Wed
12/13
2006
ジョン・ウィリアムズ 吹奏楽ベスト!
金聖響&シエナ・ウインド・オーケストラ
「ジョン・ウィリアムズ 吹奏楽ベスト!」
(2006年リリース AVCL−25131)
<収録曲>
ジョン・ウィリアムズ
1. サモン・ザ・ヒーロー
スター・ウォーズ
2. メイン・タイトル
3. ダース・ベイダーのテーマ
4. フラッグ・パレード
5. 運命の闘い
6. JFK メイン・タイトル
7. レイダース 失われた聖櫃(アーク)〜レイダース・マーチ
8. プライベート・ライアン〜戦没者への讃歌
9. キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン
10. カウボーイ序曲
ハリー・ポッターと賢者の石
11. ヘドウィグのテーマ(チェレスタ・ソロ)
12. ニンバス2000(木管アンサンブル)
13. クィディッチ(ブラス・アンサンブル)
14. ハリーの不思議な世界
15. 1941マーチ
指揮:金 聖響
シエナ・ウインド・オーケストラ
晋友会合唱団[コーラスマスター:清水敬一] [5][8]
トランペット・ソロ:本間千也 [1]、 佐藤友紀 [6]
アルト・サクソフォーン・ソロ:新井靖志 [9]
チェレスタ:佐藤麻以子 [11]
-------------------------------------------------
金聖響&シエナの第2弾CDは、映画音楽の巨匠ジョン・ウィリアムズ!
5月の定期演奏会もオール・JWプロだったのですが、さすがに聴きに行くことはできなくてですね(涙)
CDの発売を心待ちにしておりました。
1曲目『サモン・ザ・ヒーロー』から、めちゃめちゃカッコいいです♪
本間さんのトランペット・ソロはステキですし、打楽器がたくさん出てきますし、曲はカッコいいですし。
最初からテンション上がります♪
2曲目からは、聖響さんも大好きだという『スター・ウォーズ』の曲がいろいろと。
聴いただけで「おっ、スター・ウォーズ♪」と誰でもわかるメイン・タイトルも素晴らしいです。オーケストラ版に負けない迫力と、キリッとしていて広がりのある音は、さすがシエナさん!という圧巻モノな演奏です。
『ダース・ベイダーのテーマ』も、冒頭の打楽器軍団がリードするリズムがカッコ良すぎです(感涙) まさに吹奏楽のために作曲されたんじゃないかしら?というくらいハマっているように思います。ナマで聴いたらアドレナリン大暴走でしょうね、きっと(笑)
『フラッグ・パレード』も金管軍団がキリッと締まっていて、カッコいいです♪ この曲はエピソード1の見せ場である、アナキンが初めて自己の能力を発揮するシーンで使用された(byライナーノーツ)ということで、堂々とした印象です。金管の華々しさと、打楽器のリズムがビシバシ決まっていて、木管は軽やかで。やっぱりテンション高いです。
『運命の闘い』は晋友会合唱団とのコラボレーションが見物(聴き物?)です。吹奏楽と合唱の融合。ありそうでなかったコラボが見事に噛み合っていて素晴らしです。曲のテンションも高いし、シエナさんも晋友会合唱団も全開だし。お互いが相乗効果で大迫力!という感じでした。指揮台で爆ってる聖響さんのお姿が目に浮かぶようだなぁ、と思ってしまったんですけど(笑) 実際はどうだったんでしょうか?
「スター・ウォーズ」の曲はどれもこれもテンション最高潮でノリノリで、気合が入ります♪
『JFK〜プロローグ』はトランペットの妙なる調べが美しい、落ち着いた感じで始まる曲。ライナーノーツによれば「葬送音楽の意図を持って書かれている」のだそうですが、静かなメロディに時々重なるドラムロールがピシッと空気を引き締めるような感じを受けました。残念ながら映画そのものを拝見したことがないので、曲を聴いても映像が浮かぶとか、この曲がこうなるんだ〜!的な感慨はないのですが、聴き入ってしまう1曲でした。
続きましては、これまた誰でも聴いたことがあるでしょう、『レイダース・マーチ』! 私も、中学時代に定期演奏会で映画音楽特集をやった時に演奏しました♪ 担当はグロッケンだったもので、トランペットさんたちと一緒に嬉々として主旋律を叩いたものです(笑) タン・タン・タンタタタタン!のリズムを聴くと、思わずリズム取ってしまうのは今も昔も相変わらず、です(笑)
『プライベート・ライアン〜戦没者への讃歌』は、再び晋友会合唱団とのコラボによる演奏です。幾重にも折り重なる声に寄り添うような演奏は、ただ勢いが良くてテンション高いだけがシエナじゃないんだよ、と聴かせて下さっているようで。聴いていて涙がこみ上げてきました。
吹奏楽のサウンドと合唱って、こんなに綺麗なハーモニーを奏でることができるんだなぁ、と実感できる曲でもありました。
『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』は「アルト・サクソフォーンとバンドのための」ということで、新井さんのアルト・サックスが堪能できる1曲です。こちらは、またガラリと雰囲気を変えてジャズです。サックスとヴィブラフォーンの音が重なった時のあのちょっとアダルトな感じ、大好きです♪ フィンガー・クラップも入っていて、かなりオトナの音楽だなぁ、という印象です。
ライナーでは曲の細かい部分部分での解説が書かれているんですが、これもまた映画本編を見ていないので何とも。。。(汗)
『カウボーイ序曲』は、西部劇らしい華やかで軽やかな曲。冒頭のファンファーレから「おっ!?」を耳を引かれずにはいられない曲でした。
その冒頭のファンファーレ、馬の嘶きのように聞こえるなぁ、と思うのはやはり「西部劇の音楽」という先入観があるためでしょうか?(苦笑)
11曲目からは、「ハリポタ」です♪ 「ハリポタ」大好きで「賢者の石」は劇場に3回足を運び、原作はもちろん、サントラCD、DVDは特典ディスク&おまけ付き初回限定版をGETしている身としましては、たまらん1曲です♪
この「ハリポタ」は、最初の『ヘドウィグのテーマ』はチェレスタ・ソロ。続く『ニンバス2000』は木管アンサンブル、お次の『クィディッチ』はブラス・アンサンブル。最後の『ハリーの不思議な世界』は全員で。とだんだん編成が大きくなっていくという演出が、これまた心憎いです♪
『ヘドウィグのテーマ』は、チェレスタで演奏されていて一見メルヘンチックなんですけど、短調で書かれているので暗い雰囲気があるんですよね。主人公のハリーが暗い過去を背負っていて、お話自体もファンタジーなんだけどダークな部分がかなりあるので、それを暗示しているみたいでピッタリだなぁ、と。最初に聴いたときに思いました。
『ヘドウィグのテーマ』後半部分をそのまま受け継いだ『ニンバス2000』は木管アンサンブルで。木管のアンサンブルという編成が、ここまでこの曲にハマるとは!
私はこの曲の後半で出てくるメロディ、大好きなんです〜♪ この曲が使われるシーンを映画館で体感したあの感覚を思い出してウルッときてしまう、という(笑)
『クィディッチ』はハリポタには欠かせない魔法界のスポーツ(作中ではワールドカップまで開催されています)、クィディッチのシーンで使われる曲です。ブラス・アンサンブルという編成での演奏は、クィディッチのスピード感よりもむしろ勇壮な感じを表現しているように感じました。
最後は皆で『ハリーの不思議な世界』です。映画のエンディングを思い出して、これまたウルッときてしまいます(笑) 「ミ・レ・ファー・レー ミ・レ・ファー・レー ミ・レ・ファーミード・レー♪」と聴くと、涙腺が。。。
聴いていて、映画のシーンとか、ホグワーツの映像とか。いろいろ浮かんでくる演奏でした。この曲って、映画で出てくるいろいろな曲がミックスされているので、部分部分でその曲に対応するシーンが浮かんできてしまいます。
最後は『1941マーチ』
最初からテンション高いこのアルバムですが、最後でもう一発かまそうか、という感じの曲だなぁ、と思いながら聴きました。「タンタンタンタン タンターンタタタン」と、リズムがカッコ良くて、パーカッショニストの血が騒いでしまいました。そもそも、マーチは打楽器が主役ですからね♪(←と思いながらスネア叩いてました;)
全体を通して聴いた印象としては、やはり「最高にカッコいい!」です。
もともと映画音楽というのは物語の中で重要な役割を果たすもので、テーマがはっきりしていて雄弁なものが多いと思うのですけれど。それを最高の形で聴かせていただいたように思います。
「ハリポタ」は映画も見て、サントラも聴いて…ということで音楽に関してはかなり“知っている”わけですが、このアルバムを聴いたことで、一味もニ味も違った楽しみ方ができて楽しく思いました♪
そして、やはり晋友会合唱団とのコラボ! 吹奏楽と合唱ってこんなに綺麗に溶け合うんだなぁ、と気づかされました。吹奏楽をやっていた頃は、歌の伴奏をしたことはあっても、こういった形で合唱と一緒に演奏してみよう、なんて思いもしなかったので。。。これをきっかけに、例えば文化祭とか定期演奏会(やっている学校は、ですが)で吹奏楽部と合唱部の合同演奏をメインに……なんて団体が増えるといいなぁ。なんて短絡的なことを思ってしまいました(笑)
「ジョン・ウィリアムズ 吹奏楽ベスト!」
(2006年リリース AVCL−25131)
<収録曲>
ジョン・ウィリアムズ
1. サモン・ザ・ヒーロー
スター・ウォーズ
2. メイン・タイトル
3. ダース・ベイダーのテーマ
4. フラッグ・パレード
5. 運命の闘い
6. JFK メイン・タイトル
7. レイダース 失われた聖櫃(アーク)〜レイダース・マーチ
8. プライベート・ライアン〜戦没者への讃歌
9. キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン
10. カウボーイ序曲
ハリー・ポッターと賢者の石
11. ヘドウィグのテーマ(チェレスタ・ソロ)
12. ニンバス2000(木管アンサンブル)
13. クィディッチ(ブラス・アンサンブル)
14. ハリーの不思議な世界
15. 1941マーチ
指揮:金 聖響
シエナ・ウインド・オーケストラ
晋友会合唱団[コーラスマスター:清水敬一] [5][8]
トランペット・ソロ:本間千也 [1]、 佐藤友紀 [6]
アルト・サクソフォーン・ソロ:新井靖志 [9]
チェレスタ:佐藤麻以子 [11]
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金聖響&シエナの第2弾CDは、映画音楽の巨匠ジョン・ウィリアムズ!
5月の定期演奏会もオール・JWプロだったのですが、さすがに聴きに行くことはできなくてですね(涙)
CDの発売を心待ちにしておりました。
1曲目『サモン・ザ・ヒーロー』から、めちゃめちゃカッコいいです♪
本間さんのトランペット・ソロはステキですし、打楽器がたくさん出てきますし、曲はカッコいいですし。
最初からテンション上がります♪
2曲目からは、聖響さんも大好きだという『スター・ウォーズ』の曲がいろいろと。
聴いただけで「おっ、スター・ウォーズ♪」と誰でもわかるメイン・タイトルも素晴らしいです。オーケストラ版に負けない迫力と、キリッとしていて広がりのある音は、さすがシエナさん!という圧巻モノな演奏です。
『ダース・ベイダーのテーマ』も、冒頭の打楽器軍団がリードするリズムがカッコ良すぎです(感涙) まさに吹奏楽のために作曲されたんじゃないかしら?というくらいハマっているように思います。ナマで聴いたらアドレナリン大暴走でしょうね、きっと(笑)
『フラッグ・パレード』も金管軍団がキリッと締まっていて、カッコいいです♪ この曲はエピソード1の見せ場である、アナキンが初めて自己の能力を発揮するシーンで使用された(byライナーノーツ)ということで、堂々とした印象です。金管の華々しさと、打楽器のリズムがビシバシ決まっていて、木管は軽やかで。やっぱりテンション高いです。
『運命の闘い』は晋友会合唱団とのコラボレーションが見物(聴き物?)です。吹奏楽と合唱の融合。ありそうでなかったコラボが見事に噛み合っていて素晴らしです。曲のテンションも高いし、シエナさんも晋友会合唱団も全開だし。お互いが相乗効果で大迫力!という感じでした。指揮台で爆ってる聖響さんのお姿が目に浮かぶようだなぁ、と思ってしまったんですけど(笑) 実際はどうだったんでしょうか?
「スター・ウォーズ」の曲はどれもこれもテンション最高潮でノリノリで、気合が入ります♪
『JFK〜プロローグ』はトランペットの妙なる調べが美しい、落ち着いた感じで始まる曲。ライナーノーツによれば「葬送音楽の意図を持って書かれている」のだそうですが、静かなメロディに時々重なるドラムロールがピシッと空気を引き締めるような感じを受けました。残念ながら映画そのものを拝見したことがないので、曲を聴いても映像が浮かぶとか、この曲がこうなるんだ〜!的な感慨はないのですが、聴き入ってしまう1曲でした。
続きましては、これまた誰でも聴いたことがあるでしょう、『レイダース・マーチ』! 私も、中学時代に定期演奏会で映画音楽特集をやった時に演奏しました♪ 担当はグロッケンだったもので、トランペットさんたちと一緒に嬉々として主旋律を叩いたものです(笑) タン・タン・タンタタタタン!のリズムを聴くと、思わずリズム取ってしまうのは今も昔も相変わらず、です(笑)
『プライベート・ライアン〜戦没者への讃歌』は、再び晋友会合唱団とのコラボによる演奏です。幾重にも折り重なる声に寄り添うような演奏は、ただ勢いが良くてテンション高いだけがシエナじゃないんだよ、と聴かせて下さっているようで。聴いていて涙がこみ上げてきました。
吹奏楽のサウンドと合唱って、こんなに綺麗なハーモニーを奏でることができるんだなぁ、と実感できる曲でもありました。
『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』は「アルト・サクソフォーンとバンドのための」ということで、新井さんのアルト・サックスが堪能できる1曲です。こちらは、またガラリと雰囲気を変えてジャズです。サックスとヴィブラフォーンの音が重なった時のあのちょっとアダルトな感じ、大好きです♪ フィンガー・クラップも入っていて、かなりオトナの音楽だなぁ、という印象です。
ライナーでは曲の細かい部分部分での解説が書かれているんですが、これもまた映画本編を見ていないので何とも。。。(汗)
『カウボーイ序曲』は、西部劇らしい華やかで軽やかな曲。冒頭のファンファーレから「おっ!?」を耳を引かれずにはいられない曲でした。
その冒頭のファンファーレ、馬の嘶きのように聞こえるなぁ、と思うのはやはり「西部劇の音楽」という先入観があるためでしょうか?(苦笑)
11曲目からは、「ハリポタ」です♪ 「ハリポタ」大好きで「賢者の石」は劇場に3回足を運び、原作はもちろん、サントラCD、DVDは特典ディスク&おまけ付き初回限定版をGETしている身としましては、たまらん1曲です♪
この「ハリポタ」は、最初の『ヘドウィグのテーマ』はチェレスタ・ソロ。続く『ニンバス2000』は木管アンサンブル、お次の『クィディッチ』はブラス・アンサンブル。最後の『ハリーの不思議な世界』は全員で。とだんだん編成が大きくなっていくという演出が、これまた心憎いです♪
『ヘドウィグのテーマ』は、チェレスタで演奏されていて一見メルヘンチックなんですけど、短調で書かれているので暗い雰囲気があるんですよね。主人公のハリーが暗い過去を背負っていて、お話自体もファンタジーなんだけどダークな部分がかなりあるので、それを暗示しているみたいでピッタリだなぁ、と。最初に聴いたときに思いました。
『ヘドウィグのテーマ』後半部分をそのまま受け継いだ『ニンバス2000』は木管アンサンブルで。木管のアンサンブルという編成が、ここまでこの曲にハマるとは!
私はこの曲の後半で出てくるメロディ、大好きなんです〜♪ この曲が使われるシーンを映画館で体感したあの感覚を思い出してウルッときてしまう、という(笑)
『クィディッチ』はハリポタには欠かせない魔法界のスポーツ(作中ではワールドカップまで開催されています)、クィディッチのシーンで使われる曲です。ブラス・アンサンブルという編成での演奏は、クィディッチのスピード感よりもむしろ勇壮な感じを表現しているように感じました。
最後は皆で『ハリーの不思議な世界』です。映画のエンディングを思い出して、これまたウルッときてしまいます(笑) 「ミ・レ・ファー・レー ミ・レ・ファー・レー ミ・レ・ファーミード・レー♪」と聴くと、涙腺が。。。
聴いていて、映画のシーンとか、ホグワーツの映像とか。いろいろ浮かんでくる演奏でした。この曲って、映画で出てくるいろいろな曲がミックスされているので、部分部分でその曲に対応するシーンが浮かんできてしまいます。
最後は『1941マーチ』
最初からテンション高いこのアルバムですが、最後でもう一発かまそうか、という感じの曲だなぁ、と思いながら聴きました。「タンタンタンタン タンターンタタタン」と、リズムがカッコ良くて、パーカッショニストの血が騒いでしまいました。そもそも、マーチは打楽器が主役ですからね♪(←と思いながらスネア叩いてました;)
全体を通して聴いた印象としては、やはり「最高にカッコいい!」です。
もともと映画音楽というのは物語の中で重要な役割を果たすもので、テーマがはっきりしていて雄弁なものが多いと思うのですけれど。それを最高の形で聴かせていただいたように思います。
「ハリポタ」は映画も見て、サントラも聴いて…ということで音楽に関してはかなり“知っている”わけですが、このアルバムを聴いたことで、一味もニ味も違った楽しみ方ができて楽しく思いました♪
そして、やはり晋友会合唱団とのコラボ! 吹奏楽と合唱ってこんなに綺麗に溶け合うんだなぁ、と気づかされました。吹奏楽をやっていた頃は、歌の伴奏をしたことはあっても、こういった形で合唱と一緒に演奏してみよう、なんて思いもしなかったので。。。これをきっかけに、例えば文化祭とか定期演奏会(やっている学校は、ですが)で吹奏楽部と合唱部の合同演奏をメインに……なんて団体が増えるといいなぁ。なんて短絡的なことを思ってしまいました(笑)

