Sun
06/22
2008
朝比奈さんと竜さま
今日のN響アワーは、朝比奈隆さんでした。
朝比奈隆さんと言えば、大阪フィルを作り上げた指揮者さんでもあり、私にとっては倉敷音楽祭が始まってからずっと、ベートーヴェン&モーツァルトという組み合わせのコンサートを毎年振りに来て下さった指揮者さん、ということで印象深い方です。
で、朝比奈さんと言えば、彼の元で大フィルで研究生をやっておられた下野竜也さん。
ということで、ゲストは下野さんでした♪
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ベートーヴェン作曲:交響曲 第5番 ハ短調 作品67 から 第1楽章
ベートーヴェン作曲:交響曲 第4番 第4楽章 から 一部分
ブルックナー作曲:交響曲 第8番 第3楽章 から 一部分
ブルックナー作曲:交響曲 第4番「ロマンチック」 から
管弦楽 : NHK交響楽団
指揮 : 朝比奈 隆
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最初に流れたのは、ベートーヴェン作曲の交響曲第5番の第1楽章。
うわっ、遅っ! 重っ! 長っ!
という5番を、久方ぶりに聴きました。
だけど、とてもはっきりとしていて、楽譜に書かれていた音符が目に浮かぶような演奏でした。
思えば、もう何年前になるでしょう。倉敷音楽祭で朝比奈さんがこの曲を振って下さったのは。
今までいろいろなコンサートを聴いた中で、神が降臨したと感じた演奏が2回あるんですが。
そのうちの1回が、朝比奈さんが倉敷音楽祭で演奏したこの第5番でした。あの時も、第1楽章から重厚な演奏で。だからこそ、第4楽章の解放感がたまらなくて。
ド・ミ・ソー・ファ・ミ・レ・ド・レ・ドー♪
と高らかに鳴った瞬間に、神が降臨したと感じたものです。
なんて思い出話は置いておいて。
朝比奈さんです。
下野さんも仰ってましたが、確かにテンポは遅い、と。
でも楽譜に書かれている音符を確実に、はっきりと言葉を最後までしゃべるように演奏する方だったのですね。
その後に流れた第4番の第4楽章も、かなり速いテンポの曲のはずなんですが……ゆっくりと確実に、はっきりと……といった演奏のように聞こえました。
下野さんが語られる、朝比奈さんのエピソードも興味深いものがありました。
彼が指揮者としてデビューする時に朝比奈さんに指導してもらったそうで。その時に言われたのが
「無駄な動きが多い」
(笑)
下野さんにも、そういう時期があったのですね(^^)
そういえば、聖響さんも「もっと自信もって振りなさい」なんて言われたとか、言われなかったとか。チラリと小耳に挟んだことがあります(笑)
まぁ、今は堂々と指揮台に立っておられる指揮者さんでも、皆さん初々しい時期がおありだったのですから、そういうこともあったのでしょう(^^)
そして、朝比奈さんのお人柄を最もよく反映しているな、と思ったのが。
下野さんが大フィル・デビューを飾った時の(と仰っていたと思います)コンサートの時のことでした。
そのコンサート、前半が新人である下野さんの指揮で、後半=メインは朝比奈さんが指揮するブルックナーだったそうなのです。で、その告知ポスターを見ると……朝比奈さんと下野さんの写真が、隣同士に同じ大きさで印刷されていました。
普通ならば、朝比奈さんの写真は大きく、新人で前座的な存在である下野さんの写真は小さく印刷されるはずなのですが。朝比奈さんは
「同じステージに上がるのだから、同じ大きさで…」
と仰ったのだそうです。
新人であっても、ベテランであっても、指揮者として同じステージに上がるのだから、対等だ。
というお考えだったのだろう、と下野さんはお話しされていましたが。
温かいお人柄が偲ばれるエピソードだな、と思いました。
番組の最後に流れたのは、N響さんとの最後の共演になったブルックナーでした。
ブルックナーさんということで、オケの編成も大所帯で。朝比奈さんの指揮も、N響さんも、堂々とした演奏だなぁ、と思いながら聴いておりました。
93歳で亡くなられる2か月前まで、指揮台に上がっておられたという朝比奈さん。
今現在、30〜40代で「大好き♪」という指揮者さんが何人かいらっしゃいますけど。
皆さん、朝比奈さんのように長生きしていただいて、ギリギリまで指揮するお姿を拝見したいものであります。
……てことは、自分もそれまで長生きして、追っかけし続けなければならないんですけど(笑)
朝比奈隆さんと言えば、大阪フィルを作り上げた指揮者さんでもあり、私にとっては倉敷音楽祭が始まってからずっと、ベートーヴェン&モーツァルトという組み合わせのコンサートを毎年振りに来て下さった指揮者さん、ということで印象深い方です。
で、朝比奈さんと言えば、彼の元で大フィルで研究生をやっておられた下野竜也さん。
ということで、ゲストは下野さんでした♪
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ベートーヴェン作曲:交響曲 第5番 ハ短調 作品67 から 第1楽章
ベートーヴェン作曲:交響曲 第4番 第4楽章 から 一部分
ブルックナー作曲:交響曲 第8番 第3楽章 から 一部分
ブルックナー作曲:交響曲 第4番「ロマンチック」 から
管弦楽 : NHK交響楽団
指揮 : 朝比奈 隆
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最初に流れたのは、ベートーヴェン作曲の交響曲第5番の第1楽章。
うわっ、遅っ! 重っ! 長っ!
という5番を、久方ぶりに聴きました。
だけど、とてもはっきりとしていて、楽譜に書かれていた音符が目に浮かぶような演奏でした。
思えば、もう何年前になるでしょう。倉敷音楽祭で朝比奈さんがこの曲を振って下さったのは。
今までいろいろなコンサートを聴いた中で、神が降臨したと感じた演奏が2回あるんですが。
そのうちの1回が、朝比奈さんが倉敷音楽祭で演奏したこの第5番でした。あの時も、第1楽章から重厚な演奏で。だからこそ、第4楽章の解放感がたまらなくて。
ド・ミ・ソー・ファ・ミ・レ・ド・レ・ドー♪
と高らかに鳴った瞬間に、神が降臨したと感じたものです。
なんて思い出話は置いておいて。
朝比奈さんです。
下野さんも仰ってましたが、確かにテンポは遅い、と。
でも楽譜に書かれている音符を確実に、はっきりと言葉を最後までしゃべるように演奏する方だったのですね。
その後に流れた第4番の第4楽章も、かなり速いテンポの曲のはずなんですが……ゆっくりと確実に、はっきりと……といった演奏のように聞こえました。
下野さんが語られる、朝比奈さんのエピソードも興味深いものがありました。
彼が指揮者としてデビューする時に朝比奈さんに指導してもらったそうで。その時に言われたのが
「無駄な動きが多い」
(笑)
下野さんにも、そういう時期があったのですね(^^)
そういえば、聖響さんも「もっと自信もって振りなさい」なんて言われたとか、言われなかったとか。チラリと小耳に挟んだことがあります(笑)
まぁ、今は堂々と指揮台に立っておられる指揮者さんでも、皆さん初々しい時期がおありだったのですから、そういうこともあったのでしょう(^^)
そして、朝比奈さんのお人柄を最もよく反映しているな、と思ったのが。
下野さんが大フィル・デビューを飾った時の(と仰っていたと思います)コンサートの時のことでした。
そのコンサート、前半が新人である下野さんの指揮で、後半=メインは朝比奈さんが指揮するブルックナーだったそうなのです。で、その告知ポスターを見ると……朝比奈さんと下野さんの写真が、隣同士に同じ大きさで印刷されていました。
普通ならば、朝比奈さんの写真は大きく、新人で前座的な存在である下野さんの写真は小さく印刷されるはずなのですが。朝比奈さんは
「同じステージに上がるのだから、同じ大きさで…」
と仰ったのだそうです。
新人であっても、ベテランであっても、指揮者として同じステージに上がるのだから、対等だ。
というお考えだったのだろう、と下野さんはお話しされていましたが。
温かいお人柄が偲ばれるエピソードだな、と思いました。
番組の最後に流れたのは、N響さんとの最後の共演になったブルックナーでした。
ブルックナーさんということで、オケの編成も大所帯で。朝比奈さんの指揮も、N響さんも、堂々とした演奏だなぁ、と思いながら聴いておりました。
93歳で亡くなられる2か月前まで、指揮台に上がっておられたという朝比奈さん。
今現在、30〜40代で「大好き♪」という指揮者さんが何人かいらっしゃいますけど。
皆さん、朝比奈さんのように長生きしていただいて、ギリギリまで指揮するお姿を拝見したいものであります。
……てことは、自分もそれまで長生きして、追っかけし続けなければならないんですけど(笑)

