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 今日のN響アワーは、N響メンバーからゲストが来て、いろいろお話しして下さる回でした。
 本日のゲストは、第1コンサートマスターの「麿さま」こと、篠崎史紀さんです♪
 篠崎さんといえば、昨年の金聖響さんのN響デビューコンサートでもコンマスを務められ、開演前にはホール下のショップでお見かけ致しましたが……
 なんて余談はいいとして、本題に参りましょう(笑)

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N響アワー 「知って得する“ボウイング”のはなし」

モーツァルト作曲:歌劇“イドメネオ”バレエ音楽 K.367から パスピエ
(指揮)ハンスイェルク・シェレンベルガー
                              
ベートーヴェン作曲:交響曲 第7番 イ長調 作品92から 第1楽章
(指揮)ネルロ・サンティ
                              
ホルスト作曲:組曲“惑星”作品32から 戦争の神 火星
(指揮)ジェームズ・ジャッド
                              
ストラヴィンスキー作曲:バレエ音楽“春の祭典”から 第2部
(指揮)外山雄三
                              
演奏:NHK交響楽団
【ゲスト】篠崎史紀
【司会】池辺晋一郎、岩槻里子
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 今日のお題は「ボウイング」
 ボウイング=弦楽器の弓遣いのことです。
 自分も2年前までヴァイオリンを弾いていたので実感できるのですが、ヴァイオリンに限らず、弦楽器の弓ってダウン(=下げ弓)とアップ(=上げ弓)で音色が違うんですよね。
 ……アマデさんの「アイネク」第3楽章冒頭部分を使って、麿さまが解説して下さってましたけど(^^)
 あのメヌエット、アウフタクトはアップで弾き始めて、次の小節の1拍目は強めにダウン、2・3拍目はアップ・アップで弾いて……と私もこの曲を弾いた時にやってたんですけど。。。
 オールダウンだと息切れしちゃう感じですし。1拍目がアップ→2・3拍目がダウンだと、メヌエットのリズムが台無し(>_<)という感じですし。。。
 やっぱり、あのボウイングには意味があるのね~♪
 と、仕事のためにヴァイオリンを辞めた今更ながら思ったのでした(苦笑)

 曲は、冒頭がアマデさんことモーツァルト作曲のバレエ音楽。
 今日は最高気温が36度を超えるくらい、クソ暑い(←言葉悪くてスミマセン;)1日だったんですが、そんなことを忘れさせてくれるような。音色も曲も爽やかで、涼しい風が吹いてくるような心地いい曲でした。

 2曲目は、「のだめ」ですっかり有名になってしまった、「ベト7」ことベートーヴェン作曲の交響曲第7番。
 ネルロ・サンティさんの指揮は、冒頭の「Poco sostenuto」ははテンポが速すぎず遅すぎず、といった感じ。冒頭の和音は華やかで、乗降音階はいつ聴いても美しいのです♪
 フルート&オーボエで延々Eの音を吹き続けるVivaceへの移行部分は……あらら、某著書で「あそこはもの凄いプレッシャーがかかるので、誰か代わってくれよ」的なことを仰った茂木さんでした(笑)
 Vivaceの部分は、どっしりした感じの、ゆったりテンポ。これくらいのテンポで聴くのは久方ぶりかも、なのです。
 フェルマータの部分は少しためて長めに伸ばしていて、繰り返しはなし。
 この曲、ヴァイオリンの弓の制御が難しくて大変だった記憶があります(涙) 第2ヴァイオリンなんて、刻みばっかりですものね……

 間のコーナーでは、麿さまが「田園交響曲」の冒頭メロディを使って、いろいろな奏法を紹介して下さっておりました。
 う~ん、まろやかでとても美しい音色なのです~♪
 ……一部、黒板を爪で「キーッ!」とやったような音もありましたが(笑)
 弦の上で弓を弾ませる「サルタート」は、ベト7でも多用しましたよね?(←と同意を求めてみる;)
 弓の毛ではなくて、木の部分で弾く「コル・レーニョ」は、「幻想交響曲」でも使われていたような……

 その「コル・レーニョ」の例として流れたのが、ホルストの組曲「惑星」の第1曲目「火星」です。
 「惑星」と言えば、某J-POPのおかげで「木星」が有名になりましたけど。私は個人的にこの「火星」が一番好きです♪ 自分の守護星である「天王星」も好きなんですけどね。
 火星といえば、オリンポス12神では戦の神アレスの星。そんなこともあって、戦いを前にした緊張感や高揚感たっぷりなんですよね、この曲。
 5拍子で刻まれるダダダダン・ダン・ダダダンというリズムとか。戦いに向けての高揚感を煽るような、1拍ずつきっちり刻んでいくリズムとか、ホントに大好きなんですよ♪
 ラストの、叩きつけるような重低音&全開の金管楽器とか。
 冒頭から大興奮!なんですよね「惑星」って。
 ……最後は「海王星」でしっとり終わるんですけど。
 そういえば、後から別の作曲家が「冥王星」を作曲してましたが……惑星から外されちゃった今、あの曲の存在はどうなるんだろう?

 番組の最後で流れたのは、ストラヴィンスキーの「ハルサイ」こと「春の祭典」
 この曲も大好きです♪
 あの血沸き肉踊る感じがたまらんスマッシュですp(>_<)q
 バレエの題材そのものが、かなり原始的で本能に訴えかけてくるものがあるせいでしょうか。音楽も躍動的で、変拍子も不協和音も多用されていて。あの混沌とした中に、強烈なエネルギーが感じられるトコが好きです。
 第2部の最初の方は「今まで崇めていた神よりも、新しい神のほうがこんなに素晴らしいんだよ。だから、別の神を崇めましょう」と説得しているようにも聞こえますが……
 これぞ「ハルサイ」!的な変拍子の部分、バスドラムもティンパニも、一部マレットの持ち手(=木でできてる部分)で叩いてましたね。そっか、だからあんなにハッキリと音が聞こえてくるんだ!
 そして、ホルンの思いっきりベルアップで吹きまくり!な一幕。
 やっぱり、映像で見ると違いますね。
 まぁ、ナマが一番いいんですが♪

 この「ハルサイ」
 弓の毛を毛羽立たせながら、指揮者の外山さんにガッツリ食いついておられた麿さまに拍手!
 冒頭で出てきた第1ヴァイオリンの楽譜。あれ、「ハルサイ」の楽譜だったのね~♪
 と聴きながら理解したのでありました。

 しかし。
 ホルストさんの「惑星」も、ストラヴィンスキーさんの「ハルサイ」も。
 オケは大編成ですよね。近年に作られた曲なので、楽器の数も多いですし。ティンパニは2台乗ってるし。そりゃ、ピット出さなきゃ乗らないよな、という(笑)
 「惑星」はパイプオルガンも使うし、合唱団までついてきますし。。。
 100人近いオケがズラーッと並んだステージを見ると、交通整理だけでも大変だろうなぁ、と思います。>指揮者さん
 その上、変拍子……
 聴く方は楽しいですが、演奏するのは大変なんだよなぁ、これが(←経験者は語る/苦笑)

 と、話が逸れました。

 ボウイングは、同じ曲でもオケによって違います。
 麿さまは、番組でも仰っておられたように、N響の伝統(=ボウイング)を守っていかれるのでしょうね(^^)
 また生でお目にかかれるのを楽しみにしたいなぁ、と思います。

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 今日はアイリッシュ・ダンスの舞台「RIVERDANCE」を見てきました。
 数年前にこの「RIVERDANCE」が日本に来た時は、わざわざ広島まで見に行ったんですよね(笑)
 グリーン・アリーナでしたか、会場は。とにかく広くて、椅子はパイプ椅子……orz
 でも今回は地元倉敷に来てくれて、しかも2公演ずつ2日連続でやってくれる!ということで、行ってきました。

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RIVERDANCE

第1部
場面1:太陽を巡るリール
場面2:心の叫び
場面3:キャスリーン伯爵夫人
場面4:クーフランの哀歌
場面5:落雷
場面6:シヴナ
場面7:ファイアーダンス
場面8:春はそこまで―収穫
場面9:リバーダンス

第2部
場面10:アメリカン・ウェイク
場面11:リフト・ザ・ウィングス
場面12:新世界の壁
 1)心を癒して―自由
 2)タップの競演
 3)マケドニアの朝/ザ・ロシアン・ダービッシュ
 4)扉を開けて
 5)アンダルシア
場面13:ホーム・アンド・ザ・ハートラン
フィナーレ

倉敷市民会館 12:00~
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 リバーダンスにハマるきっかけは、ヴァイオリニストの古澤巌さんがコンサートで「太陽を巡るリール」や「リバーダンス」を演奏するのを聴いたことでした。
 もともとアイルランドの音楽には興味があったんですけど、はっきりと「好き♪」と思ったのは、古沢さんのおかげです(^^)
 彼のヴァイオリンですっかり「リバーダンス」の音楽が気に入ってしまって。数年前、日本公演で広島に来る、と聞いて見に行って。すっかりハマって、当時は映像&音楽ソフトの卸会社にいたので、職権乱用してCDとDVDが2枚組になっているセットを購入して、見まくったくらいハマりました(笑)

 あれから数年。
 地元倉敷に来てくれる、ということで見に行きました。

 本日は音響機材の位置の関係で、実際に取っていた席が見えづらい席になってしまったので……ということで、取っていた席よりも前の列に移動させていただきまして。ホールのほぼド真中、ステージの正面で鑑賞させてもらいました♪
 前の広島公演ではステージまでの距離が遠かったんですが、倉敷市民会館ではステージまでの距離も近くてですね。靴音もよく響いてきますし、臨場感たっぷりでした♪

 で、肝心の舞台ですが……
 数年前に見た時と、バンドのメンバーもガラッと変わっていて、ダンサーも総入れ替え!?という感じで。衣装も照明も、パワーアップしているように感じました。
 というか、この「リバーダンス」の音楽が好き過ぎてですね。古代の人々がどうやって自然と折り合いをつけていくのか、神話の物語を見るような第1部の最初。「太陽を巡るリール」の冒頭部分の音を聴いただけで、目がウルウルしてしまうんですよ(苦笑)
 テンポが上がって、リズムが刻まれて、ダンサーたちが出てきたら、一緒に興奮してしまう、という。
 最初からノリノリで見てしまいました。

 続く「心の叫び」では、アカペラのサウンドがとても心地よくて。微妙に濁る和音が、いい感じに心をくすぐってくれて。ソプラノの方の声はとても澄んでいて。これまた大好きです♪
 場面3の「キャスリーン伯爵夫人」は、本日のプリンシパルの女性のソロがお見事! 官能的なんですけど、プライドが高くて激しくて、そう簡単に男性になびいてくれない、という様子が迫力満点でした。
 すすり泣くようなバグパイプのソロが印象的な「クーフランの哀歌」を経て、男性の群舞が見られる「落雷」へ。アンサンブルのダンサーの、一糸乱れぬ足技も本当に迫力があって素晴らしいんですけど、プリンシパルの男性のキレの良さに思わずうっとり♪
 続く「シヴナ」は、アカペラの歌も大好きなんですが、男女ペアのダンサーも素晴らしいんですよね(^^)
 特に、男性は上半身裸で踊るので、筋肉がクッキリハッキリ……
 思わず一つ一つの筋肉名を思い浮かべながら見てしまったのは……きっと職業病(苦笑)

 続いて登場するのは、女性のフラメンコダンサー。炎の映像をバックに、真っ赤なドレスで登場する彼女は、炎の化身とも、不死鳥とも感じられるくらい迫力があるんですよね。ダンスも素晴らしいですし。しなる身体の線がとても綺麗なんですもの♪
 最初はフラメンコの音楽なんですけど、途中からアイリッシュが入ってきて、だんだん融合していって、男性のダンサーたちも登場して、最後はちゃんとアイルランドの音楽になっている、というその過程がとても好きです。

 バンドの演奏を経て、第1部の最後は「リバーダンス」
 最近は吹奏楽コンクールで演奏する団体も多いようで(笑) ちょうど、某中学校の吹奏楽部と思われるメンバーが団体で固まって座っていたんですけど。彼らも今年の自由曲に選んだのかな?と思いながら、微笑ましく見ていました。
 この「リバーダンス」は音楽もダンスも、文句なしで大好きです!
 よどみなく流れるフィドルのメロディも、変拍子なリズムも♪
 この曲だけでも、見にきた価値あるよな~、と思ってしまいました。

 休憩を挟んで、第2部は世界各地に散り散りになりながらも、新しい土地で自分たちの文化を守り、周りの文化とも調和していく様子が描かれます。
 「アメリカン・ウェイク」では、収穫祭を思わせるような楽しげな音楽とダンスが繰り広げられます。客席からも、思わず手拍子♪ 第1部でかなり盛り上がっているので、ここから発散させる方向に転換されていくような感じです(笑)
 第2部ではバリトン歌手の朗々とした歌を聴くことができるんですが、この公演でバリトン・ソロを務めたマーク・アンソニー・ホールさんの美声が素晴らしくて、聴き入ってしまいました。
 タップの競演では、タップダンサー&サックス奏者と、アイリッシュダンサー&フィドル奏者の対決が見られます。この「リバーダンス」の中でも大好きで、楽しみにしていた場面です♪
 アイリッシュダンスでは、上半身はきっちりバランスを保って微動だにせず、下半身だけ激しいリズムを刻むんですけど。タップは全身でリズムを刻んでいくので、その対比がとても面白いのです。アイリッシュ組はテンポもリズムもステップもキッチリ、なんですけど。タップ組は時々リズムや上体を崩して、コミカルな表情も見られて。でも、お互いに足技はもの凄く細かくて、16分音符通り越して、32分音符まで行ってません!?的なリズムの応酬。
 最初はいがみ合っていても、だんだんダンスを通じて心を通わせていく様子が微笑ましくて、彼らの超絶技巧にも見せられて。楽しかったです♪

 バンドの演奏を挟んで、続いて披露されるのは「ザ・ロシアン・ダービッシュ」
 書いて字のごとく、ロシアのダンスです。このダンスがこれまた凄い!
 男性がクルクル回りながら飛んだり、両足を広げてジャンプ!したり(このジャンプがこれまた高いんだ;)
 女性はキレのいいターンをクルクル繰り返したり(回りながらも、顔はちゃんとキリッと前を向くんですよね;)
 3組の男女ペアが出てくるんですけど、皆さん素晴らしいんですよ。クライマックスで披露される、男性が女性をクルクル回しながら足の間を通していくダンスなんて、本当に人間業とは思えないくらいで。
 これまた、大興奮でした♪

 そして第1部でも見事なダンスを見せてくれたフラメンコが、第2部でも再び登場します。彼女の腕、かなりガッシリしてるんですけどね。明らかに脂肪じゃなくて筋肉で覆われているな、というガッシリさなんですよ。
 しなやかで、情熱的なダンス。全身から溢れてくるエネルギー。
 本当に、魅せられてしまいました。

 そうそう、ダンスの話題が中心になってしまって、バンドの演奏について口を挟む余裕がなかったんですが(苦笑)
 今日のバンドも素晴らしかったです。
 まず、フィドル奏者のパット・マンガンさん。数年前に「リバーダンス」を拝見した時は、妙齢の女性の奏者さんで。彼女自身もステップを踏みながらソロを披露して下さったんですが、今日のパットさんは若いイケメンさんでした♪
 アイルランド音楽のフィドルは、第1ポジションからせいぜい第3ポジションくらいまでしか使わないんですよね、音域で言うと。だけどよどみなく流れるメロディを奏で続ける上に、装飾音符が随所に散りばめられているんですよね。つまり、左手はずーっと運指板の上を動き続けているわけで……
 速いパッセージを弾くことも多い様子を見ていると、よくそんなに指が回るなぁ、と感心してしまうんです(笑)
 今日のパットさんのフィドル、とても聴き応えがあって音色も美しくて、ブラボーでした♪

 途中でフィドル&パーカッションの競演もありまして。打楽器&ヴァイオリン、どちらも経験したことのある人間にとってはたまらない競演です♪
 パーカッションの方が、ソロの途中でスティックをコロン……と落としてしまうのは、多分わざとのご愛敬パフォーマンス(笑)
 あの太鼓。皮の後ろを押さえて音程を変えつつ、スティックの上下で皮を叩いてリズムを作っていくんですけど。どうやって叩いてるんだろう!?と見るたびに興味津々になってしまうのは、きっとまだパーカッショニスト根性が抜けきっていないからでしょう(笑)

 フィナーレでは、ダンサーや歌手の皆さんが全員勢揃いです。
 皆で手拍子して、最後は会場総立ち!
 あの一体感はたまりません♪
 いやー、満喫致しました♪

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結月秋絵

Author:結月秋絵
ようこそお越し下さいました(礼)
音楽の原点はG-CLEF。
好きな指揮者は金聖響さん、佐渡裕さん、下野竜也さん。
好きなヴァイオリニストは落合徹也さん、古澤巌さん、神奈川フィルのソロ・コンマス石田泰尚さん。
好きなピアニストは榊原大さん。
好きなチェリストは柏木広樹さん、ヨーヨー・マさん。
などなど、挙げ始めるときりが無いです(笑)
ピアノ、パーカッション(吹奏楽部にて)、ヴァイオリンの楽器経験があります。
ちなみに、この写真は倉敷市民会館のステージにて。中学時代の定位置(=鍵盤楽器系パーカッション)からの隠し撮りです(爆)

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