Sat
05/24
2008
’08 岡山フィルハーモニック管弦楽団 第33回定期演奏会
去年はブラームスさんの年ということで、ブラームスさんにご縁のある年だったのですが。
今年はベートーヴェンさんにご縁が、それもピンポイントでピアノ協奏曲第5番「皇帝」にご縁があるらしいです(笑)
プログラムを拝見していて、どうしようかなぁ。2週間後に同じ曲を聴くしなぁ。
と迷っていましたら、思いがけない方からご招待をいただきまして(滝汗;)
これは行かねばなるまい!ということで、急遽声をかけた親友たちと行ってきました。
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’08 岡山フィルハーモニック管弦楽団 第33回定期演奏会
オール・ベートーヴェン・プログラム
序曲「コリオラン」 作品62 ハ短調
ピアノ協奏曲 第3番 ハ短調 作品37
(休憩)
ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調 作73 「皇帝」
指揮:大山平一郎
ピアノ独奏:ブルーノ・レオナルド・ゲルバー
岡山シンフォニーホール 15:00〜
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コンサートの幕開けは、指揮者・大山さんの足音と気合いのこもった息でした。
……いえ、別に茶化しているわけではないのです。
冒頭で演奏された「コリオラン」
CDで何度も何度も、それはもう細部に至るまで覚えてしまうほど聴いている(←…;)曲ありまして、その度に思うことでもあるのですが。こうして改めて生で聴いてみると、本当にエネルギーの塊のような曲なんだなぁ、と思うのです。
何十人というオーケストラが同時に音を出す。音を出す前に皆さんに漲る気、そして実際に音が出た時の音量の圧力と厚み。そういったものが、一瞬のうちに満ちて放たれる、という「音楽」という形を取ったエネルギーの塊なんだと。
それを指揮する方も、相当なエネルギーを要するからこそ、あの気合いの息と足音が曲の前に聞こえたんだと思います。……まぁ、超ヘビーローテーションな某SさまのCDでも、音が鳴る前に息が聞こえますものね(←コラコラ;)
もともと大好きな曲だということもあって、最初から圧倒されました。
劇的な第1主題は迫力満点で、優雅な第2主題はとても綺麗で(^^)
曲がさらに悲劇性を増した所でドーン!と連発される渡邉さんのティンパニの強打がたまらないですo(>_<)o 悲劇の英雄に下される運命の鉄槌を思わせるような、あのインパクトはいつもながら素晴らしいです。
曲のラストは、英雄が息を引き取る様子を描いているような静けさに、思わず息をつめて聴き入ってしまいました。
やはりベートーヴェンさんだとシンクロ率が上がるのか、1曲目からテンション高かったです(苦笑)
ピアノ協奏曲を2曲一度に聴ける、というスペシャルな今日の演奏会。
前半に演奏されるのは、ピアノ協奏曲の第3番。
序曲「コリオラン」に続き、ハ短調な曲が続きます。
ハ短調の曲、というとどうも「悲劇的」とか「激情型」とか、そういうイメージがありまして。暗〜い曲調からハ長調へと転じた瞬間の解放感がたまらなくて、大好きだったりします。
この第3番。偶然にも、今日ご一緒した親友の一人がつい最近ラジオで聴いたらしく。そしてこの曲が大好きならしく。楽譜をさらってみた(彼女はピアノ弾きさんなのです^^)らしいのです。
さて、どんな曲かしら?と楽しみに曲の始まりを待っていたんですが……
……ハリポタ!
それも、映画「秘密の部屋」の決闘クラブのシーンのBGM!
と思った私はポッタリアンです、スミマセン(滝汗;)
それよりも、何と言いますか、インパクトの強い曲だなぁ、と。オーケストラの序奏も強烈だったんですけど、ピアノ独奏が入ってくる瞬間が、音階3連発。それも、フォルティッシモ(多分)
強烈でした。
カデンツァもかなり速かったです、ゲルバー氏。
大地を揺るがすような、迫力のある音を出されたかと思うと、頬を撫でるそよ風のような軽やかな音も出しておられて。今日は1日雨が降っていて、外は湿度が相当高いはずなのに、とてもカラッとした爽やかな音でピアノを奏でる方だと感じました。
第2楽章も、ガーン!と強烈な和音が響く荘厳な雰囲気で始まったんですが、その雰囲気を乱す……ガサガサ音orz
飴か!?
ビニール系の袋に入った飴だな!?
音がした方向へ、ピンポイントで小宇宙(コスモ)を飛ばして遠隔攻撃を仕掛けそうになる気持ちをグッと堪えつつ、集中を音楽に戻して聴いてました。
第3楽章は、第2楽章からほぼ切れ目なく演奏されてました。
……が、聴いたはずの記憶がぶっ飛んでいるのは、後半の印象が強すぎて塗り替えられてしまったためだと思われます(汗;)
休憩時間を挟んだ後半は、今年2度目の鑑賞となる「皇帝」です。
えー、実2週間後にも聴く予定なんですが(笑)
ソリストさんが違うのは当然ですが、今日だけはオケも指揮者もオケの配置も違いますから、全然違って聞こえるんだろうなぁ、と楽しみにしておりました(^^)
その第1楽章。
最近は某お笑い系番組(という位置づけでいいんだろうか、あの番組は;)で、冒頭部分がBGMとして使われている曲です。
煌びやかで堂々とした、風格のあるピアノが素晴らしいのですっo(>_<)o そして、音の一粒一粒がキラキラと光り輝くような響きがあるのですっo(>_<)o
豪華絢爛な音のオンパレードかと思えば、途中でとても優雅な旋律が出てきて、思わずうっとりと聴き入ってしまいました。
第2楽章も、毎週日曜日に「題名のない音楽会」を見ていたら必ず入るCMのBGMで使われている曲であります。(て、前にも書いたような気が;)
ベートーヴェンさんの緩徐楽章って、とても自然で妙な力みのない美しさがあるようにいつも思うのです。ブラームスさんのような甘さがあるわけでもなく、マーラーさんのように狂気一歩手前な雰囲気があるわけでもなく。美しい自然の景色を見て、ただ美しいと感動するのにも似た感覚です。
今日聴いたこの第2楽章がまさにそれで、ピアノの音色と旋律がただただ美しくて、思わず涙。
そんな第2楽章から、切れ目なく
「来る? そろそろ来る? もう来る? よっしゃ、キターッ!!!」
てな感じで始まる第3楽章。
キターーッ!!!
という感じのピアノ独奏が、本当に目が覚めるようなインパクトのある音でした。
心浮き立つような旋律に身を委ねていますと、思わず体が揺れてしまいます。そういえば、斜め前の席にいらっしゃったご婦人も体が揺れてましたっけ(笑)
ピアノとティンパニだけになる部分も、なかなか聞けない組み合わせの面白さに聴き入ってしまいましたし。
終わってしまうのがもったいないような、今日の「皇帝」でありました(^^)
今日のソリストであるゲルバー氏は初めてお聞きする方だったのですが、本当に素晴らしいピアニストだなぁ、と。
大地を揺るがして全てをなぎ倒すような迫力のある音を出されたかと思えば、小鳥がさえずるような軽やかな音も奏でられますし、頬を撫でるそよ風のような繊細な音も出しておられて。音量もさることながら、表現の幅がもの凄く広いと感じました。
ベートーヴェンのピアノ協奏曲2曲、とても聴き応えがありました(^^)
直前まで「どうしよう?」と迷っていた今日の定期演奏会だったのですが。
聴きに行ってみて「やはり聴いておくべき演奏会だった」んだと実感しました。素晴らしかったです(^^)
お招きいただきまして、背中をトンと押してくださいましたW様。
改めまして、お礼申し上げます。
そして素晴らしい演奏を聞かせていただいた岡山フィルの皆様と、指揮の大山さんと、ソリストのゲルバーさんに、心から感謝申し上げます(^^)
今年はベートーヴェンさんにご縁が、それもピンポイントでピアノ協奏曲第5番「皇帝」にご縁があるらしいです(笑)
プログラムを拝見していて、どうしようかなぁ。2週間後に同じ曲を聴くしなぁ。
と迷っていましたら、思いがけない方からご招待をいただきまして(滝汗;)
これは行かねばなるまい!ということで、急遽声をかけた親友たちと行ってきました。
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’08 岡山フィルハーモニック管弦楽団 第33回定期演奏会
オール・ベートーヴェン・プログラム
序曲「コリオラン」 作品62 ハ短調
ピアノ協奏曲 第3番 ハ短調 作品37
(休憩)
ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調 作73 「皇帝」
指揮:大山平一郎
ピアノ独奏:ブルーノ・レオナルド・ゲルバー
岡山シンフォニーホール 15:00〜
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コンサートの幕開けは、指揮者・大山さんの足音と気合いのこもった息でした。
……いえ、別に茶化しているわけではないのです。
冒頭で演奏された「コリオラン」
CDで何度も何度も、それはもう細部に至るまで覚えてしまうほど聴いている(←…;)曲ありまして、その度に思うことでもあるのですが。こうして改めて生で聴いてみると、本当にエネルギーの塊のような曲なんだなぁ、と思うのです。
何十人というオーケストラが同時に音を出す。音を出す前に皆さんに漲る気、そして実際に音が出た時の音量の圧力と厚み。そういったものが、一瞬のうちに満ちて放たれる、という「音楽」という形を取ったエネルギーの塊なんだと。
それを指揮する方も、相当なエネルギーを要するからこそ、あの気合いの息と足音が曲の前に聞こえたんだと思います。……まぁ、超ヘビーローテーションな某SさまのCDでも、音が鳴る前に息が聞こえますものね(←コラコラ;)
もともと大好きな曲だということもあって、最初から圧倒されました。
劇的な第1主題は迫力満点で、優雅な第2主題はとても綺麗で(^^)
曲がさらに悲劇性を増した所でドーン!と連発される渡邉さんのティンパニの強打がたまらないですo(>_<)o 悲劇の英雄に下される運命の鉄槌を思わせるような、あのインパクトはいつもながら素晴らしいです。
曲のラストは、英雄が息を引き取る様子を描いているような静けさに、思わず息をつめて聴き入ってしまいました。
やはりベートーヴェンさんだとシンクロ率が上がるのか、1曲目からテンション高かったです(苦笑)
ピアノ協奏曲を2曲一度に聴ける、というスペシャルな今日の演奏会。
前半に演奏されるのは、ピアノ協奏曲の第3番。
序曲「コリオラン」に続き、ハ短調な曲が続きます。
ハ短調の曲、というとどうも「悲劇的」とか「激情型」とか、そういうイメージがありまして。暗〜い曲調からハ長調へと転じた瞬間の解放感がたまらなくて、大好きだったりします。
この第3番。偶然にも、今日ご一緒した親友の一人がつい最近ラジオで聴いたらしく。そしてこの曲が大好きならしく。楽譜をさらってみた(彼女はピアノ弾きさんなのです^^)らしいのです。
さて、どんな曲かしら?と楽しみに曲の始まりを待っていたんですが……
……ハリポタ!
それも、映画「秘密の部屋」の決闘クラブのシーンのBGM!
と思った私はポッタリアンです、スミマセン(滝汗;)
それよりも、何と言いますか、インパクトの強い曲だなぁ、と。オーケストラの序奏も強烈だったんですけど、ピアノ独奏が入ってくる瞬間が、音階3連発。それも、フォルティッシモ(多分)
強烈でした。
カデンツァもかなり速かったです、ゲルバー氏。
大地を揺るがすような、迫力のある音を出されたかと思うと、頬を撫でるそよ風のような軽やかな音も出しておられて。今日は1日雨が降っていて、外は湿度が相当高いはずなのに、とてもカラッとした爽やかな音でピアノを奏でる方だと感じました。
第2楽章も、ガーン!と強烈な和音が響く荘厳な雰囲気で始まったんですが、その雰囲気を乱す……ガサガサ音orz
飴か!?
ビニール系の袋に入った飴だな!?
音がした方向へ、ピンポイントで小宇宙(コスモ)を飛ばして遠隔攻撃を仕掛けそうになる気持ちをグッと堪えつつ、集中を音楽に戻して聴いてました。
第3楽章は、第2楽章からほぼ切れ目なく演奏されてました。
……が、聴いたはずの記憶がぶっ飛んでいるのは、後半の印象が強すぎて塗り替えられてしまったためだと思われます(汗;)
休憩時間を挟んだ後半は、今年2度目の鑑賞となる「皇帝」です。
えー、実2週間後にも聴く予定なんですが(笑)
ソリストさんが違うのは当然ですが、今日だけはオケも指揮者もオケの配置も違いますから、全然違って聞こえるんだろうなぁ、と楽しみにしておりました(^^)
その第1楽章。
最近は某お笑い系番組(という位置づけでいいんだろうか、あの番組は;)で、冒頭部分がBGMとして使われている曲です。
煌びやかで堂々とした、風格のあるピアノが素晴らしいのですっo(>_<)o そして、音の一粒一粒がキラキラと光り輝くような響きがあるのですっo(>_<)o
豪華絢爛な音のオンパレードかと思えば、途中でとても優雅な旋律が出てきて、思わずうっとりと聴き入ってしまいました。
第2楽章も、毎週日曜日に「題名のない音楽会」を見ていたら必ず入るCMのBGMで使われている曲であります。(て、前にも書いたような気が;)
ベートーヴェンさんの緩徐楽章って、とても自然で妙な力みのない美しさがあるようにいつも思うのです。ブラームスさんのような甘さがあるわけでもなく、マーラーさんのように狂気一歩手前な雰囲気があるわけでもなく。美しい自然の景色を見て、ただ美しいと感動するのにも似た感覚です。
今日聴いたこの第2楽章がまさにそれで、ピアノの音色と旋律がただただ美しくて、思わず涙。
そんな第2楽章から、切れ目なく
「来る? そろそろ来る? もう来る? よっしゃ、キターッ!!!」
てな感じで始まる第3楽章。
キターーッ!!!
という感じのピアノ独奏が、本当に目が覚めるようなインパクトのある音でした。
心浮き立つような旋律に身を委ねていますと、思わず体が揺れてしまいます。そういえば、斜め前の席にいらっしゃったご婦人も体が揺れてましたっけ(笑)
ピアノとティンパニだけになる部分も、なかなか聞けない組み合わせの面白さに聴き入ってしまいましたし。
終わってしまうのがもったいないような、今日の「皇帝」でありました(^^)
今日のソリストであるゲルバー氏は初めてお聞きする方だったのですが、本当に素晴らしいピアニストだなぁ、と。
大地を揺るがして全てをなぎ倒すような迫力のある音を出されたかと思えば、小鳥がさえずるような軽やかな音も奏でられますし、頬を撫でるそよ風のような繊細な音も出しておられて。音量もさることながら、表現の幅がもの凄く広いと感じました。
ベートーヴェンのピアノ協奏曲2曲、とても聴き応えがありました(^^)
直前まで「どうしよう?」と迷っていた今日の定期演奏会だったのですが。
聴きに行ってみて「やはり聴いておくべき演奏会だった」んだと実感しました。素晴らしかったです(^^)
お招きいただきまして、背中をトンと押してくださいましたW様。
改めまして、お礼申し上げます。
そして素晴らしい演奏を聞かせていただいた岡山フィルの皆様と、指揮の大山さんと、ソリストのゲルバーさんに、心から感謝申し上げます(^^)



