2010 / 01
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 コンサート・ラッシュと言いましょうか。聴きたいコンサートがいくつも重なり、学生の身分があるうちに行けるだけ行っておけ!精神でその全てを聴きに行っているのでありますが。
 今日は西本智実さんとラトビア国立交響楽団の演奏を聴きに行きました。

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西本智実withラトビア国立交響楽団 岡山公演

チャイコフスキー:バレエ音楽「白鳥の湖」作品20より「ワルツ」
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 作品18
(休憩)
ブラームス:交響曲第4番 ホ短調 作品98
(アンコール)
ブラームス:ハンガリー舞曲第1番

指揮:西本智実
ピアノ独奏:ウォニー・ソン
管弦楽:ラトビア国立交響楽団

岡山シンフォニーホール 19:00~
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 西本さんが岡山に来られる!ということで、チケット発売から間もなく飛びついてしまいました。
 前はチャイコフスキー・プログラムでしたが、今回はラフマニノフ&ブラームス!ということで、ウキウキしながら聴きに行きました。

 ラトビア国立交響楽団を聴くのは、もちろん今日が初めてです。先週のプラハ交響楽団の皆さんもそうでしたが、ラトビアの皆さんも大きい方たちばかり(汗;)
 演奏前のチューニングも、管楽器オンリー→弦楽器中低音部→第1&第2ヴァイオリン軍団と、3段階に分けて行っておられました。

 最初はおチャイコさんから。
 この「ワルツ」もよく耳にする曲です♪
 ラトビア国立交響楽団さんの弦の響きがとてもまろやかで、柔らかくて。思わずうっとりなのです。
 というか、この曲。ぶっちゃけバスドラム&トライアングル担当のおねーさんにくぎ付けになっておりました(汗;)
 だって、右手で譜面台に吊り下げたトライアングルを叩きながら、左手でバスドラムを叩く、なんて器用なことをやって下さるんですもの! 打楽器出身者としては、注目せずにはいられません。基本的にバスドラムは拍を刻み、トライアングルでちょっと細かいリズムを叩く、という感じだったので不可能ではないんですが。。。
 器用やなぁ、とついついガン見してしまいました。

 続きまして、ラフマニノフ作曲のピアノ協奏曲第2番。ピアニストは韓国系カナダ人のウォニー・ソンさん。
 このラフマニノフが素晴らしかったです!!!
 第1楽章の最初、ピアノの和音が静かに響いて、次第にクレッシェンドしていって、オケのメロディーが入って……と出だしから引き込まれて、背中がゾクゾクしました。
 聴きながら多分いろんなことを感じて、思っていたはずなんですけど。かなり集中して聴いていたんだと思います。時間があっという間に過ぎてしまって、気が付いたら終わっている感じでした。
 続く第2楽章は、とても美しかったです。
 このオケの1番フルートさんの音色が、これまた素晴らしくてですね。ピアノとフルートだけで曲が進む辺りなど、涙なしには聴けない美しさでした。この楽章のメロディも、うっとりするほど美しいですし♪
 そしてこの楽章の途中、音量が大きくなって盛り上がった所でザン!と音を断ち切る西本さんに、思わず「カッコいい~♪」
 ええ、ミーハーな発言で申し訳ございません(汗;)
 そして第3楽章。この楽章、シンバルが弱い音でオケと一緒にリズムを刻み続けたり、その間ずーっとティンパニさんは小さい音でロールを続けたり……と何気に打楽器に対して酷なことを強いている気がします(笑)
 そのシンバル奏者さん。シンバルスタンドの横に、椅子が置かれている……と思いましたら、そのpの部分を叩くために小さいシンバルを置いておられました。合わせシンバルの受ける方はそのままの大きさで、合わせて行く方を一回り小さいシンバルで叩いておられたんですね。で、音量が大きくなる部分は、受ける方と同じ大きさ(つまり、スタンドに置いてあるシンバル)で叩いて……と、使い分けておられました。なるほど、持ち変える余裕があるからできる工夫なんだな、とそっちに注目して見てしまいました。
 ウォニー・ソンさんのピアノも、オケの皆さんの演奏も素晴らしくて。打楽器さんの工夫(というか裏技!?)も拝見できて、楽しませていただきました♪

 休憩を挟みまして、後半はメインのブラームス。
 西本さんはこの4番をどんな風に振るのかしら?とワクワクしながら聴きました。
 第1楽章は、少しゆっくりめのテンポでスタート。オケの人数が結構多くて、第1ヴァイオリンだけでも13人(だったかな?)で、それなりに規模が大きいこともあって、速くし過ぎるとアンサンブルが破たんするのも理由かな?と思いながら聴きました。
 冒頭は憂いを帯びた、ため息のようなメロディで始まりますが、途中でガラリと表情を変え、一転して激しくなる曲調。やっぱり大好きなのです♪
 ただ、途中で「?」と思ったのは、恐らく繰り返しをせずに次に進んだためだと思われ……。
 ラフマニノフもそうだったんですが、この曲でも西本さんの指揮にはメロディの「溜め」とかテンポの揺れが大きいように感じました。第1楽章でも、ラストに向かっていく手前でガクンとテンポが落ちて、ティンパニの強打も結構しっかり溜めを作って終止音に持っていった感じがありました。

 で、これはかなり余談なんですが。
 この楽章の途中でコンマスさんのヴァイオリンの弦が切れたらしく。弦の切れたヴァイオリンを後ろへ送り、使えるヴァイオリンをどんどん前へ送っていく、という「ヴァイオリ送り」が見られました。
 オケの皆様には申し訳ないのですが、珍しいハプニングが見られたなぁ、と思ってしまいました(汗;)

 第2楽章は、古い教会音楽を元にした、と言われていたように思います。冒頭のホルンから、美しい音を聴かせて下さいました。1番フルートさんはもちろんなのですが、クラリネットの方も張りがあって、でも柔らかくて心地よい音色を出す方だったので、聴き入ってしまいました。
 調が変わってヴァイオリンが高音でメロディを奏でる辺りとか、本当に美しくて。思わず涙がポロリ。
 ああ、今日この場にいられて幸せ♪と思いました。

 続く第3楽章は、一転して明るくて華やかな曲調です。ティンパニ&トライアングルが大活躍で、打楽器出身者としても嬉しくて大好きな楽章♪
 このオケのティンパニ奏者さんは、演奏者の右→左へ音が高くなるように配置しておられました(通常は左に低い音→右に高い音、と順番に並べます)
 以前、金聖響さん指揮×オーケストラ・アンサンブル金沢で聴いた時、ティンパニの渡邉さんは真ん中に一番低いFの音を配置して、その両側に低いGとCの音を並べる、という工夫をしておられるのを拝見しましたが。今日のティンパニ奏者さんは真っ向勝負と言いますか、一番右端に最も低いFの音を配置して、その左にG、さらにその左にCと順番に並べておられました。
 で、拝見したんですが……何だか叩きにくそうと言いますか。物凄く頑張っておられるんですけど、微妙に遅れていたような。。。(汗;)
 バロックティンパニのあの「バン!」という強打を聴き慣れていることもあって、ペダル式の柔らかくて深い「ボン!」という音が少し物足りなく感じました。
 トライアングルも少し細めの音で、オケの音量にかき消されてしまう部分があって。
 打楽器的にはちょっと物足りない楽章でした。他の部分は本当に素晴らしかったんですけど(涙)

 最後の第4楽章も、とても熱のこもった演奏でした。
 1番フルートさんのソロは、高音は深みのある音で、低音は少しセクシーな感じで素晴らしかったです♪
 この楽章も本当に好きなんですよ。最初はシンプルだったメロディが、回数を重ねるごとに音が増えていって、ドラマティックに展開していって。つい、夢中になって音を追いかけてしまいました。
 ゲネラル・パウゼと激しいフレーズが畳みかけるように続く辺りも、エネルギーが凝縮したような音で凄みがありました。音が断ち切られた後、ホールに漂う残響も美しかったです。
 少数精鋭部隊の音も素晴らしいと思うのですが、それなりに大人数を揃えて奏でられる音にはやっぱりそれ相応の迫力があって、素晴らしかったです。

 アンコールも、ブラームスでした。
 ハンバリー舞曲の第4番。最後の最後まで楽しませていただきました♪

 西本さんとラトビア国立交響楽団のこのツアー。
 結構強行日程と言いますか、ハードなスケジュールで皆さん動いておられるんですが。。。
 地元岡山で素晴らしい演奏を聴かせて下さいましたこと、心から感謝なのです♪

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 今年の元旦。
 テレビ番組は面白い物がないし、家にいてもヒマだし。
 1日は映画の日で安いから、映画でも見に行くか?
 ということで、見に行ったのが「のだめカンタービレ」でした。その「のだめ」で指揮の監修をなさっていたのが、飯森範親さん。以前、地元のオケがオペラを上演した時のゲネプロで拝見したことはありますが、実際にコンサートで拝見したことってないよなぁ。ということで、ちょうど地元の音楽大学の管弦楽団とプラハ交響楽団の合同演奏会を振りに来られることもあり、聴きに行きました。

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くらしき作陽大学管弦楽団&プラハ交響楽団 合同演奏会

スメタナ作曲:連作交響詩「わが祖国」より モルダウ(※)
ショパン作曲:ピアノ協奏曲第1番 ホ短調
(休憩)
ドヴォルザーク作曲:交響曲第9番 ホ短調 「新世界より」(※)
(アンコール)
ドヴォルザーク作曲:スラブ舞曲第15番

指揮:飯森範親
ピアノ独奏:松本和将
管弦楽:くらしき作陽大学管弦楽団&プラハ交響楽団(※)
    プラハ交響楽団

倉敷市民会館 19:00~
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 ……10日に聴いた「21世紀の新世界」と曲目がかぶってますが(笑)
 指揮者と演奏者が変われば、演奏も変わりますし。学生さんとプロの方の合同演奏というのも面白そうですし。その「違い」を聴くのもいいだろう、ということでちょっと気軽な気持ちで行ってきました。

 開演前、ロビーコンサートで金管六重奏による演奏が行われていました。
 その間、ステージにはラフな格好のプラハ交響楽団メンバーさんが数名(笑)
 そして燕尾服&ワインレッドのカマーバンドでビシッと決めた飯森さんが登場して、プレトークが行われました。今日のコンサートはプラハ交響楽団の中に学生が混ざって一緒に演奏し、時々ソロも学生が演奏するという告知がありました。

 プラハ交響楽団のみでも結構な大所帯なのですが、今日はプラス学生たちがステージに上がる、ということで、ステージには椅子がズラリ。当然オケピも出てます。
 オケは対向配置になっていて、舞台下手側から第1ヴァイオリン→チェロ→ヴィオラ→第2ヴァイオリンで、第1ヴァイオリンとチェロの後方にコントラバスという並び。ヴァイオリンだけで20人ずついるという大編成で、管楽器も倍の人数がおりました。
 ズラッとオケの皆さんが登場して、チューニングを終えたところで飯森さんが登場して「楽しい音楽の始まりです」

 最初は「モルダウ」
 冒頭のフルート・ソロも学生さんが担当し、学生メインで演奏されました。
 テンポは少しゆっくりめ……と言いますか、弦楽器だけで90人近くいますから(苦笑) テンポ設定を速くしたら、アンサンブルが崩れる確率100%ってトコなんだと思います。
 でも大人数だからといって、音量がそれに伴うか……と言われるとそうでもなく。ホールの音響や、学生さんが入っているという関係があるんではないか、と思います。人数の割には音が伸びてこない印象がありましたので。90人近くいる弦楽器が、5人のトランペット部隊に負けてましたもの、音量で(汗;)
 飯森さんの指揮は、正直なところ、こんなに熱い指揮をされる方だったのか!という感じを受けました。ゲネプロで拝見した時は、ピットの中にいてあまりわからなかったんですよね。どうしてもステージの方を見てしまいますので。
上半身を折って屈んだり、長い髪が振り乱れたり……。
 こういう方だったんだ!?と思いました。
 そして同時に思ったのが。なるほど、確かに千秋センパイの指揮はこの方が指導したんだな、ということでした。指導する飯森さんがこういう振り方をするから、玉木さん演じる千秋センパイがああいう振り方になるんだ、と。妙なところで納得してしまったという(笑)

 続きまして、学生さんたちは皆ステージから下がって、ピアノがステージ最前列に登場して、ピアノ協奏曲です。
 ソリストは地元倉敷出身の松本さん。飯森さんもそうなのですが、松本さんも大学に教えに行っているらしく。そのご縁もあって、ソリストに抜擢されたようです。
 オケはプラハ交響楽団のみになって、ステージの上も少しスッキリ。
 そして始まったショパンは……当たり前ですが、10日に聴いたものとはまるで別物でした。というか、同じ楽譜を再現して、ここまで違いが出るものか!?と思うほどでした。メロディに「溜め」があったり、テンポの揺れがあったり。。。「こってり系」のショパンだな、という印象でした。
 10日に聴いた演奏は、スッキリしていて真っ向勝負な感じでしたので、まるっきり方向性の違う音楽を聴いたように思いました。あの時はあっという間に第1楽章が終わってしまった感があったのですが、今日は少し、途中で集中が切れてしまって(汗) こんなに長い曲だったかな?と思ってしまいました。
 第2楽章は、とても美しい音を聴かせていただきました。ちょうど今日は寒さも緩んで、暖かい1日だったのですが。ほっこりと暖かい、陽だまりのような音だったのです♪ プラハ交響楽団さんの音も、松本さんの音も。
 そして何よりも、この楽章。1番ファゴットの方の音色がメチャメチャ綺麗で、涙腺直撃されてしまいました。あんなに美しい音でハーモニーを支えていたんだな、と新たな発見をしたように思います。

 休憩後は、再びプラハ交響楽団の中に学生さんたちが入って、大所帯になっての「新世界」です。
 この「新世界」も、同じ楽譜を再現しているとは思えないほど、10日に聴いたものとは違っていて、面白かったです。
 第1楽章では「ソー・ソミ・レーー ソーシレ・レ・レー♪」「レ・レ」で微妙な溜めがあって、一瞬テンポが落ちたりしてました。アーティキュレーションの付け方、歌わせ方もまるで違っていて。こういうアプローチもアリなんだな、と。そういう意味では、飯森さんの方がアクションも大きいですし、こってり系の音楽を作られるんだな、と思いました。
 この第1楽章、ティンパニの方の強打もさすがでした。あちらの方は体格のいい、大きな方が多いのか。コンミスさんも長身でガッシリ体型でしたし、ティンパニさんも大男さんでした。この方、叩いた後のリアクションが大きくて、ひょいひょい肩が上がるんですよ。叩きづらくないのかな?と思うんですが、ちゃんと拍は合っていて、叩けているんですよね。見ていて飽きない方でした(笑)
 第2楽章は、冒頭の出の部分を合わせるのはやはり難しいようで。10日の演奏でもバラッとなってましたが、対向配置だとなおのこと、合わせづらいんですよね。金管セクションとホルン部隊の間に、木管部隊が挟まっているので。。。ティンパニも大男さんから学生のお嬢さんに代わって、いきなり音が微妙に低くて。。。(汗)
 大丈夫!?と思いましたが、団員さんが演奏するコールアングレの音色はさすがに美しかったです。
 そしてこの楽章、失礼ながら笑ってしまったのは、飯森さんが10日に聴いた金聖響さんと全く同じ場所で唸っておられたことでした(笑) 弱音器をつけた弦楽器が朗々と切ないメロディを歌い上げるあの部分、指揮者さんが唸っちゃうポイントなのかしら?と思ってしまいました。
 第3楽章は、再びティンパニがあの大男さんに交代。その他の管楽器ソロの部分も、ここぞ!という所は全て、プラハの団員さんが吹いておられました。ティンパニは申し分ないんですが……学生さんが叩いていたトライアングルがですね。ロールの粒が揃ってなくて、微妙な強弱がついていて、気になってしまいました(汗;)
 10日のコンサートでも、翌11日のOEKさんでも、均等な大きさでチリリリリ♪と鳴る音を聴いていたもので、つい(汗;)
 自分が打楽器だったから、ということもあるのかもしれませんが、ちょっと辛口になってしまったかもしれません、打楽器パートさん。第3楽章のトライアングルは主役級の大活躍なので、目立っちゃうんですよね、どうしても。
 ラストの第4楽章も、凄い迫力でした。指揮者によってこんなにもアプローチの仕方が違うんだ、と思う部分も多々ありました。ただね、あのラスト。やっぱり出ちゃいましたね、フライング拍手(苦笑)

 アンコールは、プラハ交響楽団だけになって「スラブ舞曲」でした。
 やっぱりね、学生さんが抜けて団員さんだけになると、音がまるで違います。弦楽器の音の抜け方が違うし、音のバランスも凄くいい。学生が入っていた時よりも、音量が大きく聴こえてくるように感じました。「新世界」も、オケの団員さんのみの演奏で聴いていたら、また違った印象を受けたのかも……と思います。

 でも、全体を通じて凄く楽しいコンサートでした。
 何だかいい感じに、気分が解放されたような気がしました。
 ステキな演奏を聴かせて下さった飯森さんと松本さん、プラハ交響楽団の皆様方に感謝なのです♪
 そして、プロの中に混ざって緊張しながらも頑張っていた学生さんたちに、心から拍手を。

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 指揮者・金聖響さんの30代最後の演奏を聴いたのが、10日のこと。
 新年早々、最強にして最高の「新世界」を聴いて、大満足♪
 ……なはずだったんですが。
 本来、16日は通っている専門学校で朝から講習会があって、それは必修で参加しなければならない講習会で、欠席したら6枚以上のレポートが課せられる、というものでした。そのため、行きたい気持ちをぐっと堪えて講習会に出なければ……と思っていたのです。
 が、12日に聖響さんの公式ブログを拝見し、「ミサ・ソレムニス」について語っておられるのを拝見し、「何という私ホイホイな記事を書くんだ、この方はっ!!!」と一気に「行きたい!」気持ちが爆発。
 1時間足らずの間にチケットの売れ行き状況&残席を確認し、翌日大阪で行われる勉強会に出るために宿泊する必要がある大阪駅前のホテルの空室を確認し、学割を使った場合の交通費を計算しておりました(汗)

 年末から、大風邪を引きながらも「ミサ・ソレムニス」の楽譜を読み、「新世界」を置いてでも楽譜を読んで勉強しておられるご様子はツイッターで拝見しておりましたが。12日に拝見したブログの記事が決定打となり、数日思い悩んで考えましたが、結局は横浜行きを決定して行ってしまいました。

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神奈川フィルハーモニー管弦楽団 第259回定期演奏会

ベートーヴェン作曲:ミサ・ソレムニス ニ長調

指揮者:金聖響
ソプラノ:澤畑恵美
メゾ・ソプラノ:押見朋子
テノール:吉田浩之
バス:長谷川顕
合唱:神奈川フィル合唱団 
管弦楽:神奈川フィルハーモニー管弦楽団

横浜みなとみらいホール 18:00~
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 今回のこのミサソレ1曲のみというプログラム。
 聖響さんがKPOの常任指揮者になるとお聞きして、定期演奏会のパンフレットを取り寄せた時から実はずっと聴きたいと思っていたプログラムでした。聖響さんが振って、コンマスの石田氏がソロを弾いて、KPOさんが演奏したらどうなるんだろう?と。
 その日のうちに大阪へとんぼ返りしなければならないし。
 講習会欠席のペナルティとして、レポートも書かなければいけない。
 加えて、お金もかかる。
 我ながらアホやなぁ、と思ったんですが、結果として聴きに来てしまいました(苦笑)

 そうは言いつつも、私はミサソレをそんなに何度も聴いているわけではありません。生で聴くのは、これが初めてでした。全部で5楽章あって、ポリフォニーで、ミサ曲で、途中でコンマスさんのソロが入る曲、という程度の認識です。CDは持っていますが、それでさえも聴いたのはほんの2~3回という。
 なので、演奏が具体的にどうとか、どこがどうだったとか、そういったことまで聴き取る余裕はありませんでした。
 ましてやチケットを取ったのが本当に直前だったため、座った席もパイプオルガン奏者の足元でステージ後方で、指揮者正面の席。演奏そのものについて、あれこれ言える席ではありません。
 ですので、それぞれの楽章や曲全体の印象についての感想となりますこと、前もってお断りさせていただきます。

<プレトーク>
 コンサートが始まる前に、聖響さんと、音楽ライターの玉木正之さんによるプレトークがありました。
 玉木さんに続いて登場なさった聖響さん、燕尾服です♪ 久方ぶりに拝見する燕尾服のお姿に、テンションが上がります(←コラコラ;)
 「ミサ・ソレムニス」というタイトルを関西のイントネーションで言っていいものか?というお話から始まりまして。この曲は第九より先に作られていて、作品番号も近い。なので合わせて聴いてほしい、というお話に。
 この曲を書いていた頃ベートーヴェンさんが住んでいた部屋は、とても小さくて暗くて天井が低くて。こんな部屋であんな曲を書いたのか!?と訪れた聖響さんは衝撃を受けて、涙が出てきたというお話もありました。
 最後の方には、玉木さんが「人文学の反対は天文学と言える。第九が人文学の音楽だとしたら、ミサソレは天文学の音楽だ」的なお話もされてました。
 
第1楽章<キリエ>
 最初のニ長調の和音を聴いた瞬間、ああ、この曲は祈りの曲なんだと思いました。ヴィブラートを極力抑えた、素の響きともいえるような音。その響きはとても美しくて、厳かな雰囲気があって。曲の最初に黙とうを捧げ、これからの曲を迎えるような気持ちになりました。
 合唱が「キリエ」と歌う中、すっと前面に出てくるソプラノやテノールの歌声も、スムーズにその受け渡しができるように合唱の皆さんの歌声がよく統制されているように感じました。
 決して華美なわけではない、誇張されてもいない。芯の強さがにじみ出てくるような美しさが感じられる「キリエ」であったように思います。

第2楽章<グローリア>
 ポリフォニーはダテじゃない、と言いましょうか。
 あちこちでいろんな音が鳴っていて、前から後ろから横から下から、全方向から攻められて音の渦に飲み込まれて。次から次へと出てきて、重なっているメロディを追いかけるのに精いっぱい。容量の少ない私の脳みそでは処理しきれないほど情報量が多くてですね(苦笑)
 ただ、何だか物凄くハイな気分になりまして。気が付いたら終わっていた、という感じでした。

第3楽章<クレド>
 三位一体の神への信仰宣言、ということでキリストの降誕や受胎告知、受難、埋葬を描いていくというこの楽章。
 音楽を聴きながらストーリーを追っていく中で、雲の切れ間から光が差し込むように感じられるほど美しい部分があってウルウルきたり。胸が締め付けられるほど苦しい気持ちになったり。
 天からもたらされた曲と言いますか、天上から下りてくる音楽のように感じられました。
 聴いていて、思ったのです。
 私、この場にいられて良かった。
 この演奏を聴けて良かった。

 と。
 そして、
 この曲を演奏して下さる皆様方に、こんな素晴らしい曲を書いたベートーヴェンさんに。
 この場に導いて下さった「神」としか言いようのない、大いなる存在に。
 全てに感謝の気持ちを捧げる、そんな気持ちになりました。

第4楽章<サンクトゥス―ベネディクトゥス>
 この楽章はもう、ベネディクトゥスの部分で奏でられる独奏ヴァイオリン、KPOが誇るスーパーコンマス石田氏の美しい音色に尽きます。あの、全てを浄化していくかのような、澄み切った美しい音色。
 本当に素晴らしかった!!!
 この楽章の途中で、石田氏のソロが鳴り響く中、聖響さんが指揮棒をゆっくりと下ろして譜面台に置いて、指揮棒なしで振り始めたのです。それまでは指揮棒を縦にしっかりと振って、きっちりと縦の線を揃えよう、とも取れるような振り方をされていたのですけれど。
 指揮棒を置いて、両手で振っている聖響さんが感極まったようにも見えまして。ただひたすら音楽に没頭するかのような表情を見た瞬間に、第3楽章でかなりウルウルきていた涙腺が一気に決壊しました。
 涙が止まらなくなって、ボロボロ泣けてきて。
 本当に心から、この演奏を聴く機会を与えられた幸せを感じました。

第5楽章<アニュス・デイ>
 この楽章は、コロコロと変わっていくテンポと移り行くメロディを追いかけるのに、また必死になってしまいました(汗)
 振っている聖響さんも、合わせて行くオケや合唱の皆さんも、本当に大変そうだなぁ、というのが伺えるようで。
 でも最後は収まるべき所に収まると言いましょうか。安らかな響きでそっと終わっていく曲に浸っておりました。
 何だか拍手をするのがもったいない気持ちでした。ずーっと曲の余韻に浸っていたくて、現実に引き戻されたくない感じで。
 第1楽章の最初から、第5楽章の最後まで。祈りに始まって、祈りに終わるような心地でした。

 素晴らしい演奏を聴かせて下さった皆様方に、本当に心から感謝なのです。
 この曲の途中、ソプラノの方が倒れたらしいのですが。それを後から人づてに聞いて、ようやく知りました。全く気付いていなかったんですよ、そういうことに(苦笑)
 まぁ、いつものごとくマエストロ一点集中型で鑑賞しておりますので(汗;)
 あの場所にいられたこと、あの演奏を聴けたこと。
 全てに、心から感謝する気持ちになりました。

<以下、翌日のお話>
 コンサート終演後、新年の乾杯式をご一緒させていただいて、大阪へとんぼ返りしました。
 翌17日、大阪で行われる鍼の勉強会に参加しました。
 1月17日は、私も忘れることのできない神戸淡路大震災が起きた日です。まだ大学生だった当時、地震が起こる直前に目が覚めて、未だかつて感じたことのない揺れに驚いて。でも隣の県だったので、私自身は全く被害も何もなく、ただ瀬戸大橋を通る電車が止まってしまって登校できなかった、というだけでした。
 ですが、当時鍼の会に所属しておられた先生の中には被災された方も、犠牲になられた方もいて。会が始まる前、その先生に黙とうを捧げました。
 祈りを捧げるべく目を閉じた瞬間、頭に浮かんだのは前日に聴いた「ミサ・ソレムニス」の冒頭の「キリエ」のあの音でした。黙とうしながら、思わず涙が溢れてきて、零れ落ちそうになりました。

 勉強会を終えて、ちょうど大阪に遊びに来ていた友人と落ち合って飲みに出て。
 帰宅してからアクセスした聖響さんの公式ブログ「昨日のミサソレ、僕の心の中では被災された方々、そのご家族の皆さんに届けばという想いをもって演奏させて頂きました。」と書かれているのを拝見して、納得しました。
 ミサソレを聴いて「祈りの曲だ」と感じたことも。
 黙とうを捧げた時にミサソレが浮かんだことも。
 演奏を通じて、少しでもそういうことを感じ取っていたのかな、と。

 体力的にもかなりキツいですし、我ながら無謀なことをしている、と思ったものですが。
 やはり、音楽の神様に、ひょっとしたらベートーヴェンさんに「呼ばれて」行ったのかもしれません。
 誰に何と言われようと、卒業試験や国家試験があるこの時期にレポート課題というペナルティを背負おうと。私にとっては聴いておくべきコンサートであり、行くべくして行ったのだと思います。(もっとも、そのレポート課題。ちょうど調べて考えをまとめてみたいと思っていた内容なので、講習会よりもそっちの方が私にとっては魅力的なのですが;)
 素晴らしい音楽を聴かせていただいて。
 いい「気」を注入していただいて。
 本当に、ただただ感謝するのでありました。

 こんな凄い演奏を聴いてしまったら、他のはしばらく聴けないわ。

 なんて言いつつ、その舌の根も乾かぬうちに2日連続でコンサートでした(笑)
 だって、1日違いでOEKさんが大阪に来るんですもの♪
 という訳で、今日は昨日とはがらりと変わってニューイヤー・コンサートでした。

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オーケストラ・アンサンブル金沢
ニューイヤー・コンサート2010in大阪

ショスタコーヴィチ:ジャズ組曲第2番 より ダンス1
シュトルツ:プラター公園は花ざかり
ショスタコーヴィチ:ジャズ組曲第2番 より リリック・ワルツ
J.シュトラウス2世:「ヴェネチアの一夜」 より 心から挨拶を贈ろう
オッフェンバック:ホフマンの舟歌
ジーツィンスキー:ウィーン、わが夢の街
J.S.バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲より 第2楽章
J.シュトラウス2世:「ヴェネチアの一夜」より アンネンポルカ
J.シュトラウス2世:「こうもり」 より ぶどうが燃えたぎって(シャンパンの歌)

(休憩)

J.シュトラウス2世:無窮動
レハール:「ほほえみの国」 より 私たちの心にだれかが恋を沈めたのか 
スッペ:「美しいガラテア」序曲
レハール:「ほほえみの国」 より 君はわが心のすべて 
レハール:「ジュディッタ」より 私の唇にあなたは熱いキスをした  
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」より 第2楽章
カールマン:「チャールダーシュの女王」より 踊りたい!

(アンコール)
J.シュトラウス2世:美しく青きドナウ
レハール:「メリー・ウィドウ」から「唇は語らずとも」
J.シュトラウス2世:オペレッタ「こうもり」から「ブドウの炎の流れに(シャンパンの歌)」

ソプラノ:メラニー・ホリデイ
テノール:ズリンコ・ソチョ
指揮:井上道義
管弦楽:オーケストラ・アンサンブル金沢

いずみホール 15:00~
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 OEKさんでニューイヤー・コンサート。
 そして指揮がミッキーさん。
 OEKさんもミッキーさんもよく聴くのですが、この組み合わせで聴くのは実は初めてでした(笑)
 いつもアーティスティック・パートナーさんの指揮で聴いていて、肝心の音楽監督さんの指揮で聴いていなかった、というこの女(爆)

 で、指揮がミッキーさんならば、当然プログラムに入ってくるであろうショスタコーヴィチがトップバッターでした。タンバリンがバシッと決まって大活躍な、躍動感に溢れる第1ダンス。最初からノリノリです。
 最初から結構ぶっ飛ばしてくれまして、皆揃って「明けましておめでとうございます!」
 ああ、ニューイヤーだわ♪

 ミッキーさんのMCを挟んで(何せ、ホールがコンパクトなので肉声で十分届くという)、早速メラニー・ホリデイさんのご登場です。濃いピンクのドレスが華やかで、ステキなのです。
 曲数が多いので、1曲ずつの感想は省かせていただいて、印象に残った曲をいくつかピックアップして書かせていただきます。

 ……なんて言いつつ、振り返ってみると前半の印象がかなりすっ飛んでしまっております(汗;)
 というのは、バッハの「2つのヴァイオリンのための協奏曲」の第2楽章が素晴らしくてですね。
 マイケルさんの第1ヴァイオリンと、江原さんの第2ヴァイオリンが見事に溶け合っていて(江原さんがステージ下手側、マイケルさんが上手側に立って演奏されてました)
 指揮者を立てずに(ミッキーさんはステージ上手側のピアノのところでじっと聴いてました)、ヴィブラートをほとんどかけずに奏でられる弦楽器の皆さんの伴奏も素晴らしくて、ついうっとり。そしてウルウル。
 ああ、やっぱりOEKさんの弦は美しいわ~♪
 昨日の関フィルさんも素晴らしかったけど、少数精鋭部隊のOEKさんの音は引きしまっていて、やっぱり素敵ですわ♪

 と思いながら、酔わせていただきました。

「さて、シュトラウス2世のお母さんは、どんな人だったでしょう? 答えは、2度演奏するのでそこで……」
 とミッキーさんのMCを挟んで演奏された「アンネン・ポルカ」が、これまた楽しかった!
 最初は普通にオケだけで演奏されたのですが、2度めの演奏でメラニーさんが登場。シャンパングラスを片手に、千鳥足で出てこられました。酔ってます(笑)
 酔っぱらい状態で歌う演出も、さすが!な2度めの演奏でした。

 第1部最後の曲もテノールのズリンコさんがシャンパングラスと本物のシャンパンを持ってご登場。グラスに注いで(でも飲みませんでしたね、さすがに;)歌ってました。まぁ、シャンパンの歌なんてタイトルがついてますから、当然の演出かも。

 で、第2部。

 最初の「無窮動」からやってくれました、音楽監督(笑)
 曲の途中で「ちょっと、どこ行くねん!?」と思ったら、一度ステージから出ていって、また出てくるという。それを2度繰り返して、最後には心臓を押さえてもがき苦しんで、やっとオケが演奏をやめてくれて終了(笑)
「これを聴いて、オーケストラがやってきた、と思った人は40代以上です」
 なんてMCで仰ってましたが。
 そうだったんだ!?と思った私は、まだ40代にはなっておりませんよ?(笑)

 レハールの「私たちの心にだれかが恋を沈めたのか」では、メラニーさんが虎柄のドレスに着替えて登場なさいました。
 さすがですわ、今年は虎年ですものね♪
 ……去年みたく丑年だったら、モーモーさん柄だったの?と思ったのは、言うまでもなく(苦笑)

 1曲挟んで、次の「私の唇にあなたは熱いキスをした」では、今度は水色のダンス衣装のようなドレスで登場なさいました。
 この曲、フラメンコ調の曲で、メラニーさんもそれらしい手の振りを交えて歌っておられたんですが。それを見たミッキーさんも一緒になって踊ってましたねぇ、足音立てて(笑)
 まぁね、あのスキンヘッドを顔ごと半分ずつ色分けして塗って出てきたり、ステテコはいて網持って出てきたりした人ですからね。(←「兵士の物語」in倉敷音楽祭)何をしてくれても、全然不思議じゃありませんわ(笑)
 この曲、メラニーさんの歌声もさることながら、途中で出てくるカスタネットがキリッと決まっていて、めっちゃカッコ良かったです♪

 次の「悲愴」の第2楽章は、ちょっと捻りの入った5拍子のワルツ。この曲、大好きなんですよね~♪
 とてもステキな演奏でした。

 アンコールも、ニューイヤーではお約束(?)な「美しく青きドナウ」があって。もう一度「シャンパンの歌」が出てきて(何気に「えっと、ここから演奏すればいいんだよね?」的な打ち合わせをしている様子が伺えました;)かなり盛り上がって。
 ニューイヤーにふさわしい、華やかでお祭り気分で、ちょっと気軽に聴ける楽しい内容でした。

 以下、余談。

 今日のお席、諸事情あってチケット確保がかなり出遅れてしまったこともあって、下手側のバルコニー席でした。その位置からだと、下手側に位置した打楽器陣が全く見えず……(泣)
 音だけ堪能致しました。
 ティンパニさんは、中央に陣取っていたので見えたんですけどね。
 第1部から「うわ、このスネア。ロールの粒が細かくて揃ってて、すごく綺麗♪」と思ったら。休憩時間にひょいっと覗いてみると、そこにおられたのはやっぱり渡邉さんでした♪
 次にコンサートでお見かけするときは、ぜひともティンパニでお会いしたいものであります。

 そして、今日配られたパンフレットには、OEKさんの最近のニュースが掲載されてました。
 出てましたよ~、先月の「金聖響氏 OEKアーティスティック・パートナーに就任!&OEKとのベートーヴェン・チクルス完結!」のニュース♪
 パンフレットの団員紹介ページにも、ちゃんとアーティスティック・パートナーとしてお名前が掲載されていて、ファンとしては嬉しゅうございました。

 聖響さんのファンになってからというもの、すっかり新年の恒例行事&その年のコンサートの聴き初めとなっている、「21世紀の新世界」
 今年はついに10年目を迎えるというこのコンサート、今年は関西フィルさんがお相手ということで、今までとはひと味もふた味も違った演奏になるかも……!?という期待を胸に、行って参りました。

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21世紀の新世界

J.シュトラウス2世:オペレッタ「こうもり」序曲
ショパン:ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調
(ピアニストアンコール)
ショパン:ワルツ第6番「小犬のワルツ」

ドヴォルザーク:交響曲第9番 ホ短調「新世界より」
(アンコール)
ブラームス:ハンガリー舞曲 第4番

指揮:金聖響
ピアノ独奏:横山幸雄
管弦楽:関西フィルハーモニー管弦楽団

ザ・シンフォニーホール 15:00~
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 公式ブログの年始のご挨拶で、今年はついに40代に突入し、節目の年になると書いておられた聖響さん。そんな聖響さんの30代最後のコンサートとなった今日。
 いろんな意味で凄すぎて、恐らくいつも以上に支離滅裂で意味不明で感情移入しすぎな文章になると思われますこと、最初にお断り致します。

 年の始めのコンサート、聖響さんはどんな衣装でご登場されるのかしら?と思いましたら、襟元が少し開いたデザインの新型学ランスーツでした。
 今日は指揮棒を持ってのご登場で、全曲を通して指揮棒を使って振っておられました。
 そしてオケの配置が、聖響さんにしては珍しく対向配置ではなく、普通の配置。つまり、舞台下手側から第1ヴァイオリン→第2ヴァイオリン→ヴィオラ→チェロ、チェロの後ろにコントラバス。ヴァイオリンが10人ずつで、ヴィオラが8、チェロが7、コントラバスが6、という聖響さんにしては大きな編成でした。
 後ろには金管楽器が陣取って、最後列に打楽器。なので私が座っている位置からだと、ティンパニが足下から聞こえてきました(笑)

 まずは、冒頭の「こうもり」序曲。
 関西フィルさんはチューニングの音が若干高いのか、全体としてカラッとした明るい印象の音色のように感じました。明るくて華やかな出だしに、その音色がよく合っていたような。。。
 アプローチとしては聖響さんらしく、全体的にテンポが早めで、あまり溜めがなくて、テンポの揺れも少なめで、スッキリとした印象。でも、ゆったりと美しく歌う部分はとことん美しく、しっかりとテンポを落として聴かせるアプローチだったように思います。
 もともと曲の展開が多彩で、くるくると表情を変えるように進んでいく序曲で、最後はとことん速くなってグワーッ!となってズバンと終わる、という印象なんですが(笑)
 それらがよりいっそう鮮やかに、くっきりと浮かび上がってくるように思えました。というか、ある意味予想を外さないアプローチと、最初から全開の聖響さんと、しっかり指揮についてくる関フィルさんの演奏が楽しすぎて、笑いが止まらなくなりました(苦笑)
 もちろん人前ですのでね、顔にはできるだけ出さないように、心の中で爆笑してたんですけど(汗;)

 続きまして、ピアニストの横山さんをソリストに迎えてショパンのピアノ協奏曲です。今年はショパンイヤーということで、この選曲になったものと思われ。
 第1楽章の暗くて重い雰囲気が漂う出だしから、引き込まれました。オーケストラの序奏に続いて入ってくる横山さんのピアノは、細やかで鮮やかで、情感豊か。哀愁漂うメロディと相まって、切なさが胸に迫って参りました。
 そして何より素晴らしかったのが、続く第2楽章。
 もともと静かな曲で、しっとりとピアノが歌いあげる場面もあるんですが、オケの演奏が素晴らしかった!
 静謐な美しさと言いますか。
 澄み切った冬の朝の、ピーンと張りつめて乾燥していて、耳が切れそうなあの空気。音を聴きながら、そんな空気が漂っているのが感じられました。そして、そんなオケの音に乗っかる横山さんの音がキラキラしていて、朝日を受けて氷柱が光るような、そんな光景が思い浮かびました。
 聖響さんも、横山さんの音色にじっくり聴き入るような様子が見られましたし、本当にステキでした。

 協奏曲の後、なかなか鳴りやまない拍手に応えて、横山さんが「小犬のワルツ」を弾いて下さいました。こちらもステキでした♪

 で、前半も素晴らしかったんですけどね。
 今日のメインの「新世界」
 これが過去最高記録を塗り変える勢いで、聖響さんも関フィルさんも大熱演で、凄すぎて。ぶっ飛んでしまいました。

 まず、第1楽章。
 チェロやコントラバスという弦楽器低音部で奏でられる冒頭のメロディ。ここからもう、音の密度と言いましょうか、過去に聴いてきた演奏からまるで違っていました。
 今までは対向配置で聴いていて、コントラバスが最後列にいたり、下手側にいたりして、チェロと離れていたんですよね。なので、音もあちらとこちらから分離して聞こえていたのですが、配置を近づけることで完全に一体となって聞こえてきました。
 それを聴いた瞬間に「新世界ってこっちの配置の方がいいんじゃない!?」と思いましたもの(笑)
 郷愁が漂う曲を一転させ、空を裂くような鋭い弦楽器&ティンパニの強打から、主題へ。今までは快速テンポでかっ飛ばしていた聖響さんですが、今年はどっしりと落ち着いた感じでゆっくりめのテンポ。なんですけど、躍動感は抜群で、かなりメリハリがついているように感じられました。
 そして第2主題に入った時の、あの第2フルートの音色が絶品!!
 低めの音で「ソー・ソ・ミ・レー ソーシレ・レ・レー♪」て聞こえてきた瞬間、涙腺直撃されるほどの威力がありました。なんてまろやかで、でも芯の通った力強さがあって、ステキな音っ!!
 すっかり彼女のファンになってしまいました。
 曲の勢いとか、迫力を決めるのはテンポだけではないんだな、と感じる第1楽章からもの凄い展開を見せまして。ただただ、目の前で展開される音楽に全身全霊で没頭しました。
 オケの皆さんも熱演だし、聖響さんも関フィルさんとは数年ぶりということで結構細かく指示を出していましたし、お互いに相乗効果でどんどん熱くなっていく様子がよくわかりました。
 だって、聖響さんの振りがどんどん大きくなるし、髪はガンガンかき上げてるし、音の切り方もかなり鋭いし(笑)
 1楽章から、相当キてました。

 で、続く第2楽章。ショパンの協奏曲で見せたあの美しさは、ここでも健在でした。ちょっと出だしの金管部隊がバラッとなってしまったのが残念でしたが。。。
 コールアングレのメロディは本当に美しくて。その他の木管部隊のメロディも綺麗で。途中で第1楽章の主題が戻ってきてグワーッと盛り上がる部分との対比がくっきりと浮き上がっていて。
 ふわりとホールに溶ける最後の音まで、ステキな第2楽章でした。

 そして躍動感溢れる第3楽章。ここも素晴らしかったです。
 過去の聖響さんの演奏と比べると、やっぱりテンポは遅かったんですが、あの躍動感と迫力は過去最高レベルだったような。まぁ、ティンパニが足下から聞こえてくるので、あの強打がダイレクト・アタック状態だったというのも要因の一つだとは思いますが(笑)
 途中で出てくる民謡のようなメロディもやっぱり美しくて、最初の展開に戻るところはとことん激しい感じで。
 凄かったです、ホントに。

 で、最後の第4楽章。
 第3楽章からあまり間を置かずに突入したこの楽章も、金管楽器が全開爆っ! 後打ちもバッチリ決まってました。
 ここも、過去の演奏と比べるとテンポは決して速くありませんでした。が、あの勢いと迫力は過去最高レベル。配置が違うとか、オケが違うとか、そういう問題じゃなくてまるで過去の演奏とは違っていて、今までの演奏を全て凌駕するように思われました。
 去年、本場チェコのオケでこの曲を聴きましたが、何となく物足りなさを感じたんですよね。私が聖響さんの演奏に完全にノックアウトされていて、これじゃなきゃ満足できない体質になっているからかもしれないのですが。
 でも、それらが全てかき消されると言いますか、「今まで聴いてきた新世界は何だったんだろう!?」と思うくらい、凄すぎる演奏でした。
 凄いなぁ、本当に。
 5年連続で聴いてますけど、まだこんな演奏があるんですもの。
 4楽章でたった一度だけ、それも小さい音量で鳴らされるシンバルの音も、綺麗でした。
 聖響さんも、とことんオケを煽る様子はありませんでしたけど、オケの皆さんと一緒になってどんどん熱くなっていくように感じられました。だんだん振りが大きくなっていくんですもの(笑)
 1音1音がとても濃密で、ギュッとエネルギーと言いましょうか、気が凝縮して詰まっている感じで。楽しいとか、素晴らしいとか、そういう言葉では到底言い表せないと言うか、言葉にしてしまうのがもったいないような。
 その場に居合わせたことに、リアルタイムでその演奏を聴けることに、心から感謝せずにはいられない、あらゆる言葉も感情も超越するような感覚でした。

 だからなのか。
 過去数年間の演奏で、必ずと言っていいほど出てしまい、泣きそうな思いをしてきたラストのフライング拍手も、今年はありませんでした。
 それまでこれでもか!とばかりに畳みかけてきていた音の洪水と激しい展開ががふっとやんで、ふわりとホールに漂う柔らかい音と、残響。その後に訪れる静寂と、張りつめた空気。
 動きを止めた聖響さんの手が完全に降りて、ふっと微笑が浮かぶその瞬間まで、満喫しました。
 何だか初めて、この曲を最後の最後まで、隅々まで味わい尽くしたような心地でした。
 凄すぎですよ、本当に。
 年始からこんな演奏が聴けるなんて。
 この曲はまだまだ、こんな凄さを秘めていたなんて。
 音楽には無限の可能性があって、どこまでも高みを目指していけるんだと思いました。

 そんな充実した演奏の後に、今年はサプライズが待っていました。
 休憩時間中にステージのセッティングを変えるのを見ながら、ずっと疑問に思っていたことがありました。
 新世界ではピアノを使わないのに、何故オケの後ろにピアノを配置するんだろう?と。
 完全にステージの隅に下げるのではなく、弦楽器の後ろに、ピアニストが指揮者の方を向くように配置されていたんです。

 まさか、聖響さんが弾くわけがないし。
 てことは、アンコールで横山さんがオケの中に入って弾くの?
 と思っていましたら、聖響さんと共に横山さんが再登場♪
 ハンガリー舞曲の途中、ピッコロさんが大活躍の部分で伴奏を弾いておられました。

 最初から最後まで、とても濃密で充実していて、凄すぎるコンサートでした。
 実は今日、大阪に1泊したのですが。
 ホテルの部屋に入って、着替えて。
 ベッドに腰掛けてから、しばらく放心状態で動けませんでした(笑)
 演奏があまりにも凄すぎて、思考回路も体の機能も完全に停止してしまったような感じでした。
 たまらないなぁ、ホントに(苦笑)
 今年の聖響さんのシリーズコンサートは、おチャイコさん。お相手は今日の新世界で爆演を聴かせて下さった関フィルさん。
 かなり期待できそうです♪

 最後になりましたが、年始からとんでもない爆演を聴かせて下さった聖響さんと関西フィルの皆様に。
 とてもステキな演奏と、ラストにサプライズまでご用意して下さった横山さんに。
 心から、感謝申し上げます。

 皆様、明けましておめでとうございます。
 昨年来は拙ブログを訪れて下さいまして、心よりお礼申し上げます。
 本年も、あちこちのコンサートに出かけては好き勝手ほざいてると思いますが、引き続きご贔屓にしていただけましたら幸いです。

 ……と、お決まりのご挨拶が終わりましたところで。
 年末年始は意外とクラシックの番組が多くて、あれこれ見るのに忙しい時期だったりします。
 2009年から2010年にかけては何を見聞きしたのか、覚書も兼ねて皆様にご報告致します。

2009年12月31日(木) 大晦日
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クラシック・ハイライト2009

「交響曲 第5番 ハ短調 作品67」    ベートーベン作曲
            (管弦楽)ロシア・ナショナル管弦楽団
               (指揮)ミハイル・プレトニョフ
「交響曲 第104番 ニ長調“ロンドン”」   ハイドン作曲
                 (管弦楽)ルーブル宮音楽隊
                (指揮)マルク・ミンコフスキ
「交響曲 第3番 ハ短調 作品78」   サン・サーンス作曲
         (管弦楽)フランス国立リヨン歌劇場管弦楽団
                     (指揮)大野 和士
「ポルカ“雷鳴と電光”」      ヨハン・シュトラウス作曲
        (管弦楽)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
                  (指揮)ズービン・メータ
「交響曲 第7番 イ長調 作品92 第1&4楽章」     
                      ベートーベン作曲
        (管弦楽)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
                  (指揮)ズービン・メータ
「即興曲 作品90 第1番 ハ短調から」  シューベルト作曲
                    (ピアノ)中村 紘子
「ピアノ・ソナタ 第16番 ト長調             
       作品31 第1 第1楽章から」ベートーベン作曲
                (ピアノ)ペーター・レーゼル
「ピアノ・ソナタ 第21番 変ロ長調            
         D.960 第1楽章から」シューベルト作曲
               (ピアノ)レオン・フライシャー
「ハンガリー狂詩曲」               リスト作曲
                    (ピアノ)辻井 伸行
「英雄ポロネーズ 変イ長調 作品53」     ショパン作曲
                    (ピアノ)ラン・ラン
「歌劇“ジョコンダ” 第一幕から」             
「歌劇“ジョコンダ”から“自殺”」             
                アミルカレ・ポンキエルリ作曲
              ジョコンダ…エリサベート・マトス
                    バルナバ…堀内 康雄
「歌劇“ドン・ジョヴァンニ”から              
  “カタログの歌:奥さん、これが恋人のカタログ”」    
                      モーツァルト作曲
                レポレルロ…マルコ・ヴィンコ
「歌劇“ドン・ジョバンニ”から               
  “ドン・ジョバンニのセレナード:窓べにいでよ”」    
                      モーツァルト作曲
           ドン・ジョヴァンニ…マルクス・ウェルバ
「歌劇“カルメン”から“ハバネラ:恋は野の鳥”」 ビゼー作曲
                    カルメン…林 美智子
「歌劇“ヴォツェック”から 第2幕&3幕」    ベルク作曲
         ヴォツェック…トーマス・ヨハネス・マイヤー
    マリー…ウルズラ・ヘッセ・フォン・デン・シュタイネン
「歌劇“アイーダ”から“清きアイーダ”」   ヴェルディ作曲
                  ラダメス…ヨハン・ボータ
「歌劇“アイーダ”から“勝って帰れ”」    ヴェルディ作曲
             アイーダ…ヴィオレータ・ウルマーナ
「ボレロ」                   ラヴェル作曲
                      シルヴィ・ギエム
「歌劇“アイーダ”から “勝利の合唱:           
       戦いに勝った将軍よ、前に出よ”」ヴェルディ作曲
「コンチェルトシュトゥック 第2番 ニ短調 作品114」  
                    メンデルスゾーン作曲
              (演奏)トリオ・ディ・クラローネ
「クラリネット・ソナタ 変ホ長調 第3楽章」        
                    メンデルスゾーン作曲
               (クラリネット)ポール・メイエ
              (ピアノ)エリック・ル・サージュ
「春の想い D.686」          シューベルト作曲
                (メゾ・ソプラノ)藤村実穂子
             (ピアノ)ロジャー・ヴィニョールズ
「歌劇“ロミオとジュリエット”から おお、いくたびか」   
                       ベルリーニ作曲
             (ソプラノ)マリエルラ・デヴィーア
                 (ピアノ)ロゼッタ・クッキ
「弦楽四重奏曲 ヘ長調 作品96“アメリカ”第1楽章」   
                      ドボルザーク作曲
                 (演奏)パノハ弦楽四重奏団
「弦楽四重奏曲 ヘ長調 第1&4楽章」     ラヴェル作曲
                  (演奏)東京クヮルテット
「歌劇“フィガロの結婚”から 序曲」    モーツァルト作曲
              (管弦楽)宮崎国際音楽祭管弦楽団
                 (指揮)シャルル・デュトワ
「交響曲 第5番 嬰ハ短調 第5楽章」     マーラー作曲
                (管弦楽)PMFオーケストラ
            (指揮)マイケル・ディルソン・トマス
「カンタータ 第78番“私の魂であるイエスよ”BWV78」 
                         バッハ作曲
            (演奏)バッハ・コレギウム・ジャパン
                     (指揮)鈴木 雅明
「交響曲 第2番 ニ長調 作品73 第1楽章」ブラームス作曲
          (管弦楽)サイトウ・キネン・オーケストラ
                     (指揮)小澤 征爾
「レクイエム(死者のためのミサ曲) 怒りの日」ヴェルディ作曲
             (管弦楽)ミラノ・スカラ座管弦楽団
               (合唱)ミラノ・スカラ座合唱団
               (指揮)ダニエル・バレンボイム
「交響曲 第9番 ホ短調 作品95             
       “新世界から” 第1&4楽章」ドボルザーク作曲


NHK教育テレビ 21:25~放送
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 ハイライトなので、曲の一部分だけが放送されたわけなのですが。所々、紅白とハシゴしながらの鑑賞と相成りました(笑)
 久しぶりに他の方の指揮で「運命」を聴くと、ですね。曲が止まってしまいそうな印象を受けるのは、私がかなり某Sさまに毒されている証拠だと思います(苦笑)
 大野和士さんの指揮がチラッとだけでも拝見できて、嬉しゅうございました♪

 この番組を見ていて良かった!と思ったのが、ラン・ランさんのピアノと「ボレロ」のバレエ。
 曲目紹介では抜けていますが、バルトークのピアノ・ソナタが強烈でした。曲そのものはもちろんなんですが、ラン・ランさんがピアノをまるで打楽器のように、鍵盤を打ち下ろす姿に圧倒されました。「英雄ポロネーズ」も圧倒的でした。
 そして「ボレロ」のバレエ!
 所々は拝見したことがあるのですが、全曲を通して見たのは初めてでした。一人で15分以上踊り続け、魅せ続けるのは本当に大変で、素晴らしいと思うのです。決して広くはない、限られた空間の中で踊る彼女の姿に、見ていて思わず涙が出てきました。全曲通して見ることができて、本当に良かったです。

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東急ジルベスター・コンサート

ホルスト:組曲『惑星』より「木星(ジュピター)」 カウントダウン曲
R.シュトラウス:交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」op.30より冒頭
ドビュッシー:『ベルガマスク組曲』より「月の光」
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲より第3楽章(ヴァイオリン:竹澤恭子)
ショパン:ワルツ第2番「華麗なるワルツ」Op.34-1(ピアノ:中村紘子)
モーツァルト:モテット『踊れ、喜べ、幸いなる魂よ』より「アレルヤ」(ソプラノ:幸田浩子)
プッチーニ:歌劇『トスカ』より「星は光りぬ」(テノール:錦織 健)
J・ウィリアムズ:映画『E.T.』より「フライングテーマ」ほか

指揮:大友直人
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
【ソリスト】
ピアノ:中村紘子  テノール:錦織健  ヴァイオリン:竹澤恭子  ソプラノ:幸田浩子
【司会】
山本耕史 大江麻理子(テレビ東京アナウンサー)
【特別出演】
野口聡一宇宙飛行士(JAXA)

テレビ東京系 23:30~放送
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 去年は井上道義さんの指揮で行われたこのコンサート。「ラプソディ・イン・ブルー」で年越しだったんですけど、見事にタイミングがズレて失敗しちゃったんですよね(苦笑)
 今年は大丈夫かしら?
 と思いながら拝見しました。
 今年の年越し曲は、ホルスト作曲の組曲「惑星」から「ジュピター」木星です。
 やっぱりカッコいいですね、「ジュピター」♪
 今年は大友さんが無事に成功させて下さいまして。曲の終了と同時に、スッキリと年が明けました。

 ……そして実は、番組終了を待たず、途中で寝てしまったのでありました(滝汗;)

2010年1月1日(金) 元旦
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ウィーン・フィル・ニューイヤーコンサート2010

- 第1部 -                      
                              
「喜歌劇“こうもり”序曲」     ヨハン・シュトラウス作曲
                              
「ポルカ・マズルカ“女心”作品166」           
                 ヨーゼフ・シュトラウス作曲
                              
「ポルカ“クラップフェンの森で”作品336」        
「ポルカ“愛と踊りに熱狂”作品393」           
「ワルツ“酒、女、歌”作品333」             
「常動曲」                         
                  ヨハン・シュトラウス作曲
                              
 - 第2部 -                      
                              
「歌劇“ウィンザーの陽気な女房たち”序曲」   ニコライ作曲
                              
「ワルツ“ウィーンのボンボン”作品307」         
「シャンペン・ポルカ」                   
「ポルカ・マズルカ“心と魂”作品323」          
                  ヨハン・シュトラウス作曲
                              
「ギャロップ“パリの謝肉祭”作品100」          
               ヨハン・シュトラウス(父)作曲
                              
「喜歌劇“ラインの妖精”序曲」     オッフェンバック作曲
                              
「美しいエレーヌのカドリーユ 作品14」          
               エドゥアルト・シュトラウス作曲
                              
「ワルツ“朝の新聞”作品279」 ヨーゼフ・シュトラウス作曲
                              
「シャンペン・ギャロップ 作品14」      ルンビー作曲
                              
        (管弦楽)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
               (指揮)ジョルジュ・プレートル
                              
  ~オーストリア・ウィーン 楽友協会から中継~

NHK教育テレビ 19:10~放送 
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 これはもう、お約束であります。
 実は1日の昼間、映画「のだめカンタービレ」を見に行っておりまして(笑) 映画の冒頭で、出てくるんですよ。ムジーク・フェラインのあのホールが! 奇しくも、1日で2回、あのホールを目にすることになりました。
 今年の選曲は「女」とか「酒」とか「シャンペン」とか出てきて、さすがフランス人指揮者!?という感じでありました。
 茶目っ気たっぷりな演出もあって、第1部と第2部の間にはリハーサルやバックステージの様子も拝見できて、いろいろな楽しみ方ができる今年のニューイヤー・コンサートでした♪

 大晦日&元旦はこんな感じでして。
 1月2日はBS2で再放送された「SOUND+1」の再放送で今年の聖響さん始め(笑)
 ホールでの生コンサートの聴き初めは、今年も「21世紀の新世界」です♪

結月秋絵

Author:結月秋絵
ようこそお越し下さいました(礼)
音楽の原点はG-CLEF。
好きな指揮者は金聖響さん、佐渡裕さん、下野竜也さん。
好きなヴァイオリニストは落合徹也さん、古澤巌さん、神奈川フィルのソロ・コンマス石田泰尚さん。
好きなピアニストは榊原大さん。
好きなチェリストは柏木広樹さん、ヨーヨー・マさん。
などなど、挙げ始めるときりが無いです(笑)
ピアノ、パーカッション(吹奏楽部にて)、ヴァイオリンの楽器経験があります。
ちなみに、この写真は倉敷市民会館のステージにて。中学時代の定位置(=鍵盤楽器系パーカッション)からの隠し撮りです(爆)

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