツかったのか、若干疲れも出てしまってあんまり覚えてないです(汗;)

 というか交響曲第3番の「ライン」があんまり心地よくてですね。
 「イタリア」とは雰囲気が変わって、しっとり感のある音色がこれまたステキでして。第2楽章や第3楽章は、船でライン川下りを楽しんで、さざ波に揺られているような絶妙な横揺れ感が何とも心地よくて。
 第4楽章では、古い大聖堂を川から見上げて荘厳な雰囲気に包まれる光景が目に浮かぶようで。
 第5楽章も躍動感があって、フィナーレを飾るラストの盛り上げ方というか、追い上げ方がやっぱり聖響さん!という感じで。本当にステキでした♪

 この公演を聴き終えてから駅構内のレストラン街で夕食を取って、音楽堂へ戻ったら。
 交流ホールに設けられた八角形のステージの上で、2公演を終えたOEKさんが翌日のコンサートに向けてのリハーサルをされてました。
20100503_lfjk OEKリハ
 4月下旬からリハーサルや移動→本番、東京で行われているLFJにも出演されて、金沢では1日2公演という殺人的スケジュールをこなしておられる上に、この日は聖響さんが昼の公演で「イタリア大爆走!!!」だったので、大変だったと思うんですけど。
 交流ホールにコンサートが終わってから、20時スタートで翌朝の公演に向けたリハーサルに臨んでおられました。

 で、LFJKでは限定アイテムが販売されていたのはもちろんのこと、限定のお菓子も満載でした。
G-CLEFプレッツェル
 こちら、ト音記号のプレッツェルです♪ 帰りのサンダーバードの中で、おやつとしていただきました。カリッとしてパリッとして、美味でした。
 他にも限定スイーツとして「ノクターン」と名付けられたマカロンとか、「マズルカ」と名付けられたケーキとかが販売されてました。音楽堂前で提供されていた野点のお茶&お菓子でも、ト音記号が描かれた限定和菓子が提供されていたのだとか。

 耳だけでなく、限定グッズや限定スイーツなど、買い物欲や食欲も満たしてくれるLFJK。
 有料コンサートは聖響さんピンポイントで、翌日以降は金沢市内観光のついでに駅前の無料コンサートをつまみ食いする程度でしたが、楽しませていただきました♪

結月秋絵

Author:結月秋絵
ようこそお越し下さいました(礼)
音楽の原点はG-CLEF。
好きな指揮者は金聖響さん、佐渡裕さん、下野竜也さん。
好きなヴァイオリニストは落合徹也さん、古澤巌さん、神奈川フィルのソロ・コンマス石田泰尚さん。
好きなピアニストは榊原大さん。
好きなチェリストは柏木広樹さん、ヨーヨー・マさん。
などなど、挙げ始めるときりが無いです(笑)
ピアノ、パーカッション(吹奏楽部にて)、ヴァイオリンの楽器経験があります。
ちなみに、この写真は倉敷市民会館のステージにて。中学時代の定位置(=鍵盤楽器系パーカッション)からの隠し撮りです(爆)

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