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 今日は聖響/モーツァルトシリーズを聴いてきました。
 5月に始まった、金聖響さんと大阪センチュリー響によるモーツァルトの4回シリーズも今日が最終回。最終回に相応しく、モーツァルト作曲の交響曲ラスト3曲プログラムという、華やかなフィナーレとなりました。
 プログラムによると、今日演奏された3曲の交響曲はモーツァルトさんがひと夏の間に書き上げたものなのだとか。32歳の夏に、6月から8月上旬にかけて一気に書き上げられたこの3曲。一度に演奏するのは演奏する側も聴く方も体力や集中力が要る大変なプログラムですが、32歳の夏にモーツァルトさんが感じたことを追体験するような面白い試みだと思いますし、今日の演奏はどれも素晴らしくて大満足でございました♪

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聖響/モーツァルト~天才が遺した音楽~
          アマデウス 永遠の叫び

オール・モーツァルト・プログラム
 交響曲第39番 変ホ長調 K.543
 交響曲第40番 ト短調 K.550
 交響曲第41番 ハ長調「ジュピター」 K.551 

指揮:金聖響
管弦楽:大阪センチュリー交響楽団
ザ・シンフォニーホール 14:00~
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 まずは交響曲第39番から。
 去年の「ウィーン古典派」で聴いて、3月の「聖響の座談会」でもお話を伺った曲です。
 個人的に変ホ長調という調性はとても彩り豊かで華やかな印象があります。その色合いは冷たいものではなくて、柔らかい感じで。だからでしょうか、第1楽章を聴いていて、指揮棒を持たずに振っている聖響さんの両手が見えない糸を操って、色とりどりで鮮やかな織物を織り上げていくように感じました。この曲に限らず、どの曲でもそうだったんですが、今日は大阪センチュリー響(以下、COO)の音が素晴らしくて。特に弦楽器の高音がまことに綺麗に響いておりましたので、美しさがいっそう引き立っていたように思います。
 続いて、座談会で「モーツァルトさんの中身がペロッとはみ出したような」と聖響さんが仰った第2楽章。最初は穏やかに始まって、途中で短調に転じた所も力みすぎることなく、程よい快速テンポで展開されていたように思います。
 第3楽章はこれまたかなりのハイテンポでして、3拍子のメヌエットを一つ振りしておられました、聖響さん。今日は一つ振りされるのかな?と何となく予感がありまして、思い描いていたそのままのテンポでしたので、ちょっとビックリ致しました(笑) トリオの部分はちょっとテンポを落として、クラリネットの美しい二重奏がホールに響いて、何とも心地よいひと時を味わわせていただきました♪
 第4楽章は、“もう終わるかな? まだ続くかな? ふふ、これで終わっちゃうもんね”みたいな茶目っ気たっぷりな曲のような気が致しまして、大好きな楽章です。この楽章では、第1ヴァイオリンさんに要注目(笑) 今日のCOOさんは3人おられるコンマスのうちお二方が揃い踏みでして、最前列でお二人揃って熱演しておられて、曲が終わったら川崎さんの弓が逆立っていて、妙に納得してしまいました(笑)
 この39番は全体的にテンポ速め、基本的に繰り返しありで、第3楽章だけは繰り返しなしで演奏されておりました。去年よりもずっとシンプルに、クリアーで、キュッと締まってメリハリのある演奏だったように感じました。

 通常のコンサートでしたらプログラムの最後にこの曲があって、お疲れ様でした~。
 なのですが、今日はまだまだ。あと2曲残っております。

 続く交響曲第40番も、去年の「ウィーン古典派」で一度聴かせていただいた曲です。
 第1楽章冒頭の有名なメロディから始まるこの曲。今までは、哀愁が漂っていてロマンティックな雰囲気のある繊細な曲、というイメージがありました。が、今日の演奏はそのイメージを覆してくれたといいますか、“怒り”の感情が曲から漂ってくるように感じました。この曲を、あのメロディを聴いてそんな風に感じたのはもちろん今日が初めてです。
 多分、強弱の起伏が大きくて、アーティキュレーションがはっきりしていて、音がクッキリ・スッキリ・とってもクリアーでテンポ速めだったので、そんな風に感じたのかも。なんて自己分析をしているのですが、はてさて(笑)
 激しさを感じさせる第1楽章から一転して、穏やかな第2楽章。この第2楽章も綺麗でした~♪
 二人のコンマスに率いられた弦楽器群の美しさはもちろんのことなのですが、木管楽器もとても綺麗でした。酔わせていただきました♪
 第3楽章は、39番に続いてこの曲でも一つ振りをする勢いで(笑)
 第4楽章は、手持ちのCDでも指揮者の某Jさんがかなり唸りながら振っている曲なのですが、今日の聖響さんもかなり力入っておられたご様子。39番以上に、声と息が聞こえて参りました。

 休憩を挟んで後半はモーツァルトさん最後の交響曲、第41番「ジュピター」
 ハ長調という調性は、ベートーヴェンさんやブラームスさんのインパクトが強いからでしょうか。歓喜と栄光の調、というイメージがあります。この41番も堂々たる風格があって、ローマ神話の最高神である「ジュピター」の名を戴いているというのも納得であります。
 前半からキレのいい演奏を続けている今日の聖響さん&COOさんですが、この曲でもそれは衰えることなく……といいますか、益々磨きがかかっていたような。
 ただですね。前日のテスト勉強(実は明日から専門学校の期末テストです;)疲れと風邪の影響と、前半の2曲を聴いた充実感のトリプルパンチだったためでしょうか。第1楽章からあまりに気持ちよくてですね。所々意識が吹っ飛んでおりました(爆)
 第2楽章の弱音器をつけたヴァイオリンの、抑圧された感情が叫んでいるような音色も絶品でした。これもやはり、コンマスお二人の相乗の効果でしょうか♪
 テンポ感もキレの良さもこれまた心地よい第3楽章のメヌエットを経て、ラストの第4楽章。
 いよいよ最後、という部分に差し掛かったとき、不意に空気が変わったのを感じました。例えて言うならば、それまで少し淀んでいた空気が突然清浄になったような感じでした。そしてその瞬間、聞こえている音の圧力が増したと言いましょうか、重厚さが増したような気がしました。
 で、聖響を見ると、ちょっと感極まっているような感じで振っておられまして。何となく
「アマデウスさんが降りて来られましたか?」
 と思ってしまいました。
 COOさんと積み重ねてきた数年間の集大成で、シリーズの最後の最後で。
 いろいろな人のいろいろな思いが交錯して、でも美しく素晴らしいラストに向かって一つになって、とてもピュアでクリアーなものが生まれたような……と表現すると大げさでしょうか(笑) でも本当に吸い寄せられて、曲が終わって拍手が鳴るのがどこか遠くの出来事のように感じられていました。

 今日のプログラム、振っている聖響さんも、指揮に食いついていったオケの皆様も、本当に大変だったと思います。でもとても素晴らしい、気持ちの良いモーツァルトを堪能させていただきました♪
 心より、感謝致します(礼)
 今日は聖響さん&COOさんのモーツァルト・シリーズの最終日であると同時に、私にとっては今年の聖響さんのコンサートの聞き納め&見納めでもありました。1月の「21世紀の新世界」で開演前に下野さんに出会う、というサプライズに始まった今年。1月のシエナ定期、3月の座談会&ありえへん『運命』などなど、各地に追っかけていって楽しませていただきました。ホントに“ありえへん!”な経験も何度かさせていただきましたし♪
 何度お礼申し上げても足りないほどの恵みをいただきましたこと、本当に感謝しております。
 心より、お礼申し上げます(礼)

 今年はモーツァルト生誕250年ということで、あちこちでモーツァルトさんの曲をたくさん聴く機会に恵まれました。こんなことは、今後もう二度と経験できないかもしれません。
 聖響さんのコンサートをはじめとしていろいろな曲を聴いて、モーツァルトさんに関するお話を伺って。今までは華やかで明るい曲を作る人、というイメージが強かった自分の中でのモーツァルトさん像が変わりました。と同時に、やっぱり変わらない部分もありました。
 かいつまんでお話しますと。。。
1)モーツァルトさんの曲はやっぱり快眠音楽である
 以前からモーツァルトさんの曲を聴くと睡魔が襲ってくるワタクシでありましたが、今年もそれは変わらず(苦笑) 特に聖響さんの指揮で聴くと、テンポ感とか響きとか、まことに心地よくてキモチイイのです。音楽に身をゆだねていると、いつの間にか意識が飛んで……なんてことが何度も。。。(爆)
 モーツァルトの音楽にはα波がたっぷり、とか自然界の音と同じ1/fがある、とか。あちこちでお話を聞きますけれど、それを改めて実証といいますか、実感したような(笑)
 そうやって眠気を誘われるのもやはり、彼の音楽がとても自然で気持ちいいもので。その気持ちいい音楽を、とても気持ちよく美しく再現していただけるからなんだろうなぁ、と思います。

2)モーツァルトさんは笑顔のポーカーフェイスな人?
 辛い事や悲しいことがあっても、弱音を吐いてしまいたくても、微笑で隠してしまうような。いつも笑っていて楽しそうにしているんだけど、実は内面に苦悩や怒りを抱えている人のような感じなのかなぁ、と思うのです。
 例えば、長調の曲でも短調に転じる部分に、そういった内面がポロッとこぼれ出てきているのかなぁ、と感じるようになりました。短調の曲は、マイナスな感情が凝縮されているような感じで。
 だけど結局は、そういうマイナスな部分を笑顔に昇華させてしまって、人を楽しませることが上手い人。
 そんな風に思うと、とても愛情が深くて人のことが好きな方だったのかなぁ、と思うのです。

 この1年で私が触れた曲は、約800曲あるというモーツァルトさんの曲の中のほんの一部にしかすぎませんが、それでも。モーツァルトさんが雲の上の天才ではなく、身近な愛すべき人になったような気がします。

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 倉敷音楽祭で朝比奈隆さんがベートーヴェンの第九を振ったのが、10年前のこと。
 その時に公募で結成された合唱団の一員として合唱に参加しておられた方々によって結成された、倉敷市民合唱団の創立10周年記念となる第5回定期演奏会を聴きに行きました。

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倉敷混声合唱団 第5回定期演奏会

プーランク作曲:クリスマスのための4つのモテット
モーツァルト作曲:
  「コシ・ファン・トゥッテ」日本語版ハイライト

指揮:岩城拓也
ソプラノ:大森友美子
テノール:日高好一
語り・バリトン:木谷良平
ピアノ:満多野志野、畠山勝子
合唱:倉敷混声合唱団

倉敷市民会館 15:00~
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 倉敷混声合唱団の演奏を聴かせていただくのは、今日が初めてでした。
 この合唱団が結成されるきっかけとなった、朝比奈さん指揮の第九は聴かせていただいたんですけど♪ ホールでいただいたプログラムに書かれていたプロフィールでそれを知って、あれからもう10年経ったんだなぁ、と。感慨深いものがありました。

 最初の曲は、プーランク作曲の「クリスマスのための4つのモテット」
 しょっぱなから、伴奏なしの歌だけで聴かせる直球勝負な曲だなぁ、と思いました。
 4つのモテットのうち、最初の2曲「おお、大いなる神秘」と「羊飼いたちよ、汝らが見たものを語れ」は短調で荘厳な雰囲気。日本語訳の歌詞を見ても、キリストの生誕を迎える前の緊張感が漂っているように感じました。
 3曲目の「賢人ら星を見て」は、星を見てキリストの誕生を知った賢人たちの喜びを表すかのような長調。最後の「この日、キリストは生まれぬ」はキリストの誕生と神の栄光を讃える華やかな曲でした。
 トータルして15分前後の曲でしたが、4声が溶け合う響きをしっかりと味わわせていただきました。

 続いては、今年の音楽シーンはこの人抜きでは語れない、というモーツァルトさん作曲のオペラ「コシ・ファン・トゥッテ」の日本語版ハイライト。ピアノを2台伴奏に迎えて、一部難しいアリアはソリストさんにお任せして、後は全て合唱で歌い上げるというものでした。
 「コシ・ファン・トゥッテ」と言えば。
 月9ドラマで現在放送中の「のだめカンタービレ」でも出てきますよね。ソプラノの彩子さんが「悪いかこんちくしょー! それが女ってもんだろう!」と開き直って歌う、アレを思い浮かべてしまうのは私だけでしょうか?(笑)
 そして、今年の金聖響さんのシリーズ「聖響/モーツァルト~天才が遺した音楽」の開幕を祝ったのが、この序曲でありました。また、来年1月にOEKさんの演奏会で指揮する予定になっているオペラでもあります。
 ……聴きに行こう、と思ったのは実はそれが理由でございました(汗)
 ハイライトといえど、元はオペラ。さすがに全部通して聴くのは長かったです(苦笑)
 演目はこれだけで良かったんじゃないか、と正直思ってしまいました。。。

 で、「コシ」ですよ~。
 最初の序曲は、合唱一本勝負。ピアノ伴奏なしで、合唱のみで聴かせていただきました。聴きながら、5月の「聖響/モーツァルト」で聴いた演奏を思い浮かべてしまって、思わずニッコリ♪ シンプルだけど曲の楽しさやエッセンスがギュッと凝縮されていて、こういう聞かせ方もあるんだなぁ、と序曲から引き込まれてしまいました。
 続いてピアニストのお二人が登場し、木谷さんの語りが入って物語&曲が進んでいきました。
 メインの登場人物は
・若い士官/フェルランド(テノール)
・若い士官/グリエルモ(バリトン)
・年長の友人、自称哲学者/ドン・アルフォンゾ(バス)
・グリエルモの恋人 姉/フィオルディリージ(ソプラノ)
・フェルランドの恋人 妹/ドラベラ(メゾソプラノ)
・姉妹の侍女/デスピーナ(ソプラノ)
 これらを、場面ごとにそれぞれの人物にパートで分かれたり、全員で歌ったり。パートも3つに分かれたり、2つだったり……と、それぞれの場面に登場する人物に合わせて変えられていました。
 えっと、今歌っているのはこっちがフィオルディリージで、こっちはフェルランドで……と追いかけるのはちょっと大変で、あらすじを読んで、プログラムを見て確かめながら聴いておりました。
 歌う方も、この場面ではデスピーナ。でも次の場面ではドラベラorフィオルディリージだったりするので、切り替えが大変だったのではないかと思います。普通ならばソリストさんが歌う旋律を歌うということも、大変だけど気持ちよく歌っておられたのではないかなぁ、と。
 指揮の岩城さんも時々気合の足音が聞こえてきて、熱演しておられました。
 語りの木谷さん曰く「とても16歳の少女に割り当てるとは思えないくらいの超絶技巧」らしい、フィオルディリージのアリア「嵐も稲妻も恐れることなく揺るがない」を歌った大森さん、さすがの歌声でございました。音の高低差がとても大きく、上下の激しい曲。まさに、揺れ動く乙女心といったアリアでございますね。。。

 合唱の皆さんの歌声は、緩やかにカーブを描く感じで、いくつか重なっていることもあって少し柔らかく聞こえてくるんですけれど。
 ソリストさんの歌声は、ストレートに突き刺さってくるような威力があるように感じました。さすが、オーケストラにも負けない歌声なんだなぁ、と思いました。
 また、この「コシ」
 日本語で歌ってくれたので、プログラムで曲名を確かめつつではありましたが、歌われている内容がよくわかりました。普通はイタリア語やドイツ語で歌われるので、さぞかし高尚なものなんだろうなぁ、と敷居が高い感じがしてしまうんですけど。日本語で聴くと、なんだ普通じゃん、という(笑)
 しかも、オペラのストーリーがストーリー、モーツァルトさんによる恋愛授業ですから(笑)
 いつの世も、若くても年を取っても、女はしたたかで男は身勝手なのよね。
 なんて悟ったようなことを思いながら聴いておりました(笑)

 オペラの日本語版ハイライト合唱編。
 演奏する歌い手さんは大変だと思いますが、また機会がありましたら聴いてみたいです。そしてそれを聴いた上で、本物のオペラを見ることができたらいっそう楽しめそうだなぁ、と思いました。
 ……でも、来年の聖響さん&OEKさんのコシは、石川だし、日程が日程だし、ムリだなぁ(苦笑)

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 いつもは映画が放送される、日本テレビ系の午後9時からの番組枠。
 今夜は生誕250年を迎えたモーツァルトさんの特番でした。
 その特番にご出演なさったのが、指揮者の金聖響さん♪
 ファンとしては、見逃すわけにはいかないでしょう!ということで、鑑賞致しました。

 モーツァルトさんといえば、金聖響さんと大阪センチュリー響さんのシリーズでも取り上げられ。
 生誕250年目ということで、耳にすることも多い作曲家さんです。
 もちろん、映画「アマデウス」も鑑賞しました。高校の音楽の授業で見たのが最初で、DVDも購入してます。
 非の打ち所が無い音楽の完成度とは裏腹に、私生活は……(大汗;)な方ですが。。。
(「のだめ」でも下ネタ爆裂な手紙とか、スカトロ好きだったとか、出てきましたよね/笑)
 モーツァルトさんの人生を追いかけつつ、現在に生きる天才の頭の中身を覗いてみよう、というなかなか興味深い番組でした。

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文化庁芸術祭参加
 モーツァルト生誕250年目の真実

<演奏曲目>
モーツァルト作曲
・ディヴェルティメント ニ長調 K.136 第1楽章
・交響曲第31番 ニ長調「パリ」 K.297 第1楽章
・ピアノ協奏曲第27番 変ロ長調 K.593 第3楽章

指揮:金聖響
管弦楽:東京シティ・フィルハーモニー管弦楽団
ピアノ:仲道佑子

司会:関口宏
出演:雨宮塔子、東山紀之、茂木健一郎、金聖響、森久美子
ナレーション:寺尾總
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 モーツァルトさんが生涯で作曲したのは約800曲。
 1年に60曲書いた年もあって、まさに週1曲のペース。手紙を書くより楽譜を書く方が速いって、凄いですよね。今のようにパソコンがあるわけでなく、全て手書きなんですもの。吹奏楽団にいた頃に写譜をしたことがありますが、1ページ書くのに何十分かかったことか(苦笑)
 それを思えば、もの凄いスピードで楽譜書いてたってことですよね。
 聖響さん曰く「ご飯を食べるより、寝るより、曲を書いてる方が楽だった」ということですけど。
 やはり常人では「ありえへん」人だなぁ、と。そういうエピソードを聞くにつけ思います。

 モーツァルトさんが天才ぶりを発揮できたその要因として、徹底した現場主義と周囲からの賞賛が大きかった、と茂木さんが脳の発達という観点からお話されていたのは、とても興味深かったです。
 森久美子さんも「100回の練習より1回の本番」と仰ってましたが。。。
 音楽に限らず、何事も現場で叩かれて成長する、ということなのかなぁ、と思ってしまいました。
 その天才ぶりはどのように開花したのか、と現代の天才を追いかけていましたが。。。
 凄いですね、マット少年。
 6歳でピアノを弾きこなし、7歳で作曲を始め、8歳でプロデビューして、今14歳。
 一度聴いただけの「アイネク」を軽々とピアノで、それも転調して弾いてました(戦慄;)
 作曲する時も、ピアノで確かめることもなくパソコンで次々に音符を打ち込んでいってましたし。
 まさに、現代に生きるモーツァルトと言っても過言ではない天才でございました。

 すぐれた音楽家は右脳と左脳を連絡する脳梁が発達している、というのも興味深い研究報告でした。なるほど、左右の脳の特性を考えると、聴いた音楽を音符に変換するのも、それを楽譜に書き起こすのも、頭の中で音楽を自動再生するのも、左右が連動していないとできないのかも。と納得してしまいました。
 また音楽家の脳は、側頭葉の中で聴覚をつかさどっている部分が左右非対称になっている、というのも面白かったです。

 旅から旅へと目まぐるしく変わる環境や、さまざまな人との出会いと別れ。
 言葉も違う、見ず知らずの人々の中で認められなければ、という重圧。
 月並みな言い方かもしれませんし、茂木さんも仰ってましたけど、まさに脳みそフル回転で常に全力で挑んでいかねばならない、という厳しい状況。
 持って生まれた才能と、育った環境と、優れた師匠と、厳しい現場。
 天才は人との出会いによっても作られるのかも、と思いながら番組見てました。

 BGMにもいろいろな曲が流れていましたね♪
 ピアノ協奏曲第20番とか、アイネクとか、交響曲もいろいろ。
 聖響さんの指揮で聴いた曲がかかると、萌え♪モード入ってしまっていけません(苦笑)
 というか、番組構成上仕方ないのかも、なのですが。
 聖響さんがせっかく曲を振り始めたというのに、1分経たないうちに次のコーナー映像を差し挟むのはいかがなものでしょう(涙)
 1楽章だけならそんなに長いものではないのですから、最後まで聴かせていただきたかったです。
 ディヴェルティメントも、「パリ」も、ピアノ協奏曲も(涙)
 1曲くらい、最後までノーカットで聴かせてくれてもいいじゃないかぁ、と思ってしまいました。

 途中、ピアニストの内田光子さんのコメントが入っていましたが、語るお言葉が深いです。
 モーツァルトの音楽は人生そのもの。
 経験の全てを音にすることができた作曲家。
 その一つ一つに、深々と頷いてしまいました。 

 また、この番組。
 間のCMも第●生命がいかにモーツァルトさんの生家や過ごした家の復元や維持に貢献しているか、という宣伝だったため、どこからがCMでどこからが番組の内容なのか、ちょっとわかりづらかったです。番組の続き?と思ったらCMだった、という(苦笑)

 今年に入ってコンサートで拝見する機会が多かったネクタイスーツ姿で、聖響さんが指揮棒を持たずに曲を振り始めた、と思ったらすぐにカットされてしまうのはとても残念でしたけど(涙)
 番組の内容としては、興味深いものがありました。
 自分がある程度解剖学や生理学を勉強して、脳の局在や発達についての知識があるから、というのも理由の一つなのかもしれませんけど。。。
 茂木さんの脳科学者としてのコメントも、内田さんや聖響さん、森久美子さんの音楽家としてのコメントも、それぞれに説得力があったように思います。
 今でも世界中の人に愛される音楽を書いたモーツァルトさん。
 番組を見ていて、まさに最強というか、無敵じゃん、と思ったのですけど(笑)
 今月は26日に聖響さんの指揮で、モーツァルトさんの交響曲ラスト3曲ぶっちぎり!なコンサートを聴くのがますます楽しみになりました。

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結月秋絵

Author:結月秋絵
ようこそお越し下さいました(礼)
音楽の原点はG-CLEF。
好きな指揮者は金聖響さん、佐渡裕さん、下野竜也さん。
好きなヴァイオリニストは落合徹也さん、古澤巌さん、神奈川フィルのソロ・コンマス石田泰尚さん。
好きなピアニストは榊原大さん。
好きなチェリストは柏木広樹さん、ヨーヨー・マさん。
などなど、挙げ始めるときりが無いです(笑)
ピアノ、パーカッション(吹奏楽部にて)、ヴァイオリンの楽器経験があります。
ちなみに、この写真は倉敷市民会館のステージにて。中学時代の定位置(=鍵盤楽器系パーカッション)からの隠し撮りです(爆)

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