2006 / 08
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 NHK教育テレビで毎週日曜日に放送されている『トップランナー』に、金聖響さんが出演する、と聞いてから約2ヶ月。今日の放送日を楽しみにしておりました♪

 着ておられたスーツ、6月の大阪センチュリー響とのモーツァルト・シリーズでお召しになっていたスーツかな?と。ジャケットの裾の絶妙なカーブと、襟の素材と、微妙な光沢のあるあの生地はっ!と思いながら拝見してました。

 聖響さんのご紹介などなどで流れていた映像、7月9日に開かれた、都響さんとのコンサートやリハーサル風景でございましたね♪ 久しぶりに、『新世界より』を指揮するお姿を拝見致しました。

 指揮者として欠かせないものであり、ここに全てが書かれている、ということで取り出したのが、ベートーヴェン作曲の交響曲第5番《運命》の楽譜。
 バックに流れた5番、ちゃんと聖響さんとOEKさんが録音したディスクの5番で、嬉しかったです(^^)
 聖響さんは、スコアを何度も読み込むことで「ここにこんなこと書いてる」とか、見落としていた部分を発見することがある、とか。楽譜にお茶をこぼして、その染みがついている場所まで覚えている、とか(笑) 暗譜で振っている時に、「ああ、ここでお茶こぼしたなぁ」なんてことまでリアルに浮かんでくる、とか(笑)
 仰ってましたけど。
 そんなお話を伺いながら、「ということは……あの3月24日の5番でも、「あ、ここにお茶の染みがあったなぁ」なんて思いながら振っておられましたの?」と、突っ込みいれてしまいました(笑)
 だって、大阪センチュリー響の109回定期で「ありえへんテンポやったでしょうっ!!」と、終演後にサインしていただいた時、ご自身で仰った5番を振った日。6番も5番も暗譜で振っておられましたもの(笑)

 コンサートの最中に起きたハプニングについても、お話して下さいましたね。
 振ってる最中に足がつったことがあって、コンマスさんと握手するときに「足つった」って声をかけたことがある、と。小耳に挟んだことはありますが、ご本人の口から拝聴したのは、今夜が初めてでございました(笑)
 そうか、あのハプニングって、マーラーの交響曲第1番《巨人》を振った時のエピソードだったんですね。その時に、とっさに指揮台のバーにつかまって、体を支えて最後まで振り切った、という経験がおありだからこそ、いつも指揮台にバーをつけておられるんですね(笑)
 いえね。失礼ながら、コンサートを拝見していて「指揮台から落ちそうやなぁ、聖響さん」と思ったことが、1度や2度ではないもので(笑)
 で、足がつった、というエピソードも聞いたことがあったものですから、バーをつける理由は、指揮台から落ちないようにするためなのかなぁ、と思っていたのです(笑)
 これで、真相が明らかになりましたね(笑)

 指揮者になる経緯などなどは、今までにインタビューですとか、座談会ですとか。いろいろなところで聞いていた内容を改めて聞き直した、という印象でした。
 でも、生まれてすぐのお写真とか、保育園でのお写真とか。可愛らしかったですね~♪
 保育園の頃から、すでに指揮者で。「ここでテンポ落としたらどうなるんやろ?」なんて考えつつ振ってた記憶がある、なんて。真剣に「これや! 俺は指揮者になる!」と決めたのは14歳の頃かもしれませんが、幼い頃からそうなる素地があった、ということなのかしら?
 なんてことを思いながら、お話を聞いておりました。

 「やらされている」状態ではあったものの、ずっと音楽を続けさせてくれたご両親への感謝の言葉を口にされる聖響さんのお姿、とても印象に残りました。
 お部屋で指揮棒を持っている写真とか、大学入学時や卒業時の写真とか、貴重なお写真の数々も拝見することができて、幸せでございました。写真を撮るのが好きだった、という聖響さんのお母様に感謝なのであります♪
 そういえば、サイン会などで眼鏡をかけているお姿を拝見することが何度かありましたが。10代の頃から眼鏡だったんですね、聖響さん。眼鏡かけて、ヴァイオリンを弾いているお写真には、思わず「萌え~♪」入ってしまいました(笑)

 『トップランナー』と言いますと、昔の写真とか、映像とか。いろいろ流してくれるんですけれど。ニコライ・マルコで優勝した時の映像が流れた時は、本当に嬉しかったです。まさか、その頃の映像が見られるとは思わなかったので。
 昔から、ああいう振り方してたんですね(笑)
 キューの出し方、今と一緒ですもの♪
 優勝して、男泣きしている聖響さんのお姿。本当に貴重な映像を見せていただきました(合掌)

 その後、山本太郎さんから「指揮者としてやっていけるぞ、と思ったのはいつから?」というご質問に「謙虚モードと傲慢モードの2通りある」と答えておられたのは、聖響さんらしいなぁ、と思ってしまいました。個人的には、傲慢モードのお答えの方が本音に近いのかも?なんて思ってしまったのですが(笑)

 スタジオ観覧者からの質問を受け付けるコーナーでは、お二人の方の質問に答える様子が放送されていました。
 最初の質問は、「演奏する曲の楽譜と初めて向かい合う時に感じることは?」
 曲にもよりますが、知っている曲、聴いたことのある曲の場合、頭の中で鳴ってくる音の数が多い。知らない曲は、鳴ってくる音が少ない。というお答えでした。
 あと、楽譜面がよくても、作曲家の自己満足で終わっているものも、中にはある。のだとか。
 知っている曲の楽譜を見た時は、頭の中で鳴ってくる音が多い、というのは、わかるような気がします。私のような素人でも、何度も聞いている曲だと、スコアを見ると自動的に頭の中で、曲が再現されるので。

 次の質問は「人に伝えたいことは?」
 作曲家という存在や音楽というものが、どれほど強力かというものを知ってほしい、と仰ってました。
 番組の最初の方でも仰っていましたが、楽譜を再現する時に自分の個性は必要ない、というその信念をいつも貫いておられる聖響さんらしいお答えだなぁ、と思います。
 と言いますか、コンサートや演奏する曲を聴いていると、それはとてもよく伝わってきますから(笑)
 最初に聖響さんのCDを、ベートーヴェンの《運命》を聴いた時も、「ベートーヴェンって凄いやろ? 楽しいやろ? めっちゃ好きやっ!」と音の向こうから聖響さんが語りかけてくるように思いましたし。
 コンサートを聴きに行ってもやっぱり、「この曲はこんなに凄いんやで。みんな、聴いてや~」と話しかけてこられるような気がしますもの(笑)
 で、実際に聴いて「ほんまに凄いわ」と感動して。感動させてくれた聖響さんに感謝する自分がいるわけなんですが(笑)

 将来の展望として、長生きして、80歳、90歳になっても求められる指揮者でありたい、とか。楽譜と棒さえあれば、どこへでも振りに行きたい、と仰ってました。
 そのご活躍ぶりを拝見し、応援し続けようと思ったら、私も長生きしないといけないな、と改めて思いました。

 来年も、あれこれと面白そうな企画がある、とか。
 楽しそうな、行ってみたい!と思うコンサートがある、とか。
 すでにいくつか耳にしております。
 「次はどんな風に振るのかな? どんな演奏を聴かせてくれるのかな?」
 と胸を高鳴らせつつ、これからもコンサートに足を運び続けたいなぁ、と思います。

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結月秋絵

Author:結月秋絵
ようこそお越し下さいました(礼)
音楽の原点はG-CLEF。
好きな指揮者は金聖響さん、佐渡裕さん、下野竜也さん。
好きなヴァイオリニストは落合徹也さん、古澤巌さん、神奈川フィルのソロ・コンマス石田泰尚さん。
好きなピアニストは榊原大さん。
好きなチェリストは柏木広樹さん、ヨーヨー・マさん。
などなど、挙げ始めるときりが無いです(笑)
ピアノ、パーカッション(吹奏楽部にて)、ヴァイオリンの楽器経験があります。
ちなみに、この写真は倉敷市民会館のステージにて。中学時代の定位置(=鍵盤楽器系パーカッション)からの隠し撮りです(爆)

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