2012/04/07 21:37:08
毎年、大阪のザ・シンフォニーホールで開かれている、金聖響さんのシリーズコンサート。
2012年は「聖響/神々の音楽」ということで、ベートーヴェン、ブラームス、ワーグナー、マーラーが取り上げられます。
その第1回はベートーヴェン。
というコトで、ようやく桜が咲き始めたものの、花冷えな土曜日ですが聴きに行きました。
-------------------------------------------------
聖響/神々の音楽 第1回ベートーヴェン
ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」ヘ長調
(休憩)
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」ハ短調
(アンコール)
ブラームス:ハンガリー舞曲第1番
指揮:金聖響
管弦楽:関西フィルハーモニー管弦楽団
ザ・シンフォニーホール 14:00〜
-------------------------------------------------
聖響さんの指揮で、「田園」&「運命」のプログラムを聴くのは、旧大阪センチュリー交響楽団(現:日本センチュリー交響楽団)の専任指揮者として最後の定期演奏会の指揮台に立って以来、数年ぶりのことでした。
あれから数年。
今回はどんな演奏になるのかな?とワクワクしながらホールへ行きました。
作品番号では「田園」の方が後ですが、初演されたのはこちらの方が先だ、ということで「田園」→「運命」の順に演奏されました。
というワケで、前半は「田園」。
オーケストラは対向配置。舞台下手側の第1ヴァイオリンの後ろにコントラバスが陣取り、舞台上手側の第2ヴァイオリンの後ろにティンパニが陣取ってました。
で、いつもの席に座って、正面に指揮台を見て、何かが足りない……
と思いましたら。
燕尾服姿の聖響さんが出てこられて、指揮台に上がった瞬間に気づきました。
譜面台がない!!
さすがにもう何度も何度も振っている曲なので、覚えておられるのでしょう。
今日は2曲とも暗譜で振っておられました。
で、「田園」。
第1楽章冒頭の、第1ヴァイオリンが奏でるメロディで、心臓を鷲掴みにされました。
スラーやスタッカートがくっきりはっきりわかる、鮮やかな演奏。
そして穏やかな春の日差しを思わせる、柔らかくてまろやかで、爽やかさも兼ね備えたような音色。
ああ、これは。
今日の「田園」は、かなりクルな。
と思いながら、聴きました。
テンポはそれほど速くなくて、ちょうどいい心地よいテンポ。
ノンヴィブラートにこだわることなく、適度にヴィブラートを効かせて奏でられる第1楽章は、聴いていてとても気持ち良かったです。
表題どおり、ちょっとワクワクするような気持ちも味わわせてくれる展開で。春の恵みを存分に謳歌するような演奏に、第1楽章からウルッときました。
続く第2楽章も、程よく軽快なテンポ。
「小川のほとりの光景」とつけられた表題のように、川のせせらぎや木々のざわめき、小鳥の鳴き声。さまざまな音が聞こえてきて、時折爽やかな風が吹き抜けていく様子まで、容易に想像できる展開です。
今日の演奏は、鼻歌でも歌いながら小川が流れる森の中を散歩しているような、そんな心地で聴いていました。
この第2楽章、木管楽器さんが大活躍!ということで。
聖響さんもちょうど吹きやすいだろうな、と思われるタイミングで「どうぞ」と合図を出す様子が見られました。
第3楽章からは、ラストまでノンストップです。
スケルツォの3つのメロディは、それぞれに表情を変えてかなりメリハリが効いた演奏。スフォルツァンドもピリッとしっかり効いていて、かなりノリノリな感じになって、ついつい聴きながら体が動きます(笑)
続く、オーボエやクラリネット、ホルンへと次々にメロディが受け渡されていく部分も、皆さんしっかり歌い上げ……と思ったら、1回目のホルンさんがちょっとミス。
そして繰り返しの直前、トランペットさんがpへと音量が落ちる音を入り損ねてしまい……
ついつい「頑張れ!」と心の中で声援を送ってしまいました。
2回目は、どちらも無事に成功してました(^^)
田舎の人々が楽しく歌い踊る宴は、突然やってくる嵐によって中断されるわけなのですが。
このコンサートがある数日前に、強力な爆弾低気圧が日本海側で発生し、それが寒冷前線を伴って日本を縦断。各地に暴風と豪雨をもたらした。なんて経緯があったものですから、つい。
爆弾低気圧、キターーーーッ!!!
な気分になるわけでして。
稲妻がピカッ!!と光り。
雷鳴がドーンと轟き。
風に煽られた雨が降り注ぎ。
まさに、ステージの上で繰り広げられる春の嵐なワケです。
で、それらを嬉々として(?)演出する聖響さんを見て、思わず。
雷神降臨!!!Σ( ̄□ ̄;)
と思ってしまいました(笑)
そんな嵐が過ぎ去って、雲が次第に切れていってその間から日が差し込んで、晴れ間が見えて穏やかな春が戻ってくるような第5楽章。
今日の演奏も、とても素晴らしかったです。
ふわりと暖かい春の風が戻ってくるような音色に、思わず落涙しそうになり。
第4部のクライマックスの部分では、こうしてまた春を謳歌できることに感謝するような、敬虔な気持ちになりました。
第5楽章につけられた表題が「牧人の歌―あらしの後の喜びと感謝の感情」なので、まさにその気持ちを味わわせていただいたように思います。
最後の最後まで、幸せな心地で聴かせていただき。
ふわりとホールに溶ける余韻まで味わ……
……おうとしたところへ、まだ聖響さんがこれから手を下す(=残り4拍分のフェルマータ付の休符を振っている最中)に、早すぎる拍手……(・・;)
楽譜をめくらない分、丁寧に音量をコントロールし、メロディの表情をつけ、とても幸せそうに満足そうに振っておられた聖響さんも、「アチャー、拍手来ちゃったか」的な様子で思わず盛大に苦笑され。
私も思わず、「拍手、早すぎっ!!!」と心の中で突っ込みいれてしまいました(^_^;)
第3楽章のホルンとトランペット。
第4楽章で一度音が抜けてしまったティンパニ。
そしてラストのフライング拍手。
これらを除いて、聖響さんが思い描く「田園」がほぼ完璧に再現されていたのではないかと思います。
……と思ってしまうほどに、充実した演奏だったのですよ。
今日の「田園」。
で、「田園」がこれならば、「運命」はさらにヤバイことになるわけでして。
後半の「運命」
第1楽章冒頭の、ダダダダーン!ダダダダーーーン!!2連発。
ここ、楽譜を見ると最初の「ソソソミ♭ー」の「ミ♭ー」は2分音符にフェルマータ付。
次の「ファファファレー」の「レー」は、2分音符+2分音符で後ろの2分音符にフェルマータ付。
というワケで、最初の「ソソソミ♭ー」は短めに、次の「ファファファレーーー」は長めに演奏するのが「楽譜通り」というワケになるのですが。
ええ、もちろん。その通りでしたとも(笑)
帰宅してから、しっかりスコアを確認する自分もどうかと思いますが(爆)
はっきり聴いてそれとわかるほど、忠実に再現する彼もステキだと思います(笑)
そして「田園」の方で少しミスがあったティンパニさん。
「運命」ではかなり頑張ってました。55小節→56小節の「ダダダダン!」も頑張って出してましたし。しっかり合わせよう、と指揮に食らいついていっている感じでした。
CDで聴いているときはブチブチと切れているように聞こえるメロディが、自然な感じで滑らかに流れていたり。
ちょっと大げさな感じでつけられていた抑揚が、これまたとても自然な盛り上がりに聞こえるように調整されていたり。
客席から雑音を出すこともためらわれるほど、ppでギリギリまで音量を絞って張りつめた緊張感が漂っていたり。
細かい部分を列挙しようと思えばできるのですが。
それをしたところで「だからどうなのよ?」と無意味に思えてしまうほどに。
自然に音楽が呼吸しているような。
それでいて、きっちり抑制が効いていて、エネルギーが凝縮したような爆発感のある「運命」でした。
数年前に聴いたような「これが俺のベートーヴェンや!文句あるかっ!!!」的な指揮ではなく。
ソロを演奏するメンバーが歌いやすいようにきちんと配慮しながら、各パートごとに締めるところはビシッと締めて。全体的にも適度に煽って、くっきりと聞かせ所を浮かび上がらせる。
自分の意志を明確に伝えながら、関西フィルの皆さんと一緒に熱狂していく。
そんな指揮だな、という印象を受けました。
なので、今日の「運命」はジャスト30分とか。
超ハイテンポとか。
そういう演奏ではなかったです。
第2楽章も程よくゆっくりしたテンポでしたし。
第3楽章、第4楽章もメチャメチャ煽って飛ばしまくる、というわけではありませんでした。
でも、相当に熱狂して、テンションが高くて。
演奏が終わった後は「やりきった!!」感が見られるように思いましたし、聴いている私も相当に熱が入ってました。
「田園」と同様、今聖響さんが思い描いている「運命」が忠実に、完璧な形で再現された演奏だったように感じました。
もちろん、聖響さんが満足そうに笑っておられて、こちらもついつい笑顔になってしまいまして。
何だかとても充実したひと時を過ごしたように思います。
多分。
第4楽章の、いよいよラストへ向かっていく直前に聖響さんが出した「グッジョブ!!(*^^)b」サインとか。
演奏し終えた後に、「ホンマ、ありがとう!」という雰囲気でティンパニさんや弦楽器最前プルトの皆さんや、木管でソロを吹いた皆さんを立たせたり。
そういうあれやこれまで、細かく見える位置で聴いていたからこそ、余計にそう感じたのかもしれませんが。
以前にも何度も「何だかとんでもない演奏を聴いたな」と思ったことがありますが。
今日もまた、とんでもない演奏を聴かせていただきました(^^)
アンコールでは、第2回目の宣伝も兼ねて…ということだったのか。
ハンガリー舞曲に思わずニヤリ、としてしまいましたが。
本当に、楽しませていただきました。
金聖響さんと、関西フィルの皆様方に、心から感謝申し上げます。
2012年は「聖響/神々の音楽」ということで、ベートーヴェン、ブラームス、ワーグナー、マーラーが取り上げられます。
その第1回はベートーヴェン。
というコトで、ようやく桜が咲き始めたものの、花冷えな土曜日ですが聴きに行きました。
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聖響/神々の音楽 第1回ベートーヴェン
ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」ヘ長調
(休憩)
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」ハ短調
(アンコール)
ブラームス:ハンガリー舞曲第1番
指揮:金聖響
管弦楽:関西フィルハーモニー管弦楽団
ザ・シンフォニーホール 14:00〜
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聖響さんの指揮で、「田園」&「運命」のプログラムを聴くのは、旧大阪センチュリー交響楽団(現:日本センチュリー交響楽団)の専任指揮者として最後の定期演奏会の指揮台に立って以来、数年ぶりのことでした。
あれから数年。
今回はどんな演奏になるのかな?とワクワクしながらホールへ行きました。
作品番号では「田園」の方が後ですが、初演されたのはこちらの方が先だ、ということで「田園」→「運命」の順に演奏されました。
というワケで、前半は「田園」。
オーケストラは対向配置。舞台下手側の第1ヴァイオリンの後ろにコントラバスが陣取り、舞台上手側の第2ヴァイオリンの後ろにティンパニが陣取ってました。
で、いつもの席に座って、正面に指揮台を見て、何かが足りない……
と思いましたら。
燕尾服姿の聖響さんが出てこられて、指揮台に上がった瞬間に気づきました。
譜面台がない!!
さすがにもう何度も何度も振っている曲なので、覚えておられるのでしょう。
今日は2曲とも暗譜で振っておられました。
で、「田園」。
第1楽章冒頭の、第1ヴァイオリンが奏でるメロディで、心臓を鷲掴みにされました。
スラーやスタッカートがくっきりはっきりわかる、鮮やかな演奏。
そして穏やかな春の日差しを思わせる、柔らかくてまろやかで、爽やかさも兼ね備えたような音色。
ああ、これは。
今日の「田園」は、かなりクルな。
と思いながら、聴きました。
テンポはそれほど速くなくて、ちょうどいい心地よいテンポ。
ノンヴィブラートにこだわることなく、適度にヴィブラートを効かせて奏でられる第1楽章は、聴いていてとても気持ち良かったです。
表題どおり、ちょっとワクワクするような気持ちも味わわせてくれる展開で。春の恵みを存分に謳歌するような演奏に、第1楽章からウルッときました。
続く第2楽章も、程よく軽快なテンポ。
「小川のほとりの光景」とつけられた表題のように、川のせせらぎや木々のざわめき、小鳥の鳴き声。さまざまな音が聞こえてきて、時折爽やかな風が吹き抜けていく様子まで、容易に想像できる展開です。
今日の演奏は、鼻歌でも歌いながら小川が流れる森の中を散歩しているような、そんな心地で聴いていました。
この第2楽章、木管楽器さんが大活躍!ということで。
聖響さんもちょうど吹きやすいだろうな、と思われるタイミングで「どうぞ」と合図を出す様子が見られました。
第3楽章からは、ラストまでノンストップです。
スケルツォの3つのメロディは、それぞれに表情を変えてかなりメリハリが効いた演奏。スフォルツァンドもピリッとしっかり効いていて、かなりノリノリな感じになって、ついつい聴きながら体が動きます(笑)
続く、オーボエやクラリネット、ホルンへと次々にメロディが受け渡されていく部分も、皆さんしっかり歌い上げ……と思ったら、1回目のホルンさんがちょっとミス。
そして繰り返しの直前、トランペットさんがpへと音量が落ちる音を入り損ねてしまい……
ついつい「頑張れ!」と心の中で声援を送ってしまいました。
2回目は、どちらも無事に成功してました(^^)
田舎の人々が楽しく歌い踊る宴は、突然やってくる嵐によって中断されるわけなのですが。
このコンサートがある数日前に、強力な爆弾低気圧が日本海側で発生し、それが寒冷前線を伴って日本を縦断。各地に暴風と豪雨をもたらした。なんて経緯があったものですから、つい。
爆弾低気圧、キターーーーッ!!!
な気分になるわけでして。
稲妻がピカッ!!と光り。
雷鳴がドーンと轟き。
風に煽られた雨が降り注ぎ。
まさに、ステージの上で繰り広げられる春の嵐なワケです。
で、それらを嬉々として(?)演出する聖響さんを見て、思わず。
雷神降臨!!!Σ( ̄□ ̄;)
と思ってしまいました(笑)
そんな嵐が過ぎ去って、雲が次第に切れていってその間から日が差し込んで、晴れ間が見えて穏やかな春が戻ってくるような第5楽章。
今日の演奏も、とても素晴らしかったです。
ふわりと暖かい春の風が戻ってくるような音色に、思わず落涙しそうになり。
第4部のクライマックスの部分では、こうしてまた春を謳歌できることに感謝するような、敬虔な気持ちになりました。
第5楽章につけられた表題が「牧人の歌―あらしの後の喜びと感謝の感情」なので、まさにその気持ちを味わわせていただいたように思います。
最後の最後まで、幸せな心地で聴かせていただき。
ふわりとホールに溶ける余韻まで味わ……
……おうとしたところへ、まだ聖響さんがこれから手を下す(=残り4拍分のフェルマータ付の休符を振っている最中)に、早すぎる拍手……(・・;)
楽譜をめくらない分、丁寧に音量をコントロールし、メロディの表情をつけ、とても幸せそうに満足そうに振っておられた聖響さんも、「アチャー、拍手来ちゃったか」的な様子で思わず盛大に苦笑され。
私も思わず、「拍手、早すぎっ!!!」と心の中で突っ込みいれてしまいました(^_^;)
第3楽章のホルンとトランペット。
第4楽章で一度音が抜けてしまったティンパニ。
そしてラストのフライング拍手。
これらを除いて、聖響さんが思い描く「田園」がほぼ完璧に再現されていたのではないかと思います。
……と思ってしまうほどに、充実した演奏だったのですよ。
今日の「田園」。
で、「田園」がこれならば、「運命」はさらにヤバイことになるわけでして。
後半の「運命」
第1楽章冒頭の、ダダダダーン!ダダダダーーーン!!2連発。
ここ、楽譜を見ると最初の「ソソソミ♭ー」の「ミ♭ー」は2分音符にフェルマータ付。
次の「ファファファレー」の「レー」は、2分音符+2分音符で後ろの2分音符にフェルマータ付。
というワケで、最初の「ソソソミ♭ー」は短めに、次の「ファファファレーーー」は長めに演奏するのが「楽譜通り」というワケになるのですが。
ええ、もちろん。その通りでしたとも(笑)
帰宅してから、しっかりスコアを確認する自分もどうかと思いますが(爆)
はっきり聴いてそれとわかるほど、忠実に再現する彼もステキだと思います(笑)
そして「田園」の方で少しミスがあったティンパニさん。
「運命」ではかなり頑張ってました。55小節→56小節の「ダダダダン!」も頑張って出してましたし。しっかり合わせよう、と指揮に食らいついていっている感じでした。
CDで聴いているときはブチブチと切れているように聞こえるメロディが、自然な感じで滑らかに流れていたり。
ちょっと大げさな感じでつけられていた抑揚が、これまたとても自然な盛り上がりに聞こえるように調整されていたり。
客席から雑音を出すこともためらわれるほど、ppでギリギリまで音量を絞って張りつめた緊張感が漂っていたり。
細かい部分を列挙しようと思えばできるのですが。
それをしたところで「だからどうなのよ?」と無意味に思えてしまうほどに。
自然に音楽が呼吸しているような。
それでいて、きっちり抑制が効いていて、エネルギーが凝縮したような爆発感のある「運命」でした。
数年前に聴いたような「これが俺のベートーヴェンや!文句あるかっ!!!」的な指揮ではなく。
ソロを演奏するメンバーが歌いやすいようにきちんと配慮しながら、各パートごとに締めるところはビシッと締めて。全体的にも適度に煽って、くっきりと聞かせ所を浮かび上がらせる。
自分の意志を明確に伝えながら、関西フィルの皆さんと一緒に熱狂していく。
そんな指揮だな、という印象を受けました。
なので、今日の「運命」はジャスト30分とか。
超ハイテンポとか。
そういう演奏ではなかったです。
第2楽章も程よくゆっくりしたテンポでしたし。
第3楽章、第4楽章もメチャメチャ煽って飛ばしまくる、というわけではありませんでした。
でも、相当に熱狂して、テンションが高くて。
演奏が終わった後は「やりきった!!」感が見られるように思いましたし、聴いている私も相当に熱が入ってました。
「田園」と同様、今聖響さんが思い描いている「運命」が忠実に、完璧な形で再現された演奏だったように感じました。
もちろん、聖響さんが満足そうに笑っておられて、こちらもついつい笑顔になってしまいまして。
何だかとても充実したひと時を過ごしたように思います。
多分。
第4楽章の、いよいよラストへ向かっていく直前に聖響さんが出した「グッジョブ!!(*^^)b」サインとか。
演奏し終えた後に、「ホンマ、ありがとう!」という雰囲気でティンパニさんや弦楽器最前プルトの皆さんや、木管でソロを吹いた皆さんを立たせたり。
そういうあれやこれまで、細かく見える位置で聴いていたからこそ、余計にそう感じたのかもしれませんが。
以前にも何度も「何だかとんでもない演奏を聴いたな」と思ったことがありますが。
今日もまた、とんでもない演奏を聴かせていただきました(^^)
アンコールでは、第2回目の宣伝も兼ねて…ということだったのか。
ハンガリー舞曲に思わずニヤリ、としてしまいましたが。
本当に、楽しませていただきました。
金聖響さんと、関西フィルの皆様方に、心から感謝申し上げます。
2012/01/09 00:38:16
2012年、明けましておめでとうございます。
昨年は東日本大震災の影響もあり、またツイッターで呟いて終わりになってしまい、コンサートを聴きに行ってもここに感想を書くまでには至らないケースが多かったのですが。
今年はまた、頑張って感想書きを復活させようかな?と思います。
いつまで持続できるかわかりませんが(苦笑)
もしここをまだ読んで下さっているかたがいらっしゃれば、またよろしくお願い致します。
地震や台風による自然災害が相次ぎ、政情も不安定でふさぎ込むことも多かった2011年。
そんな2011年を1秒でも早く終わらせて、新しい2012年を希望と共に迎えたい!という気持ちの表れだったかどうかはわかりませんが、4.5秒フライングで始まった(!?)2012年。
そのフラゲ2012年を東急ジルベスターコンサートにて演出して下さった(?)金聖響さんの2012年ナマで初聴き&コンサート始めに、2年ぶりに「21世紀の新世界」へ行ってきました。
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21世紀の新世界
チャイコフスキー:歌劇「エフゲニー・オネーギン」より“ポロネーズ”
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調
ヴァイオリン独奏:米元響子
(休憩)
ドヴォルザーク:交響曲第9番 ホ短調「新世界より」
(アンコール)
ベートーヴェン:歌劇「プロメテウスの創造物」より序曲
指揮:金聖響
管弦楽:関西フィルハーモニー管弦楽団
ザ・シンフォニーホール 14:00〜
------------------------------------------------------
コンサートの幕開けは、華麗で明るい「エフゲニー・オネーギン」のポロネーズ。
確か、過去にもこの曲で幕開けになったことがあったはずで。何度となく耳にしている曲でした。
今日も華やかな演奏で、ステキでした。
前半のメインはチャイコン。
ヴァイオリン独奏の米元さん、胸元は鮮やかなピンクの薔薇の花がついていて、胸の下から淡いピンク色に切り替わってふわっとしたドレス姿でご登場でした。
チャイコンも大好きな1曲ですが、米元さんのヴァイオリンがこれまたステキな音色でした。
伸びやかな高音、艶のある低音。
華々しく終わる第1楽章の後は、客席から拍手まで飛び出してしまうほどの演奏でした。
指揮台の隅に置いていた(預かってもらっていた?)弱音器をつけて奏でられる第2楽章は、切々と歌い上げるメロディがこれまたステキで。
ギリギリまで音量を絞って、一気に爆発させる所から始まる第3楽章は、かなりのアップテンポ。この楽章で奏でられる、ヴァイオリンの低音域でのメロディが大好きなんですけど。今日の米元さんの演奏も、素晴らしかったです。
第1楽章も第2楽章も、そんなに速くないほどほどのテンポだったんですが。
第3楽章はさすがに速かった(笑)艶のあるメロディもさることながら、オケと独奏ヴァイオリンの掛け合いの応酬とか、とても聴き応えがありました。
…で、演奏が終わった後。2楽章で使用して、3楽章では再び指揮台の隅に置いていた米元さんの弱音器。ちゃんと聖響さんがそれを持って、ステージから下りる米元さんの後を追ってました(^^)
2012年の初聴きで、大好きなチャイコンをステキな演奏で聴くことができて、幸せでした♪
休憩時間を挟んで、後半はいよいよ「新世界」より。
去年は聴きに行けなかったので、一昨年以来になるんですが。
その一昨年は、コーフンしすぎて体の機能が停止&しばらく放心状態な大爆演。今年は関西フィルさんも対向配置になっているし、演奏もどうなるかな?と思いつつ、ワクワクする気持ちを抑えながら、静かに曲が始まりました。
…と思ったら、静寂を切り裂くようなティンパニの一閃。
第1楽章は、比較的落ち着いたテンポでした。曲が激しくなってからも、速くならないようにと抑制しつつも、緊張感が漂っていて。メロディのアーティキュレーションはかなりハッキリくっきりしていて、でも一つ一つのメロディがしっかりと歌いあげられているように感じられました。ティンパニにはかなり強打させてましたけど、金管楽器は今までほど強調してないかな?という印象。楽章の後半は、聖響さんはほとんど楽譜を見ずに振っておられました。
第2楽章もそんなに速くないテンポだったので、コールアングレのメロディがよりしんみりと、心にしみました。
この楽章のメロディは、本当に郷愁を誘うと言いますか。
生まれも育ちも地元で、地元から外に出て暮らしたことは一度もないので、想像でしかないんですけど。
新天地での生活をスタートさせて、時折故郷のことを思い出すような心境なのかな?と。故郷を懐かしく思いつつも、新しい生活には楽しいことも希望もあって。でも時々試練というか、しんどい思いもして。
そのうち古い思い出はだんだん思い出せなくなってくるけど、里帰りしたらその記憶が鮮やかに蘇ってくる。
なんてストーリーが頭に浮かぶような。
そんなしっとりとした演奏でした。
第3楽章も、勢いに任せて突っ走るぜ!ではなく、きっちりと制御されているように感じました。
熱いんだけど、コーフンに任せて暴走はしないというか。
でも、決める所はきっちり決めてくれてました、ティンパニさん♪
木管さんの流麗なメロディと、躍動感あふれるフレーズ。頻繁に場面転換が繰り返されるこの楽章も、とても心地よく聴かせていただきました。
で、アタッカで突っ込む…のではなく、程良く間を取って始まった第4楽章。
大晦日の東急ジルベスターコンサートで最初ちょこっとだけ演奏して下さったので、前日もそれを見返してから教のコンサートに臨んだのですが(笑)
やはり、生で聴くと違います。
今日の聖響さん×関西フィルさんの演奏は、全体的に抑制が効いているというか。熱いんだけど、緊張感もあるんだけど、決して速くなりすぎず、メロディはしっかりと丁寧に歌いあげて、聴かせ所が満載な感じでして。
この楽章も、そんな感じでした。
聖響さんもこの楽章は手元にある楽譜を全く見ずに、ここそこでポイントになるパートには鋭い視線や、指揮棒や指先がビシッと飛んでました(笑)
そして、途中。ティンパニさんがちょっとビミョーに遅れてしまったのか、あるいはこの先テンポアップするからきっちり「どこまでも食らいついてこいよ!」ということだったのか。
久方ぶりに拝見した…
「ちゃんと俺の指揮を見てよ!!!」サイン(笑)
ええ、左手でご自分の目を指さしておられましたとも(笑)
力のこもった指揮に、聴いている方もついエキサイトしてしまいます。
最後、4楽章冒頭の主題が調を変えて出てくる辺り。苦難を越えて前進する、希望に満ちた音のようにも聞こえて、思わずウルッときてしまいました。
そしてラストは昇天と昇華が……
と思ったら、まだ聖響さんの手が上がったままなのに、フライング拍手っ!!!!(血涙)
聖響さんも、「拍手、早すぎやで〜」的な感じで微妙に苦笑(^_^;)
適度に抑制が効いていて、でも熱のこもった素晴らしい演奏だっただけに、客席のフライング拍手が残念でした。
で、カテコで何度もステージに呼び戻された聖響さん。
指揮台に勢いよく上がったかと思うと……
ちゃっかり、4月からのシリーズコンサートの宣伝をなさいました。
さすが、抜かりないっ!!!(笑)
その4月からのシリーズコンサート「神々の音楽」第1回はベートーヴェン特集。
というワケで、アンコール曲はベートーヴェン作曲の「プロメテウスの創造物」序曲。
いや、私の席から見えた演奏者さんの譜面台に「Overture」と書かれた楽譜が置かれていたので、何かの序曲を演奏するんだな、ということはわかったんですが。ベートーヴェンでしたか(笑)
「新世界より」は全体的にテンポ遅めというか、速くなり過ぎないように制御されてる感じでしたが。
プロメテウス…の方は、それまで抑えていた分全開っ!!!だったのか。
前奏が終わってから、一気にテンポアップして超快速テンポになってました。
で、またそれを嬉々として振ってるわけですよ、聖響さん。
めっちゃ楽しそう♪
「神々の音楽」では、関西フィルさんと組んで、ベートーヴェン、ブラームス、ワーグナー、マーラーが演奏されるので。これは楽しみですわっ♪と期待に胸膨らむ演奏でした。
年始から、素晴らしい演奏を聴かせていただきました(^^)
終演後にはサインまでいただいて。
2012年はいいスタートを切れたように思います。
新年早々、燕尾服な聖響さんでしたし♪
今日も楽しませて下さった金聖響さん、米元響子さん、関西フィルの皆様方に感謝致します。
昨年は東日本大震災の影響もあり、またツイッターで呟いて終わりになってしまい、コンサートを聴きに行ってもここに感想を書くまでには至らないケースが多かったのですが。
今年はまた、頑張って感想書きを復活させようかな?と思います。
いつまで持続できるかわかりませんが(苦笑)
もしここをまだ読んで下さっているかたがいらっしゃれば、またよろしくお願い致します。
地震や台風による自然災害が相次ぎ、政情も不安定でふさぎ込むことも多かった2011年。
そんな2011年を1秒でも早く終わらせて、新しい2012年を希望と共に迎えたい!という気持ちの表れだったかどうかはわかりませんが、4.5秒フライングで始まった(!?)2012年。
そのフラゲ2012年を東急ジルベスターコンサートにて演出して下さった(?)金聖響さんの2012年ナマで初聴き&コンサート始めに、2年ぶりに「21世紀の新世界」へ行ってきました。
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21世紀の新世界
チャイコフスキー:歌劇「エフゲニー・オネーギン」より“ポロネーズ”
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調
ヴァイオリン独奏:米元響子
(休憩)
ドヴォルザーク:交響曲第9番 ホ短調「新世界より」
(アンコール)
ベートーヴェン:歌劇「プロメテウスの創造物」より序曲
指揮:金聖響
管弦楽:関西フィルハーモニー管弦楽団
ザ・シンフォニーホール 14:00〜
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コンサートの幕開けは、華麗で明るい「エフゲニー・オネーギン」のポロネーズ。
確か、過去にもこの曲で幕開けになったことがあったはずで。何度となく耳にしている曲でした。
今日も華やかな演奏で、ステキでした。
前半のメインはチャイコン。
ヴァイオリン独奏の米元さん、胸元は鮮やかなピンクの薔薇の花がついていて、胸の下から淡いピンク色に切り替わってふわっとしたドレス姿でご登場でした。
チャイコンも大好きな1曲ですが、米元さんのヴァイオリンがこれまたステキな音色でした。
伸びやかな高音、艶のある低音。
華々しく終わる第1楽章の後は、客席から拍手まで飛び出してしまうほどの演奏でした。
指揮台の隅に置いていた(預かってもらっていた?)弱音器をつけて奏でられる第2楽章は、切々と歌い上げるメロディがこれまたステキで。
ギリギリまで音量を絞って、一気に爆発させる所から始まる第3楽章は、かなりのアップテンポ。この楽章で奏でられる、ヴァイオリンの低音域でのメロディが大好きなんですけど。今日の米元さんの演奏も、素晴らしかったです。
第1楽章も第2楽章も、そんなに速くないほどほどのテンポだったんですが。
第3楽章はさすがに速かった(笑)艶のあるメロディもさることながら、オケと独奏ヴァイオリンの掛け合いの応酬とか、とても聴き応えがありました。
…で、演奏が終わった後。2楽章で使用して、3楽章では再び指揮台の隅に置いていた米元さんの弱音器。ちゃんと聖響さんがそれを持って、ステージから下りる米元さんの後を追ってました(^^)
2012年の初聴きで、大好きなチャイコンをステキな演奏で聴くことができて、幸せでした♪
休憩時間を挟んで、後半はいよいよ「新世界」より。
去年は聴きに行けなかったので、一昨年以来になるんですが。
その一昨年は、コーフンしすぎて体の機能が停止&しばらく放心状態な大爆演。今年は関西フィルさんも対向配置になっているし、演奏もどうなるかな?と思いつつ、ワクワクする気持ちを抑えながら、静かに曲が始まりました。
…と思ったら、静寂を切り裂くようなティンパニの一閃。
第1楽章は、比較的落ち着いたテンポでした。曲が激しくなってからも、速くならないようにと抑制しつつも、緊張感が漂っていて。メロディのアーティキュレーションはかなりハッキリくっきりしていて、でも一つ一つのメロディがしっかりと歌いあげられているように感じられました。ティンパニにはかなり強打させてましたけど、金管楽器は今までほど強調してないかな?という印象。楽章の後半は、聖響さんはほとんど楽譜を見ずに振っておられました。
第2楽章もそんなに速くないテンポだったので、コールアングレのメロディがよりしんみりと、心にしみました。
この楽章のメロディは、本当に郷愁を誘うと言いますか。
生まれも育ちも地元で、地元から外に出て暮らしたことは一度もないので、想像でしかないんですけど。
新天地での生活をスタートさせて、時折故郷のことを思い出すような心境なのかな?と。故郷を懐かしく思いつつも、新しい生活には楽しいことも希望もあって。でも時々試練というか、しんどい思いもして。
そのうち古い思い出はだんだん思い出せなくなってくるけど、里帰りしたらその記憶が鮮やかに蘇ってくる。
なんてストーリーが頭に浮かぶような。
そんなしっとりとした演奏でした。
第3楽章も、勢いに任せて突っ走るぜ!ではなく、きっちりと制御されているように感じました。
熱いんだけど、コーフンに任せて暴走はしないというか。
でも、決める所はきっちり決めてくれてました、ティンパニさん♪
木管さんの流麗なメロディと、躍動感あふれるフレーズ。頻繁に場面転換が繰り返されるこの楽章も、とても心地よく聴かせていただきました。
で、アタッカで突っ込む…のではなく、程良く間を取って始まった第4楽章。
大晦日の東急ジルベスターコンサートで最初ちょこっとだけ演奏して下さったので、前日もそれを見返してから教のコンサートに臨んだのですが(笑)
やはり、生で聴くと違います。
今日の聖響さん×関西フィルさんの演奏は、全体的に抑制が効いているというか。熱いんだけど、緊張感もあるんだけど、決して速くなりすぎず、メロディはしっかりと丁寧に歌いあげて、聴かせ所が満載な感じでして。
この楽章も、そんな感じでした。
聖響さんもこの楽章は手元にある楽譜を全く見ずに、ここそこでポイントになるパートには鋭い視線や、指揮棒や指先がビシッと飛んでました(笑)
そして、途中。ティンパニさんがちょっとビミョーに遅れてしまったのか、あるいはこの先テンポアップするからきっちり「どこまでも食らいついてこいよ!」ということだったのか。
久方ぶりに拝見した…
「ちゃんと俺の指揮を見てよ!!!」サイン(笑)
ええ、左手でご自分の目を指さしておられましたとも(笑)
力のこもった指揮に、聴いている方もついエキサイトしてしまいます。
最後、4楽章冒頭の主題が調を変えて出てくる辺り。苦難を越えて前進する、希望に満ちた音のようにも聞こえて、思わずウルッときてしまいました。
そしてラストは昇天と昇華が……
と思ったら、まだ聖響さんの手が上がったままなのに、フライング拍手っ!!!!(血涙)
聖響さんも、「拍手、早すぎやで〜」的な感じで微妙に苦笑(^_^;)
適度に抑制が効いていて、でも熱のこもった素晴らしい演奏だっただけに、客席のフライング拍手が残念でした。
で、カテコで何度もステージに呼び戻された聖響さん。
指揮台に勢いよく上がったかと思うと……
ちゃっかり、4月からのシリーズコンサートの宣伝をなさいました。
さすが、抜かりないっ!!!(笑)
その4月からのシリーズコンサート「神々の音楽」第1回はベートーヴェン特集。
というワケで、アンコール曲はベートーヴェン作曲の「プロメテウスの創造物」序曲。
いや、私の席から見えた演奏者さんの譜面台に「Overture」と書かれた楽譜が置かれていたので、何かの序曲を演奏するんだな、ということはわかったんですが。ベートーヴェンでしたか(笑)
「新世界より」は全体的にテンポ遅めというか、速くなり過ぎないように制御されてる感じでしたが。
プロメテウス…の方は、それまで抑えていた分全開っ!!!だったのか。
前奏が終わってから、一気にテンポアップして超快速テンポになってました。
で、またそれを嬉々として振ってるわけですよ、聖響さん。
めっちゃ楽しそう♪
「神々の音楽」では、関西フィルさんと組んで、ベートーヴェン、ブラームス、ワーグナー、マーラーが演奏されるので。これは楽しみですわっ♪と期待に胸膨らむ演奏でした。
年始から、素晴らしい演奏を聴かせていただきました(^^)
終演後にはサインまでいただいて。
2012年はいいスタートを切れたように思います。
新年早々、燕尾服な聖響さんでしたし♪
今日も楽しませて下さった金聖響さん、米元響子さん、関西フィルの皆様方に感謝致します。
2011/01/22 22:17:25
遡ること数年前。
それまで食わず嫌いだったマーラーを聴いてみようと思い立った頃、ちょうど時期を同じくして神奈川フィルが誇るスーパーコンマスの石田さんと、今では神奈川フィルの常任指揮者となった金聖響さんのファンになりました。
初めてちゃんとマーラーの交響曲を聴いてみようと思って手に取ったCDが第4番。以来、聖響さんの指揮で、石田さんがソロコンマスを務める神奈川フィルで4番を聴くのが、私の夢でした。
折しも、2010年&2011年はマーラーイヤーということもあり、聖響さんが定期演奏会でマーラーを取り上げることとなり、4番も演奏されると聞きまして。居ても立ってもいられず、横浜まで聴きに行きました。
----------------------------------------------
神奈川フィルハーモニー管弦楽団 第268回定期演奏会
モーツァルト/ピアノ協奏曲 第27番 変ロ長調
マーラー/交響曲 第4番 ト長調
指揮:金聖響
ピアノ:菊池洋子
ソプラノ:大岩千穂
ソロ・コンサートマスター:石田泰尚
横浜みなとみらいホール 大ホール 14:00〜
----------------------------------------------
せっかく聴きに行くのですから、ガッツリと満喫しなければ!というワケで、始発の新幹線に乗り込みまして、GPから拝聴しました。
GPはプログラム順にモーツァルトからでした。聖響さんは黒い半袖Tシャツにパンツ姿でご登場。コンマスの石田さんは…相変わらず凄い私服姿でのご登場でした。マーラーの4番、第2楽章で死神が奏でる死の舞踏を演奏するから…なのかどうかわかりませんが、ドクロマークのついたジャケットを腰に巻いて、派手な柄のシャツを着ておられました。
マーラーの方はGPから泣かされる勢いでしたので、これは本番がかなりヤバそうだなぁと思いつつ、期待しまくりで開場時間に改めて入場しました。
で、本番のモーツァルト。
軽快な第1楽章…なのですが、冒頭からふわりとした柔らかい音色についうっとり♪ かと思えば歯切れよくなる部分があったり、装飾音符がついて洒落っ気たっぷりな部分があったりして、つい微笑が浮かぶような出だしで、とても心地いい楽章でした。
第2楽章は、しっとりとしたピアノから始まるゆったりとした曲…なのですが。モーツァルトの緩徐楽章って、何故こうも催眠効果があるのか…(汗;) 気がつけば夢の中へと誘われておりました(滝汗)
第3楽章は、これまたピアノ独奏から始まって、今度は軽快な、踊りたくなるようなリズミカルな曲です。こちらも、とても心地良く聴かせていただきました♪
後半はオーケストラの人数も増えて、待望のマーラーの交響曲。数年来の念願だった4番です。
軽やか…というよりは、ちょっと重たい感じのする鈴の音で始まる第1楽章は、思ったよりも落ち着いたテンポでした。曲の感じはとてもメルヘンチックで、鈴のついたソリでちょっと不思議な森の中へ出かけて行くような気分です。
…が、一筋縄では行かないのがマーラー(苦笑)
ひょっこりとモンスターのような得体の知れない物が現れたり、死の影が見え隠れしたりするのですよね。以前、雑誌で「この第4番はハリー・ポッターのような感じの曲」と書かれていたのを読んだことがありますが。まさにそんな感じ。劇中で出てくる「ヘドウィグのテーマ」とか、この曲に似せて書かれたのかと思うくらい雰囲気がピッタリですもの。ハリポタのお話そのものも、ハリーの両親の死に始まって、ハリーか悪い魔法使いか、どちらかが死ぬ運命にある、という常に「死」がまとわりついているお話ですし。
この第1楽章から、ここぞ!という場所ではクラリネットやオーボエがベルアップ!譜面台の上にベルを出して吹いていたので、音が客席によく響いていました。本番では勢い余って、ちょっと音が……な場面もありましたが、それはそれ。
そして曲が終盤に差し掛かって、曲調が明るくなって、ffからfffへと盛り上がる辺りで、聖響さん渾身の指揮とオーケストラの力のこもった演奏に、いきなり涙腺直撃されました。
続く第2楽章。
ここの主役は何と言いましても、ソロコンマスの石田さん!
ヴァイオリンに張られている4本全ての弦を、長2度(1音)ずつ上げて調弦したもう1台のヴァイオリンと、通常のヴァイオリンの2台を持ち替えながらの大活躍です。その、調弦を変えたヴァイオリンの音色がっ!!
「死神が奏でる」死の舞踏に相応しく、妖しさ漂う美しい音色でした。こういう死神の誘惑なら、うっかり乗ってしまうかも!?な素晴らしいソロでした。
調弦を変えたヴァイオリンの妖しい音色は、同じ旋律でも普通の調弦のヴァイオリンで演奏するのとは全く音が違っていて、生で聴いてみるとその違いがよくわかりました。というか、その部分。死神代行と本物の死神って感じでした、第1ヴァイオリンの最前列(笑)
しかも、石田さんの場合は東洋的な死神じゃなくて、西洋的な…そうですね、ちょうど21日にテレビで放送された「デスノート」に出てくるリュークみたいな感じの死神がお似合いのような気がします♪
続く第3楽章は、冒頭からとても静かな音楽です。
中低音で奏でられる、水を打ったように静かなホールに響き渡る音が、何とも言い難い緊張感と共に染み込んできて、どうしようもなく美しかったです。これは、来月演奏される第5番の第4楽章アダージェットがどれほど美しいのか、容易に想像できるような…でも想像以上の美しさになるような、そんな印象を持ちました。
抑揚はあるものの、必要以上にオーバーにならないように全体的に制御されているといった感じのこの楽章。
我慢して我慢して、ギリギリまで我慢して。一気に解放されるようなあのクライマックス。私が持っているミニスコアでは、それまでpppだった音量が一気にfになって、2拍でクレッシェンドして見開き2小節=1ページ1小節なfffへと突入する、あの場面。弦楽器が各パートで更に細かく分かれているので、スコアがそんな風になってるワケなのですが、実際に見るとこうなのかっ!!!と感心しつつ。怒涛のように襲いかかってくる音の洪水と、とてつもない解放感にまたしても涙腺が決壊し、ミョーな感じになってしまいました(笑)
そして、両手で同時に力強く打ち鳴らされるティンパニーに導かれるように、第4楽章で歌声を披露して下さるソプラノの大岩さんが、真っ白なドレスに身を包んでステージに登場されました。
この第3楽章、氷点下になってピーンと張りつめた緊張感漂う冬の朝のような、息をひそめて音に聴き入るような緊張感があって。でもその奥にはふわりとした温かさがあって、ステキすぎました。
長大な第3楽章から一転して、ソプラノの独唱が入る第4楽章。聖響さん曰く「第3楽章まで頑張ってきたのに、美味しい所を全部ソプラノに持って行かれる」第4楽章です。
大岩さんの柔らかい美声と、少しヒステリックな響きのあるピッコロの音色が対照的で、曲もちょうどそんな感じになっていて、これまた楽しめました。第1楽章の冒頭に戻ってきたような雰囲気があるんですけど、歌われている内容は「天上の生活」…まぁ、歌詞はかなり冒涜的な内容だそうですが(苦笑)
最後の最後、pppでコントラバスの音が消えてもまだ、余韻が完全に消えてしまうまで動き続けていた聖響さんの左腕が止まるまで、しっかりと満喫致しました。
…で、今日は神奈川フィルの2011年最初の定期演奏会。
というコトで、終演後にホワイエにて乾杯式がありました。もちろん、それにもちゃっかり参加。皆様とご一緒に、乾杯してきました。
今日の定期演奏会、チケットが完売したそうで。満員御礼でございました♪
「こんな地味ぃな曲で…」と聖響さんがお話されてましたが(笑)確かに、ラストが静かに終わりますからね。聖響さんご自身も「頼むから、まだ拍手するなよ!」的なことを心の中で願っておられたそうですが。私も同じ心境でした。「お願いだから、聖響さんの手が完全に止まって、腕を下すまで拍手は待って!」と。
ちょうど1年前の「ミサ・ソレムニス」もそうでしたけど。拍手しちゃうのがもったいないくらい、しんみりと聴き入ってしまったマーラーでした。
ご挨拶が終わり、ホワイエに出てこられた団員さん方のご挨拶をお聞きた後は、ご歓談中の聖響さんを発見!
今年の聴き初め・聖さま始めでさっそくサインをいただきました(^^)
私事ながら、奇しくも翌23日は私の誕生日でして。図々しくもお祝いのお言葉と握手まで分捕ってしまいまして、1日早く最高のプレゼントをいただきました♪
心より、お礼申し上げます。ありがとうございました(深礼)
実は今日、このためだけに朝4時に起きて始発ののぞみに乗って横浜へ駆けつけ、日帰りしたんですが(笑)
やはり、みなとみらいホールへ行く時は何か起きますね。
初めてこのホールへシエナWOを聴きに行った「A.リード」定期でも2日連続でミラクルが起きましたし。
今日もまた、素晴らしい演奏と多大な恵みをいただいて、帰路につくことができました。
神奈川フィルの皆様方、金聖響さん、ソリストの菊池さん、大岩さん。
ステキな1日を過ごさせていただきましたこと、心から感謝致します。
ありがとうございました♪
それまで食わず嫌いだったマーラーを聴いてみようと思い立った頃、ちょうど時期を同じくして神奈川フィルが誇るスーパーコンマスの石田さんと、今では神奈川フィルの常任指揮者となった金聖響さんのファンになりました。
初めてちゃんとマーラーの交響曲を聴いてみようと思って手に取ったCDが第4番。以来、聖響さんの指揮で、石田さんがソロコンマスを務める神奈川フィルで4番を聴くのが、私の夢でした。
折しも、2010年&2011年はマーラーイヤーということもあり、聖響さんが定期演奏会でマーラーを取り上げることとなり、4番も演奏されると聞きまして。居ても立ってもいられず、横浜まで聴きに行きました。
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神奈川フィルハーモニー管弦楽団 第268回定期演奏会
モーツァルト/ピアノ協奏曲 第27番 変ロ長調
マーラー/交響曲 第4番 ト長調
指揮:金聖響
ピアノ:菊池洋子
ソプラノ:大岩千穂
ソロ・コンサートマスター:石田泰尚
横浜みなとみらいホール 大ホール 14:00〜
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せっかく聴きに行くのですから、ガッツリと満喫しなければ!というワケで、始発の新幹線に乗り込みまして、GPから拝聴しました。
GPはプログラム順にモーツァルトからでした。聖響さんは黒い半袖Tシャツにパンツ姿でご登場。コンマスの石田さんは…相変わらず凄い私服姿でのご登場でした。マーラーの4番、第2楽章で死神が奏でる死の舞踏を演奏するから…なのかどうかわかりませんが、ドクロマークのついたジャケットを腰に巻いて、派手な柄のシャツを着ておられました。
マーラーの方はGPから泣かされる勢いでしたので、これは本番がかなりヤバそうだなぁと思いつつ、期待しまくりで開場時間に改めて入場しました。
で、本番のモーツァルト。
軽快な第1楽章…なのですが、冒頭からふわりとした柔らかい音色についうっとり♪ かと思えば歯切れよくなる部分があったり、装飾音符がついて洒落っ気たっぷりな部分があったりして、つい微笑が浮かぶような出だしで、とても心地いい楽章でした。
第2楽章は、しっとりとしたピアノから始まるゆったりとした曲…なのですが。モーツァルトの緩徐楽章って、何故こうも催眠効果があるのか…(汗;) 気がつけば夢の中へと誘われておりました(滝汗)
第3楽章は、これまたピアノ独奏から始まって、今度は軽快な、踊りたくなるようなリズミカルな曲です。こちらも、とても心地良く聴かせていただきました♪
後半はオーケストラの人数も増えて、待望のマーラーの交響曲。数年来の念願だった4番です。
軽やか…というよりは、ちょっと重たい感じのする鈴の音で始まる第1楽章は、思ったよりも落ち着いたテンポでした。曲の感じはとてもメルヘンチックで、鈴のついたソリでちょっと不思議な森の中へ出かけて行くような気分です。
…が、一筋縄では行かないのがマーラー(苦笑)
ひょっこりとモンスターのような得体の知れない物が現れたり、死の影が見え隠れしたりするのですよね。以前、雑誌で「この第4番はハリー・ポッターのような感じの曲」と書かれていたのを読んだことがありますが。まさにそんな感じ。劇中で出てくる「ヘドウィグのテーマ」とか、この曲に似せて書かれたのかと思うくらい雰囲気がピッタリですもの。ハリポタのお話そのものも、ハリーの両親の死に始まって、ハリーか悪い魔法使いか、どちらかが死ぬ運命にある、という常に「死」がまとわりついているお話ですし。
この第1楽章から、ここぞ!という場所ではクラリネットやオーボエがベルアップ!譜面台の上にベルを出して吹いていたので、音が客席によく響いていました。本番では勢い余って、ちょっと音が……な場面もありましたが、それはそれ。
そして曲が終盤に差し掛かって、曲調が明るくなって、ffからfffへと盛り上がる辺りで、聖響さん渾身の指揮とオーケストラの力のこもった演奏に、いきなり涙腺直撃されました。
続く第2楽章。
ここの主役は何と言いましても、ソロコンマスの石田さん!
ヴァイオリンに張られている4本全ての弦を、長2度(1音)ずつ上げて調弦したもう1台のヴァイオリンと、通常のヴァイオリンの2台を持ち替えながらの大活躍です。その、調弦を変えたヴァイオリンの音色がっ!!
「死神が奏でる」死の舞踏に相応しく、妖しさ漂う美しい音色でした。こういう死神の誘惑なら、うっかり乗ってしまうかも!?な素晴らしいソロでした。
調弦を変えたヴァイオリンの妖しい音色は、同じ旋律でも普通の調弦のヴァイオリンで演奏するのとは全く音が違っていて、生で聴いてみるとその違いがよくわかりました。というか、その部分。死神代行と本物の死神って感じでした、第1ヴァイオリンの最前列(笑)
しかも、石田さんの場合は東洋的な死神じゃなくて、西洋的な…そうですね、ちょうど21日にテレビで放送された「デスノート」に出てくるリュークみたいな感じの死神がお似合いのような気がします♪
続く第3楽章は、冒頭からとても静かな音楽です。
中低音で奏でられる、水を打ったように静かなホールに響き渡る音が、何とも言い難い緊張感と共に染み込んできて、どうしようもなく美しかったです。これは、来月演奏される第5番の第4楽章アダージェットがどれほど美しいのか、容易に想像できるような…でも想像以上の美しさになるような、そんな印象を持ちました。
抑揚はあるものの、必要以上にオーバーにならないように全体的に制御されているといった感じのこの楽章。
我慢して我慢して、ギリギリまで我慢して。一気に解放されるようなあのクライマックス。私が持っているミニスコアでは、それまでpppだった音量が一気にfになって、2拍でクレッシェンドして見開き2小節=1ページ1小節なfffへと突入する、あの場面。弦楽器が各パートで更に細かく分かれているので、スコアがそんな風になってるワケなのですが、実際に見るとこうなのかっ!!!と感心しつつ。怒涛のように襲いかかってくる音の洪水と、とてつもない解放感にまたしても涙腺が決壊し、ミョーな感じになってしまいました(笑)
そして、両手で同時に力強く打ち鳴らされるティンパニーに導かれるように、第4楽章で歌声を披露して下さるソプラノの大岩さんが、真っ白なドレスに身を包んでステージに登場されました。
この第3楽章、氷点下になってピーンと張りつめた緊張感漂う冬の朝のような、息をひそめて音に聴き入るような緊張感があって。でもその奥にはふわりとした温かさがあって、ステキすぎました。
長大な第3楽章から一転して、ソプラノの独唱が入る第4楽章。聖響さん曰く「第3楽章まで頑張ってきたのに、美味しい所を全部ソプラノに持って行かれる」第4楽章です。
大岩さんの柔らかい美声と、少しヒステリックな響きのあるピッコロの音色が対照的で、曲もちょうどそんな感じになっていて、これまた楽しめました。第1楽章の冒頭に戻ってきたような雰囲気があるんですけど、歌われている内容は「天上の生活」…まぁ、歌詞はかなり冒涜的な内容だそうですが(苦笑)
最後の最後、pppでコントラバスの音が消えてもまだ、余韻が完全に消えてしまうまで動き続けていた聖響さんの左腕が止まるまで、しっかりと満喫致しました。
…で、今日は神奈川フィルの2011年最初の定期演奏会。
というコトで、終演後にホワイエにて乾杯式がありました。もちろん、それにもちゃっかり参加。皆様とご一緒に、乾杯してきました。
今日の定期演奏会、チケットが完売したそうで。満員御礼でございました♪
「こんな地味ぃな曲で…」と聖響さんがお話されてましたが(笑)確かに、ラストが静かに終わりますからね。聖響さんご自身も「頼むから、まだ拍手するなよ!」的なことを心の中で願っておられたそうですが。私も同じ心境でした。「お願いだから、聖響さんの手が完全に止まって、腕を下すまで拍手は待って!」と。
ちょうど1年前の「ミサ・ソレムニス」もそうでしたけど。拍手しちゃうのがもったいないくらい、しんみりと聴き入ってしまったマーラーでした。
ご挨拶が終わり、ホワイエに出てこられた団員さん方のご挨拶をお聞きた後は、ご歓談中の聖響さんを発見!
今年の聴き初め・聖さま始めでさっそくサインをいただきました(^^)
私事ながら、奇しくも翌23日は私の誕生日でして。図々しくもお祝いのお言葉と握手まで分捕ってしまいまして、1日早く最高のプレゼントをいただきました♪
心より、お礼申し上げます。ありがとうございました(深礼)
実は今日、このためだけに朝4時に起きて始発ののぞみに乗って横浜へ駆けつけ、日帰りしたんですが(笑)
やはり、みなとみらいホールへ行く時は何か起きますね。
初めてこのホールへシエナWOを聴きに行った「A.リード」定期でも2日連続でミラクルが起きましたし。
今日もまた、素晴らしい演奏と多大な恵みをいただいて、帰路につくことができました。
神奈川フィルの皆様方、金聖響さん、ソリストの菊池さん、大岩さん。
ステキな1日を過ごさせていただきましたこと、心から感謝致します。
ありがとうございました♪
2010/12/31 21:11:32
金聖響さんは単独で振り返ったので、それ以外の方のコンサートはこちらにて。
聖響さん以外のコンサートで、足を運んだのは以下の通り。
♪1月:OEKニューイヤー・コンサート 大阪いずみホール
くらしき作陽大学管弦楽団&プラハ交響楽団 合同演奏会
西本智実withラトビア国立交響楽団
♪3月:岡山フィルハーモニック管弦楽団 特別演奏会
♪4月:第119回 大原美術館ギャラリーコンサート 今井信子ヴィオラ・リサイタル
OEK室内楽シリーズ もっとカンタービレ 第20回「鼓春日和」
♪6月:瀬戸フィルハーモニー交響楽団 第21回定期
♪8月:岡山フィルハーモニック管弦楽団 ファミリーコンサート
同上 第36回定期
香川県立某校吹奏楽部 定期演奏会
岡山市ジュニアオーケストラ 第46回定期
♪9月:打楽器はおもしろい!
星島真裕子 箏曲リサイタル
♪11月:西本智実withミッシャ・マイスキー ラトビア国立交響楽団演奏会
♪12月:岡山フィルハーモニック管弦楽団 第九演奏会
えーと、このうちの半数が、OEKの打楽器奏者である渡邉昭夫さんの追っかけでした(爆)
1月のOEKさんは、音は聞こえるけどお姿が見えず、涙目でしたが。私の耳は、しっかりと彼の音を聞き分けておりました(笑)
4月のもっとカンタービレも素晴らしかったです♪
6月の瀬戸フィルさんも、出演されると聞いて高松まで駆けつけ(←・・;)
8月は怒涛の3連続公演で畳みかけ、ファミリーコンサートで客席のざわつきの方がステージの演奏よりも大きいという状況ではありましたが、「キッチン・コンチェルト」で初演者自らソリストを務められる、という貴重な演奏を拝聴することができました(^^)
12月の第九でも、この日は岡フィルさんが全体的に……(完全に沈黙)状態だったこともあって、彼の凄さが際立つ演奏でありました。泣かされましたからねぇ、たった2小節ほどの音色に(^_^;)
上記以外で印象に残っているのは、今井信子さんのヴィオラ・リサイタル。
以前から彼女のヴィオラが大好きで、CDもよく聴いている方でしたので、生で、しかもギャラリーコンサートだったので結構近い距離で聴くことができて、至福のひと時でした♪
あとは、中村功さんを中心とした凄腕パーカッショニストが勢ぞろいした「打楽器はおもしろい!」
本当に面白かった!!!
吹奏楽で打楽器をやっていた者としては、そのテクニックを間近で見られることや、曲ごとの演出も含めて、いろいろな点で楽しませていただきました。
しかし、こうしてみると。
今年は打楽器奏者に惹かれて、打楽器アンサンブルやティンパニ協奏曲など、今まで耳にすることのなかった曲を聴くことができる&素晴らしい演奏を目にすることができるという意味で、貴重な経験をたくさんさせていただきました。
改めまして、足を運ばせていただいた演奏会に出演されていた皆様方に、心から感謝申し上げます。
来年は、どのようなコンサートとの出会いがありますやら。。。
聖響さん以外のコンサートで、足を運んだのは以下の通り。
♪1月:OEKニューイヤー・コンサート 大阪いずみホール
くらしき作陽大学管弦楽団&プラハ交響楽団 合同演奏会
西本智実withラトビア国立交響楽団
♪3月:岡山フィルハーモニック管弦楽団 特別演奏会
♪4月:第119回 大原美術館ギャラリーコンサート 今井信子ヴィオラ・リサイタル
OEK室内楽シリーズ もっとカンタービレ 第20回「鼓春日和」
♪6月:瀬戸フィルハーモニー交響楽団 第21回定期
♪8月:岡山フィルハーモニック管弦楽団 ファミリーコンサート
同上 第36回定期
香川県立某校吹奏楽部 定期演奏会
岡山市ジュニアオーケストラ 第46回定期
♪9月:打楽器はおもしろい!
星島真裕子 箏曲リサイタル
♪11月:西本智実withミッシャ・マイスキー ラトビア国立交響楽団演奏会
♪12月:岡山フィルハーモニック管弦楽団 第九演奏会
えーと、このうちの半数が、OEKの打楽器奏者である渡邉昭夫さんの追っかけでした(爆)
1月のOEKさんは、音は聞こえるけどお姿が見えず、涙目でしたが。私の耳は、しっかりと彼の音を聞き分けておりました(笑)
4月のもっとカンタービレも素晴らしかったです♪
6月の瀬戸フィルさんも、出演されると聞いて高松まで駆けつけ(←・・;)
8月は怒涛の3連続公演で畳みかけ、ファミリーコンサートで客席のざわつきの方がステージの演奏よりも大きいという状況ではありましたが、「キッチン・コンチェルト」で初演者自らソリストを務められる、という貴重な演奏を拝聴することができました(^^)
12月の第九でも、この日は岡フィルさんが全体的に……(完全に沈黙)状態だったこともあって、彼の凄さが際立つ演奏でありました。泣かされましたからねぇ、たった2小節ほどの音色に(^_^;)
上記以外で印象に残っているのは、今井信子さんのヴィオラ・リサイタル。
以前から彼女のヴィオラが大好きで、CDもよく聴いている方でしたので、生で、しかもギャラリーコンサートだったので結構近い距離で聴くことができて、至福のひと時でした♪
あとは、中村功さんを中心とした凄腕パーカッショニストが勢ぞろいした「打楽器はおもしろい!」
本当に面白かった!!!
吹奏楽で打楽器をやっていた者としては、そのテクニックを間近で見られることや、曲ごとの演出も含めて、いろいろな点で楽しませていただきました。
しかし、こうしてみると。
今年は打楽器奏者に惹かれて、打楽器アンサンブルやティンパニ協奏曲など、今まで耳にすることのなかった曲を聴くことができる&素晴らしい演奏を目にすることができるという意味で、貴重な経験をたくさんさせていただきました。
改めまして、足を運ばせていただいた演奏会に出演されていた皆様方に、心から感謝申し上げます。
来年は、どのようなコンサートとの出会いがありますやら。。。
2010/12/31 20:42:03
こちらに投稿するのは久方ぶりなのですが。
2010年12月31日大晦日の今日は、2010年のコンサートあれやこれを振り返ってみようと思います。
まずは、最も行った回数が多い金聖響さんから。
足を運んだコンサートは……
♪1月:21世紀の新世界
神奈川フィルハーモニー管弦楽団 第259回定期
♪2月:金聖響×OEK ベートーヴェン・チクルス 第5回
♪4月:神奈川フィルハーモニー管弦楽団 第262回定期
♪5月:ラ・フォル・ジュルネ金沢 ×2公演
神奈川フィルハーモニー管弦楽団 創立40周年記念演奏会
♪6月:聖響/チャイコフスキー選集 第1回
♪9月:神奈川フィルハーモニー管弦楽団 第265定期
聖響/チャイコフスキー選集 第2回
♪10月:聖響/チャイコフスキー選集 第3回
♪12月:兵庫芸術文化センター管弦楽団 第38回定期
おおっ、ほぼ1カ月に1回は聴いてる計算ですね(笑)
今年の金聖響さんは素晴らしかった!の一言に尽きます。2月7日以外は(←・・;)
年明けの「新世界」から、過去の演奏を遥かに凌駕するとてつもなく素晴らしい演奏を聴かせて下さいました。その後のKPO定期で演奏された「ミサ・ソレムニス」も凄すぎて泣けて泣けて仕方なかったですし。
4月&5月はKPOさんでとんでもなく凄すぎるマーラーを聴かせて下さって、これまた泣かずにはいられないコンサート。
LFJ金沢では、大爆走ぶっちぎり!!!なメンデルスゾーンが炸裂。
6月からスタートした、関西フィルさんとのチャイコフスキーも、毎回凄すぎました。4〜6月は、3カ月連続で言葉も出ないほど凄すぎる演奏を聴かせていただけて、本当に幸せでした♪
9月のKPO定期も印象に残る演奏でした。団員さんの中からソリストを立てて演奏されたR.シュトラウス。コンマスの石田さんを筆頭に、オケ全体でソリストさんを盛りたてて全力でサポートしようという姿勢が垣間見られて、演奏のみならずそちらにも泣けてくる演奏でした。
で、私がここに感想を書くことを放棄するほどに、言葉にするのがもどかしいというか、もったいないとすら感じられたのが9月のチャイコフスキー。
おチャイコさんの「運命交響曲」とも言われる第5番が演奏されたのですが、まさかの全楽章アタッカ演奏。
超大爆走ぶっちぎりな演奏で、凄すぎてぶっ飛んでしまって、しばらく言葉も出ないほどに圧倒されてしまいました。終演後のサイン会でも、聖響さんがもの凄くテンション高かったんですよね(笑)
10月のチャイコフスキーも、本当に素晴らしかった♪
今まで聴いてきた「悲愴」は「悲愴もどき」だったのか!?と思うほどに、感情の起伏がはっきりしていて激しい「悲愴」
だからといって、彼は大げさな演出をしたり、テンポを揺らしたりしたわけではなく、あくまでも楽譜を忠実に再現した結果、ああなったんだと思いますが……。
喜怒哀楽といった感情が、全てど真ん中のストレートを直撃する感じの演奏で、これまた完敗でした。
12月のPACオケも素晴らしかったですねー♪
オール・ドヴォルザークプロだったんですが、チェロ協奏曲のソリストだったメネセスさんの音色が素晴らしくて、聖響さん率いるPACオケがピタリとサポートというか、もの凄く自然にアンサンブルしていたというか。チェロとオケがピタリと噛み合った演奏でした。
後半の交響曲第7番も、8番や9番と比べるとマイナーと言いますか、ぶっちゃけ初聴きだったんですが。第2楽章以降、指揮棒を使わずに振り続ける聖響さんの渾身の指揮と、PACオケの皆様の熱演に泣かされっぱなしでした。
今年の聖響さんは、不惑の40歳を迎えて更に凄みを増した、と言いましょうか。
私が聴きに行ったコンサートは1つを除いて外れなし、本当に素晴らしかったです。
改めて、凄すぎるマーラーやチャイコフスキーなどなど、毎回言葉にならないほどの感動を与えて下さった金聖響さんと、彼と共演したオーケストラなどなど演奏家の皆様方に、心から感謝申し上げます。
さて、来年は何公演行けるかわかりませんが。
再びOEKさんと組んでのロマン派シリーズは見逃せません。
1〜5月にかけて、5カ月連続でKPOでのマーラー定期もありますし……。
まだまだ、追っかけ生活は続きそうです(笑)
2010年12月31日大晦日の今日は、2010年のコンサートあれやこれを振り返ってみようと思います。
まずは、最も行った回数が多い金聖響さんから。
足を運んだコンサートは……
♪1月:21世紀の新世界
神奈川フィルハーモニー管弦楽団 第259回定期
♪2月:金聖響×OEK ベートーヴェン・チクルス 第5回
♪4月:神奈川フィルハーモニー管弦楽団 第262回定期
♪5月:ラ・フォル・ジュルネ金沢 ×2公演
神奈川フィルハーモニー管弦楽団 創立40周年記念演奏会
♪6月:聖響/チャイコフスキー選集 第1回
♪9月:神奈川フィルハーモニー管弦楽団 第265定期
聖響/チャイコフスキー選集 第2回
♪10月:聖響/チャイコフスキー選集 第3回
♪12月:兵庫芸術文化センター管弦楽団 第38回定期
おおっ、ほぼ1カ月に1回は聴いてる計算ですね(笑)
今年の金聖響さんは素晴らしかった!の一言に尽きます。2月7日以外は(←・・;)
年明けの「新世界」から、過去の演奏を遥かに凌駕するとてつもなく素晴らしい演奏を聴かせて下さいました。その後のKPO定期で演奏された「ミサ・ソレムニス」も凄すぎて泣けて泣けて仕方なかったですし。
4月&5月はKPOさんでとんでもなく凄すぎるマーラーを聴かせて下さって、これまた泣かずにはいられないコンサート。
LFJ金沢では、大爆走ぶっちぎり!!!なメンデルスゾーンが炸裂。
6月からスタートした、関西フィルさんとのチャイコフスキーも、毎回凄すぎました。4〜6月は、3カ月連続で言葉も出ないほど凄すぎる演奏を聴かせていただけて、本当に幸せでした♪
9月のKPO定期も印象に残る演奏でした。団員さんの中からソリストを立てて演奏されたR.シュトラウス。コンマスの石田さんを筆頭に、オケ全体でソリストさんを盛りたてて全力でサポートしようという姿勢が垣間見られて、演奏のみならずそちらにも泣けてくる演奏でした。
で、私がここに感想を書くことを放棄するほどに、言葉にするのがもどかしいというか、もったいないとすら感じられたのが9月のチャイコフスキー。
おチャイコさんの「運命交響曲」とも言われる第5番が演奏されたのですが、まさかの全楽章アタッカ演奏。
超大爆走ぶっちぎりな演奏で、凄すぎてぶっ飛んでしまって、しばらく言葉も出ないほどに圧倒されてしまいました。終演後のサイン会でも、聖響さんがもの凄くテンション高かったんですよね(笑)
10月のチャイコフスキーも、本当に素晴らしかった♪
今まで聴いてきた「悲愴」は「悲愴もどき」だったのか!?と思うほどに、感情の起伏がはっきりしていて激しい「悲愴」
だからといって、彼は大げさな演出をしたり、テンポを揺らしたりしたわけではなく、あくまでも楽譜を忠実に再現した結果、ああなったんだと思いますが……。
喜怒哀楽といった感情が、全てど真ん中のストレートを直撃する感じの演奏で、これまた完敗でした。
12月のPACオケも素晴らしかったですねー♪
オール・ドヴォルザークプロだったんですが、チェロ協奏曲のソリストだったメネセスさんの音色が素晴らしくて、聖響さん率いるPACオケがピタリとサポートというか、もの凄く自然にアンサンブルしていたというか。チェロとオケがピタリと噛み合った演奏でした。
後半の交響曲第7番も、8番や9番と比べるとマイナーと言いますか、ぶっちゃけ初聴きだったんですが。第2楽章以降、指揮棒を使わずに振り続ける聖響さんの渾身の指揮と、PACオケの皆様の熱演に泣かされっぱなしでした。
今年の聖響さんは、不惑の40歳を迎えて更に凄みを増した、と言いましょうか。
私が聴きに行ったコンサートは1つを除いて外れなし、本当に素晴らしかったです。
改めて、凄すぎるマーラーやチャイコフスキーなどなど、毎回言葉にならないほどの感動を与えて下さった金聖響さんと、彼と共演したオーケストラなどなど演奏家の皆様方に、心から感謝申し上げます。
さて、来年は何公演行けるかわかりませんが。
再びOEKさんと組んでのロマン派シリーズは見逃せません。
1〜5月にかけて、5カ月連続でKPOでのマーラー定期もありますし……。
まだまだ、追っかけ生活は続きそうです(笑)




